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最終章 明日という未来を守る為に
第五十一魔法 弱さを乗り越えれば
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ブレイブ「結構上ってきたね」
フィル「そうだね」
ゼロ「今魔力で調べたが最上階まで後五階だ」
ディノ「次の階は私、スラッシュ、パルスの三人で戦う」
ゼロ「次の階は俺が戦う」
フィル「その次の階は僕が戦う」
フリート「その次は俺だ」
ゼロ「ブレイブは最上階前と最上階を頼む」
ブレイブ「分かった」
フィル「お父さん。スラッシュ。パルス。けがしないでね?」
ディノ「ああ。分かっている」
スラッシュ「頑張ります」
パルス「なるべくけがはしません」
ディノ「着いたな」
私達は7階に着いた
ディノ「此処は私達に任せろ」
スラッシュ「任せてください」
パルス「皆様も頑張ってください」
ディノ「心配だな」
私達以外が次の階に行ったが心配だ
スラッシュ「大丈夫ですよ」
スラッシュ「それよりパルス。お前って戦えるのか?」
パルス「戦えますよ」
私は両手でナイフを六本持ちながらスラッシュに言った
ディノ「さて。相手も準備万端のようだな」
私達の目の前にある炎は私達の姿に変わった
闇スラッシュ「はあッ!!」
ボクは本来のボクに鎌で斬りかかった
スラッシュ「自分の鎌を見るのは久しぶりだな」
俺はトルースで闇の俺が持っている鎌を弾いた
闇スラッシュ「スラッシュストライクッ!!」
ボクは本来のボクに向かってスラッシュストライクを放った
スラッシュ「弱いッ!!」
俺はトルースを振り下ろし闇の俺が放ったスラッシュストライクを消した
闇スラッシュ「ッ!?」
パルス「はあッ!!」
私は闇の私に向かってナイフを投げた
闇パルス「ふふ」
ワタシは本来のワタシが投げたナイフを避けた
闇パルス「お返し」
ワタシは本来のワタシが投げたナイフを闇の魔力を付与し本来のワタシに投げた
パルス「くッ」
闇私が投げたナイフを私はギリギリで避けた
闇パルス「本来のワタシって弱いのかしら?」
パルス「それはどうですかね」
私は闇の私の背後にいる
闇パルス「しまッ!?」
パルス「エレメントナイフ」
私はナイフに炎の魔力を付与して闇の私を切った
闇スラッシュ「はあッ!!」
ボクは本来のパルスにスラッシュストライクを放った
パルス「しまった」
ボーッとしていた私に向かって闇のスラッシュがスラッシュストライクを放った
スラッシュ「セーフ」
俺はパルスに向かっているスラッシュストライクを魔法障壁で防いだ
パルス「スラッシュ。ありがとうございます」
スラッシュ「どういたしまして」
闇パルス「……」
ワタシは本来のワタシにナイフを投げた
パルス「くッ」
私は闇の私が投げたナイフが私の身体に刺さった
スラッシュ「パルスッ!?」
パルス「大丈夫です」
私は身体に刺さったナイフを抜いた
闇パルス「これはどうかしら?」
ワタシは本来のワタシに向かって数えきれない程のナイフを投げた
パルス「くッ」
ギリギリだが私はナイフを避けている
スラッシュ「(ナイフの扱い方がうまいな)」
俺は敵だが闇のパルスのナイフの扱い方を褒めた
パルス「はあはあ」
闇パルス「ふふ。大丈夫かしら?」
ワタシが投げたナイフを本来ワタシが避けたがメイド服が破けている
パルス「大丈夫ですよ」
私はまた闇の私の背後にいる
闇パルス「二度目は効かないわ」
ワタシは後ろにいる本来のワタシをナイフで切ったが……
闇パルス「そんなッ!?」
ワタシの後ろに居た本来のワタシはリアルデコイだった
パルス「私は此処ですよ」
私は闇の私の前にいる
闇パルス「ッ!?」
ワタシは焦りながらも本来のワタシにナイフを投げた
パルス「意味がありません」
闇の私が焦りナイフを投げているが私は余裕で避けている
パルス「インフィニティナイフ」
私は無数のナイフを出現させ闇の私に向かってナイフを飛ばし、飛ばしたナイフを闇の私に刺し私は無数のナイフを持ち闇の私を連続で切った
闇パルス「まさか私が負けるとはね」
パルス「それが私の実力ですよ」
闇パルス「……そう」
パルス「私の過去は人に自慢できる事はありません」
闇パルス「あんたは今。幸せなの?」
パルス「幸せです」
闇パルス「なら私も幸せ……ね♪」
私が最後に笑うと私は粒子になって消えた
ディノ「ビックバンフレア」
闇ディノ「究極魔法障壁」
ボクは本来のボクが放ったビックバンフレアを究極魔法障壁で防いだ
闇ディノ「ビックバンフレア」
ボクは本来のボクにビックバンフレアを放った
ディノ「はあッ!!」
私はフレイムソードで闇の私が放ったビックバンフレアを真っ二つに斬った
闇ディノ「えッ!?」
ディノ「ビックバンフレアは私が作ったオリジナルの魔法だ。どう消す。防ぐ。斬る。これをどうすれば良いか。私が一番知っている」
闇ディノ「だったら」
ボクはフレイムソードを作った
ディノ「来い」
私はフレイムソードを構えた
闇ディノ「ストーム」
ボクは本来のボクに向かってストームを使い接近した
ディノ「ストーム」
私も闇の私と同じくストームを使い闇の私に接近した
闇ディノ「(そうくるよな)」
本来のボクがフレイムソードを振っているがボクが予想した通りにフレイムソードを振っている
ディノ「(闇の私は気づいているな)」
私はフレイムソードを振るっているが闇の私は振るっているフレイムソードを避けている
ディノ「フレイムタイフーン」
私は闇の私に炎の竜巻を放った
闇ディノ「ぐッ」
ボクは本来のボクが放ったフレイムタイフーンに怯んだ
ディノ「フレイムレイピア」
私は闇の私が怯んだ瞬間。フレイムソードを炎のレイピア。フレイムレイピアに変え。闇の私の身体を刺し貫いた
闇ディノ「くッ」
ボクはバックステップで本来のワタシから離れた
闇ディノ「ばかな。本来のボクは魔法と剣しか使えないはず」
ディノ「私の子供達や子供達の友達。弟子が強くなってるからな。私が弱いままではダメだからな」
ディノ「(一人称が僕か。闇の私は過去の私なのだな)」
闇スラッシュ「スラッシュストライク」
ボクは本来のディノにスラッシュストライクを放った
ディノ「……」
私は構えなどをせずただ突っ立っている
闇スラッシュ「本来のディノ。お前は終わりだッ!!」
ディノ「そうかな?」
闇のスラッシュが放ったスラッシュストライクは私に当たらず消えた
闇ディノ「なッ!?」
闇スラッシュ「ばかなッ!?」
ディノ「助かったぞ。スラッシュ」
スラッシュ「全く。無茶をしないでください」
ディノ「お前を信じているからな」
スラッシュ「そうですか」
闇ディノ「スラッシュ。行くぞ」
闇スラッシュ「ああ。行くぞ」
ディノ「行くぞ。スラッシュ」
スラッシュ「ああ。行くぜッ!!」
ディノ・闇ディノ「ビックバンフレアッ!!」
私と闇の私は同時にビックバンフレアを放った
闇スラッシュ「ダークネス」
ボクは本来ボクに闇の上位魔法。ダークネスを放った
スラッシュ「なんだ……これ?」
俺は闇の俺が放ったダークネスという魔法を食らうと倒れた
ディノ「スラッシュッ!!」
私は倒れたスラッシュの元に向かおうとしたが……
闇ディノ「行かせはしない」
ディノ「くッ」
闇の私が邪魔をしたきた
スラッシュ「此処はどこだ?」
俺は目を覚ますと俺は一面闇の世界にいた
スラッシュ「……ダメか」
俺は闇の世界をトルースで斬ったが意味がなかった
スラッシュ「進むか」
俺は闇の世界を進んだ
スラッシュ「あれは」
俺が闇の世界を歩いているとディノを見つけた
スラッシュ「お~い。ディノ」
ディノ「どうした?」
スラッシュ「お前のこの世界に来たのか?」
ディノ「この世界?」
スラッシュ「ああ。俺を助けにきてくれたのか?」
ディノ「助けにきてくれた?馬鹿馬鹿しい」
ディノ「どうして弱いお前を助けないといけないんだ?」
スラッシュ「……え?」
俺はディノの言った言葉に驚いた
ディノ「なにを驚いている?お前弱い。それは事実だ」
スラッシュ「……」
俺はディノの言った言葉に驚き黙ってしまった
ディノ「やっぱりお前はいらない奴だ」
スラッシュ「……言いたい事はそれだけか?偽物のディノ」
ディノ「!偽物?どういう事だ?」
スラッシュ「そのままの意味だよ」
俺は偽物のディノが一瞬驚いた顔をしたのを見逃さなかった
スラッシュ「お前は絶対偽物だ」
偽物ディノ「どうして偽物だと思うんだ?」
スラッシュ「簡単だ。お前は俺を弱いなんて言ったが本物のディノなら俺を弱いなんて絶対に言わねぇ」
偽物ディノ「ほう。それはどうしてだ?」
スラッシュ「彼奴を…ディノを…信頼してるからだッ!!」
俺がディノに対し思っている事を言うと闇の世界は消えた
闇スラッシュ「今のうちに」
ボクは本来のボクがダークネスで寝ている隙にとどめをさす為に鎌を持っている
闇スラッシュ「じゃあね」
ボクは鎌を振りおろし本来のボクの首を飛ばすはずだった……
スラッシュ「最悪の寝起きドッキリだよ」
俺はギリギリだが。闇の俺の鎌をトルースで防いだ
闇スラッシュ「そんなッ!?」
スラッシュ「オラよッ!!」
俺はトルースの一振で闇の俺を吹っ飛ばした
闇スラッシュ「くッ」
ボクは吹っ飛ばされ立とうとしたが……
闇スラッシュ「はあはあ」
ボクは立てず膝をついた
闇スラッシュ「……で」
スラッシュ「なんか言ったか?」
闇の俺がなにか言ったがなにを言ったか俺は分からなかった
闇スラッシュ「なんでボクは弱いんだよ」
スラッシュ「……お前は弱くねぇよ」
闇スラッシュ「ボクは弱いさ」
スラッシュ「確かに昔の俺は弱かった。けどな、俺は強くなった」
闇スラッシュ「それはキミが強いだけで。ボクは弱いさ」
スラッシュ「いや。お前は強いぞ」
闇スラッシュ「キミが強くてッ!!ボクは弱いんだよッ!!」
ボクは本来のボクの言葉に苛立ち声を荒げた
スラッシュ「お前は俺の闇。お前は俺の一部だからいつかは強くなるんだよ」
俺は闇の俺が声を荒げて言った事に怯まず闇の俺に俺が思っている事を言った
闇スラッシュ「ボクはキミみたいに強くなるの?」
スラッシュ「ああ」
闇スラッシュ「ありがとう。自信が湧いた」
スラッシュ「どういたしまして」
闇スラッシュ「行くよ」
ボクは愛用している鎌を構えたが……
闇スラッシュ「どうして……」
鎌は消え。ボクが陛下から託されたトルースに変わった
スラッシュ「お前は自分の弱さを認め。その弱さを乗り越えたからだ」
闇スラッシュ「ありがとう。本来の僕」
スラッシュ「どういたしまして」
スラッシュ「……さて、今からは真剣勝負だッ!!」
闇スラッシュ「ああ」
スラッシュ「スラッシュストライクッ!!」
俺は闇の俺にスラッシュストライクを放った
闇スラッシュ「くッ」
僕は本来の僕が放ったスラッシュストライクを食らったがスラッシュストライクの威力に押されている
闇スラッシュ「はあッ!!」
僕は本来の僕が放ったスラッシュストライクをトルースを振り、消した
スラッシュ「やるな!」
闇スラッシュ「そっちこそ!」
ディノ「(楽しそうだな)」
私はスラッシュ達を見て笑っている
闇ディノ「本来の僕」
ディノ「なんだ?」
闇ディノ「お互いの最強魔法を放ち。決着をつけようッ!!」
ディノ「良いだろう」
私は両手にビックバンフレアを作った
闇ディノ「ビックバンフレアッ!!」
ボクは本来のボクにビックバンフレアを放った
ディノ「コンセントレイフレアッ!!」
私は二つのビックバンフレアを放つのでなく二つを合体させ合体し一つになったビックバンフレアを放った
闇ディノ「……」
ボクが放ったビックバンフレアは本来のボクが放った新しい魔法に消された
ディノ「成長すればいつかは出来るさ」
闇ディノ「……本来のボク」
ボクは本来のボクが放ったコンセントレイフレアを食らい。闇魔法を使っても再生しない位ボロボロになっている
ディノ「なんだ?」
闇ディノ「これからも頑張って」
僕は最後に本来の僕に言いたい事を言うと粒子になり消えた
ディノ「ああ。頑張るさ」
私は粒子となり消えた闇の私に頑張ると伝えた
闇スラッシュ「ディノが消えたか……」
スラッシュ「……そうだな」
闇の俺が言って気がついたが闇のディノは消えていた
スラッシュ「悲しいな」
闇とはいえ俺の親友が消えたら悲しくなる
スラッシュ「お前達闇は消えたらどこに行くんだ?」
俺は闇の俺に聞いた
闇スラッシュ「僕達はカムイ様が作ってくれたから消えたらカムイ様の魔力に変わるだけ」
スラッシュ「そうか」
闇スラッシュ「さて。勝負を再開しよう」
スラッシュ「ああ」
闇スラッシュ「はあッ!!」
僕は本来の僕に向かって斬撃を飛ばした
スラッシュ「甘い」
俺は闇の俺が飛ばした斬撃を避け俺は闇の俺の懐に入った
闇スラッシュ「ッ!?」
スラッシュ「……終わりだ」
俺は闇の俺をトルースで斬った
闇スラッシュ「……」
僕は本来の僕に斬られたが後悔はない
闇スラッシュ「流石だ」
僕は今から消えるのにこの世に未練はなかった
スラッシュ「まあな。俺は強いからな」
闇スラッシュ「これからも。強くなれよ!」
僕が本来の僕に強くなれと言うと僕は粒子となり消えた
スラッシュ「ああ。強くなるよ」
パルス「……スラッシュ。怪我はありませんか?」
私はスラッシュにけがをしていないか聞いたがスラッシュは顔が赤くなっている
スラッシュ「お前。自分の服見ろよ///」
パルス「破けてますね」
私が着ているメイド服は破けているために胸は見えている
スラッシュ「代わりの服はないのかよ///」
俺はパルスを見ないで言った。本当は見たい欲があるが我慢した
パルス「ありません」
スラッシュ「マジかよ///」
パルス「……スラッシュ。服は元通りになりましたよ」
スラッシュ「代わりの服はなかったんじゃないか?」
俺はパルスを見たがパルスが着ていたメイド服は元通りになっている
パルス「代わりの服はありませんから家から持ってきたメイド服を着ました」
スラッシュ「持ってきた?」
パルス「はい」
スラッシュ「てことは俺がお前を見てない時に着替えたのか?」
パルス「はい」
スラッシュ「そうかよ///」
ディノ「話が終わった所で次の階に行くか」
私は二人の間に割って入り言った
スラッシュ「そうですね」
パルス「(スラッシュと手を繋ぎたい)」
パルス「(……あれ?なんで私はこんな事思ってるんだろう?)」
スラッシュ「パルス?置いてくぞ~」
パルス「あっ待ってください」
私は不思議な気持ちを抱えながらスラッシュの元に走って行った
フィル「そうだね」
ゼロ「今魔力で調べたが最上階まで後五階だ」
ディノ「次の階は私、スラッシュ、パルスの三人で戦う」
ゼロ「次の階は俺が戦う」
フィル「その次の階は僕が戦う」
フリート「その次は俺だ」
ゼロ「ブレイブは最上階前と最上階を頼む」
ブレイブ「分かった」
フィル「お父さん。スラッシュ。パルス。けがしないでね?」
ディノ「ああ。分かっている」
スラッシュ「頑張ります」
パルス「なるべくけがはしません」
ディノ「着いたな」
私達は7階に着いた
ディノ「此処は私達に任せろ」
スラッシュ「任せてください」
パルス「皆様も頑張ってください」
ディノ「心配だな」
私達以外が次の階に行ったが心配だ
スラッシュ「大丈夫ですよ」
スラッシュ「それよりパルス。お前って戦えるのか?」
パルス「戦えますよ」
私は両手でナイフを六本持ちながらスラッシュに言った
ディノ「さて。相手も準備万端のようだな」
私達の目の前にある炎は私達の姿に変わった
闇スラッシュ「はあッ!!」
ボクは本来のボクに鎌で斬りかかった
スラッシュ「自分の鎌を見るのは久しぶりだな」
俺はトルースで闇の俺が持っている鎌を弾いた
闇スラッシュ「スラッシュストライクッ!!」
ボクは本来のボクに向かってスラッシュストライクを放った
スラッシュ「弱いッ!!」
俺はトルースを振り下ろし闇の俺が放ったスラッシュストライクを消した
闇スラッシュ「ッ!?」
パルス「はあッ!!」
私は闇の私に向かってナイフを投げた
闇パルス「ふふ」
ワタシは本来のワタシが投げたナイフを避けた
闇パルス「お返し」
ワタシは本来のワタシが投げたナイフを闇の魔力を付与し本来のワタシに投げた
パルス「くッ」
闇私が投げたナイフを私はギリギリで避けた
闇パルス「本来のワタシって弱いのかしら?」
パルス「それはどうですかね」
私は闇の私の背後にいる
闇パルス「しまッ!?」
パルス「エレメントナイフ」
私はナイフに炎の魔力を付与して闇の私を切った
闇スラッシュ「はあッ!!」
ボクは本来のパルスにスラッシュストライクを放った
パルス「しまった」
ボーッとしていた私に向かって闇のスラッシュがスラッシュストライクを放った
スラッシュ「セーフ」
俺はパルスに向かっているスラッシュストライクを魔法障壁で防いだ
パルス「スラッシュ。ありがとうございます」
スラッシュ「どういたしまして」
闇パルス「……」
ワタシは本来のワタシにナイフを投げた
パルス「くッ」
私は闇の私が投げたナイフが私の身体に刺さった
スラッシュ「パルスッ!?」
パルス「大丈夫です」
私は身体に刺さったナイフを抜いた
闇パルス「これはどうかしら?」
ワタシは本来のワタシに向かって数えきれない程のナイフを投げた
パルス「くッ」
ギリギリだが私はナイフを避けている
スラッシュ「(ナイフの扱い方がうまいな)」
俺は敵だが闇のパルスのナイフの扱い方を褒めた
パルス「はあはあ」
闇パルス「ふふ。大丈夫かしら?」
ワタシが投げたナイフを本来ワタシが避けたがメイド服が破けている
パルス「大丈夫ですよ」
私はまた闇の私の背後にいる
闇パルス「二度目は効かないわ」
ワタシは後ろにいる本来のワタシをナイフで切ったが……
闇パルス「そんなッ!?」
ワタシの後ろに居た本来のワタシはリアルデコイだった
パルス「私は此処ですよ」
私は闇の私の前にいる
闇パルス「ッ!?」
ワタシは焦りながらも本来のワタシにナイフを投げた
パルス「意味がありません」
闇の私が焦りナイフを投げているが私は余裕で避けている
パルス「インフィニティナイフ」
私は無数のナイフを出現させ闇の私に向かってナイフを飛ばし、飛ばしたナイフを闇の私に刺し私は無数のナイフを持ち闇の私を連続で切った
闇パルス「まさか私が負けるとはね」
パルス「それが私の実力ですよ」
闇パルス「……そう」
パルス「私の過去は人に自慢できる事はありません」
闇パルス「あんたは今。幸せなの?」
パルス「幸せです」
闇パルス「なら私も幸せ……ね♪」
私が最後に笑うと私は粒子になって消えた
ディノ「ビックバンフレア」
闇ディノ「究極魔法障壁」
ボクは本来のボクが放ったビックバンフレアを究極魔法障壁で防いだ
闇ディノ「ビックバンフレア」
ボクは本来のボクにビックバンフレアを放った
ディノ「はあッ!!」
私はフレイムソードで闇の私が放ったビックバンフレアを真っ二つに斬った
闇ディノ「えッ!?」
ディノ「ビックバンフレアは私が作ったオリジナルの魔法だ。どう消す。防ぐ。斬る。これをどうすれば良いか。私が一番知っている」
闇ディノ「だったら」
ボクはフレイムソードを作った
ディノ「来い」
私はフレイムソードを構えた
闇ディノ「ストーム」
ボクは本来のボクに向かってストームを使い接近した
ディノ「ストーム」
私も闇の私と同じくストームを使い闇の私に接近した
闇ディノ「(そうくるよな)」
本来のボクがフレイムソードを振っているがボクが予想した通りにフレイムソードを振っている
ディノ「(闇の私は気づいているな)」
私はフレイムソードを振るっているが闇の私は振るっているフレイムソードを避けている
ディノ「フレイムタイフーン」
私は闇の私に炎の竜巻を放った
闇ディノ「ぐッ」
ボクは本来のボクが放ったフレイムタイフーンに怯んだ
ディノ「フレイムレイピア」
私は闇の私が怯んだ瞬間。フレイムソードを炎のレイピア。フレイムレイピアに変え。闇の私の身体を刺し貫いた
闇ディノ「くッ」
ボクはバックステップで本来のワタシから離れた
闇ディノ「ばかな。本来のボクは魔法と剣しか使えないはず」
ディノ「私の子供達や子供達の友達。弟子が強くなってるからな。私が弱いままではダメだからな」
ディノ「(一人称が僕か。闇の私は過去の私なのだな)」
闇スラッシュ「スラッシュストライク」
ボクは本来のディノにスラッシュストライクを放った
ディノ「……」
私は構えなどをせずただ突っ立っている
闇スラッシュ「本来のディノ。お前は終わりだッ!!」
ディノ「そうかな?」
闇のスラッシュが放ったスラッシュストライクは私に当たらず消えた
闇ディノ「なッ!?」
闇スラッシュ「ばかなッ!?」
ディノ「助かったぞ。スラッシュ」
スラッシュ「全く。無茶をしないでください」
ディノ「お前を信じているからな」
スラッシュ「そうですか」
闇ディノ「スラッシュ。行くぞ」
闇スラッシュ「ああ。行くぞ」
ディノ「行くぞ。スラッシュ」
スラッシュ「ああ。行くぜッ!!」
ディノ・闇ディノ「ビックバンフレアッ!!」
私と闇の私は同時にビックバンフレアを放った
闇スラッシュ「ダークネス」
ボクは本来ボクに闇の上位魔法。ダークネスを放った
スラッシュ「なんだ……これ?」
俺は闇の俺が放ったダークネスという魔法を食らうと倒れた
ディノ「スラッシュッ!!」
私は倒れたスラッシュの元に向かおうとしたが……
闇ディノ「行かせはしない」
ディノ「くッ」
闇の私が邪魔をしたきた
スラッシュ「此処はどこだ?」
俺は目を覚ますと俺は一面闇の世界にいた
スラッシュ「……ダメか」
俺は闇の世界をトルースで斬ったが意味がなかった
スラッシュ「進むか」
俺は闇の世界を進んだ
スラッシュ「あれは」
俺が闇の世界を歩いているとディノを見つけた
スラッシュ「お~い。ディノ」
ディノ「どうした?」
スラッシュ「お前のこの世界に来たのか?」
ディノ「この世界?」
スラッシュ「ああ。俺を助けにきてくれたのか?」
ディノ「助けにきてくれた?馬鹿馬鹿しい」
ディノ「どうして弱いお前を助けないといけないんだ?」
スラッシュ「……え?」
俺はディノの言った言葉に驚いた
ディノ「なにを驚いている?お前弱い。それは事実だ」
スラッシュ「……」
俺はディノの言った言葉に驚き黙ってしまった
ディノ「やっぱりお前はいらない奴だ」
スラッシュ「……言いたい事はそれだけか?偽物のディノ」
ディノ「!偽物?どういう事だ?」
スラッシュ「そのままの意味だよ」
俺は偽物のディノが一瞬驚いた顔をしたのを見逃さなかった
スラッシュ「お前は絶対偽物だ」
偽物ディノ「どうして偽物だと思うんだ?」
スラッシュ「簡単だ。お前は俺を弱いなんて言ったが本物のディノなら俺を弱いなんて絶対に言わねぇ」
偽物ディノ「ほう。それはどうしてだ?」
スラッシュ「彼奴を…ディノを…信頼してるからだッ!!」
俺がディノに対し思っている事を言うと闇の世界は消えた
闇スラッシュ「今のうちに」
ボクは本来のボクがダークネスで寝ている隙にとどめをさす為に鎌を持っている
闇スラッシュ「じゃあね」
ボクは鎌を振りおろし本来のボクの首を飛ばすはずだった……
スラッシュ「最悪の寝起きドッキリだよ」
俺はギリギリだが。闇の俺の鎌をトルースで防いだ
闇スラッシュ「そんなッ!?」
スラッシュ「オラよッ!!」
俺はトルースの一振で闇の俺を吹っ飛ばした
闇スラッシュ「くッ」
ボクは吹っ飛ばされ立とうとしたが……
闇スラッシュ「はあはあ」
ボクは立てず膝をついた
闇スラッシュ「……で」
スラッシュ「なんか言ったか?」
闇の俺がなにか言ったがなにを言ったか俺は分からなかった
闇スラッシュ「なんでボクは弱いんだよ」
スラッシュ「……お前は弱くねぇよ」
闇スラッシュ「ボクは弱いさ」
スラッシュ「確かに昔の俺は弱かった。けどな、俺は強くなった」
闇スラッシュ「それはキミが強いだけで。ボクは弱いさ」
スラッシュ「いや。お前は強いぞ」
闇スラッシュ「キミが強くてッ!!ボクは弱いんだよッ!!」
ボクは本来のボクの言葉に苛立ち声を荒げた
スラッシュ「お前は俺の闇。お前は俺の一部だからいつかは強くなるんだよ」
俺は闇の俺が声を荒げて言った事に怯まず闇の俺に俺が思っている事を言った
闇スラッシュ「ボクはキミみたいに強くなるの?」
スラッシュ「ああ」
闇スラッシュ「ありがとう。自信が湧いた」
スラッシュ「どういたしまして」
闇スラッシュ「行くよ」
ボクは愛用している鎌を構えたが……
闇スラッシュ「どうして……」
鎌は消え。ボクが陛下から託されたトルースに変わった
スラッシュ「お前は自分の弱さを認め。その弱さを乗り越えたからだ」
闇スラッシュ「ありがとう。本来の僕」
スラッシュ「どういたしまして」
スラッシュ「……さて、今からは真剣勝負だッ!!」
闇スラッシュ「ああ」
スラッシュ「スラッシュストライクッ!!」
俺は闇の俺にスラッシュストライクを放った
闇スラッシュ「くッ」
僕は本来の僕が放ったスラッシュストライクを食らったがスラッシュストライクの威力に押されている
闇スラッシュ「はあッ!!」
僕は本来の僕が放ったスラッシュストライクをトルースを振り、消した
スラッシュ「やるな!」
闇スラッシュ「そっちこそ!」
ディノ「(楽しそうだな)」
私はスラッシュ達を見て笑っている
闇ディノ「本来の僕」
ディノ「なんだ?」
闇ディノ「お互いの最強魔法を放ち。決着をつけようッ!!」
ディノ「良いだろう」
私は両手にビックバンフレアを作った
闇ディノ「ビックバンフレアッ!!」
ボクは本来のボクにビックバンフレアを放った
ディノ「コンセントレイフレアッ!!」
私は二つのビックバンフレアを放つのでなく二つを合体させ合体し一つになったビックバンフレアを放った
闇ディノ「……」
ボクが放ったビックバンフレアは本来のボクが放った新しい魔法に消された
ディノ「成長すればいつかは出来るさ」
闇ディノ「……本来のボク」
ボクは本来のボクが放ったコンセントレイフレアを食らい。闇魔法を使っても再生しない位ボロボロになっている
ディノ「なんだ?」
闇ディノ「これからも頑張って」
僕は最後に本来の僕に言いたい事を言うと粒子になり消えた
ディノ「ああ。頑張るさ」
私は粒子となり消えた闇の私に頑張ると伝えた
闇スラッシュ「ディノが消えたか……」
スラッシュ「……そうだな」
闇の俺が言って気がついたが闇のディノは消えていた
スラッシュ「悲しいな」
闇とはいえ俺の親友が消えたら悲しくなる
スラッシュ「お前達闇は消えたらどこに行くんだ?」
俺は闇の俺に聞いた
闇スラッシュ「僕達はカムイ様が作ってくれたから消えたらカムイ様の魔力に変わるだけ」
スラッシュ「そうか」
闇スラッシュ「さて。勝負を再開しよう」
スラッシュ「ああ」
闇スラッシュ「はあッ!!」
僕は本来の僕に向かって斬撃を飛ばした
スラッシュ「甘い」
俺は闇の俺が飛ばした斬撃を避け俺は闇の俺の懐に入った
闇スラッシュ「ッ!?」
スラッシュ「……終わりだ」
俺は闇の俺をトルースで斬った
闇スラッシュ「……」
僕は本来の僕に斬られたが後悔はない
闇スラッシュ「流石だ」
僕は今から消えるのにこの世に未練はなかった
スラッシュ「まあな。俺は強いからな」
闇スラッシュ「これからも。強くなれよ!」
僕が本来の僕に強くなれと言うと僕は粒子となり消えた
スラッシュ「ああ。強くなるよ」
パルス「……スラッシュ。怪我はありませんか?」
私はスラッシュにけがをしていないか聞いたがスラッシュは顔が赤くなっている
スラッシュ「お前。自分の服見ろよ///」
パルス「破けてますね」
私が着ているメイド服は破けているために胸は見えている
スラッシュ「代わりの服はないのかよ///」
俺はパルスを見ないで言った。本当は見たい欲があるが我慢した
パルス「ありません」
スラッシュ「マジかよ///」
パルス「……スラッシュ。服は元通りになりましたよ」
スラッシュ「代わりの服はなかったんじゃないか?」
俺はパルスを見たがパルスが着ていたメイド服は元通りになっている
パルス「代わりの服はありませんから家から持ってきたメイド服を着ました」
スラッシュ「持ってきた?」
パルス「はい」
スラッシュ「てことは俺がお前を見てない時に着替えたのか?」
パルス「はい」
スラッシュ「そうかよ///」
ディノ「話が終わった所で次の階に行くか」
私は二人の間に割って入り言った
スラッシュ「そうですね」
パルス「(スラッシュと手を繋ぎたい)」
パルス「(……あれ?なんで私はこんな事思ってるんだろう?)」
スラッシュ「パルス?置いてくぞ~」
パルス「あっ待ってください」
私は不思議な気持ちを抱えながらスラッシュの元に走って行った
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