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「良いじゃんちょっとくらいヤらせてよ」
「駄目ですぅ~」
「先っちょだけで良いからさ~」
「嫌ですぅ~」
この世界、娯楽が少ない。何もすることがなくなると何をするか、って極まった状態でもないんだけれど。
「んあっ!」
「あはっ奥に入ったぁ」
「あ、ああーーっ! 」
今日も毎日無生産行為に励んでいる。
「ぐぽっていったねぇ?気持ちい?アッシュちゃんって聞いてねぇなあ、イっちゃってんじゃん」
「もー!俺にも貸してってばー」
「やだよー!」
魔王の身体は気持ちが良いらしい。らしいっていうのは俺が魔王を抱いたことがないから、知らないんだ。コノハですら俺に乗っかって腰を振る。童貞非処女という不名誉な肩書はまだ更新中だ。
「あ、あぅぅ……スクルドぅ……んんっ」
「あーごめんごめん、もっとね」
「ん、ぐぽぐぽして……」
ぶち抜かれる気持ちよさを覚えさせられた……ナカのことは自分じゃどうしようもなくて、スクルドとたまにロキに調教されっぱなしだ。
「いっぱい突いてあげようねぇ」
「あひんっ!」
口からアレが出てくるじゃないかと思うくらい突き上げられて思考が飛んでしまう。
「いっーーーーっ!!」
「やっぱりちょっと貸して」
「だめですぅ」
もう諦めよ、魔王に倫理観なんて要らないや……。
「でね、なんかおかしいの」
「なんかってなんだよ……ってか俺の上に乗るな!そして乳首つまむな!」
たまに遊びに来るコノハはすぐ俺の上に乗っかって来る。
「良いじゃーん!百合プレイしよーよ。見てってねーお客さん達~」
「客なんていねーよっ!んっ!」
「いるじゃーん!トールに、スクルドにロキ!三人も~。見るだけだよー触っちゃだめよー」
「やめろって、ひゃんっ!」
くそっ!コノハの奴、俺がレベル上がったのが悔しいらしい。そんでレベルが上がっても力じゃ勝てない俺にマウントを取ろうとしてエロいことしてくる!くそッ雑なスクルドやロキと違ってコノハの触り方は優しくてねちっこくて、非常によろしくない!
「あ、あぁあ……っ」
「あーっとアッシュの未使用棒が元気になって来たねぇ?よだれを垂らして何か欲しがってるよー?」
「う、うっさい……くそっ、コノハ、いれらせろぉ」
未使用を使用済みにしてやる!
「ぶっぶー駄目ですー!俺の尻穴はもうトール専用になったんですー。トールのモノしか食べませーん」
「くそっ……食わず嫌いは良くないぞ……」
俺が何とかできるのはコノハくらいなのにー!
「んまあそんな冗談はさて置いてさ、なんか新しいゲームが始まったっぽいんだよね」
「あ、新しい、ゲーム?」
コノハは意外な事を言い出した。くそっ中途半端に弄りやがって!
「うん、俺ね。この世界に残ってる魔王達と結構連絡取ってるんだけれど、南の方でどうもゲームプレイヤーっぽい奴らが現れ始めたんだって」
「プレイ、ヤー?」
飽きたのかコノハは俺をスクルドに手渡して自分はトールの膝の上に乗っていちゃつき始める。俺とは遊びだったのか!
「うん、どうも汎用MMOって感じらしくてプレイヤー達は魔王ダンジョンや平地でレベル上げしてるみたい。で、プレイヤーが出入りするようになった魔王が言うには、システムが変わったらしい。多分望まれて答えれば魔王はプレイヤーに協力してあげられるみたいなんだよね」
「召喚獣、とかみたいに?」
「うん。過去のことは絶対口に出せないみたいだけど、プレイヤーと仲良くできるみたい……」
「え、良く分からない……」
「つまり、俺達は完全に新しいゲームのNPCになっちゃったって感じかな」
「なんだって……? 」
ゲームのNPCって一体どういうことなんだ?
「駄目ですぅ~」
「先っちょだけで良いからさ~」
「嫌ですぅ~」
この世界、娯楽が少ない。何もすることがなくなると何をするか、って極まった状態でもないんだけれど。
「んあっ!」
「あはっ奥に入ったぁ」
「あ、ああーーっ! 」
今日も毎日無生産行為に励んでいる。
「ぐぽっていったねぇ?気持ちい?アッシュちゃんって聞いてねぇなあ、イっちゃってんじゃん」
「もー!俺にも貸してってばー」
「やだよー!」
魔王の身体は気持ちが良いらしい。らしいっていうのは俺が魔王を抱いたことがないから、知らないんだ。コノハですら俺に乗っかって腰を振る。童貞非処女という不名誉な肩書はまだ更新中だ。
「あ、あぅぅ……スクルドぅ……んんっ」
「あーごめんごめん、もっとね」
「ん、ぐぽぐぽして……」
ぶち抜かれる気持ちよさを覚えさせられた……ナカのことは自分じゃどうしようもなくて、スクルドとたまにロキに調教されっぱなしだ。
「いっぱい突いてあげようねぇ」
「あひんっ!」
口からアレが出てくるじゃないかと思うくらい突き上げられて思考が飛んでしまう。
「いっーーーーっ!!」
「やっぱりちょっと貸して」
「だめですぅ」
もう諦めよ、魔王に倫理観なんて要らないや……。
「でね、なんかおかしいの」
「なんかってなんだよ……ってか俺の上に乗るな!そして乳首つまむな!」
たまに遊びに来るコノハはすぐ俺の上に乗っかって来る。
「良いじゃーん!百合プレイしよーよ。見てってねーお客さん達~」
「客なんていねーよっ!んっ!」
「いるじゃーん!トールに、スクルドにロキ!三人も~。見るだけだよー触っちゃだめよー」
「やめろって、ひゃんっ!」
くそっ!コノハの奴、俺がレベル上がったのが悔しいらしい。そんでレベルが上がっても力じゃ勝てない俺にマウントを取ろうとしてエロいことしてくる!くそッ雑なスクルドやロキと違ってコノハの触り方は優しくてねちっこくて、非常によろしくない!
「あ、あぁあ……っ」
「あーっとアッシュの未使用棒が元気になって来たねぇ?よだれを垂らして何か欲しがってるよー?」
「う、うっさい……くそっ、コノハ、いれらせろぉ」
未使用を使用済みにしてやる!
「ぶっぶー駄目ですー!俺の尻穴はもうトール専用になったんですー。トールのモノしか食べませーん」
「くそっ……食わず嫌いは良くないぞ……」
俺が何とかできるのはコノハくらいなのにー!
「んまあそんな冗談はさて置いてさ、なんか新しいゲームが始まったっぽいんだよね」
「あ、新しい、ゲーム?」
コノハは意外な事を言い出した。くそっ中途半端に弄りやがって!
「うん、俺ね。この世界に残ってる魔王達と結構連絡取ってるんだけれど、南の方でどうもゲームプレイヤーっぽい奴らが現れ始めたんだって」
「プレイ、ヤー?」
飽きたのかコノハは俺をスクルドに手渡して自分はトールの膝の上に乗っていちゃつき始める。俺とは遊びだったのか!
「うん、どうも汎用MMOって感じらしくてプレイヤー達は魔王ダンジョンや平地でレベル上げしてるみたい。で、プレイヤーが出入りするようになった魔王が言うには、システムが変わったらしい。多分望まれて答えれば魔王はプレイヤーに協力してあげられるみたいなんだよね」
「召喚獣、とかみたいに?」
「うん。過去のことは絶対口に出せないみたいだけど、プレイヤーと仲良くできるみたい……」
「え、良く分からない……」
「つまり、俺達は完全に新しいゲームのNPCになっちゃったって感じかな」
「なんだって……? 」
ゲームのNPCって一体どういうことなんだ?
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