一年で死ぬなら

朝山みどり

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僕のノックに答えて開いたドア。そこに立っていた女性を見た途端、恋に落ちた。ついでそれを失った。

そこに立っているのはローズ。ラリーが愛した女性。そして彼女はラリーを愛している。


わずか数秒間で僕は天国と地獄を味わった。


そして彼女がローズじゃなかったの不謹慎にも喜んだ。それから、彼女のそばにいたいが為にこの地で過ごす事にした。なにもしていないと怪しまれるので、仕事を持って来た。


そして、たまにそばをうろうろさせて貰えるようになった時に、爆弾を落とされた。

結婚?天国!!余命???余命って・・・あの余命。それが一年・・・・

ジャック・ルベール・・・・・なんと言うか・・・


僕は全力で彼女を支える。彼女が僕にプロポーズした理由を聞いた時、情けないけど納得できた。

一年、一年・・・僕は全力で彼女を愛するんだ・・・悪いけど心穏やかに過ごさせてあげない・・・・

僕はね・・・すごく狡いんだ。君は間違ったんだよ。


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