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11 美味しい?**
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「ふ、全部、入った……あ、すご、締めないで……出るッ」
「え……あ!うあっ……!」
そうだ。今、レオンに抱かれているんだった。にゃんこちゃんもこうちゃんもレオンを止めなかった。流石に長い付き合いで私のことを分かっている二人。私は相手を傷つけたくない……それならば自分が多少傷つこうともそっちの方が良い……そしてこの場合傷がつくのは私の精神的な面だけだ……もう私のプライドと呼べるものは粉々に砕け散って存在なんてしないんだから、これでいい……。
「ッ~~~~!」
「あ、や……出てる……!」
入れただけでイったのか?淫魔のフェロモンとやらは強烈なんだな。自分では分からないけれど……ってこれ……なにこれ。
「な、なに、これ……凄く……美味しい……っ」
「は、はは……淫魔の味覚……?」
凄い、腹の奥にあったかくて何故か知らないけれど「美味しい」と感じる、モノがたっぷり広がっている感じ!あ、ああ~!体の奥深くにしみわたる、栄養~~凄い、美味しい!エセルとしたときはこんなの感じなかったぞ。つまり吸血鬼の精液より人間の精液の方が美味しい……淫魔の主食は精液なんだからそういう事なのか?
「じゃあ……もっと食わせてやるよ! 」
「え、嬉しい……じゃなくて!嫌だ、イったんならもう良いだろう、抜いて、あんっ! 」
ずくん!と奥まで突っ込まれて甲高い声が上がる。油断していた、必死で枕に抱き着く。
「駄目、やだ!やめてぇ!あっあっ!イイ、そこっ!」
「ここ……?」
「ああーーっ!い、い、い!凄いそこ、そこぉ!や、違うっ駄目ぇ~!抜いてぇ! 」
「はは、気持ちよさそう…‥!それに締まって抜けないよ。ああ、また出そう!中に出すぞ」
えっ!また!?早くないか。
「奥に、うんと奥に頂戴ーー!じゃなくてぇ……あっ!だめ、出さないでぇーー! っあ!おいひぃ~~!」
「んんーーっ!素直に飲めばいいじゃないか……腹が減ってんだろう!」
「……あ……」
そういえば……空腹はなんだかマシになっている。え、もしかして淫魔の力で取り入れたものでも空腹を満たせるの?
「そういえば……なんだか、そんなにお腹が減ってないような気がする」
「もっと食ってみたら分かるんじゃないか?」
「え」
下に落ちかけた腰をぐっと掴まれる。え、まさか
「不思議だよな。体はこんなに冷たいのに。中は暖かい……むしろ熱い、最高だよルドガー……」
「ちょ、ちょっと待って、待って……!あんっ!」
パァン、と音が鳴るくらい激しく腰を打ち付けられて、衝撃で息が詰まる。元々呼吸しているのかしていないのか分からないくらいの体だけれど、急に乱暴にされると困る。
「ま、待って、レオン、待って、あっ!あっ!あ、や、イイ!イイよおおっ」
「こっちもイイのか!ルドガーはエロい体をしてるんだな……!」
「ひい……ちが、あんっ!」
あれもこれもエセルのせいなんだけれど、駄目だ、もう何も考えられない……!
「れ、レオン……だめ、だめえ……ヨすぎるぅ……おかしくなる」
「は、はは……ルドガー……可愛い。なあ、顔見せて」
「やあ……!」
抱きしめていた枕を取り上げられた。だめ、それがないとだめだ。
「かえしてぇ……かえしてぇ……それがないと、それがないと」
「ないとどうなる?」
必死で抑えていたそれがないと
「れおんをかんでしまうぅ……」
「いいよ、噛んでも」
ああ、駄目だ。そんな甘い言葉をかけないで……耐えられなくなっちゃうじゃないか。
「え……あ!うあっ……!」
そうだ。今、レオンに抱かれているんだった。にゃんこちゃんもこうちゃんもレオンを止めなかった。流石に長い付き合いで私のことを分かっている二人。私は相手を傷つけたくない……それならば自分が多少傷つこうともそっちの方が良い……そしてこの場合傷がつくのは私の精神的な面だけだ……もう私のプライドと呼べるものは粉々に砕け散って存在なんてしないんだから、これでいい……。
「ッ~~~~!」
「あ、や……出てる……!」
入れただけでイったのか?淫魔のフェロモンとやらは強烈なんだな。自分では分からないけれど……ってこれ……なにこれ。
「な、なに、これ……凄く……美味しい……っ」
「は、はは……淫魔の味覚……?」
凄い、腹の奥にあったかくて何故か知らないけれど「美味しい」と感じる、モノがたっぷり広がっている感じ!あ、ああ~!体の奥深くにしみわたる、栄養~~凄い、美味しい!エセルとしたときはこんなの感じなかったぞ。つまり吸血鬼の精液より人間の精液の方が美味しい……淫魔の主食は精液なんだからそういう事なのか?
「じゃあ……もっと食わせてやるよ! 」
「え、嬉しい……じゃなくて!嫌だ、イったんならもう良いだろう、抜いて、あんっ! 」
ずくん!と奥まで突っ込まれて甲高い声が上がる。油断していた、必死で枕に抱き着く。
「駄目、やだ!やめてぇ!あっあっ!イイ、そこっ!」
「ここ……?」
「ああーーっ!い、い、い!凄いそこ、そこぉ!や、違うっ駄目ぇ~!抜いてぇ! 」
「はは、気持ちよさそう…‥!それに締まって抜けないよ。ああ、また出そう!中に出すぞ」
えっ!また!?早くないか。
「奥に、うんと奥に頂戴ーー!じゃなくてぇ……あっ!だめ、出さないでぇーー! っあ!おいひぃ~~!」
「んんーーっ!素直に飲めばいいじゃないか……腹が減ってんだろう!」
「……あ……」
そういえば……空腹はなんだかマシになっている。え、もしかして淫魔の力で取り入れたものでも空腹を満たせるの?
「そういえば……なんだか、そんなにお腹が減ってないような気がする」
「もっと食ってみたら分かるんじゃないか?」
「え」
下に落ちかけた腰をぐっと掴まれる。え、まさか
「不思議だよな。体はこんなに冷たいのに。中は暖かい……むしろ熱い、最高だよルドガー……」
「ちょ、ちょっと待って、待って……!あんっ!」
パァン、と音が鳴るくらい激しく腰を打ち付けられて、衝撃で息が詰まる。元々呼吸しているのかしていないのか分からないくらいの体だけれど、急に乱暴にされると困る。
「ま、待って、レオン、待って、あっ!あっ!あ、や、イイ!イイよおおっ」
「こっちもイイのか!ルドガーはエロい体をしてるんだな……!」
「ひい……ちが、あんっ!」
あれもこれもエセルのせいなんだけれど、駄目だ、もう何も考えられない……!
「れ、レオン……だめ、だめえ……ヨすぎるぅ……おかしくなる」
「は、はは……ルドガー……可愛い。なあ、顔見せて」
「やあ……!」
抱きしめていた枕を取り上げられた。だめ、それがないとだめだ。
「かえしてぇ……かえしてぇ……それがないと、それがないと」
「ないとどうなる?」
必死で抑えていたそれがないと
「れおんをかんでしまうぅ……」
「いいよ、噛んでも」
ああ、駄目だ。そんな甘い言葉をかけないで……耐えられなくなっちゃうじゃないか。
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