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1970年代

ふしぎな島のフローネ

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 1981年1月4日~12月27日、全50話。

 正式名称は「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」

 原作:ヨハン・ダビット・ウィースの「スイスのロビンソン」

 監督・演出: 黒田昌郎。

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 スイスに暮らすロビンソン一家。
 医者である父エルンストは、オーストラリアに暮らす友人で医者のエリオットから手紙をもらい、オーストラリアへの移住を決めた。

 父エルンスト、母アンナ、兄フランツ、フローネ、弟ジャックの5人はブラックバーンロック号に乗る。
 
 だが嵐で船は遭難し、座礁。取り残された一家はイカダに乗って脱出するものの、たどりついたのは無人島だった…。

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第50話「また会う日まで」 


 遭難したロビンソン一家が無人島を出発して1ヵ月。

 やっとオーストラリアに到着できた。


 船が到着した場所はシドニーの少し北で、ロビンソン一家はシドニーの移民局で身なりを整え、汽車に乗る。


 お父さんのエルンスト・ロビンソンの古い友人でメルボルンで病院を経営する医師のアーネスト・エリオットを訪ねる。

 エリオットはロビンソン一家をオーストラリアに呼んだ張本人。

ロビンソン一家はエリオットの用意してくれた家で暮す事になる。



 着いたその日に、エリオットはお父さんが勤める事になる病院へ家族全員を半ば強引に案内する。

 なんと、沈没したブラックバーンロック号でフランツと親しくなったエミリーが病院で看護婦をしていたのだ。

 ブラックバーンロック号にはエミリーの両親と祖母が乗っていたが、嵐の為に船が難破した後、家族全員が亡くなっていた。 

 一人だけ生き延びたエミリーは、エリオットを頼ってメルボルンに来ていたのだった。



 その後、無人島から一緒に連れてきた動物たちも、フローネの家の庭でのんびり。


 フランツとフローネとジャックは、メルボルンの学校に通うことになった。

 しかし、まだ無人島生活が抜けず、靴を履くのを忘れたフローネ。


 やがて、モートン船長が預けていたタムタムを引き取りに来た。

 モートン船長とタムタムはアトランティック号の水夫として働くことになった。


 そして、エミリーもまた、同じアトランティック号でイギリスに行くことをみんなに告げる。

 エミリーは正式な看護婦になる為に、3年間ロンドンの看護学校で勉強するのだった。


 アトランティック号にエミリー、モートン、タムタムの3人が乗り込み、ロビンソン一家に別れを告げ、イギリスへと旅立って行った。 


 フローネたち、ロビンソン一家は、家族全員で3人を見送るのだった。

フローネ「みんな、さよなら!元気でね!」



お・し・ま・い。

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 毎週日曜日の夜19時30分から長年に渡って放送された世界名作劇場のひとつです。

 この後始まった「南の虹のルーシー」は同じくオーストラリアへ移住してきた一家の物語だったで記憶がごちゃ混ぜです。

 この「世界名作劇場」の前身が「カルピスまんが劇場」で、その第1作が手塚治虫先生の「どろろ」でした。


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声の出演

フローネ:松尾佳子

フランツ:古谷徹

ジャック:高坂真琴

アンナ:平井道子

エルンスト:小林勝彦→小林修

ウィリアム・モートン:永井一郎

タムタム:塩屋翼

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