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園遊会1
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カーライル公爵家が園遊会を開くことになった。
招待状はわたし個人に送られてきた。シルバーレイク子爵として出席することになる。公爵にも送られてきていた。
ただひとつドレスコードと言うのが指定されており緑の物を身につけて欲しいということだ。
今回のドレスはわたしが好きに注文することになった。といってもよくわからないので侍女長と相談して注文した。
髪飾りはリボンではなく温室で栽培に成功した翠蘭を使うことになった。これは緑の蘭なのでドレスコードバッチリです。
ちなみにエスコートは公爵がしてくれるらしい。ってことはアンドリューはジェラルドをエスコートってことかな?
既成事実を積み上げてますね。
さて、当日は薄曇りでいい風が吹くピクニック日和で馬車から降りたらお肉が焼けるいい匂いがしていた。
さきに来ていたアンドリューとジェラルドと合流して公爵をテントに送っていくとお料理のテーブルを回った。
「その髪飾りいいね」
「うん、公爵様のアイデアなの」
「そろそろ公爵様をやめてお祖父様って呼べよ」
「えーー?嫌がらないかしら」
「そんなことないさ・・・・ほんとのことだろ」
「そうだけど・・・・」
「呼んでやれ・・・呼んでやって欲しい。多分救われる・・・」
「そうだね、良くしてもらっていると思うから・・・それくらいは・・・でも迷惑じゃないよね」
「妊娠中のキャサリン様を引き取りたいと思っていたくらいだ。呼んでやれ」
「・・・・はい」
そうやって話している時にバージルがやって来た。
「その髪飾り!!・・・・似合ってる」
「うん、庭の温室にあったのを使えって言われて」
「うーーんそれね、そんじょそこらの宝石より高価だよ。それを使い捨てとは公爵家って」
ジェラルドはそう言い終わると
「アンドリュー、公爵家を乗っ取れ。バージル手伝え」と言って皆で笑った。
そこで給仕の動きが活発になったなと思っていたら王太子が到着したらしい。
知らせが行ったのかカーライル公爵もテントからでて来た。少し離れて三公爵が歩いて来た。今日も四人が揃っている。
公爵が四人、足を止めて待っている所に王太子が歩み寄った。寛大に公爵一行が挨拶を受けた。
実力的に公爵のほうが王太子より上ってことをしっかり示しているのね。っていうかこの前の夜会の時といい今といい王太子にあたりが強いよね。
そこにシャーロットが侯爵夫妻に付き添われて登場した。侯爵一家も四人に挨拶をしている。
侯爵夫人がやっとこさ礼をとってやっこらさと頭をあげた時、お祖父様が走り寄った。
「なぜお前がそれを持っている。それはキャサリンに持たせた物だ」
招待状はわたし個人に送られてきた。シルバーレイク子爵として出席することになる。公爵にも送られてきていた。
ただひとつドレスコードと言うのが指定されており緑の物を身につけて欲しいということだ。
今回のドレスはわたしが好きに注文することになった。といってもよくわからないので侍女長と相談して注文した。
髪飾りはリボンではなく温室で栽培に成功した翠蘭を使うことになった。これは緑の蘭なのでドレスコードバッチリです。
ちなみにエスコートは公爵がしてくれるらしい。ってことはアンドリューはジェラルドをエスコートってことかな?
既成事実を積み上げてますね。
さて、当日は薄曇りでいい風が吹くピクニック日和で馬車から降りたらお肉が焼けるいい匂いがしていた。
さきに来ていたアンドリューとジェラルドと合流して公爵をテントに送っていくとお料理のテーブルを回った。
「その髪飾りいいね」
「うん、公爵様のアイデアなの」
「そろそろ公爵様をやめてお祖父様って呼べよ」
「えーー?嫌がらないかしら」
「そんなことないさ・・・・ほんとのことだろ」
「そうだけど・・・・」
「呼んでやれ・・・呼んでやって欲しい。多分救われる・・・」
「そうだね、良くしてもらっていると思うから・・・それくらいは・・・でも迷惑じゃないよね」
「妊娠中のキャサリン様を引き取りたいと思っていたくらいだ。呼んでやれ」
「・・・・はい」
そうやって話している時にバージルがやって来た。
「その髪飾り!!・・・・似合ってる」
「うん、庭の温室にあったのを使えって言われて」
「うーーんそれね、そんじょそこらの宝石より高価だよ。それを使い捨てとは公爵家って」
ジェラルドはそう言い終わると
「アンドリュー、公爵家を乗っ取れ。バージル手伝え」と言って皆で笑った。
そこで給仕の動きが活発になったなと思っていたら王太子が到着したらしい。
知らせが行ったのかカーライル公爵もテントからでて来た。少し離れて三公爵が歩いて来た。今日も四人が揃っている。
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実力的に公爵のほうが王太子より上ってことをしっかり示しているのね。っていうかこの前の夜会の時といい今といい王太子にあたりが強いよね。
そこにシャーロットが侯爵夫妻に付き添われて登場した。侯爵一家も四人に挨拶をしている。
侯爵夫人がやっとこさ礼をとってやっこらさと頭をあげた時、お祖父様が走り寄った。
「なぜお前がそれを持っている。それはキャサリンに持たせた物だ」
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