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20 痛み止め
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「ないと思います。傷がなくなると痛みもないので」とレオンが答えたので
「ねぇその魔法陣を少し剥いで、すぐにポーションをかけて、また剥いでポーションをかければ魔法陣がなくなると思う?」と聞くと
「それは・・・・試す価値はあるかと」とレオンがためらい勝ちに答えた。ガイツはレオンを睨みつけている。
そしてわたしを見て首を懸命に横に振った。
わかった。わかったからさ・・・でもね、諦めたらそこでねおしまいだからね。
うーーん痛み止めになるものを調べようかな!
「そうだね、痛みって言うのは頭って言うか気持ちの問題もあるけど、なんかこうーーー気持ちがふわふわするようなポーションってある?」
「「それは媚薬です」」と二人が声を揃えた。
「なるほど、それじゃぁ、ガイツが媚薬で浮かれている時に皮を剥げばいいのかな?」
「「いえ、違います」」とまたも声が揃った。
「媚薬はふわふわしてるのに、鋭くもなります」とガイツが言うと
「痛みを強く感じる人もいます」とレオンがガイツとわたしを半々に見ながら言った。
なるほどってか、ますますわからない。
媚薬と言うか、精神に作用するポーションを研究してみよう。
その後外出するために着替えた。わたしは家ではワンピースを着て伸びてきた髪を編み込んでいる。なんとガイツは編み込みが上手いのだ。
ただ、外に出るときはズボンを履く。奴隷二人から、安全の為にそうしてくれと言われているのだ。
前後を奴隷、横に犬といった万全の備えで、薬草屋にいった。チャーリーは大きくなって、リュックに入らなくなったし、自分で歩きたがる。
「安眠できる薬草を探しておる。なんでも最近いいものが入ったと聞いたが」とガイツが偉そうに店主に言った。
わたしは二人の言いつけで黙っている。二人共首の高い服を着ているので奴隷とわからないし、でかい態度が板に付いている。
「おや、お耳に入りましたか?これです。空気に触れると成分が飛びますので、瓶に入れたままで・・・・お試しにこちらの一回分をいかがですか?」
「おや、ここで匂いの確認も出来ないのか」
「えぇ、それで一回分の用意をしております」
「では、それを」
「そして」と声を潜めると
黙って店主は包みをひとつ瓶の横に置いた。
薬草屋はいろいろな薬草の匂いが混ざっている。わたしはそのひとつを知ってる気がして思い出そうと集中した。
そうこの当たりに置いてある薬草・・・・この匂い・・・・お茶!!神殿で飲んでいたお茶だ。
あれって神殿特製?お茶の店にも行ってみよう。
おや、瓶が二つに増えている。ガイツやるな。さすが貴族。
買い物が済み、店を出てしばらく歩いてから、
「お茶も買いにに行きたい。神殿で飲んでいたお茶が欲しい」と言うと
「わかりました、サミー様」と言う事でお茶屋に言った。
そこはお茶の葉の専門店で、お茶は厳重に箱に入れられていた。
「香りのある茶はどんなのがあるか?」とガイツが言うと
「そうですね、少し試してみますか?どうぞ」と店主が椅子を引いた。
「香りもいろいろありますが、これは甘い香りでわたくしはナッツと一緒に楽しみます。他に香りと言えば、これはいかがでしょうか?肉と合います」
そう言って出された茶はなにか薬草を混ぜてあるのか、独特の香りを持っている。
「この香りはどうやってつけるの?」とわたしが聞くと
「それはいろいろですね。まぁ薬草を混ぜますが、なにを混ぜるかどれくらい混ぜるかは秘密です」
「そうか、真似したかったけど、残念」と言うと
「この二つと後、そうだな、レモンパイにはこれって茶はあるかい?」
レモンパイにはこれか?これと言うおすすめも一緒に四種類のお茶を買ってわたしたちは、家に戻った。
「ねぇその魔法陣を少し剥いで、すぐにポーションをかけて、また剥いでポーションをかければ魔法陣がなくなると思う?」と聞くと
「それは・・・・試す価値はあるかと」とレオンがためらい勝ちに答えた。ガイツはレオンを睨みつけている。
そしてわたしを見て首を懸命に横に振った。
わかった。わかったからさ・・・でもね、諦めたらそこでねおしまいだからね。
うーーん痛み止めになるものを調べようかな!
「そうだね、痛みって言うのは頭って言うか気持ちの問題もあるけど、なんかこうーーー気持ちがふわふわするようなポーションってある?」
「「それは媚薬です」」と二人が声を揃えた。
「なるほど、それじゃぁ、ガイツが媚薬で浮かれている時に皮を剥げばいいのかな?」
「「いえ、違います」」とまたも声が揃った。
「媚薬はふわふわしてるのに、鋭くもなります」とガイツが言うと
「痛みを強く感じる人もいます」とレオンがガイツとわたしを半々に見ながら言った。
なるほどってか、ますますわからない。
媚薬と言うか、精神に作用するポーションを研究してみよう。
その後外出するために着替えた。わたしは家ではワンピースを着て伸びてきた髪を編み込んでいる。なんとガイツは編み込みが上手いのだ。
ただ、外に出るときはズボンを履く。奴隷二人から、安全の為にそうしてくれと言われているのだ。
前後を奴隷、横に犬といった万全の備えで、薬草屋にいった。チャーリーは大きくなって、リュックに入らなくなったし、自分で歩きたがる。
「安眠できる薬草を探しておる。なんでも最近いいものが入ったと聞いたが」とガイツが偉そうに店主に言った。
わたしは二人の言いつけで黙っている。二人共首の高い服を着ているので奴隷とわからないし、でかい態度が板に付いている。
「おや、お耳に入りましたか?これです。空気に触れると成分が飛びますので、瓶に入れたままで・・・・お試しにこちらの一回分をいかがですか?」
「おや、ここで匂いの確認も出来ないのか」
「えぇ、それで一回分の用意をしております」
「では、それを」
「そして」と声を潜めると
黙って店主は包みをひとつ瓶の横に置いた。
薬草屋はいろいろな薬草の匂いが混ざっている。わたしはそのひとつを知ってる気がして思い出そうと集中した。
そうこの当たりに置いてある薬草・・・・この匂い・・・・お茶!!神殿で飲んでいたお茶だ。
あれって神殿特製?お茶の店にも行ってみよう。
おや、瓶が二つに増えている。ガイツやるな。さすが貴族。
買い物が済み、店を出てしばらく歩いてから、
「お茶も買いにに行きたい。神殿で飲んでいたお茶が欲しい」と言うと
「わかりました、サミー様」と言う事でお茶屋に言った。
そこはお茶の葉の専門店で、お茶は厳重に箱に入れられていた。
「香りのある茶はどんなのがあるか?」とガイツが言うと
「そうですね、少し試してみますか?どうぞ」と店主が椅子を引いた。
「香りもいろいろありますが、これは甘い香りでわたくしはナッツと一緒に楽しみます。他に香りと言えば、これはいかがでしょうか?肉と合います」
そう言って出された茶はなにか薬草を混ぜてあるのか、独特の香りを持っている。
「この香りはどうやってつけるの?」とわたしが聞くと
「それはいろいろですね。まぁ薬草を混ぜますが、なにを混ぜるかどれくらい混ぜるかは秘密です」
「そうか、真似したかったけど、残念」と言うと
「この二つと後、そうだな、レモンパイにはこれって茶はあるかい?」
レモンパイにはこれか?これと言うおすすめも一緒に四種類のお茶を買ってわたしたちは、家に戻った。
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