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5週目 サラス編

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「やめろ!馬鹿!お前となんてしない!」

 仰向けにされて、ベルトを外されても、抵抗らしい抵抗が出来ない。まずい、体が期待している。

「俺は興味あるな。アルトゥスの尻を揉んだだけでレベル上がるんだ。その尻に突っ込んだらどんだけあがるんだ??」

「500くらいしか上がらんから!それくらいだから!」

 毎日、何回も何日もやり続ければ、1000レベルくらい行く。一周目のミーシャも950とかだったし、レオナルドは1200くらいまで上がっていた。因みにグラムは3000くらいまで上がっていたから、子供が出来るとモノすごく跳ね上がる。
 んなことはどうでもいい!俺はサラスと寝たくはない。この相棒みたいな関係を崩したくないんだ!

「500?!マジか!すげぇ!ほい、アルトゥスもやる気じゃねぇか。簡単に男に足開いちゃ駄目だろ?」

「しまった!」

 だってしたくてしたくて仕方がないんだもの。

「まあ、俺も男とやんの初めてだからー上手く出来るかな?」

「だ、だから!やらなくて良いから!」

「抵抗する力が弱いしー!」

 ゲラゲラ笑われる……な、何だこの色気もクソもない会話は!い、一応初めてなんだぞ!……この周回では!

「んじゃ、ま、一発行っておきますか!」

「や、やめて~~!」

 と、口で言いながらもしっかり足を開いてた。くそっ!恥ずかしいけど、これも魔物の毒のせいだ!と、自分に言い聞かせて、結局サラスとめちゃくちゃやった。

「あー!アル、アルトゥス!お前の穴、気持ちいいな!」

「言い方!言い方ぁ!で、でもサラスのも届くぅーー!あーっ!そこっ、イクぅーー!」

 体の相性が良くて、3日くらいやり続けた。凄かった!

「えーと、一日500レベル?3日で1500って事?」

「し、知らねぇし!」

 流石に2日くらい動けなかったが、俺たちの関係はあんまり変わらなかった。

 気の向くままに冒険をし、宿屋に泊まって酒を飲んで盛り上がる。まあ、そこにエッチが加わったくらいだ。
 
 サラスは大陸最強の冒険者になったけど奢らず、俺を相棒としてずっと連れて行ってくれた。

「アルトゥス!この串うめー!」

「うん、美味いなあ!」

 たくさんたくさん旅をして、笑い、泣きそして病気になって、俺は動けなくなった。

「へへ、悪いな。先に逝くぜ」

「ふん、仕方がねえ相棒だな。俺も冒険者引退だぁ」

 長閑な田舎に家を買った。絵に描いたような引退冒険者の生活だろ?

「あーそうだ、アルトゥス。最後に言っても良いか?」

「うん、俺も言いたい事ある」

 もうすぐ俺、死ぬな。なら、最後に言っとくか。

「俺、お前の事、愛してたぜ」

 ははっ!何となく知ってた!

「おう、俺もサラスの事愛してた。楽しかったぜ、長生きしろよ」

 そして俺は意識を失った。

「ばーか、お前が死んだのに俺だけ生きててどーすんだよ。冷たい奴だな、俺は置いていかなかったのに、お前は俺を置いて行くのか?嫌だよ、アルトゥス」

 サラスは俺の望み通り長生きは出来なかった。冒険を辞めたせいか、俺がいなくてがっくり来たせいか。
 1ヶ月も経たないうちに、弱って死んでしまったんだ。最強の冒険者の最後としては呆気ないものだった。

「サラス、根性ねーな」

「しゃーねーだろ。一人じゃ飯食っても不味いし、寝ても寂しいんだもん」

「分かるわー!」

 1ヶ月、俺は妹の所に戻るのを伸ばして貰ってサラスの側にいた。どんどん萎びていくサラスを励ましたりしたが全然ダメだった。
 仕方がないから、二人で登る事にした。

「あー最後まで結局一緒か」

「相棒だからしゃーねーな」

 俺たちは結局最後でゲラゲラと笑い合っていた。



5週目 冒険者サラス編終わり

「楽しかったなぁ……」

「友情エンドね……ヤったけど」

「愛し合ってましたぁ!口には出さなかったけど!」

「まーねーんじゃ次、お願いー」

「うわー!もう少し浸らせろー!サラスーサラスー!俺だけ戻されるぅー嫌だーー!」

「次はお姉様達のご要望の触手モノだから、頑張ってー!」

「触手ぅー?!?!嫌だーー!サラス!サラスーー!助けてぇーーーー!うぎゃーー!」




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