その少年、世界を救う者なり
俺は親友を救えなかった。大切な、俺を救ってくれた救世主だった親友を。
大松那雪《おおまつ なゆき》は親友を救えなかった自責の念に駆られ、学校の屋上から飛び降りる。
「簡単に死のうとするなんてあま―――い!!!」
そんな声で目が覚めたナユキ。そこにはツインテールの少女が立っていた。少女は自分のことを〝救済の神〟と名乗り、ナユキを異世界へ飛ばしてしまう。『自ら命を絶てない』呪い付きで。
ナユキは自ら命を絶てない状態で生きていくことになる。それはナユキを戦いの道へと連れて行く。そして、ナユキは勇者となり魔王を打ち倒す使命を与えられる。
その旅路の果てにどんな苦難が待っているとも知らず――――
※小説家になろうでも同じタイトルで投稿しています。
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第一章 異世界生活編
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