7 / 7
大事な日
しおりを挟む
悪戯心で声をかけてみる。
「ねぇ、ハル君」
「おわぁぁぁぁ!?」
ふふ、予想外の反応だなぁ。
「はぁぁ、あおちゃん居たんだぁ。吃驚したよー」
「ごめんごめん、で話って何?」
ちょっとした茶番から、本題を聞く。すると君は真剣な顔になる。そして少しの間の後ゆっくりと口を開く。
「あのさ、最近あおちゃん心からの笑顔を見せてくれたり、言葉を言ってくれるでしょ?それで益々好きになっちゃたんだ。今までいろんな告白を聞いてきただろうけど、今回ばかりは本気だよ。
君のことが好きです。大好きです。
なので、僕と付き合ってくれませんか?」
嗚呼、やはりこの色は大好き。暖かい、美しい色。答えはYESとしか言えないだろう。
「私も、好きだよハル君。だから、ぜひこれからもよろしくね。」
「本当に?僕の好きと違う解釈してない?」
そんなこと言われたら、咄嗟に思いついた悪戯な言葉を言う。
「え?私と違う好きなの?私は~ハル君と手を繋いだり、ハグしたり、チューしたいって意味なんだけどなー?」
そしたらハル君、顔真っ赤にして
「え?いや、そう、あ、でも、僕は愛してる!」
と言う。ありがとう。これからもしっかり私のことをリードして、私の周りを貴方のような暖かな素敵な色で、染めてよね?ハル君!
「ねぇ、ハル君」
「おわぁぁぁぁ!?」
ふふ、予想外の反応だなぁ。
「はぁぁ、あおちゃん居たんだぁ。吃驚したよー」
「ごめんごめん、で話って何?」
ちょっとした茶番から、本題を聞く。すると君は真剣な顔になる。そして少しの間の後ゆっくりと口を開く。
「あのさ、最近あおちゃん心からの笑顔を見せてくれたり、言葉を言ってくれるでしょ?それで益々好きになっちゃたんだ。今までいろんな告白を聞いてきただろうけど、今回ばかりは本気だよ。
君のことが好きです。大好きです。
なので、僕と付き合ってくれませんか?」
嗚呼、やはりこの色は大好き。暖かい、美しい色。答えはYESとしか言えないだろう。
「私も、好きだよハル君。だから、ぜひこれからもよろしくね。」
「本当に?僕の好きと違う解釈してない?」
そんなこと言われたら、咄嗟に思いついた悪戯な言葉を言う。
「え?私と違う好きなの?私は~ハル君と手を繋いだり、ハグしたり、チューしたいって意味なんだけどなー?」
そしたらハル君、顔真っ赤にして
「え?いや、そう、あ、でも、僕は愛してる!」
と言う。ありがとう。これからもしっかり私のことをリードして、私の周りを貴方のような暖かな素敵な色で、染めてよね?ハル君!
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。

だいたい全部、聖女のせい。
荒瀬ヤヒロ
恋愛
「どうして、こんなことに……」
異世界よりやってきた聖女と出会い、王太子は変わってしまった。
いや、王太子の側近の令息達まで、変わってしまったのだ。
すでに彼らには、婚約者である令嬢達の声も届かない。
これはとある王国に降り立った聖女との出会いで見る影もなく変わってしまった男達に苦しめられる少女達の、嘆きの物語。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる