転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

ブレイブ

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1章 新たな人生

新しい生活

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エンデ「やっと慣れてきたな」

良は一度死んだが、転生して名家(めいか)グリモワール家(け)の次男。エンデ=グリモワールに転生していた。エンデになってから三年が経った

レイン「エンデ。起きてる?」

エンデ「…にいに、どうしたの?」

良はエンデに転生した時に、本当のエンデを知り、誰かがいる時はエンデになりきっている

レイン「可愛い弟に魔法を見せたくてね」

レインはそう言うと、レインの手に炎が現れ、様々な形に変わった

エンデ「わあ♪」

エンデの目が輝いた

レイン「どうかな?」

エンデ「にいにすごい!おれもやりたい!」

レイン「それじゃあ行こうか」

レインはエンデを肩ぐるまさせてから、練習場に向かった










エンデ「にいに!早く教えて!」

レイン「分かったよ」

レインは嬉しそうにしているエンデを降ろした

レイン「僕の真似をしてみて」

レインの手に炎が現れた

エンデ「うん」

エンデは手に炎を出した

レイン「後は出したい炎を思うだけ」

レインの手にあった炎は火球になったり、剣になったりした

エンデ「…よいしょ!」

エンデの手にあった炎は変えようとした瞬間、そのまま炎が大きくなっていった

エンデ「……あッ」

大きくなっていった炎は限界に達(たっ)し爆発し、練習場をのみこむ程の爆発が起きた










レイン「けほっけほっ」

エンデ「けほっけほっ、にいに?大丈夫?」

レイン「僕は大丈夫。エンデは?」

エンデ「…大丈夫」

爆発で発生した煙が晴れ、エンデの姿が見えたが、エンデは泣いていた

レイン「何処か痛いのかッ!?」

レインは焦り、エンデに近づいた

エンデ「ううん。痛くないよ」

エンデ「…でも僕、どうして魔力を操作できないの?」

エンデは泣きながら言った。エンデは魔力はあるが、まだ幼いために、魔力のコントロールができていない

レイン「大丈夫。いつかできるよ」

レインは優しく抱きしめた

???「二人ともッ!!」

練習場に魔法使いの服を着た女の子が来た

エンデ「クランねえね?」

クラン=グリモワール。グリモワール家の長女であり、レインとエンデ、二人の姉である

クラン「けがはない?」

レイン・エンデ「うん」










クラン「寝ちゃったね」

クランはエンデを抱っこしているが、エンデは疲れたのか、気持ちよさそうに寝ている

レイン「そうだね」

レインとクランが家の廊下を歩いていると、使用人の声が聞こえてきた

使用人「なあ、今日の爆発の原因知ってるか?」

使用人B「さあ?」

使用人「エンデ様がやったんだとさ」

使用人B「またかよ」

使用人「グラン様が言ってた通り、エンデ様は汚点だな」

レイン「……が」

クラン「レイン?」

レイン「どうして…エンデだけが」

レインは悲しい顔をしていた
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