50 / 75
5章 古代遺跡エンペラー
第三十五魔法 遺跡の調査
しおりを挟む
ブレイブ「やっと終わった~」
今やっと六時間目が終わった。昨日つまり日曜日にフィルが寝てから兄さんから質問攻めされたから、今の僕は少し眠かった
昨日
ブレイブ「あの、怖いんだけど」
今は11時だけど、 兄さんが聞きたい事があると言ってきたから、本当に怖い
ゼロ「ああ、大丈夫だ。デートで何があったか聞くだけだ」
ブレイブ「あっそうなんだ」
緊迫した状況だったから、僕は胸を撫で下ろした
ゼロ「フィルの部屋に有った大量の服はなんなんだ?」
ブレイブ「フィルに買ってあげた」
ゼロ「そ、そうか」
ゼロ「デパートで何、食ったんだ?」
ブレイブ「ステーキ食べた」
ゼロ「他に何かあったか?」
ブレイブ「店員さんと店長さんにサインを系20人書いた」
ゼロ「多いな」
俺はブレイブが書いたサインの人数に少し引いた
ブレイブ「アハハ、少ない方だよ」
ゼロ「そ、そうか」
ブレイブの話に俺はついていけないと分かったから、苦笑するだけで、慣れる事にした
ブレイブ「まあ、後は本屋で男性と女性で従者の言い方が違う事を知った」
ゼロ「ああ。知ってるぞ。男性が執事で女性がメイド、だろ?」
ブレイブ「うん」
ブレイブ「最後にフィルと帰ってる途中に、綺麗な星を見た事とフィルとディープキスをした」
ゼロ「おお、そこまで進展してたのか」
ブレイブ「うん♪」
ブレイブ「それじゃあ僕は寝るね?」
ゼロ「悪い、まだ聞きたい事があるんだ」
ブレイブ「……え?」
兄さんの言葉に血の気が引いた
ブレイブ「ち、ちなみに後、何分?」
ゼロ「まあ、朝までだな」
ブレイブ「うん。分かった」
兄さんの言葉に僕は諦めた
ブレイブ「うん。現実逃避をしたけど、無理だな」
現実逃避をしたけど、今の僕は眠すぎる
???「大丈夫か?相棒?」
ブレイブ「まあ、大丈夫、一応」
顔に出ていたのか、横に居たフリートが心配した顔で話してきた
フリート「そうか、それと、フィルが呼んでたぞ?何か少し焦ってたし」
ブレイブ「ありがと」
フリートの言葉を聞いて、珍しく持ってきた鞄を持って、眠い事を無視して、廊下に居るフィルの元に急いで向かった
フィル「あっやっと来た」
ブレイブ「ごめん、ごめん。昨日。というか、今日まで質問攻めされてたから」
フィル「そうなんだ」
フィル「それじゃあ今日は初めての帰るまでデートだね」
ブレイブ「そうだね」
ブレイブ「何か、僕したかな?」
廊下をフィルと一緒に恋人繋ぎで歩いてるけど僕に向かって皆が親の仇の様な眼で見てくる
フリート「恋人繋ぎしてるからじゃねぇか?」
フリート「てか何時からそこまで仲良くなったんだ」
ブレイブ「……土曜日から」
フィル「うん。だから今日含めてまだ3日」
フリート「そっか、まあこれからはあまり割って入らない事にするぜ」
俺は二人に言って、走って行った
ブレイブ「フリートとゼアルの帰りは馬車だろうな」
フィル「お兄ちゃんは馬車か徒歩で帰るか、どっちが好き?」
ブレイブ「う~ん、運動が出来るから、徒歩かな?」
ブレイブ「まあ、正直に言えば馬車の方が楽だからそっちの方が好きだけど」
フィル「ふーん」
ブレイブ「あっ一応言っとくけど、兄さんにお願いはしなくていいから」
僕が言うと、フィルは驚いた顔に変わった
フィル「どうして分かったの?」
ブレイブ「何年一緒に居ると思ってるの?」
フィル「あっそうだね」
ブレイブ・フィル「ただいま~♪」
ゼロ「あっお帰り」
ブレイブ「兄さん。どうしたの?」
僕達が上機嫌で帰って来たら、兄さんが難しい顔をしていた
ゼロ「ああ、前お前が聞いてきた古代遺跡があっただろ?」
ブレイブ「うん。確か古代遺跡エンペラーだっけ?」
ゼロ「ああ、明日からインパクト家全員で調査をする事になった」
ブレイブ「えっと、先生に連絡は?」
僕は調査には行く事に賛成だけど、兄さんが先生に連絡したかどうか気になった
ゼロ「ああ、それだったらさっき連絡はした」
ゼロ「めっちゃ驚いてたけどなw」
ブレイブ「でしょうね」
兄さんが驚いてたと笑いながら言った事に僕は苦笑しながら。でしょうねと返した
ゼロ「それと、もし無理なら、来なくて良いぞ」
ブレイブ「僕は行くよ!」
フィル「僕も行く!!」
ゼロ「分かった」
ブレイブ「あっ」
ブレイブ「兄さん。助っ人を一人呼んで良いかな?」
ゼロ「ああ、良いぞ」
ブレイブ「ありがと」
ブレイブ「確か電話は」
ゼロ「ブレイブ」
ブレイブ「ん?何、兄さん」
助っ人を呼ぶ為に通信機を転送魔法で出して、電話しようとしたら、兄さんが止めてきた
ゼロ「それ何だ?」
ブレイブ「通信機。魔法学園に入学した時に生徒全員に渡される」
ゼロ「す、すげぇな」
俺が少し引いてると。ピンポーンと音がした
ブレイブ「僕が出るよ」
そう言って、玄関に向かう時にまたピンポーンと音がした
ブレイブ「はいはい、今開けますよ」
ドアを開けたら、そこには親友のフリートが居た
フリート「よっ遊びに来たが、いいか?」
ブレイブ「良いけど」
ブレイブ「その前にフリート?」
フリート「何だ?」
ブレイブ「明日。古代遺跡に僕達インパクト家全員で行くけど、助っ人として、来てくれないかな?」
フリート「良いぞ、未来の四代目エンペラーである俺が手伝ってやるよ」
フィル「フリート君。未来の四代目エンペラーって、どういう事?」
僕はフリート君の言った。未来の四代目エンペラーという言葉に対して、首を傾げて、聞いた
ゼロ「フリートの実力を考慮して、四代目エンペラーに最適だったから、俺がフリートに言ったんだ」
フィル「へぇー、すごいね。フリート君」
フリート「へっだろ?」
フィルの純粋なキラキラした目に対して、俺はドヤ顔で言った
ブレイブ「フリート。訓練場に新しいモードを父さんが入れたけど、やる?」
フリート「おお、やるぞ」
フリート「それで、そのモードの名前は?」
ブレイブ「対人戦。と言っても、剣術がメインだけど」
ブレイブ「まあ、僕は剣術でも勝つけど」
フリート「それだったら俺はお前の剣術を俺は軽く超えるがな」
ゼロ「仲が良いな」
ブレイブ・フリート「親友だから(だからな)」
次の日
ブレイブ「………」
ブレイブ「遅い」
古代遺跡に行くのに、僕達は準備万端なのに、フリートが来てない
クロドラ「ブレイブ様。もう出発しますか?」
僕は人型の状態でブレイブ様に出発するかどうか聞いた
ブレイブ「クロドラ。もしかして、ピリピリしてる?」
クロドラは何時も通り、敬語だけど、顔に少し怒ってる。と、顔に出ていた
クロドラ「あっ出てます?」
ブレイブ「うん。出てる」
僕がクロドラに聞くと、クロドラは目が点になった
クロドラ「僕が変わったのはリバイが原因ですがね」
リバイアサン「なんだと?」
クロドラ「発言全てをうのみするな。特に僕の言葉だ」
僕が言った言葉に対して、人型のリバイは僕に向かって、にらみ目でなんだと。と、言ってきた
リバイアサン「ハハ、悪いな我は少し短気だからな」
クロドラ「お前は……たくっ」
リバイの何時も通りのへらへらした返答に僕は呆れた
ブレイブ「……流石に限界」
僕は痺れを切らして、転送魔法を使って、強制的にフリートを呼んだ。本当なら、来るまで待つつもりだったけど、我慢の限界だったから、使った
フリート「痛ってッ!?」
フリート「ブレイブ。何すんだよッ!!」
ブレイブ「フリートが遅いだけ」
僕は怒っているフリートに対して、冷静に言葉を返した
フリート「……悪かった」
ブレイブ「てか何で遅かったの?」
僕はフリートに何で遅かったか聞いた
フリート「ああ、昨日お前と対人戦モードで戦ったよな?」
ブレイブ「うん」
フリート「はりきり過ぎて、全身筋肉痛になったから、少し遅れたんだ」
フリート「それと。ゼアルも行くって、ずっと言ってたからな。なだめるのも苦労したからな」
フリート「まあ、こんな事があって遅れた理由だ。理由としては後者だな」
ブレイブ「そうなんだ。今は大丈夫?」
フリート「おうッ!!」
ブレイブ「良かった」
僕はフリートに大丈夫。と、聞いたら、フリートはおう。と、元気よく言ったから、僕は胸を撫で下ろした
ブレイブ「…さて、フリートも来た事だし行こう」
ケルベロス「それでしたら、僕がワープで古代遺跡前に移動します」
ブレイブ「ありがと」
ケルベロス「ワープ」
ブレイブ「此処が、古代遺跡エンペラー」
古代遺跡前に着いたが、周りはほとんどなにもない。殺風景だった
ケルベロス「中はまだ見る事が出来なかったので、どんな構造か分かりません」
ブレイブ「まだ?」
僕はケルベロスのまだ。と、言う言葉に疑問が生まれた
ゼロ「この扉の事じゃねぇか?」
俺が指を指した扉は真ん中に古代文字がある
ディノ「ああ、その扉に書いてある古代文字が読めないんだ」
そう、これが問題なんだ。私とケルベロスは古代文字が全く読めない
ケルベロス「そうなんですよね」
ケルベロス「古代文字さえ読めれば」
リバイアサン「クロドラy」
クロドラ「無理だ。僕はモンスターだが、人間の文字しか読むことしかできない。古代文字は読めない」
ディノ「ゼロ。読めるか?」
私はゼロに聞いたが、ゼロは顔に無理だと、顔に出ていた
ゼロ「悪い、読めねぇ」
俺は古代文字の勉強をしているが、読めない。現実は非情だな
ディノ「仕方ない、また来る事にしよう」
ディノ「すまないね。フリート」
フリート「い、いえ」
ブレイブ「……エンペラーの称号を持つ者。扉に触れし時、扉は開かれん」
ゼロ「ブレイブ、読めるのか?」
ブレイブ「うん。読める」
僕は兄さんに読めると言って、扉に触れたが……
ブレイブ「えッ!?」
エンペラーの称号を持っているのに、扉は全く動かなかった
ゼロ「疲れてるんだよ」
俺はブレイブにそう言って、扉に触れると……すんなりと扉が開いた
ブレイブ「どうして」
ゼロ「言っただろ、疲れてるんだよ」
ゼロ「魔法も集中してなかったら、威力も弱くなるだろ?それと同じだ」
ゼロ「俺が先頭に行く。全員ついてこいよ」
ブレイブ「…………」
フリート「相棒。置いて行くぞー?」
ブレイブ「あッ!?ごめん。今行くー」
僕は走って、皆の元に向かった
今やっと六時間目が終わった。昨日つまり日曜日にフィルが寝てから兄さんから質問攻めされたから、今の僕は少し眠かった
昨日
ブレイブ「あの、怖いんだけど」
今は11時だけど、 兄さんが聞きたい事があると言ってきたから、本当に怖い
ゼロ「ああ、大丈夫だ。デートで何があったか聞くだけだ」
ブレイブ「あっそうなんだ」
緊迫した状況だったから、僕は胸を撫で下ろした
ゼロ「フィルの部屋に有った大量の服はなんなんだ?」
ブレイブ「フィルに買ってあげた」
ゼロ「そ、そうか」
ゼロ「デパートで何、食ったんだ?」
ブレイブ「ステーキ食べた」
ゼロ「他に何かあったか?」
ブレイブ「店員さんと店長さんにサインを系20人書いた」
ゼロ「多いな」
俺はブレイブが書いたサインの人数に少し引いた
ブレイブ「アハハ、少ない方だよ」
ゼロ「そ、そうか」
ブレイブの話に俺はついていけないと分かったから、苦笑するだけで、慣れる事にした
ブレイブ「まあ、後は本屋で男性と女性で従者の言い方が違う事を知った」
ゼロ「ああ。知ってるぞ。男性が執事で女性がメイド、だろ?」
ブレイブ「うん」
ブレイブ「最後にフィルと帰ってる途中に、綺麗な星を見た事とフィルとディープキスをした」
ゼロ「おお、そこまで進展してたのか」
ブレイブ「うん♪」
ブレイブ「それじゃあ僕は寝るね?」
ゼロ「悪い、まだ聞きたい事があるんだ」
ブレイブ「……え?」
兄さんの言葉に血の気が引いた
ブレイブ「ち、ちなみに後、何分?」
ゼロ「まあ、朝までだな」
ブレイブ「うん。分かった」
兄さんの言葉に僕は諦めた
ブレイブ「うん。現実逃避をしたけど、無理だな」
現実逃避をしたけど、今の僕は眠すぎる
???「大丈夫か?相棒?」
ブレイブ「まあ、大丈夫、一応」
顔に出ていたのか、横に居たフリートが心配した顔で話してきた
フリート「そうか、それと、フィルが呼んでたぞ?何か少し焦ってたし」
ブレイブ「ありがと」
フリートの言葉を聞いて、珍しく持ってきた鞄を持って、眠い事を無視して、廊下に居るフィルの元に急いで向かった
フィル「あっやっと来た」
ブレイブ「ごめん、ごめん。昨日。というか、今日まで質問攻めされてたから」
フィル「そうなんだ」
フィル「それじゃあ今日は初めての帰るまでデートだね」
ブレイブ「そうだね」
ブレイブ「何か、僕したかな?」
廊下をフィルと一緒に恋人繋ぎで歩いてるけど僕に向かって皆が親の仇の様な眼で見てくる
フリート「恋人繋ぎしてるからじゃねぇか?」
フリート「てか何時からそこまで仲良くなったんだ」
ブレイブ「……土曜日から」
フィル「うん。だから今日含めてまだ3日」
フリート「そっか、まあこれからはあまり割って入らない事にするぜ」
俺は二人に言って、走って行った
ブレイブ「フリートとゼアルの帰りは馬車だろうな」
フィル「お兄ちゃんは馬車か徒歩で帰るか、どっちが好き?」
ブレイブ「う~ん、運動が出来るから、徒歩かな?」
ブレイブ「まあ、正直に言えば馬車の方が楽だからそっちの方が好きだけど」
フィル「ふーん」
ブレイブ「あっ一応言っとくけど、兄さんにお願いはしなくていいから」
僕が言うと、フィルは驚いた顔に変わった
フィル「どうして分かったの?」
ブレイブ「何年一緒に居ると思ってるの?」
フィル「あっそうだね」
ブレイブ・フィル「ただいま~♪」
ゼロ「あっお帰り」
ブレイブ「兄さん。どうしたの?」
僕達が上機嫌で帰って来たら、兄さんが難しい顔をしていた
ゼロ「ああ、前お前が聞いてきた古代遺跡があっただろ?」
ブレイブ「うん。確か古代遺跡エンペラーだっけ?」
ゼロ「ああ、明日からインパクト家全員で調査をする事になった」
ブレイブ「えっと、先生に連絡は?」
僕は調査には行く事に賛成だけど、兄さんが先生に連絡したかどうか気になった
ゼロ「ああ、それだったらさっき連絡はした」
ゼロ「めっちゃ驚いてたけどなw」
ブレイブ「でしょうね」
兄さんが驚いてたと笑いながら言った事に僕は苦笑しながら。でしょうねと返した
ゼロ「それと、もし無理なら、来なくて良いぞ」
ブレイブ「僕は行くよ!」
フィル「僕も行く!!」
ゼロ「分かった」
ブレイブ「あっ」
ブレイブ「兄さん。助っ人を一人呼んで良いかな?」
ゼロ「ああ、良いぞ」
ブレイブ「ありがと」
ブレイブ「確か電話は」
ゼロ「ブレイブ」
ブレイブ「ん?何、兄さん」
助っ人を呼ぶ為に通信機を転送魔法で出して、電話しようとしたら、兄さんが止めてきた
ゼロ「それ何だ?」
ブレイブ「通信機。魔法学園に入学した時に生徒全員に渡される」
ゼロ「す、すげぇな」
俺が少し引いてると。ピンポーンと音がした
ブレイブ「僕が出るよ」
そう言って、玄関に向かう時にまたピンポーンと音がした
ブレイブ「はいはい、今開けますよ」
ドアを開けたら、そこには親友のフリートが居た
フリート「よっ遊びに来たが、いいか?」
ブレイブ「良いけど」
ブレイブ「その前にフリート?」
フリート「何だ?」
ブレイブ「明日。古代遺跡に僕達インパクト家全員で行くけど、助っ人として、来てくれないかな?」
フリート「良いぞ、未来の四代目エンペラーである俺が手伝ってやるよ」
フィル「フリート君。未来の四代目エンペラーって、どういう事?」
僕はフリート君の言った。未来の四代目エンペラーという言葉に対して、首を傾げて、聞いた
ゼロ「フリートの実力を考慮して、四代目エンペラーに最適だったから、俺がフリートに言ったんだ」
フィル「へぇー、すごいね。フリート君」
フリート「へっだろ?」
フィルの純粋なキラキラした目に対して、俺はドヤ顔で言った
ブレイブ「フリート。訓練場に新しいモードを父さんが入れたけど、やる?」
フリート「おお、やるぞ」
フリート「それで、そのモードの名前は?」
ブレイブ「対人戦。と言っても、剣術がメインだけど」
ブレイブ「まあ、僕は剣術でも勝つけど」
フリート「それだったら俺はお前の剣術を俺は軽く超えるがな」
ゼロ「仲が良いな」
ブレイブ・フリート「親友だから(だからな)」
次の日
ブレイブ「………」
ブレイブ「遅い」
古代遺跡に行くのに、僕達は準備万端なのに、フリートが来てない
クロドラ「ブレイブ様。もう出発しますか?」
僕は人型の状態でブレイブ様に出発するかどうか聞いた
ブレイブ「クロドラ。もしかして、ピリピリしてる?」
クロドラは何時も通り、敬語だけど、顔に少し怒ってる。と、顔に出ていた
クロドラ「あっ出てます?」
ブレイブ「うん。出てる」
僕がクロドラに聞くと、クロドラは目が点になった
クロドラ「僕が変わったのはリバイが原因ですがね」
リバイアサン「なんだと?」
クロドラ「発言全てをうのみするな。特に僕の言葉だ」
僕が言った言葉に対して、人型のリバイは僕に向かって、にらみ目でなんだと。と、言ってきた
リバイアサン「ハハ、悪いな我は少し短気だからな」
クロドラ「お前は……たくっ」
リバイの何時も通りのへらへらした返答に僕は呆れた
ブレイブ「……流石に限界」
僕は痺れを切らして、転送魔法を使って、強制的にフリートを呼んだ。本当なら、来るまで待つつもりだったけど、我慢の限界だったから、使った
フリート「痛ってッ!?」
フリート「ブレイブ。何すんだよッ!!」
ブレイブ「フリートが遅いだけ」
僕は怒っているフリートに対して、冷静に言葉を返した
フリート「……悪かった」
ブレイブ「てか何で遅かったの?」
僕はフリートに何で遅かったか聞いた
フリート「ああ、昨日お前と対人戦モードで戦ったよな?」
ブレイブ「うん」
フリート「はりきり過ぎて、全身筋肉痛になったから、少し遅れたんだ」
フリート「それと。ゼアルも行くって、ずっと言ってたからな。なだめるのも苦労したからな」
フリート「まあ、こんな事があって遅れた理由だ。理由としては後者だな」
ブレイブ「そうなんだ。今は大丈夫?」
フリート「おうッ!!」
ブレイブ「良かった」
僕はフリートに大丈夫。と、聞いたら、フリートはおう。と、元気よく言ったから、僕は胸を撫で下ろした
ブレイブ「…さて、フリートも来た事だし行こう」
ケルベロス「それでしたら、僕がワープで古代遺跡前に移動します」
ブレイブ「ありがと」
ケルベロス「ワープ」
ブレイブ「此処が、古代遺跡エンペラー」
古代遺跡前に着いたが、周りはほとんどなにもない。殺風景だった
ケルベロス「中はまだ見る事が出来なかったので、どんな構造か分かりません」
ブレイブ「まだ?」
僕はケルベロスのまだ。と、言う言葉に疑問が生まれた
ゼロ「この扉の事じゃねぇか?」
俺が指を指した扉は真ん中に古代文字がある
ディノ「ああ、その扉に書いてある古代文字が読めないんだ」
そう、これが問題なんだ。私とケルベロスは古代文字が全く読めない
ケルベロス「そうなんですよね」
ケルベロス「古代文字さえ読めれば」
リバイアサン「クロドラy」
クロドラ「無理だ。僕はモンスターだが、人間の文字しか読むことしかできない。古代文字は読めない」
ディノ「ゼロ。読めるか?」
私はゼロに聞いたが、ゼロは顔に無理だと、顔に出ていた
ゼロ「悪い、読めねぇ」
俺は古代文字の勉強をしているが、読めない。現実は非情だな
ディノ「仕方ない、また来る事にしよう」
ディノ「すまないね。フリート」
フリート「い、いえ」
ブレイブ「……エンペラーの称号を持つ者。扉に触れし時、扉は開かれん」
ゼロ「ブレイブ、読めるのか?」
ブレイブ「うん。読める」
僕は兄さんに読めると言って、扉に触れたが……
ブレイブ「えッ!?」
エンペラーの称号を持っているのに、扉は全く動かなかった
ゼロ「疲れてるんだよ」
俺はブレイブにそう言って、扉に触れると……すんなりと扉が開いた
ブレイブ「どうして」
ゼロ「言っただろ、疲れてるんだよ」
ゼロ「魔法も集中してなかったら、威力も弱くなるだろ?それと同じだ」
ゼロ「俺が先頭に行く。全員ついてこいよ」
ブレイブ「…………」
フリート「相棒。置いて行くぞー?」
ブレイブ「あッ!?ごめん。今行くー」
僕は走って、皆の元に向かった
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
愛想を尽かした女と尽かされた男
火野村志紀
恋愛
※全16話となります。
「そうですか。今まであなたに尽くしていた私は側妃扱いで、急に湧いて出てきた彼女が正妃だと? どうぞ、お好きになさって。その代わり私も好きにしますので」
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
〈完結〉昔酷いことをした姉はやっぱり今も酷かった。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」ゾーヤが経営する店がある朝出勤したら荒らされ、商品や宝石が盗まれていた。すぐさま警察に連絡し、捜査官が来たが、犯人の目星はついていた。姉のソフィヤだった。長女で婿を取って娘を儲けている姉は今では娘を放っておいてだらだらしている女だった。母と共に姉の部屋に乗り込んだゾーヤと、その姉との関係の裏にあるものは。
婚約破棄を成立させた侯爵令嬢~自己陶酔の勘違い~
鷲原ほの
ファンタジー
侯爵令嬢マリアベル・フロージニス主催のお茶会に咲いた婚約破棄騒動。
浮気な婚約者が婚約破棄を突き付けるところから喜劇の物語は動き出す。
『完結』
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる