5 / 21
大好きなお義姉様
しおりを挟む
多分朝方までがっつりいたされようで、目が覚めたら昼? 昼間だった。もちろん部屋には誰もいない。
ランス様はもう仕事に出かけたのだろう。
普通なら結婚したら10日~1ヶ月くらいは休みがあるのだが、王太子殿下ももうすぐ隣国の王女と結婚するそうで王太子妃を迎える準備やらなんやらで忙しいらしい。
昨日の夜会で王太子殿下が私にそう言って謝っていた。
王太子殿下が隣国の王女と結婚する話はアカデミーでも噂になっていた。今までの婚約者候補たちは相手を見つけるのが大変みたいだなぁとみんなで話していたもん。
あの頃は『いくらでも譲るわ~』と言っていたがもう結婚してしまった。
白い結婚も消えた。孕んでいるかもしれないし、譲れないな。
さて、起きるか。
私は起きあがろうとしたが、上手く動けない。
あらま、困った。
ふと見ると枕元にベルが置いてある。これで呼べってか?
私はベルを思いっきり鳴らした。
コンコン
私の部屋側の扉からノックが聞こえる。
「お嬢様、お呼びですか?」
ドロシーの声だ。
「呼んだ~!」
ドロシーは扉を開け、ニヤニヤしながら部屋に入ってきた。
「起こして! 起きられないのよ」
私がそう言うとドロシーは私の背中に手を入れてぐっと身体を起こした。
「まぁまぁ、何が白い結婚ですか、よくもまぁ、こんなになるまで頑張ったもんですね。お嬢様、頑張れと申しましたがここまで頑張れとは申しておりませんよ」
ドロシーは呆れた顔をして苦笑している。
「私は何も頑張ってないわよ。ランス様が……」
「おぉ、ランスロット様からランス様呼びですか。格上げですね」
「からかわないでよ。『ランス』と言ったから、呼べってことかと思って呼んだら、何も言わないからランスになったのよ」
「あら、閨でもあの調子ですか? 愛の言葉を囁くとかは?」
「無いわよ。無い無い。何も無い」
「まぁ、味気ない閨事でございますね」
ドロシーは私を立ち上がらせ、隣の自室に戻るために肩を貸してくれた。
足がガクガクして力が入らない。股関節を酷使してしまったようだ。
「若旦那様が一応、清めておいたが、湯浴みをさせてやってくれとおっしゃってましたよ」
えっ? ドロシーには普通に話したのか?
「ドロシー、ランス様と話したの?」
「ええ、仕事に向かわれる際にお見送りいたしました。その際に昨夜は無理をさせてしまったから、労ってやってほしいと言われましたよ。普通に話していてびっくりしました。これで無口なのはお嬢様のみということになりましたね」
ドロシーはふふふと笑う。
その日は一日中ゴロゴロしていた。お義父様とお義母様が心配して様子を見に来てくれたが『あの、馬鹿加減を知らんのか!』と怒っていた。
まぁ、ただ跡継ぎを作るだけの妻に加減などしないだろう。
まぁ、暴力的ではなく、優しくはしてくれた。
ただ、回数と時間が半端なかったみたいだ。閨教育の時に聞いていた話とは随分違った。
そんなに急いで何がなんでも跡継ぎがいるんだろうか。
私が1回で孕めば、もうしなくてもいいということなのだろう。
夕方にはなんとか歩けるようになったので、サロンに降りていく。
「べべちゃん、身体はもう大丈夫なの?」
お義母様が心配してくれている。
私は子どもの頃から家でべべと呼ばれていた。お義母様やお義父様にも子どもの頃からべべちゃんと呼ばれていたので、嫁入りしてからもべべちゃんだ。
「ご心配をおかけしました。もう大丈夫です」
「べべ~、あの馬鹿がごめんね。仕事から戻ったら締め上げてやる」
「オリヴィアお義姉様~!」
大好きなオリヴィアお義姉様がいた。お義姉様はランス様のいちばん上のお姉様で、私の大好きなお義姉様なのだ。歳が離れているせいもあってか、子どもの頃から実の妹のように可愛がってもらっていた。
「結婚式も夜会もあんまり話せなかったから、来ちゃったのよ。なのにべべはあの馬鹿のせいでダウンしてるし、泊まっちゃおうかと思ったわ」
「あら、泊まればいいじゃない」
「そうだ。泊まればいい」
「オリヴィアお義姉様、泊まってくださいませ~。夜中までお話しましょう」
私は身体がキシキシ痛むのも忘れて、お義姉様の腕に抱きついた。
「じゃあ、泊まっちゃおかな。でもあいつ嫌な顔するんじゃない? 私のこと嫌いだし」
お義姉様の言葉にお義母様が笑う。
「嫌いじゃないのよ。やっかんでるの」
嫌い? やっかんでる?
あいつとは多分、ランス様の事だよね。
ランス様はお義姉様と仲良くないのかな? そういえば子どもの頃からあまり一緒にいないような気がする。お義姉様にはいっぱい遊んでもらったけど、ランス様と遊んだ記憶は全くない。
小さい頃ブリーデン公爵家に遊びに来ると、ランスロット様はいつもいなくて、私はオリヴィアお義姉様に遊んでもらい、姉はオリヴィアお義姉様の妹で、姉と一緒に消えたアンジェラお義姉様といつも一緒にいたような気がする。あの頃からふたりは愛を育んでいたのかな?
「ただいま帰りました」
ランスロット様が帰ってきた。
「姉上、来ていたのですか」
「来ちゃ悪い?」
「いえ。着替えてきます」
そう言って部屋に行く前に、私を見て「うん」と頷いた。
なんだそれ?
「今の何? あれ何? 新婚ほやほやの愛する妻にあの態度は何だ! 許せん。あんなやつ成敗してやる!!」
オリヴィアお義姉様は烈火の如く怒っている。
あんなのいつもなのに。
「いつもあんな感じです。昨日の結婚式の時も夜会の時も『うん』とか『あぁ』でしたよ」
告げ口してやった。
「えっ? この世のものとは思えないくらい美しかったウエディングドレス姿のべべを見て綺麗だとか女神だとか無し?」
「はい。『うん』だけです。文句を言ったら『良い』と仰いました」
それを聞いて、3人とも絶句している。
「殺す! 殺してやる!」
オリヴィアお義姉様はエキサイトしてきたようだ。
「べべちゃん、本当なの?」
「はい。本当です」
「駄目な子だわね」
お義母様は大きなため息をついた。
あらあら、ブリーデン家のに皆さん、長年のお付き合いなのにランス様の私に対する態度知らなかったのね。
ランス様はもう仕事に出かけたのだろう。
普通なら結婚したら10日~1ヶ月くらいは休みがあるのだが、王太子殿下ももうすぐ隣国の王女と結婚するそうで王太子妃を迎える準備やらなんやらで忙しいらしい。
昨日の夜会で王太子殿下が私にそう言って謝っていた。
王太子殿下が隣国の王女と結婚する話はアカデミーでも噂になっていた。今までの婚約者候補たちは相手を見つけるのが大変みたいだなぁとみんなで話していたもん。
あの頃は『いくらでも譲るわ~』と言っていたがもう結婚してしまった。
白い結婚も消えた。孕んでいるかもしれないし、譲れないな。
さて、起きるか。
私は起きあがろうとしたが、上手く動けない。
あらま、困った。
ふと見ると枕元にベルが置いてある。これで呼べってか?
私はベルを思いっきり鳴らした。
コンコン
私の部屋側の扉からノックが聞こえる。
「お嬢様、お呼びですか?」
ドロシーの声だ。
「呼んだ~!」
ドロシーは扉を開け、ニヤニヤしながら部屋に入ってきた。
「起こして! 起きられないのよ」
私がそう言うとドロシーは私の背中に手を入れてぐっと身体を起こした。
「まぁまぁ、何が白い結婚ですか、よくもまぁ、こんなになるまで頑張ったもんですね。お嬢様、頑張れと申しましたがここまで頑張れとは申しておりませんよ」
ドロシーは呆れた顔をして苦笑している。
「私は何も頑張ってないわよ。ランス様が……」
「おぉ、ランスロット様からランス様呼びですか。格上げですね」
「からかわないでよ。『ランス』と言ったから、呼べってことかと思って呼んだら、何も言わないからランスになったのよ」
「あら、閨でもあの調子ですか? 愛の言葉を囁くとかは?」
「無いわよ。無い無い。何も無い」
「まぁ、味気ない閨事でございますね」
ドロシーは私を立ち上がらせ、隣の自室に戻るために肩を貸してくれた。
足がガクガクして力が入らない。股関節を酷使してしまったようだ。
「若旦那様が一応、清めておいたが、湯浴みをさせてやってくれとおっしゃってましたよ」
えっ? ドロシーには普通に話したのか?
「ドロシー、ランス様と話したの?」
「ええ、仕事に向かわれる際にお見送りいたしました。その際に昨夜は無理をさせてしまったから、労ってやってほしいと言われましたよ。普通に話していてびっくりしました。これで無口なのはお嬢様のみということになりましたね」
ドロシーはふふふと笑う。
その日は一日中ゴロゴロしていた。お義父様とお義母様が心配して様子を見に来てくれたが『あの、馬鹿加減を知らんのか!』と怒っていた。
まぁ、ただ跡継ぎを作るだけの妻に加減などしないだろう。
まぁ、暴力的ではなく、優しくはしてくれた。
ただ、回数と時間が半端なかったみたいだ。閨教育の時に聞いていた話とは随分違った。
そんなに急いで何がなんでも跡継ぎがいるんだろうか。
私が1回で孕めば、もうしなくてもいいということなのだろう。
夕方にはなんとか歩けるようになったので、サロンに降りていく。
「べべちゃん、身体はもう大丈夫なの?」
お義母様が心配してくれている。
私は子どもの頃から家でべべと呼ばれていた。お義母様やお義父様にも子どもの頃からべべちゃんと呼ばれていたので、嫁入りしてからもべべちゃんだ。
「ご心配をおかけしました。もう大丈夫です」
「べべ~、あの馬鹿がごめんね。仕事から戻ったら締め上げてやる」
「オリヴィアお義姉様~!」
大好きなオリヴィアお義姉様がいた。お義姉様はランス様のいちばん上のお姉様で、私の大好きなお義姉様なのだ。歳が離れているせいもあってか、子どもの頃から実の妹のように可愛がってもらっていた。
「結婚式も夜会もあんまり話せなかったから、来ちゃったのよ。なのにべべはあの馬鹿のせいでダウンしてるし、泊まっちゃおうかと思ったわ」
「あら、泊まればいいじゃない」
「そうだ。泊まればいい」
「オリヴィアお義姉様、泊まってくださいませ~。夜中までお話しましょう」
私は身体がキシキシ痛むのも忘れて、お義姉様の腕に抱きついた。
「じゃあ、泊まっちゃおかな。でもあいつ嫌な顔するんじゃない? 私のこと嫌いだし」
お義姉様の言葉にお義母様が笑う。
「嫌いじゃないのよ。やっかんでるの」
嫌い? やっかんでる?
あいつとは多分、ランス様の事だよね。
ランス様はお義姉様と仲良くないのかな? そういえば子どもの頃からあまり一緒にいないような気がする。お義姉様にはいっぱい遊んでもらったけど、ランス様と遊んだ記憶は全くない。
小さい頃ブリーデン公爵家に遊びに来ると、ランスロット様はいつもいなくて、私はオリヴィアお義姉様に遊んでもらい、姉はオリヴィアお義姉様の妹で、姉と一緒に消えたアンジェラお義姉様といつも一緒にいたような気がする。あの頃からふたりは愛を育んでいたのかな?
「ただいま帰りました」
ランスロット様が帰ってきた。
「姉上、来ていたのですか」
「来ちゃ悪い?」
「いえ。着替えてきます」
そう言って部屋に行く前に、私を見て「うん」と頷いた。
なんだそれ?
「今の何? あれ何? 新婚ほやほやの愛する妻にあの態度は何だ! 許せん。あんなやつ成敗してやる!!」
オリヴィアお義姉様は烈火の如く怒っている。
あんなのいつもなのに。
「いつもあんな感じです。昨日の結婚式の時も夜会の時も『うん』とか『あぁ』でしたよ」
告げ口してやった。
「えっ? この世のものとは思えないくらい美しかったウエディングドレス姿のべべを見て綺麗だとか女神だとか無し?」
「はい。『うん』だけです。文句を言ったら『良い』と仰いました」
それを聞いて、3人とも絶句している。
「殺す! 殺してやる!」
オリヴィアお義姉様はエキサイトしてきたようだ。
「べべちゃん、本当なの?」
「はい。本当です」
「駄目な子だわね」
お義母様は大きなため息をついた。
あらあら、ブリーデン家のに皆さん、長年のお付き合いなのにランス様の私に対する態度知らなかったのね。
67
お気に入りに追加
2,691
あなたにおすすめの小説
【完結】白い結婚はあなたへの導き
白雨 音
恋愛
妹ルイーズに縁談が来たが、それは妹の望みでは無かった。
彼女は姉アリスの婚約者、フィリップと想い合っていると告白する。
何も知らずにいたアリスは酷くショックを受ける。
先方が承諾した事で、アリスの気持ちは置き去りに、婚約者を入れ換えられる事になってしまった。
悲しみに沈むアリスに、夫となる伯爵は告げた、「これは白い結婚だ」と。
運命は回り始めた、アリスが辿り着く先とは… ◇異世界:短編16話《完結しました》
【完結】お荷物王女は婚約解消を願う
miniko
恋愛
王家の瞳と呼ばれる色を持たずに生まれて来た王女アンジェリーナは、一部の貴族から『お荷物王女』と蔑まれる存在だった。
それがエスカレートするのを危惧した国王は、アンジェリーナの後ろ楯を強くする為、彼女の従兄弟でもある筆頭公爵家次男との婚約を整える。
アンジェリーナは八歳年上の優しい婚約者が大好きだった。
今は妹扱いでも、自分が大人になれば年の差も気にならなくなり、少しづつ愛情が育つ事もあるだろうと思っていた。
だが、彼女はある日聞いてしまう。
「お役御免になる迄は、しっかりアンジーを守る」と言う彼の宣言を。
───そうか、彼は私を守る為に、一時的に婚約者になってくれただけなのね。
それなら出来るだけ早く、彼を解放してあげなくちゃ・・・・・・。
そして二人は盛大にすれ違って行くのだった。
※設定ユルユルですが、笑って許してくださると嬉しいです。
※感想欄、ネタバレ配慮しておりません。ご了承ください。
婚約破棄を、あなたのために
月山 歩
恋愛
私はあなたが好きだけど、あなたは彼女が好きなのね。だから、婚約破棄してあげる。そうして、別れたはずが、彼は騎士となり、領主になると、褒章は私を妻にと望んだ。どうして私?彼女のことはもういいの?それともこれは、あなたの人生を台無しにした私への復讐なの?
貴方もヒロインのところに行くのね? [完]
風龍佳乃
恋愛
元気で活発だったマデリーンは
アカデミーに入学すると生活が一変し
てしまった
友人となったサブリナはマデリーンと
仲良くなった男性を次々と奪っていき
そしてマデリーンに愛を告白した
バーレンまでもがサブリナと一緒に居た
マデリーンは過去に決別して
隣国へと旅立ち新しい生活を送る。
そして帰国したマデリーンは
目を引く美しい蝶になっていた
はずれのわたしで、ごめんなさい。
ふまさ
恋愛
姉のベティは、学園でも有名になるほど綺麗で聡明な当たりのマイヤー伯爵令嬢。妹のアリシアは、ガリで陰気なはずれのマイヤー伯爵令嬢。そう学園のみなが陰であだ名していることは、アリシアも承知していた。傷付きはするが、もう慣れた。いちいち泣いてもいられない。
婚約者のマイクも、アリシアのことを幽霊のようだの暗いだのと陰口をたたいている。マイクは伯爵家の令息だが、家は没落の危機だと聞く。嫁の貰い手がないと家の名に傷がつくという理由で、アリシアの父親は持参金を多めに出すという条件でマイクとの婚約を成立させた。いわば政略結婚だ。
こんなわたしと結婚なんて、気の毒に。と、逆にマイクに同情するアリシア。
そんな諦めにも似たアリシアの日常を壊し、救ってくれたのは──。
【完結】婚約破棄はしたいけれど傍にいてほしいなんて言われましても、私は貴方の母親ではありません
すだもみぢ
恋愛
「彼女は私のことを好きなんだって。だから君とは婚約解消しようと思う」
他の女性に言い寄られて舞い上がり、10年続いた婚約を一方的に解消してきた王太子。
今まで婚約者だと思うからこそ、彼のフォローもアドバイスもしていたけれど、まだそれを当たり前のように求めてくる彼に驚けば。
「君とは結婚しないけれど、ずっと私の側にいて助けてくれるんだろう?」
貴方は私を母親だとでも思っているのでしょうか。正直気持ち悪いんですけれど。
王妃様も「あの子のためを思って我慢して」としか言わないし。
あんな男となんてもう結婚したくないから我慢するのも嫌だし、非難されるのもイヤ。なんとかうまいこと立ち回って幸せになるんだから!
好きな人と友人が付き合い始め、しかも嫌われたのですが
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
ナターシャは以前から恋の相談をしていた友人が、自分の想い人ディーンと秘かに付き合うようになっていてショックを受ける。しかし諦めて二人の恋を応援しようと決める。だがディーンから「二度と僕達に話しかけないでくれ」とまで言われ、嫌われていたことにまたまたショック。どうしてこんなに嫌われてしまったのか?卒業パーティーのパートナーも決まっていないし、どうしたらいいの?
【完結】貴方が好きなのはあくまでも私のお姉様
すだもみぢ
恋愛
伯爵令嬢であるカリンは、隣の辺境伯の息子であるデュークが苦手だった。
彼の悪戯にひどく泣かされたことがあったから。
そんな彼が成長し、年の離れたカリンの姉、ヨーランダと付き合い始めてから彼は変わっていく。
ヨーランダは世紀の淑女と呼ばれた女性。
彼女の元でどんどんと洗練され、魅力に満ちていくデュークをカリンは傍らから見ていることしかできなかった。
しかしヨーランダはデュークではなく他の人を選び、結婚してしまう。
それからしばらくして、カリンの元にデュークから結婚の申し込みが届く。
私はお姉さまの代わりでしょうか。
貴方が私に優しくすればするほど悲しくなるし、みじめな気持ちになるのに……。
そう思いつつも、彼を思う気持ちは抑えられなくなっていく。
8/21 MAGI様より表紙イラストを、9/24にはMAGI様の作曲された
この小説のイメージソング「意味のない空」をいただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=L6C92gMQ_gE
MAGI様、ありがとうございます!
イメージが広がりますので聞きながらお話を読んでくださると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる