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07 再度の判定 レベッカ目線
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イザベル・フォレノワール公爵令嬢がわたしをお茶会に招待したらしい。
マダム・ボーテ・メルバでドレスを作って貰った。あの判定の日はここのドレスを着ていた。
あの時はマダムのお店に行っていろいろ褒められながら、デザインを決めた。
今回は、採寸だけをしてデザインは母が決めたのか?おまかせか?
嬉しいと思うのが正しいのだろうけど、嬉しくなかった。
多分、お茶会は楽しくないだろうし・・・
公爵家が近寄るにつれて、いろいろな音が聞こえるようになった。
最近、治まっていたのに・・・まぁじっと下を向いて、『聖なる教えの書』を暗唱していった。
なぜか、これは最初に読んだ時、なんとなく知ってるような気がして、すぐに暗唱出来た。まぁゴネリルさんは認めなかったけど・・・
それで、会場に入ってからは隅でじっとしていた。
王女殿下に挨拶したら、随分長く頭を下げるはめになった。ほんと、馬鹿にされている。それ以外は一人で暗唱して時間を潰した。
それが、急に石版に手を当てろなんて言い出して、わたしを馬鹿にする気で・・・それで石版に手を当てたら眩しく光った。
気がついたら煩かった音が消えて、心なしか周りがくっきりきれいに見えた。
光り方で言うとステラよりわたしの方が魔力が多いと言うことになる。ここにいる誰よりも魔力が多い。
わたしを見る目が変わっている。侮蔑の眼差しが妬みの眼差しに変わっている。
魔力が増えても魔法を使いこなすとは別と言われているが・・・使えそう?使える!
だけど、隠したほうがいい。
今までの経験がなければ飛んで帰って、魔力がある。たくさんある!と大声で言っただろう。両親がもとのように可愛がってくれることを希望して。
だけど、わたしはあの頃のわたしとは違う。
それからも、わたしは最初の様に部屋の隅で過ごした。
さりげなくわたしを見るステラの目は妬みで一杯だ。そうだ。わたしを一番妬むのはブルークリフだ。魔法で立つ家門。そのトップがわたしなどとは許せないだろう。
わたしは、今後のことについて考えた。いろいろなことを想定しどう対処するか・・・
意外なことにわたしには、そう言った権謀術数の才能があるようだ。
まるで経験したことがあるみたいに・・・いや、本で読んだことがあるみたいに・・・不思議だ。
取り敢えず、自分からは石版を光らせたことを口にしない。ステラが言えばそれでいい。それにともなって今の境遇が変われば、素直に応じよう。
ゴネリルとチトラを叩きつぶす。
馬車が家に着いた。ステラが出迎えの侍従に助けられて馬車から降りて歩み去った後、わたしは一人で馬車から降りるといつものように下を向いて、自分の部屋に戻った。
部屋に戻って着替えて、魔法を試した。試したと言っても判定前から使えるし、練習もしていた。部屋でこっそり試せるのは、念動だ。
やってみて驚いた。別物だ。やれることが違う。レベルが違う。うん?レベルって何?
まぁすごく上手だ。無理なく発動するし魔力も充分だ。当たり前だけど今、脱いだドレスを浮かせた。
魔力切れも大丈夫だ。自分を浮かせた。簡単だ。天井をさわることが出来る。
これって他人を浮かせたらおもしろいだろう。
椅子とテーブルの支えの石を外して座って見た。
椅子を念動で固定。次いでテーブルを固定。自然に出来る。それに普通にゆったり座れる。無理な部分がない。
この力を利用して召使いを揶揄って遊んでやる!
マダム・ボーテ・メルバでドレスを作って貰った。あの判定の日はここのドレスを着ていた。
あの時はマダムのお店に行っていろいろ褒められながら、デザインを決めた。
今回は、採寸だけをしてデザインは母が決めたのか?おまかせか?
嬉しいと思うのが正しいのだろうけど、嬉しくなかった。
多分、お茶会は楽しくないだろうし・・・
公爵家が近寄るにつれて、いろいろな音が聞こえるようになった。
最近、治まっていたのに・・・まぁじっと下を向いて、『聖なる教えの書』を暗唱していった。
なぜか、これは最初に読んだ時、なんとなく知ってるような気がして、すぐに暗唱出来た。まぁゴネリルさんは認めなかったけど・・・
それで、会場に入ってからは隅でじっとしていた。
王女殿下に挨拶したら、随分長く頭を下げるはめになった。ほんと、馬鹿にされている。それ以外は一人で暗唱して時間を潰した。
それが、急に石版に手を当てろなんて言い出して、わたしを馬鹿にする気で・・・それで石版に手を当てたら眩しく光った。
気がついたら煩かった音が消えて、心なしか周りがくっきりきれいに見えた。
光り方で言うとステラよりわたしの方が魔力が多いと言うことになる。ここにいる誰よりも魔力が多い。
わたしを見る目が変わっている。侮蔑の眼差しが妬みの眼差しに変わっている。
魔力が増えても魔法を使いこなすとは別と言われているが・・・使えそう?使える!
だけど、隠したほうがいい。
今までの経験がなければ飛んで帰って、魔力がある。たくさんある!と大声で言っただろう。両親がもとのように可愛がってくれることを希望して。
だけど、わたしはあの頃のわたしとは違う。
それからも、わたしは最初の様に部屋の隅で過ごした。
さりげなくわたしを見るステラの目は妬みで一杯だ。そうだ。わたしを一番妬むのはブルークリフだ。魔法で立つ家門。そのトップがわたしなどとは許せないだろう。
わたしは、今後のことについて考えた。いろいろなことを想定しどう対処するか・・・
意外なことにわたしには、そう言った権謀術数の才能があるようだ。
まるで経験したことがあるみたいに・・・いや、本で読んだことがあるみたいに・・・不思議だ。
取り敢えず、自分からは石版を光らせたことを口にしない。ステラが言えばそれでいい。それにともなって今の境遇が変われば、素直に応じよう。
ゴネリルとチトラを叩きつぶす。
馬車が家に着いた。ステラが出迎えの侍従に助けられて馬車から降りて歩み去った後、わたしは一人で馬車から降りるといつものように下を向いて、自分の部屋に戻った。
部屋に戻って着替えて、魔法を試した。試したと言っても判定前から使えるし、練習もしていた。部屋でこっそり試せるのは、念動だ。
やってみて驚いた。別物だ。やれることが違う。レベルが違う。うん?レベルって何?
まぁすごく上手だ。無理なく発動するし魔力も充分だ。当たり前だけど今、脱いだドレスを浮かせた。
魔力切れも大丈夫だ。自分を浮かせた。簡単だ。天井をさわることが出来る。
これって他人を浮かせたらおもしろいだろう。
椅子とテーブルの支えの石を外して座って見た。
椅子を念動で固定。次いでテーブルを固定。自然に出来る。それに普通にゆったり座れる。無理な部分がない。
この力を利用して召使いを揶揄って遊んでやる!
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・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
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