最強魔導師エンペラー

ブレイブ

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3章 新たなる脅威

第十九魔法 新しく始まる学園生活と特殊な男の子

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ブレイブ「……眠い」

時計を見たら朝6時だった

ブレイブ「ん?」

眠気覚ましに地下の訓練場に行こうとした時、動けなかったから後ろを向いたら

???「すぅ…すぅ」

ブレイブ「全く」

フィルが後ろから、抱きついていた

ブレイブ「甘えたかったら、言えばいいのに」

僕はフィルを抱き寄せて、二度寝した











フィル「…ん?」

起きようとしたら動けなかった

フィル「え///!?」

僕は驚いて目を開けた。理由は後少しでお兄ちゃんと、キスが出来る位近かった

フィル「よいしょ」

恥ずかしいから、背中に回してる腕を取ってお兄ちゃんの腕の間を抜けて訓練場に走って向かった











ブレイブ「ん?」

ブレイブ「あっ二度寝したんだった」

ブレイブ「確か今日から、登校日だったな」

ブレイブ「…………」

ブレイブ「え!?今、何時だ!?」

時計を見たら、7時30分だった

ブレイブ「急ピッチでやらないと」

加速魔法の速度を少し落として、兄妹部屋にある自分のタンスを開けて、学園の制服を出して着替えて、一応バックを取って、ドアを開けた

フィル「うわあ!?」

ブレイブ「フィル、今日から登校だから」

フィルは汗だくだった。訓練場に行ってたんだろう

フィル「うん。さっき思い出した」

ブレイブ「見て分かるように僕は着替えたから、先に学園に行ってくる」

フィル「…一緒に登校しよ?」

ブレイブ「……分かったから、早く着替えて」

フィルは涙目で、言った。涙目は僕に一番効く

フィル「ねえお兄ちゃん」

ブレイブ「ん?早くしないと遅刻するから、早くして」

フィル「僕の生着替え、見る?」

ブレイブ「ふざけてないで、早く着替えて」

フィル「は~い」

僕は言われた通り、部屋に入った

ブレイブ「(何時になったら、フィルは前みたいに純粋だけど、少しクールになるんだろう)」

ブレイブ「(…フィルの事言ってるけど、僕もこう言う所、直さないと、自分がシスコンな事)」

2分後

フィル「お兄ちゃん、早く行こ」

ブレイブ「分かってる」

転送魔法を使って、学園の中庭に到着した。

???「ブレイブ、フィル、ギリギリセーフだ」

ブレイブ「おはようございます。モン先生」

フィル「おはようございます」

モン「早く並べ」

ブレイブ・フィル「はい」

僕達は言われた通り並んだ

ブレイブ「(集会で、何を話すんだろう)」

昨日晩ご飯を食べ終わった後、フィルに明日集会があるって言われた

???「昨日言った通り、今から集会始める」

ブレイブ「(学園長が話すんだ)」

こう言う時、学園長は別の事をしてるけど…もしかして、ランクの事を話すからかな?

学園長「今日からランクの序列関係はなくなり、全校生徒入れる教室を作った。ランクの序列関係はなくなったから、上のランクの人と話してもいい事に成った」

学園長「…では、集会を終わる」

学園長「今から、新しい教室に案内する。ついてきてくれ」

教室

ブレイブ「広ッ!?」

全校生徒が新しい教室に入ったけど、館2個位軽く作れる位広かった

フィル「確かに、お兄ちゃん。今からなにする?」

ブレイブ「なにしよ?」

今は学園長が準備をする為、それまで自由時間と、成った

???「お~い、ブレイブ、フィル~」

ブレイブ「ん?フィル、声聞こえない?」

僕達は呼ばれたけど、多すぎて、分からなかった

フィル「うん。聞こえたけど、誰だろう?」

???「俺だよ」

ブレイブ「うわあ!?」

びっくりした。僕達の目の前に急にフリートが現れた、多分、気配遮断系の魔法を使ったんだろう 

フリート「ハハ、相変わらずお前の弱点は変わらないな」

ブレイブ「……最強は魔法だけだから」

フリート「そう言えば、さっきからフィル、黙ってるけど、大丈夫か?」

ブレイブ「…そう言えば、フィル、大丈夫?」

フィル「…………」

ブレイブ「あっ、気絶してる」

フィルは立ったまま目は白目に成っていて、魂が口から少し出てた

ブレイブ「…まあ、大丈夫か」

フリート「いやいや、気絶するのが当たり前みたいに言うなよ!?」

ブレイブ「だってフィル、びっくりする事をされたら、大体気絶するからね」

フリート「マジかよ」

ブレイブ「5分位で大体目を覚ますよ」

フリート「マジか、測ってみよ」

俺はバックの中に入れてるタイマーを出して、5分に設定して、測ってみた

5分後

フィル「ハッ!?」

フリート「マジだ、丁度、5分だ」

俺の持っていたタイマーは丁度5分経った瞬間、フィルは目を醒ました

フィル「え???」

ブレイブ「フィル、気絶してたから」

フィル「そうなんだ」

ブレイブ「後、フリート。次からは測るな」

フリート「わ、分かったよ」

フィル「測る?」

ブレイブ「フィルが気絶してから、目を覚ますまでの時間を言ったら、フリートが時間を測ったんだ。僕が言うのもなんだけど、次からは測らないで欲しいんだよね」

フィル「…僕はどっちでも、いいんだけどなぁ」

学園長「皆、今から話す事があるランク順に並んでくれ」

ブレイブ「並ぼ、フィル」

僕達は学園長に言われた通り、並んだ

学園長「先ほど言った様にランクの序列関係はなくなった。これからは寮生活ではなく、家からの登校するから、遅刻しないでくれ」

学園長「…今日話す事は以上だ、皆、今から下校だ」

ブレイブ「……え!?」

フィル「やった♪」

フリート「しゃッ!!!」

フィル「お兄ちゃん。早く帰ろ」

ブレイブ「うん」











フリート「ブレイブ、フィル。一緒に帰ろうぜ」

ブレイブ「ごめん、帰って訓練場で訓練しないといけないから」

フリート「はッ!?家にあるのか、街にある訓練場じゃなくてか!?」

フィル「うん」

ブレイブ「…そう言う訳で、急いで帰らないといけないから」

フリート「お、おお、じゃあな、ブレイブ、フィル、また明日」

ブレイブ「うん。バイバイ、また明日」

フィル「バイバ~イ」











???「ねえ、君達」

ブレイブ・フィル「僕達?」

???「うん。君達」

ブレイブ「(警戒しないと)」

僕達は家までの帰路を辿っていると、草原で、会った事のない男の子が話しかけてきた。だけど、目の前の男の子の魔力は異常な程、強かった

???「警戒しても、無駄だから」

ブレイブ「!?」

目の前の男の子は魔力をオーラとして、飛ばして来た

ブレイブ「フィル!」

僕は両手を横に広げて、フィルを庇う様にした

???「ハハ、やっぱり兄は妹や弟を身を挺して、庇うんだね」

ブレイブ「なッ!?」

僕達が兄妹である事は教えてないのに、目の前の男の子は知っていた

???「ボクの眼は特殊で相手の魔力が分かるんだ、2人とも、魔力がほとんど一緒だからね」

???「……そう言うばもう1人、君達と魔力が似てる人が居たな」

ブレイブ「!その人って」

フィル「もしかして」

???「確か。名前が」

???「………ゼロ=インパクト」

???「まあ、知っても、意味はないけどな」

???「…キャノン」

ボクは目の前の2人を消す為に魔法を放った

ブレイブ「魔法障壁全」

ブレイブ「ガハッ!!」

一番強い魔法障壁を使ったのに、あっさりと、破られた。けど、フィルは守れた

???「流石、エンペラー」

???「だけど、次で終わりだ」

ブレイブ「くッ」

フィル「次は僕が相手だ」

ブレイブ「!?フィル、無茶だ!!!」

フィル「無茶なのはお兄ちゃんもでしょ」

???「ハハ、ハハハハハハ、やっぱり兄妹は素晴らしい」

???「キングフレア」

ボクは素晴らしい兄妹に向かって、さっきより強い魔法を放った

フィル「(…こうなったらあの力を使うしかない)」

僕はあの力を使おうとした時

???「やりすぎだ」

ブレイブ「え!?」

僕達の前に現れた人は魔法を弾いた。魔法を弾いた人は、僕達がよく知っている人だった
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