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最終章 明日という未来を守る為に
第五十魔法 二人の失っていた記憶
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クロドラ「闇の僕は過去の僕と同じだったな」
僕は独り言を呟きながら階段を上っていたが……
リバイアサン「そうだったんだな」
クロドラ「リバイッ!?先に6階に行ったんじゃないのか?」
リバイアサン「お前と先輩達が遅かったからな。戻って来た」
クロドラ「そうか」
フェル・ケルベロス「はあはあ」
クロドラ「先輩。大丈夫ですか?」
僕とリバイが話しているとフェル先輩。ケルベロス先輩が来た
フェル・ケルベロス「大丈夫」
リバイアサン「先輩達。闇のクロドラは過去のクロドラと同じだったらしいぞ」
フェル「そうなんだ」
ケルベロス「クロドラの目の前で言っていいのか?」
クロドラ「いつかは先輩達に言うつもりでした」
リバイアサン「我にもいつか言う事があったのか?」
クロドラ「ホントならお前には言いたくなかったな」
リバイアサン「何故だ?」
クロドラ「……お前は親友だからな」
リバイアサン「我はお前の親友か♪」
クロドラ「まあお前は最初生意気で敬語は使わない、偉そうな神だったがな」
リバイアサン「そう……だな」
我はクロドラが言った。生意気、敬語を使わない、偉そう。と、いう言葉が槍になり我を貫いた
クロドラ「意外だ。認めるんだな」
リバイアサン「まあ認めてはいる」
リバイアサン「それと早くお前の過去を教えてくれよ」
クロドラ「はぁ……。分かったよ」
僕はリバイの気持ちの切り替えに呆れながらリバイとフェル先輩。ケルベロス先輩に自分の過去を話す事にした
クロドラ「僕が神である事は分かってますよね?」
リバイアサン「ああ」
フェル・ケルベロス「うん」
クロドラ「過去の僕は自分は神であるから人間は虫けらだと思っていて、自分以外の弱い神も虫けらだと思っていた」
クロドラ「……でもそんな僕でも仲が良かった神が一人居た」
クロドラ「だがそいつは別の道に行き。彼奴は何処かに行った。……僕はまた人間を虫けらと思い。弱い神も虫けらと思う考えに戻った」
リバイアサン・フェル・ケルベロス「……」
クロドラ「これが僕の過去ですよ」
リバイアサン「仲の良かった神が何処にいるか分からないのか?」
クロドラ「分からない」
リバイアサン「そうか。クロドラ。フェル先輩。ケルベロス先輩。上の階に行くぞ」
クロドラ・フェル・ケルベロス「ああ」
クロドラ「(狼。お前はどこにいるんだ)」
ハヤト「此処は二つ」
ネオ「僕が行く」
ネオ「皆頑張ってるんだ僕も頑張る」
僕は震えているが自分に頑張るといい震えを止めた
ハヤト「此処は俺達に託せ。闇を倒してやるからよ」
ブレイブ「分かった」
フィル「頑張って」
ハヤト「おう!」
ハヤト「行くぞネオ」
俺達以外が7階に向かうと俺は闇と戦う覚悟を決めた
ネオ「うん」
カムイ「ちょっと待った」
ハヤト・ネオ「カムイッ!?」
ハヤト「お前は本来のカムイか?」
俺は俺達の目の前にいるカムイが本来のカムイか聞いた
カムイ「うん。本来の方のカムイだよ」
カムイ「気分が良いからボクからキミ達に情報を教えてあげるよ」
ネオ「情報?」
カムイ「そう。情報」
ハヤト「どんな情報だ?」
カムイ「焦らない。今言うから」
カムイ「キミ達が自分の闇を倒したらキミ達がなくしている記憶が手に入る」
ハヤト「記憶か」
カムイ「それじゃ」
僕は最上階にワープで向かった
闇カムイ「おいオレ」
カムイ「ん?なに闇のボク」
ボクが最上階に着くと闇のボクが話してきた
闇カムイ「どうしてアイツラに記憶の事を言った」
カムイ「気分が良かったからだよ」
闇カムイ「そうかよ。でもアイツラは闇の自分に勝てるかな?」
カムイ「さあね」
ハヤト「はあはあ」
俺は闇の俺と戦っているが俺だけがボロボロだ
闇ハヤト「おいおい本来の俺。弱すぎないか?」
ハヤト「まだやれるぞ」
俺はフルヒールでボロボロの身体を回復させた
闇ハヤト「流石俺。来いよ」
ハヤト「ああ」
俺は闇の俺に接近した
ハヤト「白虎衝波斬」
俺は闇の俺に白虎衝波斬を放った
闇ハヤト「白虎衝波斬」
オレも本来のオレにと同じ白虎衝波斬を放った
ハヤト「チ!」
俺が放った白虎衝波斬は闇の俺が放った白虎衝波斬当たり消えた
闇ハヤト「白虎撃波斬の威力は同じか」
ネオ「バインド」
僕はバインドで闇の僕を縛った
闇ネオ「よいしょ」
ボクはバインドで縛られたが自力でバインドを解いた
ネオ「ッ!?」
闇ネオ「弱いバインドだね」
ネオ「だったら」
僕は刀を作った
闇ネオ「来なよ」
ネオ「はあッ!!」
僕は闇の僕に衝撃波を放った
闇ネオ「よっと」
ボクは本来のボクが放った衝撃波を余裕で避けた
ネオ「風斬り」
僕は刀に風魔法を付与して闇の僕を斬った
闇ネオ「くッ」
ボクは本来のボクが放った風斬りを食らい怯んだ
ハヤト「(やってみるか)」
俺は闇の俺の攻撃を避けながら新しい魔法のイメージを考えた
ハヤト「白虎の爪」
俺は自分の手を白虎の爪に変え闇の俺を切り裂いた
闇ハヤト「ぐッ」
オレは本来のオレが放った白虎の爪を食らった
闇ハヤト「流石オレだな」
ハヤト「俺が強いのは当たり前だろ」
闇ハヤト「そうだな」
闇ハヤト「…ダークキャノン」
オレは本来のオレにダークキャノンを放った
ハヤト「白虎の鎧」
俺は白虎を鎧として纏い闇の俺が放ったダークキャノンを防いだ
闇ハヤト「チ!」
ネオ「はあはあ」
闇ネオ「本来のボク。諦めたら?」
ネオ「諦めないよ」
僕はあの時病院であった事を思い出した
ネオ「暇」
僕は今病院のベットで横になっている
ハヤト「よっネオ」
ネオ「あっハヤト君」
僕が病院のベットで横になっていると病室のドアが開いてハヤト君が来てくれた
ハヤト「身体は大丈夫か?」
俺はネオが横になっているベットのある小さい椅子に座った
ネオ「大丈夫」
ハヤト「良かった」
ネオ「ハヤト君。一緒に外に行こ」
ハヤト「行くか」
ハヤト「(いろいろな人がいるな)」
俺とネオは外に出たが松葉杖を持って動いている人、自分で車椅子を動かしている人、ネオの様に元気な人がいる
ネオ「外に空気気持ちいい」
ハヤト「だな」
ネオ「……ハヤト君」
ハヤト「どうした?」
ネオ「僕……怖い」
ハヤト「……そうか。お前はどうしたいんだ?」
ネオ「どうしたいって分からないよ」
ハヤト「……だったら俺を頼れ」
ネオ「え?」
ハヤト「お前一人だったら分からなくなり、怖がり、諦めたりしたら俺が側にいて。支え、護ってやるよ」
ハヤト「だからお前は自分を諦めるな」
ネオ「分かった」
僕はハヤトが言ってくれた言葉が嬉しくて笑顔になった
ネオ「ハヤトが側にいてくれるから僕は諦めたりしない」
闇ネオ「だったら本来のボク。君はどうする?」
闇ネオ「支えられても本来のボク。君が弱かったらどうする?」
ネオ「僕は弱いかもしれない」
ネオ「でも僕は前みたいに弱くないッ!!」
僕は甲冑を装着した
闇ネオ「来なよ」
ネオ「せいッ!!」
僕は刀を投げた
闇ネオ「まさか投げるとは……」
ボクはびっくりしたが本来のボクが投げた刀を余裕で避けた
ネオ「魔力拳」
僕は闇の僕が避けた隙に魔力拳で闇の僕を殴り飛ばした
闇ネオ「ぐッやるね」
ネオ「はあッ!!」
さっき自分で投げた刀を掴み闇の僕を斬った
闇ネオ「くッ」
ネオ「神速斬り」
僕はストームを使い。スピードを神速レベルまで上げ闇の僕を連続で斬った
闇ネオ「まさか本来のボクがこれ程強いとは」
ネオ「人間は成長する事が出来る生き物だからね」
闇ネオ「そう……だね」
僕がそう言うと僕は粒子になって消えた
ネオ「ッ!?」
闇の僕が消えた瞬間僕の失っていた記憶がよみがえった
真のお母さん「真。お帰りなさい」
真「ただいま。お母さん」
ネオ「(今の人は誰だ?それに真(しん)って僕の名前か?)」
ハヤト「(ネオは自分の闇に勝ったか)」
闇ハヤト「余所見する余裕があるんだな」
ハヤト「一応な」
俺は闇の俺が放った魔法をバックステップで避けた
ハヤト「ギカントブレイク」
俺は助走をつけ。闇の俺にギカントブレイクを放った
闇ハヤト「ぐはッ!?」
オレは魔法障壁全で防いだが本来のオレが放ったギカントブレイクに魔法障壁全は砕かれオレはギカントブレイクを食らった
ハヤト「どうだ俺のギカントブレイクは」
闇ハヤト「馬鹿な。オレの知ってるギカントブレイクはここまで強くない」
ハヤト「成長したからだよ」
闇ハヤト「そうかよ」
オレは闇魔法のダークを使ってギカントブレイクを食らった部分を回復させた
闇ハヤト「ギカントブレイク」
オレは本来のオレにギカントブレイクを放ったが……
ハヤト「弱いな」
闇ハヤト「馬鹿なッ!?」
オレは確かにギカントブレイクを本来にオレに放ったはずだが本来のオレは無傷だった
ハヤト「お前の拳には覚悟の想いがこもってないな」
闇ハヤト「覚悟?」
オレは本来のオレが言った覚悟と言う言葉の意味が分からなかった
ハヤト「俺達は覚悟を決めて此処にいるんだ」
ハヤト「だから覚悟がないお前には俺は倒せない」
闇ハヤト「そうかよ」
ハヤト「だから見せてやるよ。覚悟のこもった俺の拳を」
ハヤト「白虎の拳ッ!!」
俺は白虎の拳を闇の俺に放った
闇ハヤト「……これが覚悟のこもった拳か……」
オレは本来の俺が放った覚悟のこもった拳を食らった
ハヤト「ああ。これが覚悟のこもった拳だ」
闇ハヤト「そうか……」
俺はその言葉を最後に俺は粒子となり消えた
ハヤト「ッ!?」
闇の俺が消えた瞬間、俺の失っていた記憶がよみがえった
真「隼人(はやと)学校遅れるよ」
隼人「そうだな」
ハヤト「隼人。それが俺の本名か」
ハヤト「(それに俺の記憶に出てきた奴はネオに似てたな)」
ネオ「ハヤト。君も記憶見たの?」
ハヤト「ああ」
ハヤト「それと記憶がよみがえった瞬間。にお前に似た奴が俺に向かって学校に遅れるって言ってきたな」
ネオ「それって僕が言ったの?」
ハヤト「……僕?」
俺はネオが言った言葉の意味が分からなかった
ネオ「記憶がよみがえって分かったけど。僕の本名は真って言うんだ」
ハヤト「……そうか」
ネオ「それと僕の記憶ではお母さんが居た」
ハヤト「お母さん?」
ネオ「うん」
ハヤト「お前って孤児だったよな」
ネオ「うん」
ハヤト「………早く上の階に行こう」
ネオ「そうだな」
僕達は少し変な気分だが上の階。7階に続く階段を上った
僕は独り言を呟きながら階段を上っていたが……
リバイアサン「そうだったんだな」
クロドラ「リバイッ!?先に6階に行ったんじゃないのか?」
リバイアサン「お前と先輩達が遅かったからな。戻って来た」
クロドラ「そうか」
フェル・ケルベロス「はあはあ」
クロドラ「先輩。大丈夫ですか?」
僕とリバイが話しているとフェル先輩。ケルベロス先輩が来た
フェル・ケルベロス「大丈夫」
リバイアサン「先輩達。闇のクロドラは過去のクロドラと同じだったらしいぞ」
フェル「そうなんだ」
ケルベロス「クロドラの目の前で言っていいのか?」
クロドラ「いつかは先輩達に言うつもりでした」
リバイアサン「我にもいつか言う事があったのか?」
クロドラ「ホントならお前には言いたくなかったな」
リバイアサン「何故だ?」
クロドラ「……お前は親友だからな」
リバイアサン「我はお前の親友か♪」
クロドラ「まあお前は最初生意気で敬語は使わない、偉そうな神だったがな」
リバイアサン「そう……だな」
我はクロドラが言った。生意気、敬語を使わない、偉そう。と、いう言葉が槍になり我を貫いた
クロドラ「意外だ。認めるんだな」
リバイアサン「まあ認めてはいる」
リバイアサン「それと早くお前の過去を教えてくれよ」
クロドラ「はぁ……。分かったよ」
僕はリバイの気持ちの切り替えに呆れながらリバイとフェル先輩。ケルベロス先輩に自分の過去を話す事にした
クロドラ「僕が神である事は分かってますよね?」
リバイアサン「ああ」
フェル・ケルベロス「うん」
クロドラ「過去の僕は自分は神であるから人間は虫けらだと思っていて、自分以外の弱い神も虫けらだと思っていた」
クロドラ「……でもそんな僕でも仲が良かった神が一人居た」
クロドラ「だがそいつは別の道に行き。彼奴は何処かに行った。……僕はまた人間を虫けらと思い。弱い神も虫けらと思う考えに戻った」
リバイアサン・フェル・ケルベロス「……」
クロドラ「これが僕の過去ですよ」
リバイアサン「仲の良かった神が何処にいるか分からないのか?」
クロドラ「分からない」
リバイアサン「そうか。クロドラ。フェル先輩。ケルベロス先輩。上の階に行くぞ」
クロドラ・フェル・ケルベロス「ああ」
クロドラ「(狼。お前はどこにいるんだ)」
ハヤト「此処は二つ」
ネオ「僕が行く」
ネオ「皆頑張ってるんだ僕も頑張る」
僕は震えているが自分に頑張るといい震えを止めた
ハヤト「此処は俺達に託せ。闇を倒してやるからよ」
ブレイブ「分かった」
フィル「頑張って」
ハヤト「おう!」
ハヤト「行くぞネオ」
俺達以外が7階に向かうと俺は闇と戦う覚悟を決めた
ネオ「うん」
カムイ「ちょっと待った」
ハヤト・ネオ「カムイッ!?」
ハヤト「お前は本来のカムイか?」
俺は俺達の目の前にいるカムイが本来のカムイか聞いた
カムイ「うん。本来の方のカムイだよ」
カムイ「気分が良いからボクからキミ達に情報を教えてあげるよ」
ネオ「情報?」
カムイ「そう。情報」
ハヤト「どんな情報だ?」
カムイ「焦らない。今言うから」
カムイ「キミ達が自分の闇を倒したらキミ達がなくしている記憶が手に入る」
ハヤト「記憶か」
カムイ「それじゃ」
僕は最上階にワープで向かった
闇カムイ「おいオレ」
カムイ「ん?なに闇のボク」
ボクが最上階に着くと闇のボクが話してきた
闇カムイ「どうしてアイツラに記憶の事を言った」
カムイ「気分が良かったからだよ」
闇カムイ「そうかよ。でもアイツラは闇の自分に勝てるかな?」
カムイ「さあね」
ハヤト「はあはあ」
俺は闇の俺と戦っているが俺だけがボロボロだ
闇ハヤト「おいおい本来の俺。弱すぎないか?」
ハヤト「まだやれるぞ」
俺はフルヒールでボロボロの身体を回復させた
闇ハヤト「流石俺。来いよ」
ハヤト「ああ」
俺は闇の俺に接近した
ハヤト「白虎衝波斬」
俺は闇の俺に白虎衝波斬を放った
闇ハヤト「白虎衝波斬」
オレも本来のオレにと同じ白虎衝波斬を放った
ハヤト「チ!」
俺が放った白虎衝波斬は闇の俺が放った白虎衝波斬当たり消えた
闇ハヤト「白虎撃波斬の威力は同じか」
ネオ「バインド」
僕はバインドで闇の僕を縛った
闇ネオ「よいしょ」
ボクはバインドで縛られたが自力でバインドを解いた
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闇ネオ「弱いバインドだね」
ネオ「だったら」
僕は刀を作った
闇ネオ「来なよ」
ネオ「はあッ!!」
僕は闇の僕に衝撃波を放った
闇ネオ「よっと」
ボクは本来のボクが放った衝撃波を余裕で避けた
ネオ「風斬り」
僕は刀に風魔法を付与して闇の僕を斬った
闇ネオ「くッ」
ボクは本来のボクが放った風斬りを食らい怯んだ
ハヤト「(やってみるか)」
俺は闇の俺の攻撃を避けながら新しい魔法のイメージを考えた
ハヤト「白虎の爪」
俺は自分の手を白虎の爪に変え闇の俺を切り裂いた
闇ハヤト「ぐッ」
オレは本来のオレが放った白虎の爪を食らった
闇ハヤト「流石オレだな」
ハヤト「俺が強いのは当たり前だろ」
闇ハヤト「そうだな」
闇ハヤト「…ダークキャノン」
オレは本来のオレにダークキャノンを放った
ハヤト「白虎の鎧」
俺は白虎を鎧として纏い闇の俺が放ったダークキャノンを防いだ
闇ハヤト「チ!」
ネオ「はあはあ」
闇ネオ「本来のボク。諦めたら?」
ネオ「諦めないよ」
僕はあの時病院であった事を思い出した
ネオ「暇」
僕は今病院のベットで横になっている
ハヤト「よっネオ」
ネオ「あっハヤト君」
僕が病院のベットで横になっていると病室のドアが開いてハヤト君が来てくれた
ハヤト「身体は大丈夫か?」
俺はネオが横になっているベットのある小さい椅子に座った
ネオ「大丈夫」
ハヤト「良かった」
ネオ「ハヤト君。一緒に外に行こ」
ハヤト「行くか」
ハヤト「(いろいろな人がいるな)」
俺とネオは外に出たが松葉杖を持って動いている人、自分で車椅子を動かしている人、ネオの様に元気な人がいる
ネオ「外に空気気持ちいい」
ハヤト「だな」
ネオ「……ハヤト君」
ハヤト「どうした?」
ネオ「僕……怖い」
ハヤト「……そうか。お前はどうしたいんだ?」
ネオ「どうしたいって分からないよ」
ハヤト「……だったら俺を頼れ」
ネオ「え?」
ハヤト「お前一人だったら分からなくなり、怖がり、諦めたりしたら俺が側にいて。支え、護ってやるよ」
ハヤト「だからお前は自分を諦めるな」
ネオ「分かった」
僕はハヤトが言ってくれた言葉が嬉しくて笑顔になった
ネオ「ハヤトが側にいてくれるから僕は諦めたりしない」
闇ネオ「だったら本来のボク。君はどうする?」
闇ネオ「支えられても本来のボク。君が弱かったらどうする?」
ネオ「僕は弱いかもしれない」
ネオ「でも僕は前みたいに弱くないッ!!」
僕は甲冑を装着した
闇ネオ「来なよ」
ネオ「せいッ!!」
僕は刀を投げた
闇ネオ「まさか投げるとは……」
ボクはびっくりしたが本来のボクが投げた刀を余裕で避けた
ネオ「魔力拳」
僕は闇の僕が避けた隙に魔力拳で闇の僕を殴り飛ばした
闇ネオ「ぐッやるね」
ネオ「はあッ!!」
さっき自分で投げた刀を掴み闇の僕を斬った
闇ネオ「くッ」
ネオ「神速斬り」
僕はストームを使い。スピードを神速レベルまで上げ闇の僕を連続で斬った
闇ネオ「まさか本来のボクがこれ程強いとは」
ネオ「人間は成長する事が出来る生き物だからね」
闇ネオ「そう……だね」
僕がそう言うと僕は粒子になって消えた
ネオ「ッ!?」
闇の僕が消えた瞬間僕の失っていた記憶がよみがえった
真のお母さん「真。お帰りなさい」
真「ただいま。お母さん」
ネオ「(今の人は誰だ?それに真(しん)って僕の名前か?)」
ハヤト「(ネオは自分の闇に勝ったか)」
闇ハヤト「余所見する余裕があるんだな」
ハヤト「一応な」
俺は闇の俺が放った魔法をバックステップで避けた
ハヤト「ギカントブレイク」
俺は助走をつけ。闇の俺にギカントブレイクを放った
闇ハヤト「ぐはッ!?」
オレは魔法障壁全で防いだが本来のオレが放ったギカントブレイクに魔法障壁全は砕かれオレはギカントブレイクを食らった
ハヤト「どうだ俺のギカントブレイクは」
闇ハヤト「馬鹿な。オレの知ってるギカントブレイクはここまで強くない」
ハヤト「成長したからだよ」
闇ハヤト「そうかよ」
オレは闇魔法のダークを使ってギカントブレイクを食らった部分を回復させた
闇ハヤト「ギカントブレイク」
オレは本来のオレにギカントブレイクを放ったが……
ハヤト「弱いな」
闇ハヤト「馬鹿なッ!?」
オレは確かにギカントブレイクを本来にオレに放ったはずだが本来のオレは無傷だった
ハヤト「お前の拳には覚悟の想いがこもってないな」
闇ハヤト「覚悟?」
オレは本来のオレが言った覚悟と言う言葉の意味が分からなかった
ハヤト「俺達は覚悟を決めて此処にいるんだ」
ハヤト「だから覚悟がないお前には俺は倒せない」
闇ハヤト「そうかよ」
ハヤト「だから見せてやるよ。覚悟のこもった俺の拳を」
ハヤト「白虎の拳ッ!!」
俺は白虎の拳を闇の俺に放った
闇ハヤト「……これが覚悟のこもった拳か……」
オレは本来の俺が放った覚悟のこもった拳を食らった
ハヤト「ああ。これが覚悟のこもった拳だ」
闇ハヤト「そうか……」
俺はその言葉を最後に俺は粒子となり消えた
ハヤト「ッ!?」
闇の俺が消えた瞬間、俺の失っていた記憶がよみがえった
真「隼人(はやと)学校遅れるよ」
隼人「そうだな」
ハヤト「隼人。それが俺の本名か」
ハヤト「(それに俺の記憶に出てきた奴はネオに似てたな)」
ネオ「ハヤト。君も記憶見たの?」
ハヤト「ああ」
ハヤト「それと記憶がよみがえった瞬間。にお前に似た奴が俺に向かって学校に遅れるって言ってきたな」
ネオ「それって僕が言ったの?」
ハヤト「……僕?」
俺はネオが言った言葉の意味が分からなかった
ネオ「記憶がよみがえって分かったけど。僕の本名は真って言うんだ」
ハヤト「……そうか」
ネオ「それと僕の記憶ではお母さんが居た」
ハヤト「お母さん?」
ネオ「うん」
ハヤト「お前って孤児だったよな」
ネオ「うん」
ハヤト「………早く上の階に行こう」
ネオ「そうだな」
僕達は少し変な気分だが上の階。7階に続く階段を上った
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2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
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