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あの日俺が見たこと
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あの日、昼飯食ってたら、女神様が光ってるぞと外で騒ぐ声がした。女神様が光る?よくわからんが、光るなんて普通じゃない。俺は急いで飯をかき込むと教会へ向かった。人が多くてなかなか前に進めないが教会のほうがピカピカしているのが、わかる。
・・っと、なぜか体が横に流れて、俺のそばに隙間ができた。隙間が広がっていくから、不思議で首をひねっていたら、後ろからも明るいものがやって来た。
大きな馬に乗った・・・・聖女様だった。馬は恐ろしい目つきで俺たちを見下ろしているが、前足を綺麗に動かして音を立てずに歩いている。
気が付くとひざまづいて聖女様を見送っていた。
その後なんとか教会にはいろうとしたが、人が多くて無理だったので、なんとか窓からなかをのぞいた。
着飾った貴族が一杯いた。なにやら色が一杯だった。
偉そうなおばさんが二人いて、聖女様に話しかけていた。聖女様はにっこりと笑っていた。
それから、女神様が六人の聖女様をつかわしてくれた。綺麗なドレスの聖女様たちは急になにやら怒り出して怖かった。
だけど、女神様が未熟な聖女も浄化をやって修行すると、立派な聖女になれるよ。みたいなことを言って叱っていた。
そして王子様とこわいおばさんの一人と聖女様たちが浄化の旅に行くことになった。
聖女様たちがあまりに泣いたり騒いだりするので、教会の人たちがひとりひとり奥に連れて行った。
それから女神様が俺たちに向かって、
「今日は来てくれてありがとう。うれしいですわ。気をつけて帰ってくださいね」と言いなにやら眩しいものをバーっと振りかけてくれた。
そして俺はなんだか、ぼーっとしたまま家に戻ったんだが、なんだか体が軽くて仕事が楽しい。やっぱり女神様はありがたいなって思って教会の前を通る時は頭を下げるようになった。
・・っと、なぜか体が横に流れて、俺のそばに隙間ができた。隙間が広がっていくから、不思議で首をひねっていたら、後ろからも明るいものがやって来た。
大きな馬に乗った・・・・聖女様だった。馬は恐ろしい目つきで俺たちを見下ろしているが、前足を綺麗に動かして音を立てずに歩いている。
気が付くとひざまづいて聖女様を見送っていた。
その後なんとか教会にはいろうとしたが、人が多くて無理だったので、なんとか窓からなかをのぞいた。
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それから女神様が俺たちに向かって、
「今日は来てくれてありがとう。うれしいですわ。気をつけて帰ってくださいね」と言いなにやら眩しいものをバーっと振りかけてくれた。
そして俺はなんだか、ぼーっとしたまま家に戻ったんだが、なんだか体が軽くて仕事が楽しい。やっぱり女神様はありがたいなって思って教会の前を通る時は頭を下げるようになった。
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