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第一章
異世界奴隷商人(2)異世界の理
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それから男が目を覚ましたのは、翌日のお昼近くだった。
部屋の中を見渡すと見慣れない室内に、誰かの家であろう事だけは分かった。
壁や床には色とりどりの絨毯や壁掛けなどがあり、そのどれもが日本語とは違う
文字で描かれていたことからますます混乱した。
思考を覚醒させるため、両手で顔や髪を揉んだ。
改めて部屋の中を見ると、シンプルなテーブルと座布団がある中で、1つ違和感が
あった。
天井を見て、電球が無いことに気づいた。
その後で改めて部屋の中を見回すと、近代的な物が1つも無かった。
テレビや冷蔵庫は当然ないけど、電気やコンセント等といったものがどこにも
見当たらなかった。
さらに自分の周りを見渡すと、さっきまで着ていたよれよれのスーツではなく
肌触りの良いシルクの服を着ていた。
真っ白な生地に青や緑色の見た事ない幾何学模様の刺繍がしてあった。
だけど何よりも驚いたのが、自分が眠っている布団になった。
超がつくほどの、高級羽毛布団かのような触り心地で、この文明のなさと高級感のミスマッチさに、さらに頭を抱えた。
そんなふうに考えていると、どこからどこからかヒソヒソと人の声がした。
声のする方向を見るとそこには小さい窓があり、その窓から2、3人の子供がこちらを覗き込んでいた。
子供たちと目が合うと、子供たちはキャッキャ騒ぎながらどこかへ走り去って
いった。
家の外に出てみると自分がいた場所はまるで、モンゴルの遊牧民が暮らしている
ゲルと言う組み立て式の布製の家に似ていた。
夢じゃないかと思っていたが夢ではなかったことを確信した。
空を見ると岩山が上空に浮かんでいたり、馬ほどの大きさの鳥が飛んでいた。
さらに、木の影に隠れながらこちらを伺うさっきいた子供たちは、背中に羽が生えていたり、足が鶏のようだったり、クチバシがある子もいれば、手が羽のように
なっている子もいた。
結論。
ここがどこなのか分からないけど、日本では無いという事だけは理解できた。
そうして1人納得していた時、後ろから声をかけてきた人がいた。
「目が覚めてよかったよ、気分はどうだ?」
振り返ると見覚えのある顔だった。
「君はぁ。 最初に助けてくれた子だよね」
そこに立っていたのは清廉潔白で端正な20代半ばの顔立ちをした青年だった。
身長は自分よりも高いところを見ると180センチ近くはあり、上半身は裸に前が
開いたベージュのベストに同じ色のズボンだったので、見事に割れた腹筋や
筋骨隆々な体と健康的な褐色の肌を目の当たりにした。
黒髪のショートヘヤーに黒目と普通の日本人顔の自分と違い、イケメンだ。
見た目こそ人間だけど背中に鷹のような立派な翼が生えていた。
「この鳥人族の戦士、ナガレと言う」
ナガレと言う名の青年は丁寧に挨拶をした。
「あ…、鳳実だ。 改めて助けてくれてありがとう」
実はつい会社人だった頃の癖で、胸ポケットにある名刺を出そうとして胸に手を
当てたが、止めて普通に挨拶をした。
「大婆様が呼んでる」
ナガレはそう言って歩き出したので、実は後について行った。
歩いて行く途中いくつかある家から、様々な鳥人が隠れて実を物珍しそうに
見ていた。
そのどれもが自分が使っていたゲルと同じだけど、大きさは段違いに大きい。
集落の奥に少し高台になっている所があり、そこには大きな木造の家が
建てられていた。
大きさは普通の一軒家より小さいが、見た目は神殿っぽくて、ここだけ木造な建物だと厳かな雰囲気がした。
ナガレに続いて部屋に入ると、そこへ入ると9人の老人が鎮座していた。
4人が向かい合って座り奥に1人老婆が座っていた。
ナガレにうながされ、その老婆と対面する形で座った。
おそらくはこの老婆が、ナガレが言っていた大婆様なのだろう。
「大婆様、ミノル様です。 お連れしました」
ナガレは大婆様の近くでミノルを紹介した。
「ご気分のほど、はいかがですかな?」
大婆様はゆっくりと尋ねた。
「はい。 おかげさまで、よくしていただいてありがとうございました」
実がそう言って頭を下げると、座っていた8人の老人たちがどよめいた。
そのどよめきに状況が読めずオロオロしていると、さらに大婆様は言葉を続けた。
「私ども亜人に頭を下げるとは…やはりミノル様は、この世界の者ではないのですね」
大婆様の言葉に戸惑っていると、どこかに行っていたナガレが戻ってきた。
そのナガレは四角いお盆を持っていて、その上には自分が着ていたスーツと
シャツ、下着とポケットの中に入っていたハンコ付きボールペンがあった。
ナガレはそれをミノルの横に置いた。
「私ども鳥人族は、糸紡ぎから布織などを得意としてきた一族です。
しかしあなた様の服は今まで見たことがありません。 何より、羽を持たない
人間族のあなた様が私たちよりも高く飛べることはありません。 そのことから、あなた様は神々よりこの世界に導かれた『導き人』であると思われます」
「…みちびきと?」
いまだに状況がいまいち分からないので、実はそのまま大婆様の話を聞いていた。
「この世界には3人の神が居られます。 この世界を生み出した女神フォルトナ様、この世界に生物を生み出した女神ナンナ様、そしてこの世界に秩序と理をもたらした男神ウラノス様です。 この世界はその昔、平和で豊かでみんなが仲良く暮らしておりました。 そんなある時、男神であられるウラノス様がある1人の人間の少女に恋をしました。 その少女は可憐で優しく美しく愛おしい娘でした。 ところがある日その少女は、亜人に無残に殺されてしまったのです。 少女は亜人に乱暴的に暴力的に、犯され壊され引き裂かれ、最後には骨も残らず食らわれてしまった」
大婆様の言葉を想像して、実は顔をしかめた。
「その一部始終を見ていた男神ウラノス様は怒り狂い、そしてすべての亜人に呪いをかけたのです。 人間族を傷つけはならない、人間族に逆らってはならない言う呪いです。 それから行く数百年の時が経ち、私たち亜人は人間族の奴隷として
過ごしてきたのです」
そこまで話を聞いて実はさっきのどよめきの正体がわかった。
人間族は亜人族に頭を下げると言うことがない。
礼を言うこともない、無下にしても文句すら言われない。
それがこの世界なんだと。
ここで実は、一つ疑問に思った。
「大婆様、一つ聞いてもいいか」
「はい。 何なりと」
「さっき俺の事を『導き人』って言ってたよね? あれはどう言う意味?」
実の質問に大婆様は一呼吸おいてから話を続けた。
「我ら亜人に呪いがかけられたその後、人間族たちにも別の呪いがかけられたのです。 それは契約と言う呪いでした。 その契約の呪いはたとえ亜人が相手で
あったとしても決して破いてはならないと言うものでした。 おそらくこれは女神ナンナ様がこの世界の秩序を保つ為に施されたものだと考えられています。
それからまたしばらくして、この世界ではない別の世界の人間族がこの世界に
現れるようになったのです。 その人間族たちの世界には亜人と言うものの
存在は無く、文明はかなり発達していて、この世界を良き方向、正しき方向へと
導いてくれる人と言う意味で『導き人』と呼ばれているのです。 おそらくは
この世界をお造りになった女神フォルトナ様のご自愛によるものと思われます」
「……それはつまり、俺にこの世界を導けってこと? 何をどうやって?」
大婆様は静かに首を横に降った。
「誰を、どの様に導くは全て、神々とミノル様の思うがままです」
まるで自分は神と同じ立場にあるのではないか、と言う大婆様のその言葉に実は
困惑し押し黙った。
あまりに多くの情報が入ったためか頭が混乱してしまった。
頭をクシャクシャと掻いていると、その婆を見た大婆様から
「とりあえず、今はお休み下さいませ。 その後どうなさるかは、ゆっくりと
考えてくださればよろしい。 分からないことがあれば、またいつでも周りの
者たちにお伺いしてください」
大婆様はそう言い、ゆっくりとした動作で頭を下げた。
部屋の中を見渡すと見慣れない室内に、誰かの家であろう事だけは分かった。
壁や床には色とりどりの絨毯や壁掛けなどがあり、そのどれもが日本語とは違う
文字で描かれていたことからますます混乱した。
思考を覚醒させるため、両手で顔や髪を揉んだ。
改めて部屋の中を見ると、シンプルなテーブルと座布団がある中で、1つ違和感が
あった。
天井を見て、電球が無いことに気づいた。
その後で改めて部屋の中を見回すと、近代的な物が1つも無かった。
テレビや冷蔵庫は当然ないけど、電気やコンセント等といったものがどこにも
見当たらなかった。
さらに自分の周りを見渡すと、さっきまで着ていたよれよれのスーツではなく
肌触りの良いシルクの服を着ていた。
真っ白な生地に青や緑色の見た事ない幾何学模様の刺繍がしてあった。
だけど何よりも驚いたのが、自分が眠っている布団になった。
超がつくほどの、高級羽毛布団かのような触り心地で、この文明のなさと高級感のミスマッチさに、さらに頭を抱えた。
そんなふうに考えていると、どこからどこからかヒソヒソと人の声がした。
声のする方向を見るとそこには小さい窓があり、その窓から2、3人の子供がこちらを覗き込んでいた。
子供たちと目が合うと、子供たちはキャッキャ騒ぎながらどこかへ走り去って
いった。
家の外に出てみると自分がいた場所はまるで、モンゴルの遊牧民が暮らしている
ゲルと言う組み立て式の布製の家に似ていた。
夢じゃないかと思っていたが夢ではなかったことを確信した。
空を見ると岩山が上空に浮かんでいたり、馬ほどの大きさの鳥が飛んでいた。
さらに、木の影に隠れながらこちらを伺うさっきいた子供たちは、背中に羽が生えていたり、足が鶏のようだったり、クチバシがある子もいれば、手が羽のように
なっている子もいた。
結論。
ここがどこなのか分からないけど、日本では無いという事だけは理解できた。
そうして1人納得していた時、後ろから声をかけてきた人がいた。
「目が覚めてよかったよ、気分はどうだ?」
振り返ると見覚えのある顔だった。
「君はぁ。 最初に助けてくれた子だよね」
そこに立っていたのは清廉潔白で端正な20代半ばの顔立ちをした青年だった。
身長は自分よりも高いところを見ると180センチ近くはあり、上半身は裸に前が
開いたベージュのベストに同じ色のズボンだったので、見事に割れた腹筋や
筋骨隆々な体と健康的な褐色の肌を目の当たりにした。
黒髪のショートヘヤーに黒目と普通の日本人顔の自分と違い、イケメンだ。
見た目こそ人間だけど背中に鷹のような立派な翼が生えていた。
「この鳥人族の戦士、ナガレと言う」
ナガレと言う名の青年は丁寧に挨拶をした。
「あ…、鳳実だ。 改めて助けてくれてありがとう」
実はつい会社人だった頃の癖で、胸ポケットにある名刺を出そうとして胸に手を
当てたが、止めて普通に挨拶をした。
「大婆様が呼んでる」
ナガレはそう言って歩き出したので、実は後について行った。
歩いて行く途中いくつかある家から、様々な鳥人が隠れて実を物珍しそうに
見ていた。
そのどれもが自分が使っていたゲルと同じだけど、大きさは段違いに大きい。
集落の奥に少し高台になっている所があり、そこには大きな木造の家が
建てられていた。
大きさは普通の一軒家より小さいが、見た目は神殿っぽくて、ここだけ木造な建物だと厳かな雰囲気がした。
ナガレに続いて部屋に入ると、そこへ入ると9人の老人が鎮座していた。
4人が向かい合って座り奥に1人老婆が座っていた。
ナガレにうながされ、その老婆と対面する形で座った。
おそらくはこの老婆が、ナガレが言っていた大婆様なのだろう。
「大婆様、ミノル様です。 お連れしました」
ナガレは大婆様の近くでミノルを紹介した。
「ご気分のほど、はいかがですかな?」
大婆様はゆっくりと尋ねた。
「はい。 おかげさまで、よくしていただいてありがとうございました」
実がそう言って頭を下げると、座っていた8人の老人たちがどよめいた。
そのどよめきに状況が読めずオロオロしていると、さらに大婆様は言葉を続けた。
「私ども亜人に頭を下げるとは…やはりミノル様は、この世界の者ではないのですね」
大婆様の言葉に戸惑っていると、どこかに行っていたナガレが戻ってきた。
そのナガレは四角いお盆を持っていて、その上には自分が着ていたスーツと
シャツ、下着とポケットの中に入っていたハンコ付きボールペンがあった。
ナガレはそれをミノルの横に置いた。
「私ども鳥人族は、糸紡ぎから布織などを得意としてきた一族です。
しかしあなた様の服は今まで見たことがありません。 何より、羽を持たない
人間族のあなた様が私たちよりも高く飛べることはありません。 そのことから、あなた様は神々よりこの世界に導かれた『導き人』であると思われます」
「…みちびきと?」
いまだに状況がいまいち分からないので、実はそのまま大婆様の話を聞いていた。
「この世界には3人の神が居られます。 この世界を生み出した女神フォルトナ様、この世界に生物を生み出した女神ナンナ様、そしてこの世界に秩序と理をもたらした男神ウラノス様です。 この世界はその昔、平和で豊かでみんなが仲良く暮らしておりました。 そんなある時、男神であられるウラノス様がある1人の人間の少女に恋をしました。 その少女は可憐で優しく美しく愛おしい娘でした。 ところがある日その少女は、亜人に無残に殺されてしまったのです。 少女は亜人に乱暴的に暴力的に、犯され壊され引き裂かれ、最後には骨も残らず食らわれてしまった」
大婆様の言葉を想像して、実は顔をしかめた。
「その一部始終を見ていた男神ウラノス様は怒り狂い、そしてすべての亜人に呪いをかけたのです。 人間族を傷つけはならない、人間族に逆らってはならない言う呪いです。 それから行く数百年の時が経ち、私たち亜人は人間族の奴隷として
過ごしてきたのです」
そこまで話を聞いて実はさっきのどよめきの正体がわかった。
人間族は亜人族に頭を下げると言うことがない。
礼を言うこともない、無下にしても文句すら言われない。
それがこの世界なんだと。
ここで実は、一つ疑問に思った。
「大婆様、一つ聞いてもいいか」
「はい。 何なりと」
「さっき俺の事を『導き人』って言ってたよね? あれはどう言う意味?」
実の質問に大婆様は一呼吸おいてから話を続けた。
「我ら亜人に呪いがかけられたその後、人間族たちにも別の呪いがかけられたのです。 それは契約と言う呪いでした。 その契約の呪いはたとえ亜人が相手で
あったとしても決して破いてはならないと言うものでした。 おそらくこれは女神ナンナ様がこの世界の秩序を保つ為に施されたものだと考えられています。
それからまたしばらくして、この世界ではない別の世界の人間族がこの世界に
現れるようになったのです。 その人間族たちの世界には亜人と言うものの
存在は無く、文明はかなり発達していて、この世界を良き方向、正しき方向へと
導いてくれる人と言う意味で『導き人』と呼ばれているのです。 おそらくは
この世界をお造りになった女神フォルトナ様のご自愛によるものと思われます」
「……それはつまり、俺にこの世界を導けってこと? 何をどうやって?」
大婆様は静かに首を横に降った。
「誰を、どの様に導くは全て、神々とミノル様の思うがままです」
まるで自分は神と同じ立場にあるのではないか、と言う大婆様のその言葉に実は
困惑し押し黙った。
あまりに多くの情報が入ったためか頭が混乱してしまった。
頭をクシャクシャと掻いていると、その婆を見た大婆様から
「とりあえず、今はお休み下さいませ。 その後どうなさるかは、ゆっくりと
考えてくださればよろしい。 分からないことがあれば、またいつでも周りの
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