赤ん坊を拾ったのは戦闘型のアンドロイドでした

ブレイブ

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2章 成長した傭兵

四つ目の依頼 謎のアンドロイド

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フェイリアがオルフェを育ててから、15年が経ち、オルフェは15歳になった

フェイリア「……」

フェイリアは今、リュックを背負ったまま、歩いている

バーシ「今日も依頼か?」

フェイリア「ああ。現地集合だ」





オルフェ「よし、この調子なら」

オルフェはフェイリアとの合流地点まで、二脚のロボットを引っ張ってきている

二脚のロボット「……」

二脚のロボットはオルフェを追っていたが、途端に逆方向に向かって行った

オルフェ「ちょッこッち来い!!」

オルフェは二脚のロボットのボディを撃ったが、二脚のロボットはボディが傷ついたのに、二脚のロボットは止まらず、離れて行った

オルフェ「なんだあいつ?」





フェイリア「どうした?」

フェイリアは合流場所に来たが、そこには拗ねているオルフェが居ただけだった

オルフェ「途中まで誘導はできていたんだけど、急に移動したんだよ」

オルフェは不満をフェイリアにぶつけた

フェイリア「急に移動した?」

オルフェ「そうなんだよ」

フェイリア「けがはしてないか?」

オルフェ「おう!あん時とは違うぜ!」

フェイリア「それは安心だ」

フェイリアはオルフェの頭を撫でた

オルフェ「…なあ母さん」

フェイリア「なんだ?」

オルフェ「恥ずかしいからやめてくれ///」

オルフェの顔が赤くなってきた

フェイリア「こうしたら嬉しかっただろ?」

フェイリアは気にせず頭を撫でている

オルフェ「小さい頃の話だろ?」

オルフェ「俺は15になったんだからよ」

フォルト「ご……主……人……様」

二人の近くにカラダが傷ついたメイド型のアンドロイド。フォルトが歩いている

オルフェ「なんだ?あいつ?」

オルフェが疑問に思うと、フォルトが向かってきた

フォルト「邪魔…者は……排除」

フォルトはナイフを投げた

オルフェ「いきなりなんなんだよ!」

オルフェはナイフを避け、言った

フォルト「排…除」

フォルトは手刀をしたが、近くの物を切りながら向かってきた

オルフェ「!」

オルフェの突然の事に驚き、止まってしまった

フェイリア「私の子になにをする」

フェイリアはフォルトを蹴り、吹っ飛ばした

フォルト「……」

フォルトは何事もなく立ち上がったが、フェイリアの攻撃でさっきより弱くなってきている

オルフェ「母さん。あいつは?」

フェイリア「アンドロイドだ」

フェイリア「(あいつは戦闘型でなないのに、どうして戦える?)」

フォルト「ご主人……様…イノセント様…また逢えますか?」

フォルトは呟くと、その場に倒れた

オルフェ「死んだのか?」

フェイリア「ああ」

フェイリアのセンサーがフォルトの反応を確認できていないため、うなずいた
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