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4章 兄を止めるために
第二十七魔法 三体のオリハルコンナイトとの決着
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スラッシュ「はあ…はあ…はあ」
俺はザラ、キメラと戦っているが、装甲が硬くて鎌がそろそろ、刃こぼれしかけている。キメラは拳を使っての肉弾戦による接近戦だから、簡単に避けれるが、ザラは遠距離と急に目の前に現れて、魔法を放ってくるから、避けずらい
ザラ「先ほどの気迫は何処ヘ行ったのですか?」
スラッシュ「うるせぇよ」
スラッシュ「お前らを通したら、国一つ位無くなるからな、此処は絶対に通さねぇ」
???「ああ、その通りだ。スラッシュ」
スラッシュ「ディノ様ッ!!」
聞こえた声はザラでもなく、キメラでもなく、主、ディノ様だった
ディノ「すまない、遅くなった」
スラッシュ「大丈夫です。鎌が刃こぼれしかけているだけですよ」
ディノ「それだったら、これを使ってみたら、どうだ?」
私は転送魔法を使って、スラッシュに渡す物を渡した
スラッシュ「これは」
ディノ様が俺に渡した物は俺が従者になる前に使っていた、真相剣トルースだったが、トルースは錆びていた
スラッシュ「これを何処で?」
トルースは自分でも、置いていた場所を忘れていたのに、ディノ様はどう見つけたのだろう
ディノ「……実は旅をしていた時に見つけた」
ディノ「お前があの時のトラウマを克服できてないと思ってな」
ディノ「だが、今のお前だったら、大丈夫だと思ってな」
スラッシュ「大丈夫です。今の俺なら、行けますッ!!」
確かに、ディノ様が言った通り、完全には克服できてないが、新しく守る人ができた俺は戦える
ディノ「なら、行くぞッ!!」
スラッシュ「はいッ!」
俺はディノ様から、トルースを受け取った。俺が受け取った瞬間錆びていた部分は無くなり、クリスタルの剣が現れた
ザラ「やっとですか。さて私と戦うのは、どちらですか?」
ディノ「私だ」
ザラ「そうですか、では行きますよ」
ディノ「残念だが、直ぐ終わる」
ディノ「ビッグバンフレア」
私は自分の身長の5倍のデカさの火の玉を出して、ザラに向かって放った
ザラ「何故究極魔法を使えるのですかッ!?」
私は魔法障壁を展開して直ぐに唖然とした。究極魔法を使えるのはエンペラー位しか知らない
ディノ「努力すれば扱える様になる。私が学生だった頃、私はZZランク1位。しかも主席だったからな」
ザラ「……そうですか」
私は勝てないと分かったから、魔法障壁を解除して、魔法に飲まれた
スラッシュ「ディノ様は勝ったか」
勝ったとは言ったが、一瞬で勝敗がついたが
スラッシュ「それで、いつ戦うんだ?」
キメラと戦おうとした瞬間、一対一で戦おうと言ってきた
キメラ「ザラが居なくなった今、戦おう」
キメラ「ザラは一対一の戦いを邪魔するからな」
キメラ「我はモンスターでの最強を目指す」
スラッシュ「そうか……行くぞ」
俺はトルースの鞘を抜いて、片手に鞘を掴んで、構えた
キメラ「ああ、行くぞッ!!」
スラッシュ「…神速剣」
キメラ「な、なんだ!そのスピードは!?」
目の前の男は一言呟くと、とんでもないスピードで我を斬った
スラッシュ「俺は元々鎌じゃなくて、剣を使っていたからな、これ位のスピードは出せる」
俺はそう言って、剣を鞘に納めた
スラッシュ「……できれば、お前とは人型状態で過去に会っていたら、相棒になっていたな」
キメラ「…………そうか」
我はそう言うと、粒子に成って、消えた
スラッシュ「ディノ様。終わりました」
ディノ「嫌…まだ、終わってないぞ」
スラッシュ「…そうですね」
俺はそう言って、鞘から剣を抜いた周りにはプロトタイプの改造モンスターが沢山居た
ディノ「此処を突破されたら、ダメだな」
私は当たり前な事を言った。これは余裕だからだ
スラッシュ「ですね」
ディノ「行くぞッ!!!」
スラッシュ「はいッ!!」
ロック「(外が騒がしいな)」
ウォールと戦っている最中だが、外から、音がかなり聞こえる
ウォール「戦闘中に考えるとは余裕だなッ!」
ロック「しまッ!?」
俺は前を見ていなかったから、反応が遅れた。いくら、禁術玉を俺達が使っていても、反応が遅れたら、意味がない
サラ「戦闘中だから、気を引き締めて」
私は魔法障壁を展開して、ロックに目掛けて来たウォールの拳を防いだ
ロック「悪ぃ」
そうだった、考えてる暇なんかねぇ
サラ「……それと、そろそろ、魔力が限界」
ウォールの拳を魔法障壁で防いでるけど、そろそろ限界
ロック「分かった。後は任せろ」
サラ「死なないでね。ロックは私の彼氏なんだから」
ロック「わーってるよ」
サラ「解除」
私は展開している魔法障壁を解除したと同時に倒れた
ウォール「やっと一対一だな」
ロック「お前は一対一を好むのか?」
ウォール「ああ、俺達オリハルコンナイトは全員元人間だ」
ウォール「俺以外は分からないが、俺は一対一の正正堂堂の方が好きだからな」
ロック「……そうか」
ロック「行くぞ」
ウォール「ああッ!!」
ロック「ストーム」
俺は先ずストームを使った。俺の戦闘スタイルはスピードを付けてから、殴る方法だ
ロック「ロックナックル」
俺は未完成のロックナックルを使った。ブレイブに見せた時よりは、俺のイメージに近くなってきてる
ウォール「ほう、いい拳だ」
目の前の男の拳は俺の装甲を一欠片破壊した。オリハルコンナイトの装甲は直ぐ再生するがな
ロック「やっぱり再生するんだな」
分かってはいたが、ウォールの装甲は直ぐに再生した
ロック「(新しいイメージを考えねぇと)」
俺はブレイブが言った通り、イメージを考えた
ロック「………」
ロック「よし、浮かんだ」
ウォール「…何が浮かんだ?」
男は黙っていると、急に浮かんだと言った
ロック「お前を倒す魔法のイメージだよ」
ウォール「…ほう。どんな魔法だ?」
ロック「まあ、楽しみに待ってろよ」
ウォール「ああ、楽しみだ。ここまで気持ち高ぶり戦いを楽しいと思うのは、初めてだッ」
ロック「……行くぞ」
俺はストームを使わずに、走った。俺の新しいイメージはこうだ。前は岩を纏うイメージだったが、今浮かんだイメージは自分の右腕全てを岩で覆い。手は岩石の様に、強くする。これが俺の新しいイメージだ。そして、新しい魔法の名は
ロック「豪腕・ロックナックルッ!!!」
これが俺の新しい魔法だ
ウォール「なんだッ!?この威力は!?」
男が放った拳は俺の体を貫通した。オリハルコンナイトの装甲は直ぐ再生するが、弱点もあり、それは真ん中にあるコアだ。コアが破壊されると、装甲は再生出来なくなり、死ぬ事になる
ウォール「………貴様……名は?」
ロック「ロック=ディザイア」
ウォール「……ロック。最期に言いたい事がある」
ロック「皆まで言うな」
ウォール「………そうか、だが、言わせて……もらう」
ウォール「…………いい、戦いだった」
俺はそう言うと、粒子に成って、消えた
ロック「………ああ、俺も、いい、戦いだった」
ロック「……サラ、行くぞ」
俺はサラにそう言うと、体制が崩れた
サラ「だ、大丈夫ッ!?」
ロック「多分な」
ロック「少し、横になる」
ロック「モンスターか、改造モンスターが来たら、サラが戦ってくれ」
サラ「了解」
ナイト「(きついな)」
さっきから、戦っているが、三人の内、一人を攻撃したとしても、直ぐ魔法障壁を展開するから、剣で、斬ったりする事が出来ない
イグニス「はあッ」
僕は魔剣バーストで、ナイトの鎧を斬ったが、やっと、兜少し斬れた
ナイト「(兜を斬られたか)」
兜は普通の鎧だから、再生はしない
ナイト「ドリルソードッ」
僕は自分の剣に魔力を付与して、斬ろうとしたが…
レン「魔法障壁」
ナイト「くそ」
さっきと同じで斬撃が防がれた
レン「(一番危なかった)」
俺はイグニスに斬撃が当たる前に魔法障壁を展開して防いだ
イグニス「ありがとう、レン君」
僕はレン君にお礼を言って、後ろに下がった
レン「礼なら勝ってからにしろ」
アルファ「話は後にしろ、戦っている最中だぞ」
ナイト「……君達三人の実力を合わせたら、魔力だけはエンペラーに近い」
アルファ「そうか」
ナイト「君達に敬意を払おう」
ナイト「アーマーオフ」
僕は魔力を使って、自分の鎧を全て吹き飛ばした
ナイト「行くぞ」
レン「ガハッ!?」
アルファ「ぐッ!?」
イグニス「……え」
ナイトの鎧が吹き飛んだら、レン君とアルファ君が倒れていた
ナイト「安心しろ、みねうちだ」
ナイト「俺は君と戦いたいからね」
イグニス「その顔」
ナイトの顔はディノ先生の従者、スラッシュに似ていた
ナイト「その顔?……ああ、自分の名前は忘れたが、僕は700万年前ある騎士団団長をしていた」
ナイト「僕はイグニス。君と戦いたい。一対一でだ」
イグニス「……分かった」
僕は一対一の緊張ながら、バーストを構えた
ナイト「その剣(つるぎ)…まだ進化するぞ?」
イグニス「…そうか」
イグニス「バーストスラッシュ」
僕はバーストを振り下ろし、ナイトに向かって、爆発が起きた
ナイト「……この程度か」
イグニス「え!?」
ナイトは軽く一振すると、爆発が無くなった
ナイト「呆れた」
ナイト「ストーム」
イグニス「危なかった」
ナイト「なるほど。斬られる瞬間に身体を反らしたか」
イグニス「フレイムブラスト」
僕はナイト向かって、ゼロ距離で、フレイムブラストを放った。その瞬間、後ろに下がった
ナイト「なるほど。剣は使いこなせていないが、身体能力、反射神経は褒めよう」
イグニス「ソニック」
イグニス「(遠距離戦がダメなら、接近戦だッ!!)」
僕は音速魔法を使って、接近戦に切り替えたけど…
ナイト「力任せな方法では、勝てないぞ?」
イグニス「くッ」
結果は変わらず、僕が不利な状況に変わりはなかった
ナイト「………自分を見失うな」
イグニス「え?」
ナイト「状況が変わると人間は動揺をするが、これだけは、覚えろ。どんな状況になっても、自分を忘れず戦う事から逃げずに戦え」
イグニス「……自分を見失うな」
僕がそう呟くと、バーストが輝いた。その瞬間、衝撃波が発生し、ナイトを吹き飛ばした
ナイト「覚醒したか」
イグニス「…え?」
バーストの見た目は覚醒形態。ザ・バーストになっていた
イグニス「これなら、行けるッ」
イグニス「ストームッ」
イグニス「はああああああッ!!」
イグニス「バーストジャッチメントッ!!!」
バーストジャッチメントは自分の剣に全魔力を全解放し、一点集中し、相手を一刀両断する技だ
ナイト「そうだ。それでいい、お前は強くなれ」
イグニスに言うと、僕は粒子に成って消えた
イグニス「……終わった」
レン「お疲れさん」
アルファ「途中から、俺達、蚊帳の外だったな」
レン「だな」
イグニス「あの?」
アルファ・レン「どうした?」
イグニス「疲れたから、横になって、いい?」
魔力を全解放したから、立つことがやっとの状態だ
レン「ああ、良いぞ」
アルファ「寝てても良いぞ」
イグニス「分かった」
僕はそう言って、横になって寝た
シン「バインド」
俺はエンペラーの従魔。クロドラ、リバイアサン。二体を拘束したが…
シン「やっぱりか」
二体を拘束した瞬間、拘束した二体が消えた
クロドラ・リバイアサン「サイクロン」
シン「なるほど、連携魔法(チェインマジック)ではなく、同じ魔法を同時に出して威力を倍にしたか」
シン「だが、それだけの威力では弱い」
シン「魔法障壁」
俺は普通の魔法障壁で倍の威力のサイクロンを防いだ
クロドラ「おい、リバイアサン。手を抜いてないだろうな?」
リバイアサン「何時も通り、手は抜いていない、貴様こそ、手を抜いていないのか?」
クロドラ「抜いていないッ!!!!」
シン「いつまで戦場で、敵の目の前で、話してるつもりだ?」
シン「ストームキャノン」
クロドラ「魔法障壁ドーム改」
僕は魔法障壁ドームを使って、シンの知らない魔法を防いだ
リバイアサン「守ってくれたのか?」
クロノスドラゴンは自分だけを守ればいいだけなのに、魔法障壁ドーム改を使って、我も守った
クロドラ「貴様の事は嫌いだが、殺しはしない、これはブレイブ様の命ではなく、僕個人の意志だ」
リバイアサン「……そうか、では我も一緒に戦おう、行くぞ、クロドラ」
クロドラ「ああ、そろそろ、限界だからな。前に言っていた。コンビネーションをやるぞ」
僕はそう言うと、魔法障壁ドーム改を解除した
リバイアサン「了解した」
我はそう言うと、シンに向かって、ウォーターブラストを放った
シン「(避けた方がいいな)」
リバイアサンが放った魔法は三十年生きた中で一番食らってはいけない魔法の威力だった
シン「……そう言う事か」
避けた瞬間に目の前にクロノスドラゴンが居た
クロドラ「コピー破滅終焉斬」
シン「(なッ!?)」
シン「魔法障壁極」
俺は内心焦りながらも、魔法障壁極で、防いだ
シン「どうして、その技を使える?」
俺はクロノスドラゴンに聞いた。
クロドラ「驚くのも無理はない、僕はモンスターになる前は時間を操っていたからな。時間は過去、現在、未来、僕は知っている魔法
なら、全て使える」
クロドラ「僕はこれをコピー魔法と、呼んでいる」
シン「なるほど。だったら、俺も本気を見せた方がいいな」
俺は自分の着ているローブを投げた。投げたローブは粒子に成って消えた
リバイアサン「なッ!?」
クロドラ「嘘……だろ!?」
シンの素顔はネオの顔にそっくりだった
シン「驚くのも、無理ないな」
クロドラ「……行くぞ、リバイアサン」
リバイアサン「ああ」
シン「来いッ」
クロドラ「コピー破滅砲」
破滅砲は無理に威力を上げなければ、吐血はしない事が分かった
シン「ふっそんな一撃。避ければ当たらんッ!」
俺は破滅砲を避けて、クロドラに向かって、魔法を放つ瞬間、後ろから、強力な魔力を感じた
リバイアサン「クロドラ。せめて、サインを出せ」
リバイアサン「まあ、出さなくても、いいがな」
リバイアサン「魔法反射」
シン「まさかッ!?」
リバイアサンは破滅砲を魔法反射で、反射した。魔法反射で、反射した魔法は倍の威力になって、向かって来る
シン「魔法障壁全」
魔法障壁全で、破滅砲、反射バージョンを防いだが、直ぐに破壊され、食らった
シン「……」
食らった瞬間、地面に落下していった
シン「…負けたな」
シン「………ワープ」
俺はワープを使って、自分の世界に戻った
クロドラ「はあ…はあ…はあ…はあ」
一番弱い威力の破滅砲でも、体力はかなり持っていかれる
リバイアサン「大丈夫かッ!?」
クロドラ「ああ、大丈夫だ。体力をかなり持っていかれた…だけだ」
リバイアサン「そうか、それなら安心した」
リバイアサン「…それにしても、あいつは何処から来たのだろうか?」
クロドラ「分からないが、この世界の人ではないだろうな」
リバイアサン「だろうな」
クロドラ「……さて、そろそろ行くぞ………リバイ」
リバイアサン「リバイ?……我の事かッ!?」
クロドラ「ああ、お前の愛称だ」
リバイアサン「だったら、お前にも、愛称が要るだろう」
クロドラ「残念だが、僕にはブレイブ様が付けてくれた名がある」
リバイアサン「そうだったな」
クロドラ「ん?」
リバイと話している今、僕は何も無い場所に違和感を感じた
リバイアサン「どうした?」
クロドラ「……やはり」
クロドラ「結界が張られている」
何も無い場所を触ってみた結果、結界があった
リバイアサン「突破は出来ないのか?」
クロドラ「無理だ。突破出来たとしても、僕達が居る場所が崩壊する可能性がある」
リバイアサン「……そうか」
クロドラ「そう気を落とすな」
クロドラ「信じろ。主ブレイブ様を。皆様を」
リバイアサン「…そう、だな」
クロドラ「(ブレイブ様。皆様、頑張って下さい)」
俺はザラ、キメラと戦っているが、装甲が硬くて鎌がそろそろ、刃こぼれしかけている。キメラは拳を使っての肉弾戦による接近戦だから、簡単に避けれるが、ザラは遠距離と急に目の前に現れて、魔法を放ってくるから、避けずらい
ザラ「先ほどの気迫は何処ヘ行ったのですか?」
スラッシュ「うるせぇよ」
スラッシュ「お前らを通したら、国一つ位無くなるからな、此処は絶対に通さねぇ」
???「ああ、その通りだ。スラッシュ」
スラッシュ「ディノ様ッ!!」
聞こえた声はザラでもなく、キメラでもなく、主、ディノ様だった
ディノ「すまない、遅くなった」
スラッシュ「大丈夫です。鎌が刃こぼれしかけているだけですよ」
ディノ「それだったら、これを使ってみたら、どうだ?」
私は転送魔法を使って、スラッシュに渡す物を渡した
スラッシュ「これは」
ディノ様が俺に渡した物は俺が従者になる前に使っていた、真相剣トルースだったが、トルースは錆びていた
スラッシュ「これを何処で?」
トルースは自分でも、置いていた場所を忘れていたのに、ディノ様はどう見つけたのだろう
ディノ「……実は旅をしていた時に見つけた」
ディノ「お前があの時のトラウマを克服できてないと思ってな」
ディノ「だが、今のお前だったら、大丈夫だと思ってな」
スラッシュ「大丈夫です。今の俺なら、行けますッ!!」
確かに、ディノ様が言った通り、完全には克服できてないが、新しく守る人ができた俺は戦える
ディノ「なら、行くぞッ!!」
スラッシュ「はいッ!」
俺はディノ様から、トルースを受け取った。俺が受け取った瞬間錆びていた部分は無くなり、クリスタルの剣が現れた
ザラ「やっとですか。さて私と戦うのは、どちらですか?」
ディノ「私だ」
ザラ「そうですか、では行きますよ」
ディノ「残念だが、直ぐ終わる」
ディノ「ビッグバンフレア」
私は自分の身長の5倍のデカさの火の玉を出して、ザラに向かって放った
ザラ「何故究極魔法を使えるのですかッ!?」
私は魔法障壁を展開して直ぐに唖然とした。究極魔法を使えるのはエンペラー位しか知らない
ディノ「努力すれば扱える様になる。私が学生だった頃、私はZZランク1位。しかも主席だったからな」
ザラ「……そうですか」
私は勝てないと分かったから、魔法障壁を解除して、魔法に飲まれた
スラッシュ「ディノ様は勝ったか」
勝ったとは言ったが、一瞬で勝敗がついたが
スラッシュ「それで、いつ戦うんだ?」
キメラと戦おうとした瞬間、一対一で戦おうと言ってきた
キメラ「ザラが居なくなった今、戦おう」
キメラ「ザラは一対一の戦いを邪魔するからな」
キメラ「我はモンスターでの最強を目指す」
スラッシュ「そうか……行くぞ」
俺はトルースの鞘を抜いて、片手に鞘を掴んで、構えた
キメラ「ああ、行くぞッ!!」
スラッシュ「…神速剣」
キメラ「な、なんだ!そのスピードは!?」
目の前の男は一言呟くと、とんでもないスピードで我を斬った
スラッシュ「俺は元々鎌じゃなくて、剣を使っていたからな、これ位のスピードは出せる」
俺はそう言って、剣を鞘に納めた
スラッシュ「……できれば、お前とは人型状態で過去に会っていたら、相棒になっていたな」
キメラ「…………そうか」
我はそう言うと、粒子に成って、消えた
スラッシュ「ディノ様。終わりました」
ディノ「嫌…まだ、終わってないぞ」
スラッシュ「…そうですね」
俺はそう言って、鞘から剣を抜いた周りにはプロトタイプの改造モンスターが沢山居た
ディノ「此処を突破されたら、ダメだな」
私は当たり前な事を言った。これは余裕だからだ
スラッシュ「ですね」
ディノ「行くぞッ!!!」
スラッシュ「はいッ!!」
ロック「(外が騒がしいな)」
ウォールと戦っている最中だが、外から、音がかなり聞こえる
ウォール「戦闘中に考えるとは余裕だなッ!」
ロック「しまッ!?」
俺は前を見ていなかったから、反応が遅れた。いくら、禁術玉を俺達が使っていても、反応が遅れたら、意味がない
サラ「戦闘中だから、気を引き締めて」
私は魔法障壁を展開して、ロックに目掛けて来たウォールの拳を防いだ
ロック「悪ぃ」
そうだった、考えてる暇なんかねぇ
サラ「……それと、そろそろ、魔力が限界」
ウォールの拳を魔法障壁で防いでるけど、そろそろ限界
ロック「分かった。後は任せろ」
サラ「死なないでね。ロックは私の彼氏なんだから」
ロック「わーってるよ」
サラ「解除」
私は展開している魔法障壁を解除したと同時に倒れた
ウォール「やっと一対一だな」
ロック「お前は一対一を好むのか?」
ウォール「ああ、俺達オリハルコンナイトは全員元人間だ」
ウォール「俺以外は分からないが、俺は一対一の正正堂堂の方が好きだからな」
ロック「……そうか」
ロック「行くぞ」
ウォール「ああッ!!」
ロック「ストーム」
俺は先ずストームを使った。俺の戦闘スタイルはスピードを付けてから、殴る方法だ
ロック「ロックナックル」
俺は未完成のロックナックルを使った。ブレイブに見せた時よりは、俺のイメージに近くなってきてる
ウォール「ほう、いい拳だ」
目の前の男の拳は俺の装甲を一欠片破壊した。オリハルコンナイトの装甲は直ぐ再生するがな
ロック「やっぱり再生するんだな」
分かってはいたが、ウォールの装甲は直ぐに再生した
ロック「(新しいイメージを考えねぇと)」
俺はブレイブが言った通り、イメージを考えた
ロック「………」
ロック「よし、浮かんだ」
ウォール「…何が浮かんだ?」
男は黙っていると、急に浮かんだと言った
ロック「お前を倒す魔法のイメージだよ」
ウォール「…ほう。どんな魔法だ?」
ロック「まあ、楽しみに待ってろよ」
ウォール「ああ、楽しみだ。ここまで気持ち高ぶり戦いを楽しいと思うのは、初めてだッ」
ロック「……行くぞ」
俺はストームを使わずに、走った。俺の新しいイメージはこうだ。前は岩を纏うイメージだったが、今浮かんだイメージは自分の右腕全てを岩で覆い。手は岩石の様に、強くする。これが俺の新しいイメージだ。そして、新しい魔法の名は
ロック「豪腕・ロックナックルッ!!!」
これが俺の新しい魔法だ
ウォール「なんだッ!?この威力は!?」
男が放った拳は俺の体を貫通した。オリハルコンナイトの装甲は直ぐ再生するが、弱点もあり、それは真ん中にあるコアだ。コアが破壊されると、装甲は再生出来なくなり、死ぬ事になる
ウォール「………貴様……名は?」
ロック「ロック=ディザイア」
ウォール「……ロック。最期に言いたい事がある」
ロック「皆まで言うな」
ウォール「………そうか、だが、言わせて……もらう」
ウォール「…………いい、戦いだった」
俺はそう言うと、粒子に成って、消えた
ロック「………ああ、俺も、いい、戦いだった」
ロック「……サラ、行くぞ」
俺はサラにそう言うと、体制が崩れた
サラ「だ、大丈夫ッ!?」
ロック「多分な」
ロック「少し、横になる」
ロック「モンスターか、改造モンスターが来たら、サラが戦ってくれ」
サラ「了解」
ナイト「(きついな)」
さっきから、戦っているが、三人の内、一人を攻撃したとしても、直ぐ魔法障壁を展開するから、剣で、斬ったりする事が出来ない
イグニス「はあッ」
僕は魔剣バーストで、ナイトの鎧を斬ったが、やっと、兜少し斬れた
ナイト「(兜を斬られたか)」
兜は普通の鎧だから、再生はしない
ナイト「ドリルソードッ」
僕は自分の剣に魔力を付与して、斬ろうとしたが…
レン「魔法障壁」
ナイト「くそ」
さっきと同じで斬撃が防がれた
レン「(一番危なかった)」
俺はイグニスに斬撃が当たる前に魔法障壁を展開して防いだ
イグニス「ありがとう、レン君」
僕はレン君にお礼を言って、後ろに下がった
レン「礼なら勝ってからにしろ」
アルファ「話は後にしろ、戦っている最中だぞ」
ナイト「……君達三人の実力を合わせたら、魔力だけはエンペラーに近い」
アルファ「そうか」
ナイト「君達に敬意を払おう」
ナイト「アーマーオフ」
僕は魔力を使って、自分の鎧を全て吹き飛ばした
ナイト「行くぞ」
レン「ガハッ!?」
アルファ「ぐッ!?」
イグニス「……え」
ナイトの鎧が吹き飛んだら、レン君とアルファ君が倒れていた
ナイト「安心しろ、みねうちだ」
ナイト「俺は君と戦いたいからね」
イグニス「その顔」
ナイトの顔はディノ先生の従者、スラッシュに似ていた
ナイト「その顔?……ああ、自分の名前は忘れたが、僕は700万年前ある騎士団団長をしていた」
ナイト「僕はイグニス。君と戦いたい。一対一でだ」
イグニス「……分かった」
僕は一対一の緊張ながら、バーストを構えた
ナイト「その剣(つるぎ)…まだ進化するぞ?」
イグニス「…そうか」
イグニス「バーストスラッシュ」
僕はバーストを振り下ろし、ナイトに向かって、爆発が起きた
ナイト「……この程度か」
イグニス「え!?」
ナイトは軽く一振すると、爆発が無くなった
ナイト「呆れた」
ナイト「ストーム」
イグニス「危なかった」
ナイト「なるほど。斬られる瞬間に身体を反らしたか」
イグニス「フレイムブラスト」
僕はナイト向かって、ゼロ距離で、フレイムブラストを放った。その瞬間、後ろに下がった
ナイト「なるほど。剣は使いこなせていないが、身体能力、反射神経は褒めよう」
イグニス「ソニック」
イグニス「(遠距離戦がダメなら、接近戦だッ!!)」
僕は音速魔法を使って、接近戦に切り替えたけど…
ナイト「力任せな方法では、勝てないぞ?」
イグニス「くッ」
結果は変わらず、僕が不利な状況に変わりはなかった
ナイト「………自分を見失うな」
イグニス「え?」
ナイト「状況が変わると人間は動揺をするが、これだけは、覚えろ。どんな状況になっても、自分を忘れず戦う事から逃げずに戦え」
イグニス「……自分を見失うな」
僕がそう呟くと、バーストが輝いた。その瞬間、衝撃波が発生し、ナイトを吹き飛ばした
ナイト「覚醒したか」
イグニス「…え?」
バーストの見た目は覚醒形態。ザ・バーストになっていた
イグニス「これなら、行けるッ」
イグニス「ストームッ」
イグニス「はああああああッ!!」
イグニス「バーストジャッチメントッ!!!」
バーストジャッチメントは自分の剣に全魔力を全解放し、一点集中し、相手を一刀両断する技だ
ナイト「そうだ。それでいい、お前は強くなれ」
イグニスに言うと、僕は粒子に成って消えた
イグニス「……終わった」
レン「お疲れさん」
アルファ「途中から、俺達、蚊帳の外だったな」
レン「だな」
イグニス「あの?」
アルファ・レン「どうした?」
イグニス「疲れたから、横になって、いい?」
魔力を全解放したから、立つことがやっとの状態だ
レン「ああ、良いぞ」
アルファ「寝てても良いぞ」
イグニス「分かった」
僕はそう言って、横になって寝た
シン「バインド」
俺はエンペラーの従魔。クロドラ、リバイアサン。二体を拘束したが…
シン「やっぱりか」
二体を拘束した瞬間、拘束した二体が消えた
クロドラ・リバイアサン「サイクロン」
シン「なるほど、連携魔法(チェインマジック)ではなく、同じ魔法を同時に出して威力を倍にしたか」
シン「だが、それだけの威力では弱い」
シン「魔法障壁」
俺は普通の魔法障壁で倍の威力のサイクロンを防いだ
クロドラ「おい、リバイアサン。手を抜いてないだろうな?」
リバイアサン「何時も通り、手は抜いていない、貴様こそ、手を抜いていないのか?」
クロドラ「抜いていないッ!!!!」
シン「いつまで戦場で、敵の目の前で、話してるつもりだ?」
シン「ストームキャノン」
クロドラ「魔法障壁ドーム改」
僕は魔法障壁ドームを使って、シンの知らない魔法を防いだ
リバイアサン「守ってくれたのか?」
クロノスドラゴンは自分だけを守ればいいだけなのに、魔法障壁ドーム改を使って、我も守った
クロドラ「貴様の事は嫌いだが、殺しはしない、これはブレイブ様の命ではなく、僕個人の意志だ」
リバイアサン「……そうか、では我も一緒に戦おう、行くぞ、クロドラ」
クロドラ「ああ、そろそろ、限界だからな。前に言っていた。コンビネーションをやるぞ」
僕はそう言うと、魔法障壁ドーム改を解除した
リバイアサン「了解した」
我はそう言うと、シンに向かって、ウォーターブラストを放った
シン「(避けた方がいいな)」
リバイアサンが放った魔法は三十年生きた中で一番食らってはいけない魔法の威力だった
シン「……そう言う事か」
避けた瞬間に目の前にクロノスドラゴンが居た
クロドラ「コピー破滅終焉斬」
シン「(なッ!?)」
シン「魔法障壁極」
俺は内心焦りながらも、魔法障壁極で、防いだ
シン「どうして、その技を使える?」
俺はクロノスドラゴンに聞いた。
クロドラ「驚くのも無理はない、僕はモンスターになる前は時間を操っていたからな。時間は過去、現在、未来、僕は知っている魔法
なら、全て使える」
クロドラ「僕はこれをコピー魔法と、呼んでいる」
シン「なるほど。だったら、俺も本気を見せた方がいいな」
俺は自分の着ているローブを投げた。投げたローブは粒子に成って消えた
リバイアサン「なッ!?」
クロドラ「嘘……だろ!?」
シンの素顔はネオの顔にそっくりだった
シン「驚くのも、無理ないな」
クロドラ「……行くぞ、リバイアサン」
リバイアサン「ああ」
シン「来いッ」
クロドラ「コピー破滅砲」
破滅砲は無理に威力を上げなければ、吐血はしない事が分かった
シン「ふっそんな一撃。避ければ当たらんッ!」
俺は破滅砲を避けて、クロドラに向かって、魔法を放つ瞬間、後ろから、強力な魔力を感じた
リバイアサン「クロドラ。せめて、サインを出せ」
リバイアサン「まあ、出さなくても、いいがな」
リバイアサン「魔法反射」
シン「まさかッ!?」
リバイアサンは破滅砲を魔法反射で、反射した。魔法反射で、反射した魔法は倍の威力になって、向かって来る
シン「魔法障壁全」
魔法障壁全で、破滅砲、反射バージョンを防いだが、直ぐに破壊され、食らった
シン「……」
食らった瞬間、地面に落下していった
シン「…負けたな」
シン「………ワープ」
俺はワープを使って、自分の世界に戻った
クロドラ「はあ…はあ…はあ…はあ」
一番弱い威力の破滅砲でも、体力はかなり持っていかれる
リバイアサン「大丈夫かッ!?」
クロドラ「ああ、大丈夫だ。体力をかなり持っていかれた…だけだ」
リバイアサン「そうか、それなら安心した」
リバイアサン「…それにしても、あいつは何処から来たのだろうか?」
クロドラ「分からないが、この世界の人ではないだろうな」
リバイアサン「だろうな」
クロドラ「……さて、そろそろ行くぞ………リバイ」
リバイアサン「リバイ?……我の事かッ!?」
クロドラ「ああ、お前の愛称だ」
リバイアサン「だったら、お前にも、愛称が要るだろう」
クロドラ「残念だが、僕にはブレイブ様が付けてくれた名がある」
リバイアサン「そうだったな」
クロドラ「ん?」
リバイと話している今、僕は何も無い場所に違和感を感じた
リバイアサン「どうした?」
クロドラ「……やはり」
クロドラ「結界が張られている」
何も無い場所を触ってみた結果、結界があった
リバイアサン「突破は出来ないのか?」
クロドラ「無理だ。突破出来たとしても、僕達が居る場所が崩壊する可能性がある」
リバイアサン「……そうか」
クロドラ「そう気を落とすな」
クロドラ「信じろ。主ブレイブ様を。皆様を」
リバイアサン「…そう、だな」
クロドラ「(ブレイブ様。皆様、頑張って下さい)」
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