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第4章 学園支配
第115話 大使と言う名の嫁候補とスパイたち
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スティーブ国王との謁見が終わった頃、そろそろ日が沈むため本日の業務は終了となる。
いや、ある意味これからが本番ともいえる。
城が出来るまで使用していた屋敷、現在は小国向けの大使館として部屋を貸し出している物だが、そこの大広間には各大使が集まっていた。
大使と言っても各国の姫がほとんどで、修斗に嫁がせるために各国が置いている女達だ。
懇親パーティーという名目で集まっているが、実際には乱交パーティーであり、各国の情報収集をさせるため、修斗の虜にするのが目的だ。
実際の所はすでに虜になっており、全員が複数回、修斗と体を重ねている。
その中には謁見に来ていたスティーブ国王の18番目の妹や、一番最初に支援を行ったメナストーン国のミュゼウスも含まれていた。
ミュゼウスは国の経済が良くなり、食事も良くなったことから成長が進み、やせ細っていた体は女性らしい肉付きになっていた。
ここにいる姫の数は38人。
大体の者は1回で気を失い、2回戦に行くのは数名、3回戦まで行くのは2名だけだった。
「ミュゼウスがこんなにイヤラシイ子だとは思わなかったな」
「だ、だって、シュウト陛下は、我慢しなくても良いって言ってくれました」
そう言いながら、修斗のイチモツを両手でしごいている。
修斗の背後ではスティーブ国王の18番目の妹が、必死になって修斗の体を舐め回していた。
2人との行為を終える頃には、気を失っていた姫たちは城のメイドに介抱され、身だしなみを整えている。
そして介抱しているメイド以外にも、城に仕えている女が20名以上が入ってきた。
各国が送り込んだスパイだ。
実際には100名以上が城に入り込んでいるのだが、そちらは個別に対応する。
この20名は複数名のスパイを送り込んでいる国の者達で、全員違う国のスパイだ。
一応は秘密裏に呼び集められたので、仲間にはバレていない……と思っている。
スパイも完全に篭絡し、様々な情報が入ってくるようになった。
自前のスパイの情報とすり合わせてもほぼ一致しており、こちらからの情報操作も機能している。
「さて、結婚前に血なまぐさい事はしたくないから、しばらくは他の国にも大人しくしていてもらおう」
いくつかの国は侵略を計画していたが、偽情報を流して、貴族同士のにらみ合いに持って行く様だ。
ザナドゥ王国への侵略計画もなく、他国の戦争も回避されたため、結婚式の準備は滞りなく進み、他国の戦争もなくなったことで祝儀も少し豪華なものになっていく。
そして1年後。
各国の王族が祝福に集まり、豪華絢爛という言葉が相応しい式が執り行われた。
建国式典には49の国が集まったが、結婚式には68の国から集まったので、ザナドゥ王国と親密になりたい国が増えたという事だろう。
パメラのウエディングドレスは薄いピンク色だ。
誰もが見惚れるほど美しく、老若男女問わずため息がこぼれる。
「シュウト……アタイ嬉しいよ。こんなに幸せになっていいのかな」
「俺も幸せだ。だがな、俺達は世界一の夫婦なんだ、これからも沢山の幸せが待っているはずだ」
静かに唇を合わせると、盛大な拍手と歓声が上がる。
今ここに、あらゆる面で世界最強の夫婦が誕生した。
「そういえばお前達の能力、今はどうなっているんだ?」
式が終わった初夜。
ベッドには2人きりで入っていた。
「えっとね、アタイはこんな感じさ」
名前:パメラ
年齢:25歳
HP:148729
MP:61121
力強さ:44984
知 力:35987
防御力:37444
素早さ:48488
魅 力:45583
状 態:
スキル:変装LV91
鍵開けLV110
聞き耳LV153
観察LV190
炎系魔法LV78
水系魔法LV69
風系魔法LV65
大地系魔法LV61
空間系魔法LV72
光系魔法LV70
闇系魔法LV59
交渉術LV89
能力値成長速度100倍
修斗が異世界に行く前と比べ、桁が1つ増えている。
いや、10倍以上になっている物まである様だ。
成長速度100倍があるからだろうが、ここまで能力が高いと簡単には上がらないはずだ。
一体どんな訓練をしていたのだろうか。
「なかなかの能力になっているな。じゃあコレを使えばもっと強くなるな」
きれいな小箱から指輪と取り出して、パメラの左手薬指にはめる。
「シュウト……これってまさか!」
「結婚指輪だ。俺が自分で作った物だが、出来は悪くないと思う」
金色で装飾の無いシンプルな物だが、その輝きには一切の曇りが無い。
指輪を眺め、自然と微笑みが浮かぶパメラは、修斗が自分で指輪をはめようとするのを止めた。
「まって、アタイに付けさせてほしい」
何も言わずパメラに渡すと、そっと手を握り、修斗の左手薬指に指輪をはめる。
修斗の指輪もパメラとお揃いで、金色で装飾が無い。
「へへ、お揃いだね」
「そうだな。パメラ、ステータスを見てみろ」
「え? 今見たばかりじゃないか……ええっ!?!? なんだいこれ! 倍になってるじゃないか!!」
パメラのステータスは倍になり、単体で大魔王エルノヴァと戦える能力値となっていた。
しかも
状態:毒によるHP低下なし
が追加されている。
なぜ毒無効ではないかというと、パメラは酒が好きなので、毒無効にすると酔えなくなってしまうからだ。
アルコールは毒判定になる。
修斗は毒無効があるので、どれだけ飲んでも全く酔う事は無い。
「お守りの指輪みたいな物だ。それがあれば、たとえ離れていても安心だからな」
「しゅ、シュウト? この指輪、こんなにすごいのにランクBだよ?」
「ん? そうだな、お前が使えば凄い能力になるが、弱い奴には大した効果が無いからな」
あまり気合を入れる物でもなく、お守りに近い意味合いの指輪なので、修斗にしては控えめだ。
その後は10日ほど新婚旅行をして、2人だけの時間を過ごしていた。
しかし、その間修斗には屈辱的な事がいくつも発生する。
「なんで俺だけが出来ないんだ!!!」
いや、ある意味これからが本番ともいえる。
城が出来るまで使用していた屋敷、現在は小国向けの大使館として部屋を貸し出している物だが、そこの大広間には各大使が集まっていた。
大使と言っても各国の姫がほとんどで、修斗に嫁がせるために各国が置いている女達だ。
懇親パーティーという名目で集まっているが、実際には乱交パーティーであり、各国の情報収集をさせるため、修斗の虜にするのが目的だ。
実際の所はすでに虜になっており、全員が複数回、修斗と体を重ねている。
その中には謁見に来ていたスティーブ国王の18番目の妹や、一番最初に支援を行ったメナストーン国のミュゼウスも含まれていた。
ミュゼウスは国の経済が良くなり、食事も良くなったことから成長が進み、やせ細っていた体は女性らしい肉付きになっていた。
ここにいる姫の数は38人。
大体の者は1回で気を失い、2回戦に行くのは数名、3回戦まで行くのは2名だけだった。
「ミュゼウスがこんなにイヤラシイ子だとは思わなかったな」
「だ、だって、シュウト陛下は、我慢しなくても良いって言ってくれました」
そう言いながら、修斗のイチモツを両手でしごいている。
修斗の背後ではスティーブ国王の18番目の妹が、必死になって修斗の体を舐め回していた。
2人との行為を終える頃には、気を失っていた姫たちは城のメイドに介抱され、身だしなみを整えている。
そして介抱しているメイド以外にも、城に仕えている女が20名以上が入ってきた。
各国が送り込んだスパイだ。
実際には100名以上が城に入り込んでいるのだが、そちらは個別に対応する。
この20名は複数名のスパイを送り込んでいる国の者達で、全員違う国のスパイだ。
一応は秘密裏に呼び集められたので、仲間にはバレていない……と思っている。
スパイも完全に篭絡し、様々な情報が入ってくるようになった。
自前のスパイの情報とすり合わせてもほぼ一致しており、こちらからの情報操作も機能している。
「さて、結婚前に血なまぐさい事はしたくないから、しばらくは他の国にも大人しくしていてもらおう」
いくつかの国は侵略を計画していたが、偽情報を流して、貴族同士のにらみ合いに持って行く様だ。
ザナドゥ王国への侵略計画もなく、他国の戦争も回避されたため、結婚式の準備は滞りなく進み、他国の戦争もなくなったことで祝儀も少し豪華なものになっていく。
そして1年後。
各国の王族が祝福に集まり、豪華絢爛という言葉が相応しい式が執り行われた。
建国式典には49の国が集まったが、結婚式には68の国から集まったので、ザナドゥ王国と親密になりたい国が増えたという事だろう。
パメラのウエディングドレスは薄いピンク色だ。
誰もが見惚れるほど美しく、老若男女問わずため息がこぼれる。
「シュウト……アタイ嬉しいよ。こんなに幸せになっていいのかな」
「俺も幸せだ。だがな、俺達は世界一の夫婦なんだ、これからも沢山の幸せが待っているはずだ」
静かに唇を合わせると、盛大な拍手と歓声が上がる。
今ここに、あらゆる面で世界最強の夫婦が誕生した。
「そういえばお前達の能力、今はどうなっているんだ?」
式が終わった初夜。
ベッドには2人きりで入っていた。
「えっとね、アタイはこんな感じさ」
名前:パメラ
年齢:25歳
HP:148729
MP:61121
力強さ:44984
知 力:35987
防御力:37444
素早さ:48488
魅 力:45583
状 態:
スキル:変装LV91
鍵開けLV110
聞き耳LV153
観察LV190
炎系魔法LV78
水系魔法LV69
風系魔法LV65
大地系魔法LV61
空間系魔法LV72
光系魔法LV70
闇系魔法LV59
交渉術LV89
能力値成長速度100倍
修斗が異世界に行く前と比べ、桁が1つ増えている。
いや、10倍以上になっている物まである様だ。
成長速度100倍があるからだろうが、ここまで能力が高いと簡単には上がらないはずだ。
一体どんな訓練をしていたのだろうか。
「なかなかの能力になっているな。じゃあコレを使えばもっと強くなるな」
きれいな小箱から指輪と取り出して、パメラの左手薬指にはめる。
「シュウト……これってまさか!」
「結婚指輪だ。俺が自分で作った物だが、出来は悪くないと思う」
金色で装飾の無いシンプルな物だが、その輝きには一切の曇りが無い。
指輪を眺め、自然と微笑みが浮かぶパメラは、修斗が自分で指輪をはめようとするのを止めた。
「まって、アタイに付けさせてほしい」
何も言わずパメラに渡すと、そっと手を握り、修斗の左手薬指に指輪をはめる。
修斗の指輪もパメラとお揃いで、金色で装飾が無い。
「へへ、お揃いだね」
「そうだな。パメラ、ステータスを見てみろ」
「え? 今見たばかりじゃないか……ええっ!?!? なんだいこれ! 倍になってるじゃないか!!」
パメラのステータスは倍になり、単体で大魔王エルノヴァと戦える能力値となっていた。
しかも
状態:毒によるHP低下なし
が追加されている。
なぜ毒無効ではないかというと、パメラは酒が好きなので、毒無効にすると酔えなくなってしまうからだ。
アルコールは毒判定になる。
修斗は毒無効があるので、どれだけ飲んでも全く酔う事は無い。
「お守りの指輪みたいな物だ。それがあれば、たとえ離れていても安心だからな」
「しゅ、シュウト? この指輪、こんなにすごいのにランクBだよ?」
「ん? そうだな、お前が使えば凄い能力になるが、弱い奴には大した効果が無いからな」
あまり気合を入れる物でもなく、お守りに近い意味合いの指輪なので、修斗にしては控えめだ。
その後は10日ほど新婚旅行をして、2人だけの時間を過ごしていた。
しかし、その間修斗には屈辱的な事がいくつも発生する。
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※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
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