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31 はあ、お迎え?
しおりを挟む「アッシュ!私だ。帰って来ておくれ!」
「……」
「どーすんの?おーじさまが迎えに来たよォ?」
「いや、もうおーさまだろ、確か」
「ふぅん」
俺のダンジョンの入り口にカグラス様が立っている。
「アッシュ!迎えに来るのが遅れてごめん。でも片付いたんだ、もうお前を虐める奴もいない。だから私の所に安心してきて欲しい! 」
俺はため息しかでない。
「どーすんのぉ、アッシュちゃあん」
「……ほっとこ、かな……あんっ」
「りょーかい」
だって、今エッチの最中だし?ウルズのモノを奥まで咥えて気持ち良くなってるトコだもん。
「あーあーっ、そこ、イくぅ~~~!」
「んー、イイね、締まる~!」
「まぁねえ、あれから2年も経ってるしぃ、今更だよねぇ」
ウルズの背中にいっぱいひっかき傷をつけて、イった後スクルドの見ているモニターを覗き込む。
「アッシュ!聞いてくれ、ベルナデットが子供を産んだんだ、男の子だ。もう跡継ぎも出来た、だからベルナデットは離宮に行った。だからアッシュとずっと一緒にいれるんだ、だから私と一緒に暮らそう、もう誰も文句を言わないよ」
カグラス様は叫び続けている……カグラス様の後ろには護衛に騎士達がいるみたいで、皆微妙な顔をして上機嫌で叫ぶ自分達の王様を見ている。わかる、わかるよー。
「こわ……カグラス様、マジで言ってんのかな?」
モニターが良く見える椅子に座っていたスクルドが立ち上がり代わりにウルズが座る。そしてスクルドが俺をベッドに押し倒す。
「ちょ、スクルド……あんっ」
「イったばっかりでふにゃふにゃじゃん」
「スクルド……ウルズのまだいっぱいなのに……イイの?」
「別にいつものことだろ、双子だからいーんだよ」
「あ、そ」
俺はあれからずっと双子と一緒に俺のダンジョンで暮らしている。双子は気が向いたら俺のダンジョンに経験値をくれるし、ご飯もくれる。そして暇なときは大体エッチしてる。でもしょうがないんだよね、この世界娯楽が少ないから、お手軽に気持ち良くなれるのはやっぱり粘膜の擦り合いなんだわ。
そんな感じで俺は今レベルが30になっている……二人ともケチ臭い!
「あんっあんっ!きもちい……奥、して」
「ここだっけ?」
「んーーーーっそこぉ!」
あーやっぱりウルズとスクルドのモノの方が気持ちいいや。今更カグラス様の突っ込まれてもヨくなれない気がするなあ。相性は悪くなかったんだけど、やっぱり優しすぎてどうも刺激が足りないんだよね。
「んー……やっぱりハジメテの男は忘れられないのかなぁ?」
「そういうもんなの?ふー……出た出た。もう一発」
まあいいけどさ。
「アッシュー。王様キれてんぞー?」
「良いんじゃない?ほっといてさ」
モニターの中でカグラス様が怒ってる。
「返事をしろ!アッシュ!私がここまで譲歩してやっているのにお前という奴は!もう我慢ならん、引きづり出してやる!待って居ろ!!」
なんかダンジョンの中に踏み込んできた……いいのかなぁ?俺のダンジョンはかなり成長して、レベル30に相応しいダンジョンになっている。中にいろんなモンスターも沸いているから、騎士団と言えど俺のいる最奥の居住区まで辿り着けるのかなあ?
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