12 / 16
12 あたしはエラローズ(エラ視点)
しおりを挟む
あたしはエラ。平民だからただのエラよ。母さんは街の食堂で働いていたの。ま、ついでに体も売っていたんだけどね。その時出来たのがあたし。
「誰の子種かなんて分かるわけ無いだろ?」
そうだね、母さんと同じ茶色の髪に青い目だ。顔も母さんそっくり。まあまあ可愛い顔だろ?
そんな母さんも死に、どうしようか考えている時にやたらカッコいい貴族のおじさんがやって来て、あたしの父親だと名乗った。
折角だから心当たりも何もないけどその話に乗った。そのままいても母さんと同じ娼婦になるしかない運命だもんね。
そのカッコいい貴族はリハルト子爵だと言った。
「良く見てごらん、君の瞳の色は薄らと紫がかっている。私の血が流れているんだよ」
「……」
いや、あたしの目の色は青だ。母さんと同じく真っ青だ。でもそこは
「あ、はい」
そう答える。どうも春から学園とやらに通って、上位貴族を引っ掛けてこいとの事だった。
リハルト家の住人は全員あたしを冷たい目でみた。まあそりゃそうだろうな、と思う。冷たいがあたしの兄弟だと言われた人達はみな、美形だった。兄と、弟と妹。特に一つ下のノイシュはお父様だと言うヨシュアにそっくりでお人形さんみたいに綺麗で可愛かった。
付け焼き刃の淑女教育は厳しかったけど、学園は全寮制で、長期の休み以外は家に帰らなくて良いそうだ。春までの短い時間をなんとかやり過ごし、あたしは学園に足を踏み入れた。
2年の冬頃、リハルト家に連れ戻されたけど、学園に戻してもらえた。
「エドワードさまぁ~!」
「エラローズ!家の都合でしばらく来れなかったそうだが、変わりないか?」
「ええ、勿論ですぅ」
「そうか、では……」
「はい♡いつもの場所で」
お父様のご要望通り貴族の中でも一番偉い王子様のハートを射止めたの。あたしはやればできる子なんだわ。
「そういえばエラ。お前の弟のノイシュはどうした?」
「えー知りません」
ノイシュ。家の地下でも冷たい目だった。顔が可愛いから、迫力があるのよね。私が地下室から出され、学園に戻るときも居なかったわね。リハルト家はお葬式みたいにずーんと沈んでいたのも気になったけど、学園に戻るのが先だったからさっさと帰ってきちゃったのよね。
それに、あたしが何を聞いても冷たくあしらわれるだけだもんね。
でももう良いの!学園を卒業したら、エドワード様と結婚して、アタシはお姫様になるんだから!もうリハルト家の人とはおさらばなのよ!
「ノイシュ・リハルトは学園をやめましたよ」
「あら?そうなの?」
何よ、ノイシュったら賢そうに見えてアタシより馬鹿なの??まあ、あたしも自力じゃテストに合格しないから、こうやって教師にゴマをすってんだけどね。
ノイシュはやっぱりすごい可愛くて、学園でも人気だった。子爵家の子供として分も弁えているし、勉強も出来たんだって。
大体の男子生徒はノイシュを婚約者にしたがったよのね。本当すごい人気。ノイシュが突然学園に来なくなったから、私に何故かと声をかけてくる人も多かったわ。
「えー?わかりませぇんーあんまり仲が良くないからぁ~」
「だろうな」
だろうなって何よ!あたしがノイシュ達と普通に喋ったことはないのは確かだけどさ!学園で顔を合わせても、冷たくて汚い物を見る目で見てくるんだもん!ちょっと可愛いからって最悪よ!
ノイシュの事を聞いてきた男子に粉をかけて、何人か食ってやったわ!もうノイシュより私の魅力にメロメロでしょ?うふふ!あたしったらノイシュに勝っちゃったんじゃなーい?
さて、前までうるさくいちゃもんばっかりつけてきてたランシア様も最近はなりを潜めてるし、もうあたしとエドワード様の仲も確定だし、あたしには薔薇色の人生しかないわー!
「は?!な、なにを言って……」
「ですから、婚約破棄は受け入れますわ。そしてエドワード様はわたくしに必要がありませんから、そちらの方に差し上げます。しかし慰謝料はいただきますね?」
「ラ、ランシア?!私を要らないなど、不敬であろう!」
ランシア様は嫣然と微笑み
「エドワード様は王族籍、貴族籍共に剥奪、どこへなりとも行けば良いと、陛下より書状を賜っておりますわ」
愕然とエドワード様が膝をつく。は?!どう言う事?意味が分かんない!
「エドワード様が王子様じゃなくなったってこと?!じゃ、じゃああたしはどうすれば?!」
「さあ?平民として二人仲良く暮らして行けば良いのでは?わたくしへの支払いは滞りなく進めてくださいね?」
は?あたしは平民じゃなくなったのよ!子爵家とはいえ養女になったんだから!
「あ、あたしは平民じゃないわ!リハルト家の娘よ!」
「あら?そんな書類どこにありまして?」
「え……だってお父様が、あたしを養女にって……」
「冬くらいだったかしら?リハルト子爵夫人が我が家に来られましてね?どうも書類を出し忘れていて、と言うお話を聞きましたわ」
冬?!あのあたしが地下室にしばらく閉じ込められていた時?!
「リハルト子爵の勘違いで血のつながりもない娘を家に連れてきたけれど、どうも違ったらしいと。せめてもの縁で学園にはそのままい続けさせようと言う事になったようですわよ?あら?ご存知なかった?自分の事でしょうに」
そういえば教師達もあたしの事を「エラ」としか呼ばなくなっていた。「エラローズ・リハルト」じゃなくなっていたの?!
「うそ、じゃあ、あたし達はどうなるの……?」
「さあ?ご自分でお考えになったら宜しいんじゃなくて?」
パーティーは恙無く終わり、あたしとエドワード様はそのままポイっと外に放られた。
「エラとやら、お前が使っていた学用品、服の全てはランシア様のヴェルクレー家の支援によるものだ。リハルト家からはもはや何の支援も来てはいない。全て引上げさせて貰った。出て行くが良い」
学園の扉は目の前で閉められた。
「うそ、うそ!どうすれば?!」
「わ、私は、私は……」
エドワード様もブルブルと震えるだけだ。頼りにならないじゃない!なんなのコイツ!
「エドワード、お前が全てを改めるつもりがあるなら、お前の友人として私は力を貸したい」
「タイアド……お前の言う通りだった!すまない、すまない!」
エドワード様には親友のタイアド様が手を差し伸べた。立ち上がるエドワード様。そのまま馬車へ乗るらしい。
「え、エドワードさまぁ!」
あたしも、あたしも連れて行ってくださいませ!
「エラローズ……」
「エドワードさまぁ……」
あたしをお姫様にしてくれるんでしょう?
「……エラ、元気で」
「は?!」
目の前で馬車の扉は閉じられた。
「エラまで乗せろと言ったら、流石に蹴飛ばして見捨てる所だったぞ」
「私はこれから、全てを死に物狂いでやり直すんだ。申し訳ないが彼女の世話をしてやる余裕などないよ」
「元々平民の出と聞いている。きっと強かな彼女の事だ、大丈夫だろう」
「は?」
閉められた馬車の中から聞こえる会話に耳を疑う。
ポツンと残されるあたし。あたしは一体どうしたら良いの……?!
「誰の子種かなんて分かるわけ無いだろ?」
そうだね、母さんと同じ茶色の髪に青い目だ。顔も母さんそっくり。まあまあ可愛い顔だろ?
そんな母さんも死に、どうしようか考えている時にやたらカッコいい貴族のおじさんがやって来て、あたしの父親だと名乗った。
折角だから心当たりも何もないけどその話に乗った。そのままいても母さんと同じ娼婦になるしかない運命だもんね。
そのカッコいい貴族はリハルト子爵だと言った。
「良く見てごらん、君の瞳の色は薄らと紫がかっている。私の血が流れているんだよ」
「……」
いや、あたしの目の色は青だ。母さんと同じく真っ青だ。でもそこは
「あ、はい」
そう答える。どうも春から学園とやらに通って、上位貴族を引っ掛けてこいとの事だった。
リハルト家の住人は全員あたしを冷たい目でみた。まあそりゃそうだろうな、と思う。冷たいがあたしの兄弟だと言われた人達はみな、美形だった。兄と、弟と妹。特に一つ下のノイシュはお父様だと言うヨシュアにそっくりでお人形さんみたいに綺麗で可愛かった。
付け焼き刃の淑女教育は厳しかったけど、学園は全寮制で、長期の休み以外は家に帰らなくて良いそうだ。春までの短い時間をなんとかやり過ごし、あたしは学園に足を踏み入れた。
2年の冬頃、リハルト家に連れ戻されたけど、学園に戻してもらえた。
「エドワードさまぁ~!」
「エラローズ!家の都合でしばらく来れなかったそうだが、変わりないか?」
「ええ、勿論ですぅ」
「そうか、では……」
「はい♡いつもの場所で」
お父様のご要望通り貴族の中でも一番偉い王子様のハートを射止めたの。あたしはやればできる子なんだわ。
「そういえばエラ。お前の弟のノイシュはどうした?」
「えー知りません」
ノイシュ。家の地下でも冷たい目だった。顔が可愛いから、迫力があるのよね。私が地下室から出され、学園に戻るときも居なかったわね。リハルト家はお葬式みたいにずーんと沈んでいたのも気になったけど、学園に戻るのが先だったからさっさと帰ってきちゃったのよね。
それに、あたしが何を聞いても冷たくあしらわれるだけだもんね。
でももう良いの!学園を卒業したら、エドワード様と結婚して、アタシはお姫様になるんだから!もうリハルト家の人とはおさらばなのよ!
「ノイシュ・リハルトは学園をやめましたよ」
「あら?そうなの?」
何よ、ノイシュったら賢そうに見えてアタシより馬鹿なの??まあ、あたしも自力じゃテストに合格しないから、こうやって教師にゴマをすってんだけどね。
ノイシュはやっぱりすごい可愛くて、学園でも人気だった。子爵家の子供として分も弁えているし、勉強も出来たんだって。
大体の男子生徒はノイシュを婚約者にしたがったよのね。本当すごい人気。ノイシュが突然学園に来なくなったから、私に何故かと声をかけてくる人も多かったわ。
「えー?わかりませぇんーあんまり仲が良くないからぁ~」
「だろうな」
だろうなって何よ!あたしがノイシュ達と普通に喋ったことはないのは確かだけどさ!学園で顔を合わせても、冷たくて汚い物を見る目で見てくるんだもん!ちょっと可愛いからって最悪よ!
ノイシュの事を聞いてきた男子に粉をかけて、何人か食ってやったわ!もうノイシュより私の魅力にメロメロでしょ?うふふ!あたしったらノイシュに勝っちゃったんじゃなーい?
さて、前までうるさくいちゃもんばっかりつけてきてたランシア様も最近はなりを潜めてるし、もうあたしとエドワード様の仲も確定だし、あたしには薔薇色の人生しかないわー!
「は?!な、なにを言って……」
「ですから、婚約破棄は受け入れますわ。そしてエドワード様はわたくしに必要がありませんから、そちらの方に差し上げます。しかし慰謝料はいただきますね?」
「ラ、ランシア?!私を要らないなど、不敬であろう!」
ランシア様は嫣然と微笑み
「エドワード様は王族籍、貴族籍共に剥奪、どこへなりとも行けば良いと、陛下より書状を賜っておりますわ」
愕然とエドワード様が膝をつく。は?!どう言う事?意味が分かんない!
「エドワード様が王子様じゃなくなったってこと?!じゃ、じゃああたしはどうすれば?!」
「さあ?平民として二人仲良く暮らして行けば良いのでは?わたくしへの支払いは滞りなく進めてくださいね?」
は?あたしは平民じゃなくなったのよ!子爵家とはいえ養女になったんだから!
「あ、あたしは平民じゃないわ!リハルト家の娘よ!」
「あら?そんな書類どこにありまして?」
「え……だってお父様が、あたしを養女にって……」
「冬くらいだったかしら?リハルト子爵夫人が我が家に来られましてね?どうも書類を出し忘れていて、と言うお話を聞きましたわ」
冬?!あのあたしが地下室にしばらく閉じ込められていた時?!
「リハルト子爵の勘違いで血のつながりもない娘を家に連れてきたけれど、どうも違ったらしいと。せめてもの縁で学園にはそのままい続けさせようと言う事になったようですわよ?あら?ご存知なかった?自分の事でしょうに」
そういえば教師達もあたしの事を「エラ」としか呼ばなくなっていた。「エラローズ・リハルト」じゃなくなっていたの?!
「うそ、じゃあ、あたし達はどうなるの……?」
「さあ?ご自分でお考えになったら宜しいんじゃなくて?」
パーティーは恙無く終わり、あたしとエドワード様はそのままポイっと外に放られた。
「エラとやら、お前が使っていた学用品、服の全てはランシア様のヴェルクレー家の支援によるものだ。リハルト家からはもはや何の支援も来てはいない。全て引上げさせて貰った。出て行くが良い」
学園の扉は目の前で閉められた。
「うそ、うそ!どうすれば?!」
「わ、私は、私は……」
エドワード様もブルブルと震えるだけだ。頼りにならないじゃない!なんなのコイツ!
「エドワード、お前が全てを改めるつもりがあるなら、お前の友人として私は力を貸したい」
「タイアド……お前の言う通りだった!すまない、すまない!」
エドワード様には親友のタイアド様が手を差し伸べた。立ち上がるエドワード様。そのまま馬車へ乗るらしい。
「え、エドワードさまぁ!」
あたしも、あたしも連れて行ってくださいませ!
「エラローズ……」
「エドワードさまぁ……」
あたしをお姫様にしてくれるんでしょう?
「……エラ、元気で」
「は?!」
目の前で馬車の扉は閉じられた。
「エラまで乗せろと言ったら、流石に蹴飛ばして見捨てる所だったぞ」
「私はこれから、全てを死に物狂いでやり直すんだ。申し訳ないが彼女の世話をしてやる余裕などないよ」
「元々平民の出と聞いている。きっと強かな彼女の事だ、大丈夫だろう」
「は?」
閉められた馬車の中から聞こえる会話に耳を疑う。
ポツンと残されるあたし。あたしは一体どうしたら良いの……?!
178
お気に入りに追加
3,442
あなたにおすすめの小説

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)

【完結】婚約破棄された僕はギルドのドSリーダー様に溺愛されています
八神紫音
BL
魔道士はひ弱そうだからいらない。
そういう理由で国の姫から婚約破棄されて追放された僕は、隣国のギルドの町へとたどり着く。
そこでドSなギルドリーダー様に拾われて、
ギルドのみんなに可愛いとちやほやされることに……。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。


いじめっこ令息に転生したけど、いじめなかったのに義弟が酷い。
えっしゃー(エミリオ猫)
BL
オレはデニス=アッカー伯爵令息(18才)。成績が悪くて跡継ぎから外された一人息子だ。跡継ぎに養子に来た義弟アルフ(15才)を、グレていじめる令息…の予定だったが、ここが物語の中で、義弟いじめの途中に事故で亡くなる事を思いだした。死にたくないので、優しい兄を目指してるのに、義弟はなかなか義兄上大好き!と言ってくれません。反抗期?思春期かな?
そして今日も何故かオレの服が脱げそうです?
そんなある日、義弟の親友と出会って…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる