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第7章 改変された世界
第359話 霧の中を知る者
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「行くか『迷わずの霧』へ」
「でも大丈夫なのシュウト君、拒絶反応がでるって……」
「今は拒絶反応よりも、パメラという女が気になって仕方がない。これだけ苦労させられるんだ、きっといい女なんだろうな」
アイカの心配をよそに、修斗はパメラに何としても会いたくなっていた。
今までの女達は会いにさえ行けば記憶が戻り、以前通りに修斗に仕えるようになった。
しかしパメラは存在自体を疑いたくなるほどに居場所がわからなかった。
それが存在すると分かり、しかも修斗から逃げおおせている。
興味が湧かないはずがない。
「よし、くぐるぞ」
空間を『迷わずの霧』近くにつなぐと、修斗達の前に大きな穴が開き、霧が立ち込め始めた。
穴をまたいでくぐると、そこはすでに『迷わずの霧』のすぐ側だった。
「ぐっ! くそっったれ、一体何の影響だ、魔法でも人技夢想でも防御してるのに、頭の奥底から痛みが湧いてきやがる!」
「ご主人様、ご無理はなさらない方が……」
「いやメシューゼラ、今だ、今やらないといけない事なんだ。今を逃したら次に見つけられるのはいつになるかわからな……っいんだ」
顔を苦痛にゆがめながら、修斗は霧に向かって歩き出す。
しかし頭痛はさらにひどくなり、修斗の呼吸は荒く、全身から汗を垂れ流している。
視界もぼやけてくる。
「2人とも、俺を……俺を支えろ。俺の足が止まっても、前へ進むんだ……っ!」
アイカとメシューゼラが修斗を両脇から支えると、修斗はうわごとの様に呟いていた。
ふざけるな、俺を誰だと思ってる、絶対に許さん、こんな目に会わせた奴を八つ裂きにしてやる、と。
ゆっくり、ゆっくりと進んでいくのだが、修斗の容態は悪化する一方で、よだれを垂れ流し、意識は混濁し、嘔吐も繰り返していた。
しかし暴れたりしないのは、ひとえに修斗の意地だった。
これ以上無様な姿をさらす事は、アイツが喜びそうで嫌なのだ。
「修斗君、着いたよ。これが……『迷わずの霧』なんだね」
修斗達はそびえたつ霧の壁の前に到着した。
初めて見てもわかるこの霧の異常性……流れる事なく、さりとて触れる事は出来ず、息を吹きかけても一瞬で霧が穴埋めを行う。
「うで……を、きりの、きりの中に……いれろ」
メシューゼラが修斗の腕を持ち上げ、壁となっている霧の中に腕を入れる。
数回深呼吸をすると、唸り声のような悲鳴のような声と共に腕から何かの力が発せられた。
腕周辺の霧が無くなる。
霧が……霧で埋まらない。
「穴が開いています! ご主人様!」
メシューゼラの言葉で、修斗は更に力を発動させる。
すると穴はさらに深くまで開き、さらに深く、深くまで穴が開くと、向こうには光が見えた。
「え? 向こうに何があるの?」
アイカが霧の向こうを凝視した時だった、何者かが突如として背後に現れた。
「入ってくるんじゃないよ! ここはアタイの場所だ!!」
乱雑に切られた赤毛、黒いバンダナを巻き、胸元が開かれたベストにダメージジーンズの様なズボンをはいた女が、ナイフを投げつける。
アイカが即座に反応し、刀でナイフを弾き返す。
「パ、パメラさん!? いきなり何をするんですか!」
「お前もか! なんでアタイの事を知ってるんだい!? 前にアジトに来た女もそうだ! たかが小悪党のアタイを、どうしてそこまで気に掛けるんだろうねぇ!」
第1夫人であり9人の悪夢の騎士の筆頭、修斗の最初の女であるパメラが、修斗達3人に襲い掛かってきた。
しかし記憶が戻っていないため、修斗達の事を敵と認識しているようだ。
「私はアイカです! 覚えていないと思いますが、修斗君の目を見たら思い出しますから!」
「五月蠅い小娘だねぇ! ここはアタイのもんだ! 他の奴を入れる訳にはいかないんだよ!」
パメラはナイフで素早い連撃を繰り出し、アイカに襲い掛かる。
しかし記憶の戻っていないパメラの攻撃は、今のアイカには通用しない。
長い日本刀を持っているにもかかわらず、ナイフよりも素早く操りすべての攻撃を受け流す。
「落ち着いてくださいパメラさん! ここはみんなの場所です、私達みんなの思い出の場所なんです!」
「五月蠅いっていってるんだよ! この街はアタイが、アタイが唯一落ち着ける場所なんだ! 他の奴の事なんざ知らないねぇ!」
「え? 街? パメラさん、中に入れるんですか!?」
その問いには答えず、距離を取るとナイフを2本投げつける。
刀で弾き、何とか取り押さえようと再び距離を詰めるのだが、更にナイフが飛んでくる。
再度ナイフを弾くのだが、弾いたナイフが消えて無くなった。
「え? あ!」
そう、以前修斗が造った投げナイフ、念じれば手元に戻って来るナイフだ。
距離を詰めない限り、永遠にナイフが飛んでくる。
「今のパメラさんならいいけど、本調子のパメラさんだったら悪夢のような攻撃だわ」
記憶が戻っていない女達のステータス上限は1000前後。
それだけでも十分に強いのだが、記憶が戻れば数十倍にもなるため、想像しただけでも恐ろしい。
「でも大丈夫なのシュウト君、拒絶反応がでるって……」
「今は拒絶反応よりも、パメラという女が気になって仕方がない。これだけ苦労させられるんだ、きっといい女なんだろうな」
アイカの心配をよそに、修斗はパメラに何としても会いたくなっていた。
今までの女達は会いにさえ行けば記憶が戻り、以前通りに修斗に仕えるようになった。
しかしパメラは存在自体を疑いたくなるほどに居場所がわからなかった。
それが存在すると分かり、しかも修斗から逃げおおせている。
興味が湧かないはずがない。
「よし、くぐるぞ」
空間を『迷わずの霧』近くにつなぐと、修斗達の前に大きな穴が開き、霧が立ち込め始めた。
穴をまたいでくぐると、そこはすでに『迷わずの霧』のすぐ側だった。
「ぐっ! くそっったれ、一体何の影響だ、魔法でも人技夢想でも防御してるのに、頭の奥底から痛みが湧いてきやがる!」
「ご主人様、ご無理はなさらない方が……」
「いやメシューゼラ、今だ、今やらないといけない事なんだ。今を逃したら次に見つけられるのはいつになるかわからな……っいんだ」
顔を苦痛にゆがめながら、修斗は霧に向かって歩き出す。
しかし頭痛はさらにひどくなり、修斗の呼吸は荒く、全身から汗を垂れ流している。
視界もぼやけてくる。
「2人とも、俺を……俺を支えろ。俺の足が止まっても、前へ進むんだ……っ!」
アイカとメシューゼラが修斗を両脇から支えると、修斗はうわごとの様に呟いていた。
ふざけるな、俺を誰だと思ってる、絶対に許さん、こんな目に会わせた奴を八つ裂きにしてやる、と。
ゆっくり、ゆっくりと進んでいくのだが、修斗の容態は悪化する一方で、よだれを垂れ流し、意識は混濁し、嘔吐も繰り返していた。
しかし暴れたりしないのは、ひとえに修斗の意地だった。
これ以上無様な姿をさらす事は、アイツが喜びそうで嫌なのだ。
「修斗君、着いたよ。これが……『迷わずの霧』なんだね」
修斗達はそびえたつ霧の壁の前に到着した。
初めて見てもわかるこの霧の異常性……流れる事なく、さりとて触れる事は出来ず、息を吹きかけても一瞬で霧が穴埋めを行う。
「うで……を、きりの、きりの中に……いれろ」
メシューゼラが修斗の腕を持ち上げ、壁となっている霧の中に腕を入れる。
数回深呼吸をすると、唸り声のような悲鳴のような声と共に腕から何かの力が発せられた。
腕周辺の霧が無くなる。
霧が……霧で埋まらない。
「穴が開いています! ご主人様!」
メシューゼラの言葉で、修斗は更に力を発動させる。
すると穴はさらに深くまで開き、さらに深く、深くまで穴が開くと、向こうには光が見えた。
「え? 向こうに何があるの?」
アイカが霧の向こうを凝視した時だった、何者かが突如として背後に現れた。
「入ってくるんじゃないよ! ここはアタイの場所だ!!」
乱雑に切られた赤毛、黒いバンダナを巻き、胸元が開かれたベストにダメージジーンズの様なズボンをはいた女が、ナイフを投げつける。
アイカが即座に反応し、刀でナイフを弾き返す。
「パ、パメラさん!? いきなり何をするんですか!」
「お前もか! なんでアタイの事を知ってるんだい!? 前にアジトに来た女もそうだ! たかが小悪党のアタイを、どうしてそこまで気に掛けるんだろうねぇ!」
第1夫人であり9人の悪夢の騎士の筆頭、修斗の最初の女であるパメラが、修斗達3人に襲い掛かってきた。
しかし記憶が戻っていないため、修斗達の事を敵と認識しているようだ。
「私はアイカです! 覚えていないと思いますが、修斗君の目を見たら思い出しますから!」
「五月蠅い小娘だねぇ! ここはアタイのもんだ! 他の奴を入れる訳にはいかないんだよ!」
パメラはナイフで素早い連撃を繰り出し、アイカに襲い掛かる。
しかし記憶の戻っていないパメラの攻撃は、今のアイカには通用しない。
長い日本刀を持っているにもかかわらず、ナイフよりも素早く操りすべての攻撃を受け流す。
「落ち着いてくださいパメラさん! ここはみんなの場所です、私達みんなの思い出の場所なんです!」
「五月蠅いっていってるんだよ! この街はアタイが、アタイが唯一落ち着ける場所なんだ! 他の奴の事なんざ知らないねぇ!」
「え? 街? パメラさん、中に入れるんですか!?」
その問いには答えず、距離を取るとナイフを2本投げつける。
刀で弾き、何とか取り押さえようと再び距離を詰めるのだが、更にナイフが飛んでくる。
再度ナイフを弾くのだが、弾いたナイフが消えて無くなった。
「え? あ!」
そう、以前修斗が造った投げナイフ、念じれば手元に戻って来るナイフだ。
距離を詰めない限り、永遠にナイフが飛んでくる。
「今のパメラさんならいいけど、本調子のパメラさんだったら悪夢のような攻撃だわ」
記憶が戻っていない女達のステータス上限は1000前後。
それだけでも十分に強いのだが、記憶が戻れば数十倍にもなるため、想像しただけでも恐ろしい。
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