最強魔導師エンペラー

ブレイブ

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最終章 明日という未来を守る為に

第四十五話 ロックの進化

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ブレイブ「兄さん聞きたい事があるけどいい?」

ゼロ「良いけど、なんだ?」

家を出るとブレイブから聞きたい事があると言われた

ブレイブ「オリハルコンナイトのナイトとシンって兄さんが作ったの?」

ゼロ「いや。ナイトとシンは急に現れて協力すると言ってきたな」

ブレイブ「そっか」











ブレイブ「はぁ……」

ブレイブ「いきなりか」

古代遺跡前に着いたがたくさんの改造モンスターしかも全てのオリハルコンだ

ブレイブ「やるか」

僕は構えたが……

レン「俺がする」

ブレイブ「分かった」

レンがすると言った

レン「さて、やるか」

俺は周りが引く程の炎を出した

ブレイブ「いつの間にそこまで強くなったの?」

レン「単純な練習だ」

レン「俺はお前達の強さに嫉妬していた。だけど練習で自分の魔力が上がった時はあの時の俺はバカだって思ったよ」

俺は思っていた事を言って、構えた

レン「来やがれオリハルコンの雑魚共」

俺がそう言うとオリハルコンの雑魚は俺を囲んだ

レン「リングバーニング」

指パッチンをすると炎が広がり囲んでいるオリハルコンの雑魚は炎に触れ一瞬で消えた

レン「お次はっと」

俺は両手にビックバンフレアを出した

レン「ダブルビックバンフレアッ!!」

俺は両手にあるビックバンフレアをオリハルコンの雑魚に放つとオリハルコンの雑魚が全員消えた

レン「いっちょ上がり!」

ディノ「流石だな」

レン「ディノ先生が教えてくれたからです♪」

ブレイブ「教えてくれた?」

レン「ん?ああ、俺なディノ先生に魔法を教えてもらったんだ」

ゼロ「だから朝方までうるさかったのか」

ブレイブ・フィル「不眠症になりかけた」

レン「アハハ、まあ強くなったからチャラって事で」

ブレイブ・フィル「はいはい」

ゼロ「しかし扉はどうする?壊すか?」

ブレイブ「僕は壊せるけど?」

ゼロ「そうか、じゃあ頼む」

ブレイブ「了解」

僕は扉を蹴ると扉は崩れた

フィル「お兄ちゃんすごい♪」

ブレイブ「まあね♪」

僕は目を輝かせながらジャンプしているフィルの頭を撫でた

フィル「えへへ~」

ゼロ「行くぞ」

俺は一番乗りで古代遺跡に入った










ブレイブ「フィル?前みたいに本は読まないでね?」

キラ「そうそう。ブレイブ君が言ってる通り読まないでね?」

フィル「分かってるよ///」

ゼロ「ッ!?伏せろッ!!」

ブレイブ・フィル・キラ「わッ!?」

僕達は話していると兄さんが僕達を倒した

???「流石カムイ様の元仲間」

???「今は敵だかな」

ブレイブ「お前は……」

僕達の前に上位精霊アタック、ガード、スピードの三つのタイプが合わさった姿になっていて機械の様な声ではなく人間の声に変わっている

上位精霊トリニティ「行くぞ」

ブレイブ「ッ!?」

目の前には上位精霊トリニティの刃があるが反応出来ない

ブレイブ「……え?」

刃は僕に刺さらず僕達は魔法障壁ドームに守られていた

ゼロ「ギリギリセーフだな」

俺は魔法障壁ドームで上位精霊トリニティの刃を防いだ。勿論魔法障壁ドームは無傷だ

ロック「何で助けた?」

ゼロ「言っておく」

ゼロ「俺の事はどう思おうがお前らの自由だが、これだけは聞いてほしい。俺はお前らのを護る。死んでもだ」

ゼロ「上位精霊トリニティ。俺が相手だ」

ロック「いや。こいつは俺とサラが倒す」

ゼロ「だが……」

サラ「大丈夫。倒し方は分かるから」

上位精霊トリニティ「貴様ら雑魚には興味がない」

上位精霊トリニティ「先ずは偽エンペラーだ」

フリート「ブレイブは偽エンペラーなのは確かだ……」

俺は上位精霊トリニティの刃を防いだ

フリート「でもブレイブの人生はエンペラーとしての人生だけじゃねぇ。一人の魔導師、いや。一人の人間と生きてる人生もあるんだッ!!」

俺は上位精霊トリニティの身体を斬った

上位精霊トリニティ「良い斬撃だ。だが」

上位精霊トリニティ「すぐになくなる」

偽エンペラーの友に斬られた斬撃はなくなった

フリート「任せたぞ。ロック。サラ」

ロック「ああ」

サラ「任せなさい♪」

上位精霊トリニティ「行かせるか」

侵入者を追おうとしたが目の前に氷の壁が現れた

サラ「それはこっちのセリフよ」

上位精霊トリニティ「では先ずは貴様らを消す」










キラ「場所が変わっている」

私達は階段を走っているが本当は階段等ないのに……

フィル「サラちゃん……」

ブレイブ「フィル。前だけを見ろ。あの二人なら大丈夫だ。だから後ろを見ず前だけを見ろ」

フィル「分かった」










ロック「さて、頑張りますかな」

サラ「そうね」

上位精霊トリニティ「その言葉の意味はすぐになくなる」

我は自慢のスピードを使い男を殺そうとした。だが……

ロック「ナイス。サラ」

サラ「どういたしまして」

上位精霊トリニティ「バカはッ!?」

我の全身が凍った

ロック「豪腕・ロックナックルッ!!」

俺は上位精霊トリニティの刃を砕いた

上位精霊トリニティ「くっ」

サラ「アイスナックルッ!!」

私は拳に氷の魔力を付与して上位精霊トリニティの身体に拳を当てると身体に穴が出来た

上位精霊トリニティ「無駄だ」

ロック「チ!」

上位精霊トリニティの身体に出来た穴はすぐになくなった

上位精霊トリニティ「……」

サラ「(なに…この殺気)」

ロック「ッ!?」

俺の横に上位精霊トリニティが現れた

ロック「ぐッ!?」

一瞬の内に俺の全身に傷がついた

サラ「刃が再生している」

ロックが放った豪腕ロック・ナックルで砕いた刃は完全に再生していた

上位精霊トリニティ「弱い拳だ」

上位精霊トリニティ「アタックアロー」

我は刃を弓に変え魔力の矢を岩の魔法を使う魔導師に放った

サラ「ロックッ!!」

私はロックに向かってくる矢を魔法障壁で防げたけど……

サラ「たった一つの矢でこの威力」

私は矢の威力に身体が震えている

上位精霊トリニティ「何時から放った矢が一つだと言った?」

ロック「なッ!?」

周りにはさっき放たれた矢が数えきれない程ある

上位精霊トリニティ「エンドアロー」

我は魔法の名を言うと数えきれない程の矢が邪魔な魔導師に向かって放たれた

ロック・サラ「魔法障壁ドーム」

俺とサラは同時に魔法障壁ドームを使いエンドアローを防いだが……

ロック「くッ」

だが魔法障壁ドームが壊れ始めてきた

ロック「(……そうか)」

俺は新しいイメージが浮かんだ

サラ「そんな……」

魔法障壁ドームが崩壊した

ロック「こうすれば」

俺は魔力を攻撃ではなく守りに利用し、俺とサラを包んだ

上位精霊トリニティ「なッ!?」

ロック「名づけてロックフィールドだな」

上位精霊トリニティ「ならスピードで」

ロック「ロックバインド」

俺は上位精霊トリニティの動きを先読みして岩で拘束した

上位精霊トリニティ「くっ」

ロック「ロックファング」

俺はイメージで噛み砕く様な形変え上位精霊トリニティの身体を噛み砕くとデカイ風穴が空いた

上位精霊トリニティ「だが無意味だ」

二人の魔導師から距離を取り少し時間がかかったが大穴はなくなった

ロック「チ!」

上位精霊トリニティ「これで殺す」

我はさらにスピードを上げた

ロック「ロックフィールド」

俺はロックフィールドを使ったが……

ロック「くッ」

ロックフィールドが崩れはじめてきた

ロック「サラ。お前の魔力出来る限り渡してくれ」

サラ「分かった」

サラ「ギフト」

私はロックに気を失わない程度の魔力をロックに渡した

ロック「これで行ける」

俺の中に岩と氷の魔力が混じり。左目が水色に変わった

ロック「氷の世界(ブリザードワールド)」

俺は周り一面を凍らした

上位精霊トリニティ「空中に避ければ意味はない」

ロック「だったらこうする」

俺は空中から俺達に向かってくる上位精霊トリニティに向かって究極魔方陣を見せた

ロック「ブリザードドラゴン」

究極魔法のブリザードドラゴンを上位精霊トリニティに放った

上位精霊トリニティ「くッまだだッ!!」

ロック「これで終わりだ」

俺は右腕をロックファングに変え左腕をロックファングの氷の様な形アイスファングに変えた

ロック「ツインブレイカーッ!!」

ロックファングとアイスファングで上位精霊トリニティを切り裂いた

ロック「……じゃあな」

消えた上位精霊トリニティに向かって言った

サラ「あっ」

私は疲れたのかふらついた

ロック「サラッ!?大丈夫かッ!!」

サラ「大丈夫。ちょっと疲れただけだから」

ロック「……サラ。疲れてる所悪いが動けるか?」

俺達の周りには数えきれない程のモンスターがいる

サラ「大丈夫」

サラ「行こうッ!!」

ロック「ああッ!!」
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