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70 確かに気になる
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「ローザ!メグ!あなた達から来てくれるなんて!」
「フローラ母さん!なんか凄い事になってるからさー!気になってきちゃった!」
「母さん、凄い所に住んでるんですね」
「でも飽きちゃうわよー?どう?あなた達住んでみる」
「「住みたいわ!」」
母さんとローザ姉さんメグ姉さんはきゃあきゃあと手を取り合ってはしゃぎ回っている。色々な事があって連絡は取れなかったが、物すごく元気そうだ。女性たちの微笑ましさとは全く違ってルンはニヤニヤと俺の周りをまわっている。こいつウザい。
「なあ、リーヤ何その腹?マジで赤ん坊でも入ってんの??」
「うん」
「へえ!本当にぃ?誰の子よーー?」
「レント。そこに居る獣人。結婚するんだ」
マジかーー!と大声で笑うルンは信じてないんだろうけど、レントに物凄く冷たい目で睨まれて、笑いを引っ込めた。
「え……マジなの?」
「マジだけど」
「俺の子も産める?」
「ぜってー嫌だ」
ぜってーって何だよ!このくそリーヤ!襲って孕ますぞ!なんて言うもんだから、レントと聞きつけた脳筋とフランに袋叩きにされていた。
馬鹿め、元聖女姫の人徳を思い知ったか。
「ローザ姉さんもメグ姉さんもなんでルンなんかと一緒に旅してんのさ、ああいう駄目男が好きなの??」
「んな訳ないじゃん!私の理想は高いわよ、あれは家畜と一緒。馬車を引く馬みたいなもんよ」
「そうよー、リーヤ。使い捨ての男もいるものなのよー」
お、おう。流石はローザ姉さんとメグ姉さんだ。男を見る目がある……んだよな?
「に、してもあんたよー!まー赤ちゃんこさえたって?やるわねー!やっぱ妹だったの?」
はは、流石姉さん。ぶっ込んでくるなぁ。
「いやぁ、獣人国の技術でね、出来るんだって。姉さんだってちんこ生やせるよ」
「いや待って!確かにちんこは気になるところだけど、はやしたい訳じゃないから?!」
「あら?私が生やしてローザをアンアン言わせてみる?」
やめてーー!と姉さんの絶叫が響いたのでリアルな想像をしちゃったんだなぁ。メグ姉さんのちんこか、なんかすんげー物が生えて来そうだな?
「君達がエルフローラの娘でリーヤの姉なら、私の娘だな」
「ひえ!皇帝陛下に娘って言われちゃったよ!」
流石はローザ姉さん、怖い物知らずだ。
「何、皇帝などと言われても、やって来た書類にサインをして「良い」と言うだけの仕事しかしていないからな」
「ほへーー!そんなら俺もできそうじゃん?!」
なんだろう、気安い態度はローザ姉さんもルンも一緒なのに、ルンが腹立つのは。人徳か!
「やってみるか?」
「俺が皇帝陛下ーー?!やるやるーーー!」
ルンがすっとこどっこいでも、眼鏡や脳筋ががっちり揉んでくれるから、本当になんの心配も要らないんだよなー。
この辺は本当に凄いと思う。
「フローラ母さん!なんか凄い事になってるからさー!気になってきちゃった!」
「母さん、凄い所に住んでるんですね」
「でも飽きちゃうわよー?どう?あなた達住んでみる」
「「住みたいわ!」」
母さんとローザ姉さんメグ姉さんはきゃあきゃあと手を取り合ってはしゃぎ回っている。色々な事があって連絡は取れなかったが、物すごく元気そうだ。女性たちの微笑ましさとは全く違ってルンはニヤニヤと俺の周りをまわっている。こいつウザい。
「なあ、リーヤ何その腹?マジで赤ん坊でも入ってんの??」
「うん」
「へえ!本当にぃ?誰の子よーー?」
「レント。そこに居る獣人。結婚するんだ」
マジかーー!と大声で笑うルンは信じてないんだろうけど、レントに物凄く冷たい目で睨まれて、笑いを引っ込めた。
「え……マジなの?」
「マジだけど」
「俺の子も産める?」
「ぜってー嫌だ」
ぜってーって何だよ!このくそリーヤ!襲って孕ますぞ!なんて言うもんだから、レントと聞きつけた脳筋とフランに袋叩きにされていた。
馬鹿め、元聖女姫の人徳を思い知ったか。
「ローザ姉さんもメグ姉さんもなんでルンなんかと一緒に旅してんのさ、ああいう駄目男が好きなの??」
「んな訳ないじゃん!私の理想は高いわよ、あれは家畜と一緒。馬車を引く馬みたいなもんよ」
「そうよー、リーヤ。使い捨ての男もいるものなのよー」
お、おう。流石はローザ姉さんとメグ姉さんだ。男を見る目がある……んだよな?
「に、してもあんたよー!まー赤ちゃんこさえたって?やるわねー!やっぱ妹だったの?」
はは、流石姉さん。ぶっ込んでくるなぁ。
「いやぁ、獣人国の技術でね、出来るんだって。姉さんだってちんこ生やせるよ」
「いや待って!確かにちんこは気になるところだけど、はやしたい訳じゃないから?!」
「あら?私が生やしてローザをアンアン言わせてみる?」
やめてーー!と姉さんの絶叫が響いたのでリアルな想像をしちゃったんだなぁ。メグ姉さんのちんこか、なんかすんげー物が生えて来そうだな?
「君達がエルフローラの娘でリーヤの姉なら、私の娘だな」
「ひえ!皇帝陛下に娘って言われちゃったよ!」
流石はローザ姉さん、怖い物知らずだ。
「何、皇帝などと言われても、やって来た書類にサインをして「良い」と言うだけの仕事しかしていないからな」
「ほへーー!そんなら俺もできそうじゃん?!」
なんだろう、気安い態度はローザ姉さんもルンも一緒なのに、ルンが腹立つのは。人徳か!
「やってみるか?」
「俺が皇帝陛下ーー?!やるやるーーー!」
ルンがすっとこどっこいでも、眼鏡や脳筋ががっちり揉んでくれるから、本当になんの心配も要らないんだよなー。
この辺は本当に凄いと思う。
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