80 / 373
第3章 異世界召喚
第80話 ステータス・オールマックス
しおりを挟む
「大魔王軍の前線基地? そんな物が近くにあって、町は大丈夫なのか?」
「そこは兵力を集中させておりますので、今すぐどうにかなると言う事はございません」
大魔王軍が近くにあって大丈夫なのだろうか。
そもそも勇者は生贄として捧げられるらしいから、そのまま大魔王軍に差し出すつもりではないだろうか。
そんな疑問もあるが、それよりももっと不思議な事がある。
勇者など呼ばなくても、人間らしき者を差し出したらどうなのか。
そもそも、勇者より強い者が沢山いるこの世界で、大魔王を倒せないモノなのか、だ。
この世界の平均能力は圧倒的に高い。
修斗の元の世界なら、中堅冒険者ですら達人どころの騒ぎではない。
そんなに強いものが多い世界で、大魔王を倒せないのだろうか。
「大魔王軍って~のはよォ~、俺達でも倒せる相手なのかぁ? あ~ん?」
「その前線基地には大した戦力がおりません。偵察がメインの魔物ばかりです。なので今のあなた方ならば、問題は無いと存じます」
なるほど、戦闘員ではなく偵察兵ならさほど強くは無いだろう。
それならば初めての大魔王軍との戦闘として丁度良く、敵を知るチャンスにもなる。
「しかしだな、この装備で大丈夫なのか? 俺の大剣はもう切れ味が悪いぞ」
「私の剣と盾もですよ。そろそろ装備を新調したいのですが」
「あ、私も刀を替えたい」
「それには……同意します」
「それでしたら、向こうの街で買い替えるとよいでしょう。冒険者も沢山いるので、店には沢山の武具が売られておりますから。資金はお渡しいたします」
現地調達をしろ、と言う事らしい。
確かに城にある装備は兵士や騎士団が使う物だし、今の6人に合うものは無いかもしれない。
「それで、今から行けばいいのか?」
「出来れば今日中に出立して頂ければと。馬車も用意してありますし、向こうでは皆様の到着を待っておりますので」
馬車に乗って城を出る。
馬車は4台あり、1台には修斗とアイカ、ヴァージニアがのり、残り3台にはそれぞれ男勇者と女が乗っている。
御者とメイドもいるので、基本的に移動中は何もやる事が無い。
女勇者2人を回した日、流石に男3人の落ち込みが激しかったため、修斗がそれぞれの好みを聞いてナンパしてきたのだ。
ウェズは人間タイプのお水っぽいお姉さん、ウィークエンドは人間寄りの背の低い巨乳牛タイプ、ラングレンはアイカと同じタイプだ。
特にラングレンはアイカで童貞を卒業したらしく、毎日猿のようにやりまくっているようだ。
修斗がナンパをしたさい、何故か沢山の女性に囲まれたりもしたが、2足歩行の動物タイプ以外はお持ち帰りをした様だ。
「ん? どうした、そんなに見つめて」
「その、さ、シュウト君って強いでしょ? なのになんで偉そうにしないのかなって」
「偉そうにしてないか?」
「部活だと、強くもない先輩がすっごく偉そうにしてた。あ、部活っていうのはね」
「知ってる。俺も元日本人だからな」
「え、そうなの? ハーフか何か?」
「純血の日本人だ」
「ウソ!? 本当!? シュウト君が日本に居たら、絶対にテレビに出ると思うのに!」
日本にいた頃の修斗と今の修斗は、見た目からして違う。
それを説明するのも面倒なので、適当に話を作る事にした。
「あまり表に出るのは好きではないからな、全て断っていた」
「ふ~ん、勿体ない」
「それよりもアイカ、着くまで暇だ、服を脱げ。ヴァージニアもだ」
修斗に言われていそいそと服を脱ぐ2人。
欲望を満たしたい事もあるが、今は2人の能力を上げる事が先だ。
今の2人の能力で高い物は600を超えた。
目的の町に着くまでには、限界まで上げておきたいのだろう。
この世界でのお気に入りを、簡単に失いたくないからだが。
そもそも戦力にならない女を連れて歩くと、事あるごとに悲鳴を上げて面倒なようだ。
動くのが面倒な時に、修斗の代わりに動く手足にもなる。
そして町に着いたのは10日以上が過ぎてからだった。
女勇者2人の能力は、全て限界値、999になっていた。
そう、この世界では能力の限界があるのだ。
修斗は最初から限界を超えた能力があったから適応されなかったが、限界値以下の者はは999までしか上がらない。
これが世界の法則なのか、別のモノによる限界なのかは分からない。
しかしこれだけあれば、こちらの冒険者に後れを取る事は無いだろう。
それはギルドに入った時の反応でもわかる。
「いらっしゃいませ! 勇者様ご一行ですね、プレートの提示をお願いします」
男4人が先に渡し、内容を確認される。
そして女2人が渡した時、受付嬢が大声を上げた。
「ええ!!! す、ステータス、オールマックス!?!?!?」
ギルド内がざわめく。
修斗が見た限りでは、冒険者で最も能力が高かったものでも最高800と少し。
それも得意分野のみだから、全て999というのは異例中の異例なのだ。
「お、おいおい、あのねーちゃん達、勇者様じゃないのか?」
「しらねーよ、ひょっとしたら国の秘蔵っ子かもしれないな」
あちこちでヒソヒソ話が聞える。
やはりオールマックスというのは初めてなのだろう。
「ぷ、プレートをお返しします。えーっと、えーっと、あの、お願いしたい依頼があるのですが、お受け願えませんか?」
とても下手に出て来る受付嬢。
先ほどとは随分と態度が違う。
「え? でも私達、大魔王軍と戦うために来たから……」
「大丈夫です! 間接的には大魔王軍関連ですし、お二人ならきっとすぐに終わりますから!」
6人居るのだが、受付嬢の目には2人しか見えていないようだ。
「しゅ、シュウト君~、どうしよ~」
「直ぐに終わるのなら構わんだろう。報酬も高いだろうからな」
「はい! それはもう期待してください!」
「ご主人様がそう言うのなら……受けてもいい」
「ありがとうございます! ではこの依頼書をご覧ください」
嬉しそうに引き出しから1枚の紙を取り出す。
そこにはこう書かれている。
~~依頼書~~
大魔王軍により川がせき止められ、町への
水の供給が絶たれようとしています。
早急に大魔王軍を追い払い、水路の確保を
お願いします。
予想される敵戦力は不明。
報酬:1000万G
「そこは兵力を集中させておりますので、今すぐどうにかなると言う事はございません」
大魔王軍が近くにあって大丈夫なのだろうか。
そもそも勇者は生贄として捧げられるらしいから、そのまま大魔王軍に差し出すつもりではないだろうか。
そんな疑問もあるが、それよりももっと不思議な事がある。
勇者など呼ばなくても、人間らしき者を差し出したらどうなのか。
そもそも、勇者より強い者が沢山いるこの世界で、大魔王を倒せないモノなのか、だ。
この世界の平均能力は圧倒的に高い。
修斗の元の世界なら、中堅冒険者ですら達人どころの騒ぎではない。
そんなに強いものが多い世界で、大魔王を倒せないのだろうか。
「大魔王軍って~のはよォ~、俺達でも倒せる相手なのかぁ? あ~ん?」
「その前線基地には大した戦力がおりません。偵察がメインの魔物ばかりです。なので今のあなた方ならば、問題は無いと存じます」
なるほど、戦闘員ではなく偵察兵ならさほど強くは無いだろう。
それならば初めての大魔王軍との戦闘として丁度良く、敵を知るチャンスにもなる。
「しかしだな、この装備で大丈夫なのか? 俺の大剣はもう切れ味が悪いぞ」
「私の剣と盾もですよ。そろそろ装備を新調したいのですが」
「あ、私も刀を替えたい」
「それには……同意します」
「それでしたら、向こうの街で買い替えるとよいでしょう。冒険者も沢山いるので、店には沢山の武具が売られておりますから。資金はお渡しいたします」
現地調達をしろ、と言う事らしい。
確かに城にある装備は兵士や騎士団が使う物だし、今の6人に合うものは無いかもしれない。
「それで、今から行けばいいのか?」
「出来れば今日中に出立して頂ければと。馬車も用意してありますし、向こうでは皆様の到着を待っておりますので」
馬車に乗って城を出る。
馬車は4台あり、1台には修斗とアイカ、ヴァージニアがのり、残り3台にはそれぞれ男勇者と女が乗っている。
御者とメイドもいるので、基本的に移動中は何もやる事が無い。
女勇者2人を回した日、流石に男3人の落ち込みが激しかったため、修斗がそれぞれの好みを聞いてナンパしてきたのだ。
ウェズは人間タイプのお水っぽいお姉さん、ウィークエンドは人間寄りの背の低い巨乳牛タイプ、ラングレンはアイカと同じタイプだ。
特にラングレンはアイカで童貞を卒業したらしく、毎日猿のようにやりまくっているようだ。
修斗がナンパをしたさい、何故か沢山の女性に囲まれたりもしたが、2足歩行の動物タイプ以外はお持ち帰りをした様だ。
「ん? どうした、そんなに見つめて」
「その、さ、シュウト君って強いでしょ? なのになんで偉そうにしないのかなって」
「偉そうにしてないか?」
「部活だと、強くもない先輩がすっごく偉そうにしてた。あ、部活っていうのはね」
「知ってる。俺も元日本人だからな」
「え、そうなの? ハーフか何か?」
「純血の日本人だ」
「ウソ!? 本当!? シュウト君が日本に居たら、絶対にテレビに出ると思うのに!」
日本にいた頃の修斗と今の修斗は、見た目からして違う。
それを説明するのも面倒なので、適当に話を作る事にした。
「あまり表に出るのは好きではないからな、全て断っていた」
「ふ~ん、勿体ない」
「それよりもアイカ、着くまで暇だ、服を脱げ。ヴァージニアもだ」
修斗に言われていそいそと服を脱ぐ2人。
欲望を満たしたい事もあるが、今は2人の能力を上げる事が先だ。
今の2人の能力で高い物は600を超えた。
目的の町に着くまでには、限界まで上げておきたいのだろう。
この世界でのお気に入りを、簡単に失いたくないからだが。
そもそも戦力にならない女を連れて歩くと、事あるごとに悲鳴を上げて面倒なようだ。
動くのが面倒な時に、修斗の代わりに動く手足にもなる。
そして町に着いたのは10日以上が過ぎてからだった。
女勇者2人の能力は、全て限界値、999になっていた。
そう、この世界では能力の限界があるのだ。
修斗は最初から限界を超えた能力があったから適応されなかったが、限界値以下の者はは999までしか上がらない。
これが世界の法則なのか、別のモノによる限界なのかは分からない。
しかしこれだけあれば、こちらの冒険者に後れを取る事は無いだろう。
それはギルドに入った時の反応でもわかる。
「いらっしゃいませ! 勇者様ご一行ですね、プレートの提示をお願いします」
男4人が先に渡し、内容を確認される。
そして女2人が渡した時、受付嬢が大声を上げた。
「ええ!!! す、ステータス、オールマックス!?!?!?」
ギルド内がざわめく。
修斗が見た限りでは、冒険者で最も能力が高かったものでも最高800と少し。
それも得意分野のみだから、全て999というのは異例中の異例なのだ。
「お、おいおい、あのねーちゃん達、勇者様じゃないのか?」
「しらねーよ、ひょっとしたら国の秘蔵っ子かもしれないな」
あちこちでヒソヒソ話が聞える。
やはりオールマックスというのは初めてなのだろう。
「ぷ、プレートをお返しします。えーっと、えーっと、あの、お願いしたい依頼があるのですが、お受け願えませんか?」
とても下手に出て来る受付嬢。
先ほどとは随分と態度が違う。
「え? でも私達、大魔王軍と戦うために来たから……」
「大丈夫です! 間接的には大魔王軍関連ですし、お二人ならきっとすぐに終わりますから!」
6人居るのだが、受付嬢の目には2人しか見えていないようだ。
「しゅ、シュウト君~、どうしよ~」
「直ぐに終わるのなら構わんだろう。報酬も高いだろうからな」
「はい! それはもう期待してください!」
「ご主人様がそう言うのなら……受けてもいい」
「ありがとうございます! ではこの依頼書をご覧ください」
嬉しそうに引き出しから1枚の紙を取り出す。
そこにはこう書かれている。
~~依頼書~~
大魔王軍により川がせき止められ、町への
水の供給が絶たれようとしています。
早急に大魔王軍を追い払い、水路の確保を
お願いします。
予想される敵戦力は不明。
報酬:1000万G
0
お気に入りに追加
1,170
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる