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番外編 季節といえばこれ!!
秋といえば(後編)文化祭
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ブレイブ「………確か今日は文化祭だな」
僕は独り言を呟いてから、タンスから、半袖の私服を取り出して、私服に着替える準備をした。文化祭は制服か私服。どっちかは自由だ
???「お兄ちゃんッ!起きてるよねッ!?」
ブレイブ「うわぁッ!?」
パジャマの上を脱いで、半袖の私服を着ようとしたら、フィルが勢いよく、ドアを開けてきた
フィル「……ごめん」
僕はそう言って、部屋のドアを閉めて、一階に移動した
ブレイブ「良し、完了」
僕は着替えて、ダイニングルームに移動するためにワープを使った
???「ブレイブ。個々に座れ」
ブレイブ「……」
ブレイブ「え?」
ワープを使って、ダイニングルームに着いたら、いきなり、兄さんが椅子に座っていて、僕に向かって、座れと、少し睨みながら、言ってきた
ゼロ「座れ」
ブレイブ「はいッ!!」
兄さんの完全な睨み目に僕は少し跳んでから、座った
ゼロ「なんで座れって、言ったか、分かるか?」
俺はブレイブに確認する様に、聞いた
ブレイブ「(……どれだろう)」
ブレイブ「(ストレス発散の為にかなり迷惑になる位叫んだ事かな?朝までオールしたからかな?)」
僕は二つ思いついた
ブレイブ「ごめん。分からない」
墓穴を掘らないために、僕は誤魔化すために、兄さんに言った
ゼロ「……そうか」
ゼロ「お前は15。フィルは14になって、そういう事もするかもしれない、年だが。フィルにいいか、聞いたか?」
ブレイブ「……ごめん。意味が分からない」
兄さんが言ってる意味が本当に分からない
ゼロ「………本当か?」
ブレイブ「…うん」
ゼロ「一応聞くが、フィルが顔を赤くなっていたが、知らないか?」
ブレイブ「分からない」
ゼロ「……安心した」
ゼロ「お前達が性的行為をしたと、少し思っていたからな」
ブレイブ「性的行為?確かに、フィルは異性の女の子だけど?」
僕は首を傾げながら、兄さんに言った
ゼロ「お前なぁ」
ブレイブ「なに?」
ゼロ「いや、なんでもない」
俺は首を傾げているブレイブに言いたい事を言っても意味がないから、言いたいは言わない事にした
ゼロ「?どうした?ブレイブ」
俺が話したい事を言い終わったが、ブレイブはキョロキョロと、左右に首を動かしている
ブレイブ「ん?ああ、てっきり、フィルが何処かに隠れてると、思って」
ブレイブ「兄さん。フィルが何処かに居るか、知らない?」
ゼロ「さあな。此処には来てないが」
ブレイブ「……それだったら、場所が分かる」
僕はそう言って、椅子を立ち上がった。こういう時、フィルは自分の部屋に居るか、訓練場に居るか、どっちかだ
ブレイブ「フィル。居る?」
僕はフィルの部屋のドアをコンコンと二回叩いた。少し焦っているが、フィルみたいに、ドアをいきなり開けたりはしない
フィル「うん。居るよ~、ちょっと、待ってて」
ブレイブ「了解」
5分後
フィル「お待たせ」
お兄ちゃんがドアをコンコンと二回叩いて、から、5分使って、私服に着替えた
ブレイブ「良し、行こう」
僕はそう言って、ダイニングルームに移動した
ゼロ「ん?どっちも私服なんだな」
ブレイブ・フィル「その方が、涼しい(暖っかい)から」
ゼロ「そ、そうだな。ブレイブからしたら、涼しいし、フィルからしたら、暖っかいな」
ゼロ「それと、これを渡しとく」
俺はそう言って、転送魔法を使い、巨大な袋を渡した
ブレイブ「これ何?」
兄さんから受け取った両手位の袋は重かったが、何か分からなかった
ゼロ「父さんがお前達に文化祭を楽しむ為に、それを使えって言っていた」
ゼロ「俺は急用が出来たからギルドに行く」
ゼロ「それと、父さん達は遺跡に調査に行ってる」
俺は伝えて、ワープを使い、ギルドに移動した
フィル「お兄ちゃん。これ何か分かった」
ブレイブ「ん?これ何なの?」
僕はさっき分かったが、僕達が持ってる重い袋の正体を言うのはフィルに譲った
フィル「袋に入ってるの、お金だよ」
ブレイブ「マ、マジか」
フィル「えへへ♪すごいでしょ?」
ブレイブ「うん。すごい、すごい」
僕は両手で持っていた袋を右手に持って、左手で、フィルの頭を撫でた
フィル「それじゃあ、早く行って、学園祭を楽しもう!」
ブレイブ「おーーッ!!」
ブレイブ「賑わってるな」
学園に着いたら、売店がかなりあって、目測だけでも、50位。あった
ブレイブ「フィル。ここからは別行動にする?」
フィル「うん♪」
ブレイブ「了解。それだったら、集合場所は正門で。それと、何かあったら通信機で連絡する事」
僕は集合場所と、何かあったら、通信機で連絡する事をフィルに伝えた
ブレイブ「しっかし、いつの間にフィルは力持ちになったんだ?」
僕は苦笑して言った。理由は僕達が登校してから、今も袋を持っているからだ
ブレイブ「さて、僕も楽しみますか」
僕はフィルが走っていった逆方向から、進む事にした
ブレイブ「いろいろあったな」
先ずは何があるか歩いて見てから、決めるのが、僕のやり方だ。売店は焼きそば。お好み焼き。りんご飴。だった。それ以外は僕事、エンペラーの店だった
ブレイブ「うん。美味しい」
僕は焼きそばを食べてるが、やっぱり美味しい。ちなみに、袋は転送魔法で一旦自分の部屋に送った
???「お~い、ブレイブ」
ブレイブ「ふぁっふひーと」
フリートと
呼んだが、口に焼きそばを含んでいるから、変な言い方になった
フリート「口に含みながらしゃべるなよ」
ブレイブ「ん」
頷いてから、口の中にある焼きそばを飲み込んだ
フリート「てかお前って、庶民的な食べ物、食べるんだな」
ブレイブ「まあ、インパクト家の家訓は食事より、力量を高める。これがインパクト家の家訓だから」
フリート「へぇー」
ブレイブ「なんだその顔はッ!!」
フリートの顔は苦笑しているが、それと同時に呆れている顔だった
フリート「ハハ、まあそんな事は置いといて」
フリート「今から言う事が二つがある」
フリート「今日、ハヤト、ネオ、レン、イグニスが、休んでる」
フリート「それと、今からイベントがあるが、どうする?」
フリート「ッて、聞けよッ!!」
俺がイベントの説明をしたら、ブレイブは焼きそばを幸せな表情で食べてた
ブレイブ「……聞いてるよ、イベントだろ?」
フリート「今の間はなんだよ?」
ブレイブ「さあね」
ブレイブ「それで、イベントの内容は?」
僕は誤魔化して、イベントの内容を聞く事にした
フリート「ああ、内容は校庭に実体型魔力壁があるから、それをどこまで破壊出来るかだ」
ブレイブ「なるほど」
ブレイブ「良し、行こう」
フリート「でも、焼きそば食い終わってないだろ?」
ブレイブ「食べ終わってるよ?」
フリート「なッ!?」
ブレイブ「フリート。一応聞くけど。実体型の魔力壁にレベルってある?」
僕はフリートに聞いた。その理由は、実体型魔力壁が巨大過ぎた。目測だけでも、530000mだった
フリート「ああ、お前と会う一時間前からイベントがあったからな。今のレベルはMAXの100だな」
ブレイブ「え?文化祭は7時じゃなかったけ?」
フリート「ああ、昨日訂正のプリントがあったが、知らないか?」
ブレイブ「知らない、昨日は眠くて、ずっと寝てた」
フィル「うぅ、壊せない」
僕はサラちゃんと一緒に壊そうとしたけど、破滅砲を使っても壊せないから、涙目になった
サラ「が、頑張ろうよ、まだブレイブ君も、フリート君も参加してないから」
フィル「でも、お兄ちゃんもフリート君も無理だよ」
ブレイブ「それはどうかな?」
フィル「あッお兄ちゃん」
涙目に成ってたけど、お兄ちゃんの声を聞いたら、僕の顔は笑顔に成った
ブレイブ「あの壁、余裕で破壊出来るけど、やろうか?」
僕はフィルに向かって、余裕の表情で言った
フィル「うん。お願いッ」
ブレイブ「了解」
僕はそう言って、実体型魔力壁に向かった
ブレイブ「……良し、行ける」
実体型魔力壁に触れると、どこを叩けば良いか分かった
ブレイブ「せいッ!!」
僕は真ん中を叩くと、実体型魔力壁は簡単に崩れた
ブレイブ「ふぅ」
僕は一息ついてから、フィルの元に歩いた
フィル「えッ!?えッ!?」
僕の口からはえ、しか言えなかった。だって、お兄ちゃんが魔力の壁を一回殴るというより、叩いたからだ
ブレイブ「フリート。これって、何か特典って、ある?」
フリート「あ、ああ。文化祭が終わったら、金貨6枚が貰えるよって、モン先生が言ってた」
ブレイブ「了解」
フィル「お兄ちゃん、どうして、一回叩いただけど、崩す事が出来たの?」
ブレイブ「ああ、簡単な事だよ」
ブレイブ「どんな硬い物やモンスターでも、何処かには脆い部分がある」
ブレイブ「大事なのは経験。今は勝てなくても、後(のち)にその勝てなかった存在に勝てる。だからどんな些細な事でも、自分の経験として、記録しないと、実体型魔力壁(あれ)を崩すのは二の次だよ?」
フィル「…分かった」
フリート「俺も肝に銘じる」
ブレイブ「まあ、今は文化祭を楽しもう!」
Fランク生徒「ブレイブ。サインくれないか?」
ブレイブ「え?良いけど」
皆と楽しもうとしたら、元クラスメイトから、サインを要求してきたから、書く事にした
10分後
ブレイブ「両腕と全指に力が入らない」
あれから僕はサインを書いたら、一人で終わると思ったら、その後、すぐに行列が出来て、多分200人位書いた
フリート「大丈夫か?」
ブレイブ「き、キツイ。足に力があるから、立てる」
僕はそう言って立った。本当に今は足以外に力が入らない
フィル「じゃあ、行こう」
僕はお兄ちゃんの腕を掴んで、走った
ブレイブ「……フィル、次からは気をつけて」
あれから僕はフィルに腕を掴まれて、走られたて、最初の出店まで、痛い腕を掴まれていたから、今の僕は少し怒ってる
フィル「……うん」
フリート「それで、何を食べるんだ?」
ブレイブ・フィル「焼きそば」
フリート「フィルは置いといて」
フリート「ブレイブ。さっきも、食べてなかったか?」
ブレイブ「僕が食べるのは塩味。つまり、塩焼きそばだよ」
フィル「お兄ちゃんと同じ、塩焼きそばにする」
ブレイブ「了解。それじゃあ買ってくる」
ブレイブ「塩焼きそばって、いくらかな?」
転送魔法を使って、袋を取り出した
焼きそば店担当魔道師「銅貨20枚だ」
ブレイブ「さっきと同じ、金貨で良いかな?」
僕は金貨を渡したけど、魔道師君は唖然とした顔だった
焼きそば店担当魔道師「ほい、塩焼きそば二つ」
焼きそば店担当魔道師「それと、釣r」
ブレイブ「大丈夫。お釣りはいらない」
僕は塩焼きそばを二つ取って、フィルの元に向かった
ブレイブ「はい、フィル」
フィル「ありがとう♪」
ブレイブ「あれ?フリートとサラは?」
フィルに塩焼きそばを渡して気づいたけど、フリートとサラが居なかった
フィル「フリート君はさっき来たゼアル君と一緒に多分、エンペラーの何か買うと思う」
フィル「サラちゃんはロック君と一緒にりんご飴を食べるって、言ってた」
ブレイブ「うん♪美味しい」
僕は普通の焼きそばも好きだが、やっぱり、塩焼きそばの方が、好きだ
フィル「聞いてた?」
ブレイブ「聞いてたよ」
フリートの事があったから、フィルが言ってた事は食べながらでも、聞いていた
フリート「ブレイブ~」
フリート「ゼアルが成長したぞッ!」
ブレイブ「ん?」
塩焼きそばを食べていたら、フリートが僕の顔の目の前に来た
フリート「ゼアルがお前のグッズを買うと思ったら、買わなかったぞッ!?」
ブレイブ「そうなのかー」
正直、関係ない話だったから、少し棒読みみたいに、言った
ゼアル「お兄ちゃん、恥ずかしいから、それ以上話さないで」
ロック「そうだぞ、お前も兄だったら、そういうのは気をつけろよ」
サラ「うんうん」
フリート「そ、そうだな」
ゼアルに正論を言われて、ロックにも、言われて、サラは頷いていたから、前みたいに、反論が出来なかった
フリート「そういえば、ブレイブ、フィル。お前らって、いくら持ってきてるんだ?」
ブレイブ「ああ、僕もフィルも、金貨100枚持ってきてるけど、それが?」
僕がそう言うと、フィル以外。目を丸くしている
ブレイブ「えっと、大丈夫?」
僕が皆に聞くと、やっと皆が、何時もの顔に戻った
フリート「全く、お前らは金持ちを超えて、大金持ちだな」
ブレイブ「一応、聞くけど。僕がおかしいのかな?」
ブレイブ「金貨って、銅貨と同じって、感じがするけど、おかしいのかな?」
全員「おかしいッ!!!」
ブレイブ「アハハ」
皆に質問したら、フィル含めて、おかしいと返されたから、苦笑した
ブレイブ「おかしい事を言った、お詫びに僕が奢るよ」
フリート「良いのか?」
ブレイブ「ああ、漢に二言はないッ!!!!」
フリート「ヘッそれだったら、覚悟しろよ~♪」
俺は笑いながら、走った
フィル「お兄ちゃん。あんな事言ってるけど、大丈夫なの?」
ブレイブ「大丈夫」
ブレイブ「それより、皆。置いて行くよー?」
僕はそう言って、走った
ゼアル「あっ待って下さい」
ロック・サラ「置いて行くなよ~」
フィル「…って、皆早いよッ!?」
僕は遅れて皆に走って行った
僕は独り言を呟いてから、タンスから、半袖の私服を取り出して、私服に着替える準備をした。文化祭は制服か私服。どっちかは自由だ
???「お兄ちゃんッ!起きてるよねッ!?」
ブレイブ「うわぁッ!?」
パジャマの上を脱いで、半袖の私服を着ようとしたら、フィルが勢いよく、ドアを開けてきた
フィル「……ごめん」
僕はそう言って、部屋のドアを閉めて、一階に移動した
ブレイブ「良し、完了」
僕は着替えて、ダイニングルームに移動するためにワープを使った
???「ブレイブ。個々に座れ」
ブレイブ「……」
ブレイブ「え?」
ワープを使って、ダイニングルームに着いたら、いきなり、兄さんが椅子に座っていて、僕に向かって、座れと、少し睨みながら、言ってきた
ゼロ「座れ」
ブレイブ「はいッ!!」
兄さんの完全な睨み目に僕は少し跳んでから、座った
ゼロ「なんで座れって、言ったか、分かるか?」
俺はブレイブに確認する様に、聞いた
ブレイブ「(……どれだろう)」
ブレイブ「(ストレス発散の為にかなり迷惑になる位叫んだ事かな?朝までオールしたからかな?)」
僕は二つ思いついた
ブレイブ「ごめん。分からない」
墓穴を掘らないために、僕は誤魔化すために、兄さんに言った
ゼロ「……そうか」
ゼロ「お前は15。フィルは14になって、そういう事もするかもしれない、年だが。フィルにいいか、聞いたか?」
ブレイブ「……ごめん。意味が分からない」
兄さんが言ってる意味が本当に分からない
ゼロ「………本当か?」
ブレイブ「…うん」
ゼロ「一応聞くが、フィルが顔を赤くなっていたが、知らないか?」
ブレイブ「分からない」
ゼロ「……安心した」
ゼロ「お前達が性的行為をしたと、少し思っていたからな」
ブレイブ「性的行為?確かに、フィルは異性の女の子だけど?」
僕は首を傾げながら、兄さんに言った
ゼロ「お前なぁ」
ブレイブ「なに?」
ゼロ「いや、なんでもない」
俺は首を傾げているブレイブに言いたい事を言っても意味がないから、言いたいは言わない事にした
ゼロ「?どうした?ブレイブ」
俺が話したい事を言い終わったが、ブレイブはキョロキョロと、左右に首を動かしている
ブレイブ「ん?ああ、てっきり、フィルが何処かに隠れてると、思って」
ブレイブ「兄さん。フィルが何処かに居るか、知らない?」
ゼロ「さあな。此処には来てないが」
ブレイブ「……それだったら、場所が分かる」
僕はそう言って、椅子を立ち上がった。こういう時、フィルは自分の部屋に居るか、訓練場に居るか、どっちかだ
ブレイブ「フィル。居る?」
僕はフィルの部屋のドアをコンコンと二回叩いた。少し焦っているが、フィルみたいに、ドアをいきなり開けたりはしない
フィル「うん。居るよ~、ちょっと、待ってて」
ブレイブ「了解」
5分後
フィル「お待たせ」
お兄ちゃんがドアをコンコンと二回叩いて、から、5分使って、私服に着替えた
ブレイブ「良し、行こう」
僕はそう言って、ダイニングルームに移動した
ゼロ「ん?どっちも私服なんだな」
ブレイブ・フィル「その方が、涼しい(暖っかい)から」
ゼロ「そ、そうだな。ブレイブからしたら、涼しいし、フィルからしたら、暖っかいな」
ゼロ「それと、これを渡しとく」
俺はそう言って、転送魔法を使い、巨大な袋を渡した
ブレイブ「これ何?」
兄さんから受け取った両手位の袋は重かったが、何か分からなかった
ゼロ「父さんがお前達に文化祭を楽しむ為に、それを使えって言っていた」
ゼロ「俺は急用が出来たからギルドに行く」
ゼロ「それと、父さん達は遺跡に調査に行ってる」
俺は伝えて、ワープを使い、ギルドに移動した
フィル「お兄ちゃん。これ何か分かった」
ブレイブ「ん?これ何なの?」
僕はさっき分かったが、僕達が持ってる重い袋の正体を言うのはフィルに譲った
フィル「袋に入ってるの、お金だよ」
ブレイブ「マ、マジか」
フィル「えへへ♪すごいでしょ?」
ブレイブ「うん。すごい、すごい」
僕は両手で持っていた袋を右手に持って、左手で、フィルの頭を撫でた
フィル「それじゃあ、早く行って、学園祭を楽しもう!」
ブレイブ「おーーッ!!」
ブレイブ「賑わってるな」
学園に着いたら、売店がかなりあって、目測だけでも、50位。あった
ブレイブ「フィル。ここからは別行動にする?」
フィル「うん♪」
ブレイブ「了解。それだったら、集合場所は正門で。それと、何かあったら通信機で連絡する事」
僕は集合場所と、何かあったら、通信機で連絡する事をフィルに伝えた
ブレイブ「しっかし、いつの間にフィルは力持ちになったんだ?」
僕は苦笑して言った。理由は僕達が登校してから、今も袋を持っているからだ
ブレイブ「さて、僕も楽しみますか」
僕はフィルが走っていった逆方向から、進む事にした
ブレイブ「いろいろあったな」
先ずは何があるか歩いて見てから、決めるのが、僕のやり方だ。売店は焼きそば。お好み焼き。りんご飴。だった。それ以外は僕事、エンペラーの店だった
ブレイブ「うん。美味しい」
僕は焼きそばを食べてるが、やっぱり美味しい。ちなみに、袋は転送魔法で一旦自分の部屋に送った
???「お~い、ブレイブ」
ブレイブ「ふぁっふひーと」
フリートと
呼んだが、口に焼きそばを含んでいるから、変な言い方になった
フリート「口に含みながらしゃべるなよ」
ブレイブ「ん」
頷いてから、口の中にある焼きそばを飲み込んだ
フリート「てかお前って、庶民的な食べ物、食べるんだな」
ブレイブ「まあ、インパクト家の家訓は食事より、力量を高める。これがインパクト家の家訓だから」
フリート「へぇー」
ブレイブ「なんだその顔はッ!!」
フリートの顔は苦笑しているが、それと同時に呆れている顔だった
フリート「ハハ、まあそんな事は置いといて」
フリート「今から言う事が二つがある」
フリート「今日、ハヤト、ネオ、レン、イグニスが、休んでる」
フリート「それと、今からイベントがあるが、どうする?」
フリート「ッて、聞けよッ!!」
俺がイベントの説明をしたら、ブレイブは焼きそばを幸せな表情で食べてた
ブレイブ「……聞いてるよ、イベントだろ?」
フリート「今の間はなんだよ?」
ブレイブ「さあね」
ブレイブ「それで、イベントの内容は?」
僕は誤魔化して、イベントの内容を聞く事にした
フリート「ああ、内容は校庭に実体型魔力壁があるから、それをどこまで破壊出来るかだ」
ブレイブ「なるほど」
ブレイブ「良し、行こう」
フリート「でも、焼きそば食い終わってないだろ?」
ブレイブ「食べ終わってるよ?」
フリート「なッ!?」
ブレイブ「フリート。一応聞くけど。実体型の魔力壁にレベルってある?」
僕はフリートに聞いた。その理由は、実体型魔力壁が巨大過ぎた。目測だけでも、530000mだった
フリート「ああ、お前と会う一時間前からイベントがあったからな。今のレベルはMAXの100だな」
ブレイブ「え?文化祭は7時じゃなかったけ?」
フリート「ああ、昨日訂正のプリントがあったが、知らないか?」
ブレイブ「知らない、昨日は眠くて、ずっと寝てた」
フィル「うぅ、壊せない」
僕はサラちゃんと一緒に壊そうとしたけど、破滅砲を使っても壊せないから、涙目になった
サラ「が、頑張ろうよ、まだブレイブ君も、フリート君も参加してないから」
フィル「でも、お兄ちゃんもフリート君も無理だよ」
ブレイブ「それはどうかな?」
フィル「あッお兄ちゃん」
涙目に成ってたけど、お兄ちゃんの声を聞いたら、僕の顔は笑顔に成った
ブレイブ「あの壁、余裕で破壊出来るけど、やろうか?」
僕はフィルに向かって、余裕の表情で言った
フィル「うん。お願いッ」
ブレイブ「了解」
僕はそう言って、実体型魔力壁に向かった
ブレイブ「……良し、行ける」
実体型魔力壁に触れると、どこを叩けば良いか分かった
ブレイブ「せいッ!!」
僕は真ん中を叩くと、実体型魔力壁は簡単に崩れた
ブレイブ「ふぅ」
僕は一息ついてから、フィルの元に歩いた
フィル「えッ!?えッ!?」
僕の口からはえ、しか言えなかった。だって、お兄ちゃんが魔力の壁を一回殴るというより、叩いたからだ
ブレイブ「フリート。これって、何か特典って、ある?」
フリート「あ、ああ。文化祭が終わったら、金貨6枚が貰えるよって、モン先生が言ってた」
ブレイブ「了解」
フィル「お兄ちゃん、どうして、一回叩いただけど、崩す事が出来たの?」
ブレイブ「ああ、簡単な事だよ」
ブレイブ「どんな硬い物やモンスターでも、何処かには脆い部分がある」
ブレイブ「大事なのは経験。今は勝てなくても、後(のち)にその勝てなかった存在に勝てる。だからどんな些細な事でも、自分の経験として、記録しないと、実体型魔力壁(あれ)を崩すのは二の次だよ?」
フィル「…分かった」
フリート「俺も肝に銘じる」
ブレイブ「まあ、今は文化祭を楽しもう!」
Fランク生徒「ブレイブ。サインくれないか?」
ブレイブ「え?良いけど」
皆と楽しもうとしたら、元クラスメイトから、サインを要求してきたから、書く事にした
10分後
ブレイブ「両腕と全指に力が入らない」
あれから僕はサインを書いたら、一人で終わると思ったら、その後、すぐに行列が出来て、多分200人位書いた
フリート「大丈夫か?」
ブレイブ「き、キツイ。足に力があるから、立てる」
僕はそう言って立った。本当に今は足以外に力が入らない
フィル「じゃあ、行こう」
僕はお兄ちゃんの腕を掴んで、走った
ブレイブ「……フィル、次からは気をつけて」
あれから僕はフィルに腕を掴まれて、走られたて、最初の出店まで、痛い腕を掴まれていたから、今の僕は少し怒ってる
フィル「……うん」
フリート「それで、何を食べるんだ?」
ブレイブ・フィル「焼きそば」
フリート「フィルは置いといて」
フリート「ブレイブ。さっきも、食べてなかったか?」
ブレイブ「僕が食べるのは塩味。つまり、塩焼きそばだよ」
フィル「お兄ちゃんと同じ、塩焼きそばにする」
ブレイブ「了解。それじゃあ買ってくる」
ブレイブ「塩焼きそばって、いくらかな?」
転送魔法を使って、袋を取り出した
焼きそば店担当魔道師「銅貨20枚だ」
ブレイブ「さっきと同じ、金貨で良いかな?」
僕は金貨を渡したけど、魔道師君は唖然とした顔だった
焼きそば店担当魔道師「ほい、塩焼きそば二つ」
焼きそば店担当魔道師「それと、釣r」
ブレイブ「大丈夫。お釣りはいらない」
僕は塩焼きそばを二つ取って、フィルの元に向かった
ブレイブ「はい、フィル」
フィル「ありがとう♪」
ブレイブ「あれ?フリートとサラは?」
フィルに塩焼きそばを渡して気づいたけど、フリートとサラが居なかった
フィル「フリート君はさっき来たゼアル君と一緒に多分、エンペラーの何か買うと思う」
フィル「サラちゃんはロック君と一緒にりんご飴を食べるって、言ってた」
ブレイブ「うん♪美味しい」
僕は普通の焼きそばも好きだが、やっぱり、塩焼きそばの方が、好きだ
フィル「聞いてた?」
ブレイブ「聞いてたよ」
フリートの事があったから、フィルが言ってた事は食べながらでも、聞いていた
フリート「ブレイブ~」
フリート「ゼアルが成長したぞッ!」
ブレイブ「ん?」
塩焼きそばを食べていたら、フリートが僕の顔の目の前に来た
フリート「ゼアルがお前のグッズを買うと思ったら、買わなかったぞッ!?」
ブレイブ「そうなのかー」
正直、関係ない話だったから、少し棒読みみたいに、言った
ゼアル「お兄ちゃん、恥ずかしいから、それ以上話さないで」
ロック「そうだぞ、お前も兄だったら、そういうのは気をつけろよ」
サラ「うんうん」
フリート「そ、そうだな」
ゼアルに正論を言われて、ロックにも、言われて、サラは頷いていたから、前みたいに、反論が出来なかった
フリート「そういえば、ブレイブ、フィル。お前らって、いくら持ってきてるんだ?」
ブレイブ「ああ、僕もフィルも、金貨100枚持ってきてるけど、それが?」
僕がそう言うと、フィル以外。目を丸くしている
ブレイブ「えっと、大丈夫?」
僕が皆に聞くと、やっと皆が、何時もの顔に戻った
フリート「全く、お前らは金持ちを超えて、大金持ちだな」
ブレイブ「一応、聞くけど。僕がおかしいのかな?」
ブレイブ「金貨って、銅貨と同じって、感じがするけど、おかしいのかな?」
全員「おかしいッ!!!」
ブレイブ「アハハ」
皆に質問したら、フィル含めて、おかしいと返されたから、苦笑した
ブレイブ「おかしい事を言った、お詫びに僕が奢るよ」
フリート「良いのか?」
ブレイブ「ああ、漢に二言はないッ!!!!」
フリート「ヘッそれだったら、覚悟しろよ~♪」
俺は笑いながら、走った
フィル「お兄ちゃん。あんな事言ってるけど、大丈夫なの?」
ブレイブ「大丈夫」
ブレイブ「それより、皆。置いて行くよー?」
僕はそう言って、走った
ゼアル「あっ待って下さい」
ロック・サラ「置いて行くなよ~」
フィル「…って、皆早いよッ!?」
僕は遅れて皆に走って行った
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今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
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田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
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勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
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身勝手な理由で婚約者を殺そうとした男は、地獄に落ちました【完結】
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「おい、アドレーラ。死んだか?」
私の婚約者であるルーパート様は、私を井戸の底へと突き落としてから、そう問いかけてきました。……ルーパート様は、長い間、私を虐待していた事実が明るみになるのを恐れ、私を殺し、すべてを隠ぺいしようとしたのです。
井戸に落ちたショックで、私は正気を失い、実家に戻ることになりました。心も体も元には戻らず、ただ、涙を流し続ける悲しい日々。そんなある日のこと、私の幼馴染であるランディスが、私の体に残っていた『虐待の痕跡』に気がつき、ルーパート様を厳しく問い詰めました。
ルーパート様は知らぬ存ぜぬを貫くだけでしたが、ランディスは虐待があったという確信を持ち、決定的な証拠をつかむため、特殊な方法を使う決意をしたのです。
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【完結】私だけが知らない
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目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
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やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
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