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8 奥様
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「あっ!セリウスさまぁ、セリウスさまぁ!」
「ノイシュ、いけない子だ。俺をそうやって誘うとは」
信じれないけど、私はセリウス様に抱かれ続けている。セリウス様は武人で体力もあるし、持久力も凄いのだが、それについていっている私はどうしたことだろう。
とにかくセリウス様との相性は馬鹿みたいにに良くて良くて、もう堪らなかった。
「良いね、ノイシュ。お前は今日から私の物だ。先程兄上にも話をつけて来た」
「はい、セリウス様」
セリウス・ヴェルクレー。現ヴェルクレー公爵の弟君にして黒の騎士団の団長。歳は確か30歳近い筈だけど、結婚もまだで婚約者もいない。
「そんな物は必要ない」
と、切り捨てた噂の人。そんな人と私は口づけを交わす。
「可愛いノイシュ。もう嫌がっても離してはやらんからな?」
「あっ……」
またベッドに押し倒された。セリウス様は素敵だ。例え性欲の発散用だとしても、セリウス様に抱いてもらえるなら、私は幸せだ。
黒い髪に真っ青な瞳。騎士らしい逞しい体……。
「嬉しいです……」
折角来た服をまた脱がされ、ぽってり柔らかくなった孔を撫でられる。それだけでもう気持ちよくて、私はとろりと雫を漏らしてしまう。
「入れたい……」
「欲しいです……」
苦もなく飲み込んで、ヒクヒクと震える。ああ、気持ち良い。どうしてこんなに気持ちいいんだろう。
「ノイシュ、暖かくて、締め付けてくる。良いのかい?」
「はい、凄く良いです……もう、イってしまいそう……」
突かれてもいないのに、入れただけでイイなんて、どうしたらいいか分からない。
私の体はどうなってしまったんだろう?きゅんきゅんとセリウス様を締め付けて出してもらおうと必死になっている。
「そんなに、したら……またイッてしまうよ?」
「あっあっ!だっ……だって、き、気持ちよくてぇ、あっ、いっ!」
「いけない子にはお仕置きだ」
ずんっ、と強く突き上げられて、私は真っ白になる。
「あっいっ!いくぅーーっ!」
「締めすぎだっノイシュ」
ああ、イイっ……しかも中に出してもらえるなんて……もう、気持ち良過ぎて意識を保っていられなかった。
気を失っている間に私はヴェルクレー公爵の家からセリウス様の家に移されたらしい。
目を覚ますと、見知らぬメイドさんがいて微笑みかけてくれた。
「奥様が目を覚まされましたよ、旦那様をお呼びして」
「奥様……」
ああ、セリウス様には奥様がいるんだ。そうだよね、きっと誰にも秘密にしている人がいたんだ。それでも構わない。しばらくしたら、私はどこかのもの好きの貴族に払い下げられる。
いい思い出だ、これを支えに生きて行こう。
ベッドに寝かされていた私は何とか這い出す。セリウス様の奥様にご挨拶しなくては……。
「ノイシュ、いけない子だ。俺をそうやって誘うとは」
信じれないけど、私はセリウス様に抱かれ続けている。セリウス様は武人で体力もあるし、持久力も凄いのだが、それについていっている私はどうしたことだろう。
とにかくセリウス様との相性は馬鹿みたいにに良くて良くて、もう堪らなかった。
「良いね、ノイシュ。お前は今日から私の物だ。先程兄上にも話をつけて来た」
「はい、セリウス様」
セリウス・ヴェルクレー。現ヴェルクレー公爵の弟君にして黒の騎士団の団長。歳は確か30歳近い筈だけど、結婚もまだで婚約者もいない。
「そんな物は必要ない」
と、切り捨てた噂の人。そんな人と私は口づけを交わす。
「可愛いノイシュ。もう嫌がっても離してはやらんからな?」
「あっ……」
またベッドに押し倒された。セリウス様は素敵だ。例え性欲の発散用だとしても、セリウス様に抱いてもらえるなら、私は幸せだ。
黒い髪に真っ青な瞳。騎士らしい逞しい体……。
「嬉しいです……」
折角来た服をまた脱がされ、ぽってり柔らかくなった孔を撫でられる。それだけでもう気持ちよくて、私はとろりと雫を漏らしてしまう。
「入れたい……」
「欲しいです……」
苦もなく飲み込んで、ヒクヒクと震える。ああ、気持ち良い。どうしてこんなに気持ちいいんだろう。
「ノイシュ、暖かくて、締め付けてくる。良いのかい?」
「はい、凄く良いです……もう、イってしまいそう……」
突かれてもいないのに、入れただけでイイなんて、どうしたらいいか分からない。
私の体はどうなってしまったんだろう?きゅんきゅんとセリウス様を締め付けて出してもらおうと必死になっている。
「そんなに、したら……またイッてしまうよ?」
「あっあっ!だっ……だって、き、気持ちよくてぇ、あっ、いっ!」
「いけない子にはお仕置きだ」
ずんっ、と強く突き上げられて、私は真っ白になる。
「あっいっ!いくぅーーっ!」
「締めすぎだっノイシュ」
ああ、イイっ……しかも中に出してもらえるなんて……もう、気持ち良過ぎて意識を保っていられなかった。
気を失っている間に私はヴェルクレー公爵の家からセリウス様の家に移されたらしい。
目を覚ますと、見知らぬメイドさんがいて微笑みかけてくれた。
「奥様が目を覚まされましたよ、旦那様をお呼びして」
「奥様……」
ああ、セリウス様には奥様がいるんだ。そうだよね、きっと誰にも秘密にしている人がいたんだ。それでも構わない。しばらくしたら、私はどこかのもの好きの貴族に払い下げられる。
いい思い出だ、これを支えに生きて行こう。
ベッドに寝かされていた私は何とか這い出す。セリウス様の奥様にご挨拶しなくては……。
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