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第2章
58.武器と防具を製作しますが、リアにもアレを作りましょう
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ふぅ、武器はこんなものでしょうか。3人分の武器を作り研ぎまで終わりました。
抵抗なく紙が切れたので問題ないでしょう。明日は短剣2本と鎧を作ります。
今日はそろそろ日が沈みそうなので終わりにしようとしたのですが、なぜでしょう、沢山の人にジッと見られています。冒険者ギルドで名前を呼ばれてからずっと付いて来ています。
仕方がありません、日が暮れるまで可能な限り対応しましょう。
10人分の修理が終わった時点で日が暮れました。流石に他の人には諦めてもらいますか。
「お疲れ様しずかさん、修理は終わった?」
リアが迎えに来てくれました。
「ええ、今日はこれでお終いですね。お腹も空きましたし」
「じゃあご飯食べに行こ。みんな待ってるよ」
リアに連れられて来た場所はエルドランでも大きい飲食店です。そういえばユグドラでもここには入った事がありませんね。コレオプテールばかりでしたから。
アズベルパーティーに迎え入れられて楽しく食事が出来ました。
食事の後、女性メンバーの家に泊まらないかと言われましたが、夜は夜でやる事があるので申し訳ありませんがお断りしました。
夜のうちにルーンストーンと革鎧を仕立てないと明日中に終わりそうにありませんから。
翌日になり鍛冶屋へ向かうと相変わらず行列ができていました。
残念ながらやる事があるので丁重にお断りしました。
まずはケンタウリの短剣を作り、アルファ、フレディの盾と鎧を作りましょう。
アルファとフレディの鎧は悩みました。2人とも金属の鎧は音が五月蠅くて嫌らしいのですが、今の鎧・リングメイルでは防御力の大幅な強化は難しいです。
なので苦肉の策として昨晩作った革鎧に針金を埋め込み、表面に金属のリングを縫い付けました。これならリングで止められなかった刃物の威力を針金で更に弱める事が出来ます。
革鎧自体も可動部分以外はかなり硬くなっているので大丈夫でしょう。
ロバートの両手持ち大剣は随分と傷んでいます。ブラスティーの大剣を知っているだけに扱いの悪さが目立ちますね。おそらく大剣を扱う腕力が足りないのでしょう、重さに振り回されているようです。手入れはしますが、この手の武器を使うのはやめた方が良いでしょう。
鎧はチェインメイルにプレートを合わせたシンプルな物でした。こちらの痛みは少ないので簡単な手入れで完了です。
ずいぶん時間が掛かってしまいました。すでに日が落ちていますね。
待っていた冒険者さんには申し訳ありませんが今日はお終いです。
今日はリア達との食事もそこそこに宿に戻ってきました。
今からが本番です。リアの冒険衣装を作成します!本当は冒険者になった時にプレゼントしたかったのですが、中々タイミングが合わず作れませんでした。
今までは素材採集時の衣装でしたが、専用の衣装があった方が気分も上がるでしょう。
ふふふっ、なんでしょうこの高揚感は。娘や妹に作るような気分でしょうか。
「しずかさん、起きて」
誰ですか、私はやらないといけない事があるんです、起こさないでください。
「しずかさん、しずかさん、朝だよ起きて」
ですからやる事が……朝? 目を開けて周りを見回します。どうやらイスに座ったまま寝てしまったようです。衣装はどうなったのでしょうか。ああ、完成していました。
「おはようございますリア、どうやら寝てしまったようですね」
「おはよう。2日で全部揃えるんだから大変だよね」
「ええ、しかし何とか間に合いました」
「流石だね! じゃあ朝ごはん食べに行こ」
「そうですね、でもその前にリア、これを着てみてください」
ギリギリ完成したリアの冒険衣装を手渡します。
「これは?」
「冒険者になったお祝いの冒険用衣装です。ルリ子の衣装をベースに作りました」
「いいの?本当に!ありがとうしずかさん!」
扉に鍵をかけて窓のカーテンを閉めました。私は着替えを見ない様に机の上の片付けでもしましょう。
「カワイイ衣装をありがとう。どう、似合う?」
着替えたリアが隣に来ました。
「よく似合っています」
赤地に緑のラインが入ったプリーツスカートに黒いニーソックス、ピンクのキャミソールと薄い緑色の長そでシャツ、先の尖っていない小さめの赤い魔法使い帽子の組み合わせです。
嬉しそうにクルクル回ったり鏡で背中を見ています。喜んでくれてよかった。
「それでは朝食をとりに行きましょうか」
鍵を開けて扉を開けようとしましたがリアに止められました。
「あのね、その~、ユーさんに替わって欲しいかなって」
ユグドラに?ああ、なるほど。
鍵を閉めなおしてキャラクターチェンジをしました。
ー ー ー
「おはようユーさん! ねえねえほらほら見てみて!」
「おはようリア。んん~~~……ッカワイイ!似合ってる!」
俺にいろんな角度から見せようとポーズをとりながら向きを変えている。
うんうん、やっぱりリアは緑とピンクが良く似合うな。初めて会った時の服の印象が強かったせいかな。
「ねえ、ピンクは分かるけど、どうして緑色が入ってるの?」
まさに今考えていた事です。
「初めてリアにあった時の服の色が可愛くて好きだったから」
「覚えててくれたんだ、嬉しい」
手を握ってキスしてくれた。俺も嬉しくなった。
リアが嬉しくて回るたびにスカートの裾が浮く。!! 悪魔的な閃きをした俺は床に座ってクルクル回るリアを見る事にした。
こここここここれでパンツが!!
「あれ?」
「ユーさんのエッチ」
そういえば中が見えない様にインナーズボンがあるんだった、忘れてた……
それでも恥ずかしそうにスカートのすそを抑えるリア。この仕草が見れただけでもOKだ!
はぁ~……今晩の宿は2人部屋にしよう、絶対。
抵抗なく紙が切れたので問題ないでしょう。明日は短剣2本と鎧を作ります。
今日はそろそろ日が沈みそうなので終わりにしようとしたのですが、なぜでしょう、沢山の人にジッと見られています。冒険者ギルドで名前を呼ばれてからずっと付いて来ています。
仕方がありません、日が暮れるまで可能な限り対応しましょう。
10人分の修理が終わった時点で日が暮れました。流石に他の人には諦めてもらいますか。
「お疲れ様しずかさん、修理は終わった?」
リアが迎えに来てくれました。
「ええ、今日はこれでお終いですね。お腹も空きましたし」
「じゃあご飯食べに行こ。みんな待ってるよ」
リアに連れられて来た場所はエルドランでも大きい飲食店です。そういえばユグドラでもここには入った事がありませんね。コレオプテールばかりでしたから。
アズベルパーティーに迎え入れられて楽しく食事が出来ました。
食事の後、女性メンバーの家に泊まらないかと言われましたが、夜は夜でやる事があるので申し訳ありませんがお断りしました。
夜のうちにルーンストーンと革鎧を仕立てないと明日中に終わりそうにありませんから。
翌日になり鍛冶屋へ向かうと相変わらず行列ができていました。
残念ながらやる事があるので丁重にお断りしました。
まずはケンタウリの短剣を作り、アルファ、フレディの盾と鎧を作りましょう。
アルファとフレディの鎧は悩みました。2人とも金属の鎧は音が五月蠅くて嫌らしいのですが、今の鎧・リングメイルでは防御力の大幅な強化は難しいです。
なので苦肉の策として昨晩作った革鎧に針金を埋め込み、表面に金属のリングを縫い付けました。これならリングで止められなかった刃物の威力を針金で更に弱める事が出来ます。
革鎧自体も可動部分以外はかなり硬くなっているので大丈夫でしょう。
ロバートの両手持ち大剣は随分と傷んでいます。ブラスティーの大剣を知っているだけに扱いの悪さが目立ちますね。おそらく大剣を扱う腕力が足りないのでしょう、重さに振り回されているようです。手入れはしますが、この手の武器を使うのはやめた方が良いでしょう。
鎧はチェインメイルにプレートを合わせたシンプルな物でした。こちらの痛みは少ないので簡単な手入れで完了です。
ずいぶん時間が掛かってしまいました。すでに日が落ちていますね。
待っていた冒険者さんには申し訳ありませんが今日はお終いです。
今日はリア達との食事もそこそこに宿に戻ってきました。
今からが本番です。リアの冒険衣装を作成します!本当は冒険者になった時にプレゼントしたかったのですが、中々タイミングが合わず作れませんでした。
今までは素材採集時の衣装でしたが、専用の衣装があった方が気分も上がるでしょう。
ふふふっ、なんでしょうこの高揚感は。娘や妹に作るような気分でしょうか。
「しずかさん、起きて」
誰ですか、私はやらないといけない事があるんです、起こさないでください。
「しずかさん、しずかさん、朝だよ起きて」
ですからやる事が……朝? 目を開けて周りを見回します。どうやらイスに座ったまま寝てしまったようです。衣装はどうなったのでしょうか。ああ、完成していました。
「おはようございますリア、どうやら寝てしまったようですね」
「おはよう。2日で全部揃えるんだから大変だよね」
「ええ、しかし何とか間に合いました」
「流石だね! じゃあ朝ごはん食べに行こ」
「そうですね、でもその前にリア、これを着てみてください」
ギリギリ完成したリアの冒険衣装を手渡します。
「これは?」
「冒険者になったお祝いの冒険用衣装です。ルリ子の衣装をベースに作りました」
「いいの?本当に!ありがとうしずかさん!」
扉に鍵をかけて窓のカーテンを閉めました。私は着替えを見ない様に机の上の片付けでもしましょう。
「カワイイ衣装をありがとう。どう、似合う?」
着替えたリアが隣に来ました。
「よく似合っています」
赤地に緑のラインが入ったプリーツスカートに黒いニーソックス、ピンクのキャミソールと薄い緑色の長そでシャツ、先の尖っていない小さめの赤い魔法使い帽子の組み合わせです。
嬉しそうにクルクル回ったり鏡で背中を見ています。喜んでくれてよかった。
「それでは朝食をとりに行きましょうか」
鍵を開けて扉を開けようとしましたがリアに止められました。
「あのね、その~、ユーさんに替わって欲しいかなって」
ユグドラに?ああ、なるほど。
鍵を閉めなおしてキャラクターチェンジをしました。
ー ー ー
「おはようユーさん! ねえねえほらほら見てみて!」
「おはようリア。んん~~~……ッカワイイ!似合ってる!」
俺にいろんな角度から見せようとポーズをとりながら向きを変えている。
うんうん、やっぱりリアは緑とピンクが良く似合うな。初めて会った時の服の印象が強かったせいかな。
「ねえ、ピンクは分かるけど、どうして緑色が入ってるの?」
まさに今考えていた事です。
「初めてリアにあった時の服の色が可愛くて好きだったから」
「覚えててくれたんだ、嬉しい」
手を握ってキスしてくれた。俺も嬉しくなった。
リアが嬉しくて回るたびにスカートの裾が浮く。!! 悪魔的な閃きをした俺は床に座ってクルクル回るリアを見る事にした。
こここここここれでパンツが!!
「あれ?」
「ユーさんのエッチ」
そういえば中が見えない様にインナーズボンがあるんだった、忘れてた……
それでも恥ずかしそうにスカートのすそを抑えるリア。この仕草が見れただけでもOKだ!
はぁ~……今晩の宿は2人部屋にしよう、絶対。
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