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第4章 学園支配
第140話 エルフはヘッポコ種族
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7抗戦の練習が佳境に入った頃、修斗に客人が現れた。
ガルタ・レーベン、勇者と呼ばれる男だ。
かつてパメラとの勝負に敗れた男が、今更何の用だろうか。
しかも正式な手続きを行い学園側に面会申請をしたものだから、学園をごった返す騒ぎになっている。
学園長室の近くにある応接室で、勇者と修斗は面会をする事になった。
「お久しぶりです、シュウト君。いや、シュウト国王」
以前とは違い鎧姿ではなく、胸に沢山の勲章を付けた正装で来ている。
魔王を倒した功績や、色々な場所で善業を積んだからだろ。
「3年ほどぶりか? 今頃どうした」
2人ともソファーに座り向かい合っているが、足を組み横柄な態度の修斗に比べ、勇者は紳士的な態度を崩さない。
それでも少しだけうつ向き、意を決して口を開く。
「僕の恋人を助けて欲しいのです」
「恋人? ああ、レイプしまくったあの女か」
「……! はい、彼女は以前にもまして僕に尽くしてくれました。嬉しかった、僕の為なら何でもしてくれました、それこそ……自分の命さえも捨てる勢いで」
「それは良かったな。アッチの具合も良かったんじゃないか?」
「ええ、お陰様で。たとえあなたの命令でやっていたとしても、不甲斐ない僕には勿体ない女性でした。その彼女の命が……命の灯火が消えようとしています」
勇者パーティーの女2人をレイプしまくり、それぞれに命令を下した。
1.恋人を愛せ
2.勇者を守れ
この2つだが、女2人は忠実に命令を実行し、魔王との戦いでは勇者の女、魔法使いだが、その女が魔王の攻撃を勇者の身代わりになって食らい、瀕死の重傷を負ってしまったのだ。
勇者は前衛としてすでに傷だらけだったため、この1撃を食らうと死んでいただろう。
もう一人の女は僧侶だが、こちらは鎧を着ていたため大丈夫だったようだ。
魔王を倒した後、懸命に治療をしたおかげで一命はとりとめたが、その傷は深く、ずっと不自由な生活を送っていた。
しかし最近になり容態が悪化、魔王に受けた傷が開いてきたのだ。
勇者はずっと看病をしていたのだが、魔法による治療も効かず、医者でも治せない傷をどうしようもできず、すがる思いで修斗の元を尋ねたのだ。
「彼女……うなされてあなたの名を呼ぶんです。シュウト様、シュウト様、と。お願いです! 彼女を助けてください!!!」
「断る」
「お願いします! 僕にできる事なら何でもしますから!」
必死に頭を下げて、何とか修斗に治療してもらおうとするのだが、修斗は全く興味を示さない。
修斗からしたらどうでもいい過去であり、勇者に屈辱を与えるためだけにレイプした女など助ける意味が無いからだ。
「話がそれだけなら俺は戻る」
「ま、待って下さ――」
「お待ちなさい!!!」
退室しようとする修斗を止めようと勇者が立ち上がり声をかけるが、それよりも大きな声をあげて隣の部屋から女性が入ってきた。
隣の部屋は学園長室のはずだが、この女性は一体……?
一見黒にも見える濃い紫のロングヘアー、長くとがった耳の前からも髪を垂らし、鋭い目つきながらもどこか幼さが残る顔つき、ピッチリとしたパンツのレディースーツを着ている。
抑え込んでいるのだろうが、それでも胸の大きさは隠しきれていない。
「話は聞きました。シュウト君、勇者様の伴侶を治療して差し上げなさい!」
突如として現れた女性に、修斗ではなく勇者の方が驚いている。
「あ、あの、あなたは一体……?」
「私は学園長の秘書です! シュウト君、勇者様は魔王からこの世界を救ってくれた救世主なのですよ!? それを何ですか一体!」
「何がだ? こいつが倒さなくても誰かが倒しただろうさ。それに救世主様なら俺よりも能力があるんだろう? 自分でやれよ」
「あなたはバカなのですか! 勇者様たちと9人の悪夢の騎士とでは出来る事が違うでしょう!? キャロラインさんやレベッカさんは、生きてさえいれば完治できる魔法が使えると聞いています、その力をお貸しするべきです!!!」
「俺に何の得がある?」
「勇者様の伴侶を救ったという名誉があるではありませんか!!!」
「学園長が生徒に強制するのか?」
「学園長だけではありません、世界全ての人々がそれを望んでいるのです!」
「しかしな学園長、俺に何の得があるんだ?」
「得ですって!? 奉仕の精神は無いの!? 勇者様の伴侶を治療したという名誉では不服だというのですか!?」
「お前……俺は国王だぞ? 国王が奉仕? しかも名誉を与える側だ。俺がもらってどうする」
「あ、あのお2人とも落ち着いて」
「勇者様はお静かに! シュウト君、君は自分の力を過大評価しているだけだと気づくべきです! 確かに魔法も体術も素晴らしい、しかし、それは9人の悪夢の騎士によってもたらされたものだと知りなさい!!!」
どうやらこの女性、修斗の能力は認めているものの、9人の悪夢の騎士のお陰だと思っているようだ。
確かに学園レベルで結果を出した所で、修斗の評価が9人の悪夢の騎士以上になる事は無いだろうが。
「勇者・ガルタ・レーベン様が献身的に看病する姿も美しいですが、やはりレブ様とワネット様の絡み、そしてマガリーヌ様とクリスカル様の絡みを尊いとは思わないのですか!?」
……ん?
「ああっ! 男同士の友情から恋愛感情に、そしてそれに嫉妬して女性同士でも愛し合い、互いが互いの感情に嫉妬しながらも愛し合う姿も素晴らしい!」
どうやらこの女性、真正の勇者オタクのようだ。
「落ち着け学園長。なら一つ条件を飲めば治してやってもいい」
「分かってくれましたかこの尊さが! さあなんでもおっしゃいなさい!」
「お前が俺の女になれば治してやってもいい」
「……え?」
「聞こえなかったか? 学園長のお前が、俺の女になれば、勇者の女を治してやる、といった」
「が、がくえんちょ~、シュウト君が御乱心ですよ~」
「ジジーの姿に化けて戻ってくるつもりか? 最初っからバレてるんだよエルフ」
目が泳ぎまくりながら、顔だけを修斗に向けたのだが……冷や汗がダラダラ流れている。
ガルタ・レーベン、勇者と呼ばれる男だ。
かつてパメラとの勝負に敗れた男が、今更何の用だろうか。
しかも正式な手続きを行い学園側に面会申請をしたものだから、学園をごった返す騒ぎになっている。
学園長室の近くにある応接室で、勇者と修斗は面会をする事になった。
「お久しぶりです、シュウト君。いや、シュウト国王」
以前とは違い鎧姿ではなく、胸に沢山の勲章を付けた正装で来ている。
魔王を倒した功績や、色々な場所で善業を積んだからだろ。
「3年ほどぶりか? 今頃どうした」
2人ともソファーに座り向かい合っているが、足を組み横柄な態度の修斗に比べ、勇者は紳士的な態度を崩さない。
それでも少しだけうつ向き、意を決して口を開く。
「僕の恋人を助けて欲しいのです」
「恋人? ああ、レイプしまくったあの女か」
「……! はい、彼女は以前にもまして僕に尽くしてくれました。嬉しかった、僕の為なら何でもしてくれました、それこそ……自分の命さえも捨てる勢いで」
「それは良かったな。アッチの具合も良かったんじゃないか?」
「ええ、お陰様で。たとえあなたの命令でやっていたとしても、不甲斐ない僕には勿体ない女性でした。その彼女の命が……命の灯火が消えようとしています」
勇者パーティーの女2人をレイプしまくり、それぞれに命令を下した。
1.恋人を愛せ
2.勇者を守れ
この2つだが、女2人は忠実に命令を実行し、魔王との戦いでは勇者の女、魔法使いだが、その女が魔王の攻撃を勇者の身代わりになって食らい、瀕死の重傷を負ってしまったのだ。
勇者は前衛としてすでに傷だらけだったため、この1撃を食らうと死んでいただろう。
もう一人の女は僧侶だが、こちらは鎧を着ていたため大丈夫だったようだ。
魔王を倒した後、懸命に治療をしたおかげで一命はとりとめたが、その傷は深く、ずっと不自由な生活を送っていた。
しかし最近になり容態が悪化、魔王に受けた傷が開いてきたのだ。
勇者はずっと看病をしていたのだが、魔法による治療も効かず、医者でも治せない傷をどうしようもできず、すがる思いで修斗の元を尋ねたのだ。
「彼女……うなされてあなたの名を呼ぶんです。シュウト様、シュウト様、と。お願いです! 彼女を助けてください!!!」
「断る」
「お願いします! 僕にできる事なら何でもしますから!」
必死に頭を下げて、何とか修斗に治療してもらおうとするのだが、修斗は全く興味を示さない。
修斗からしたらどうでもいい過去であり、勇者に屈辱を与えるためだけにレイプした女など助ける意味が無いからだ。
「話がそれだけなら俺は戻る」
「ま、待って下さ――」
「お待ちなさい!!!」
退室しようとする修斗を止めようと勇者が立ち上がり声をかけるが、それよりも大きな声をあげて隣の部屋から女性が入ってきた。
隣の部屋は学園長室のはずだが、この女性は一体……?
一見黒にも見える濃い紫のロングヘアー、長くとがった耳の前からも髪を垂らし、鋭い目つきながらもどこか幼さが残る顔つき、ピッチリとしたパンツのレディースーツを着ている。
抑え込んでいるのだろうが、それでも胸の大きさは隠しきれていない。
「話は聞きました。シュウト君、勇者様の伴侶を治療して差し上げなさい!」
突如として現れた女性に、修斗ではなく勇者の方が驚いている。
「あ、あの、あなたは一体……?」
「私は学園長の秘書です! シュウト君、勇者様は魔王からこの世界を救ってくれた救世主なのですよ!? それを何ですか一体!」
「何がだ? こいつが倒さなくても誰かが倒しただろうさ。それに救世主様なら俺よりも能力があるんだろう? 自分でやれよ」
「あなたはバカなのですか! 勇者様たちと9人の悪夢の騎士とでは出来る事が違うでしょう!? キャロラインさんやレベッカさんは、生きてさえいれば完治できる魔法が使えると聞いています、その力をお貸しするべきです!!!」
「俺に何の得がある?」
「勇者様の伴侶を救ったという名誉があるではありませんか!!!」
「学園長が生徒に強制するのか?」
「学園長だけではありません、世界全ての人々がそれを望んでいるのです!」
「しかしな学園長、俺に何の得があるんだ?」
「得ですって!? 奉仕の精神は無いの!? 勇者様の伴侶を治療したという名誉では不服だというのですか!?」
「お前……俺は国王だぞ? 国王が奉仕? しかも名誉を与える側だ。俺がもらってどうする」
「あ、あのお2人とも落ち着いて」
「勇者様はお静かに! シュウト君、君は自分の力を過大評価しているだけだと気づくべきです! 確かに魔法も体術も素晴らしい、しかし、それは9人の悪夢の騎士によってもたらされたものだと知りなさい!!!」
どうやらこの女性、修斗の能力は認めているものの、9人の悪夢の騎士のお陰だと思っているようだ。
確かに学園レベルで結果を出した所で、修斗の評価が9人の悪夢の騎士以上になる事は無いだろうが。
「勇者・ガルタ・レーベン様が献身的に看病する姿も美しいですが、やはりレブ様とワネット様の絡み、そしてマガリーヌ様とクリスカル様の絡みを尊いとは思わないのですか!?」
……ん?
「ああっ! 男同士の友情から恋愛感情に、そしてそれに嫉妬して女性同士でも愛し合い、互いが互いの感情に嫉妬しながらも愛し合う姿も素晴らしい!」
どうやらこの女性、真正の勇者オタクのようだ。
「落ち着け学園長。なら一つ条件を飲めば治してやってもいい」
「分かってくれましたかこの尊さが! さあなんでもおっしゃいなさい!」
「お前が俺の女になれば治してやってもいい」
「……え?」
「聞こえなかったか? 学園長のお前が、俺の女になれば、勇者の女を治してやる、といった」
「が、がくえんちょ~、シュウト君が御乱心ですよ~」
「ジジーの姿に化けて戻ってくるつもりか? 最初っからバレてるんだよエルフ」
目が泳ぎまくりながら、顔だけを修斗に向けたのだが……冷や汗がダラダラ流れている。
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