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1960年代

エイトマン

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1963年11月8日から1964年12月31日までTBS系列局で放送。全56話。

原作 平井和正、桑田次郎(現・桑田二郎)

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 凶悪犯に車で轢き殺された刑事・東八郎。

 東は、その人格と記憶が科学者・谷博士によってスーパーロボットの電子頭脳に移植され、警視庁捜査一課にある七つの捜査班のいずれにも属しない八番目の男「エイトマン」として甦った。

 平時は粋なダブルの背広姿の私立探偵・東八郎だが、ひとたび事件が起き、田中課長から要請を受けるとエイトマンマンに変身し、数々の難事件・怪事件に立ち向かう。

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 第56話「超人類ミュータント(後編)」

  前回、第55話「超人類ミュータント(前編)」で3人の超人類(容姿は子供)に両足を破壊されたエイトマンは、宿敵デーモン博士に助けられる。


 エイトマンの生みの親、谷博士はエイトマンをこれ以上、強力な兵器にするとことに反対だが、デーモン博士は容赦ない。

 ちなみにデーモン博士のマントに仕込んだ小型ミサイルは当時、斬新でした。 

 デーモン博士の手によってエイトマンは超高速度振動装置を身につけた。


 超人類アルフ博士がエイトマンを真似て作ったロボット、魔王が軍隊を壊滅する。

 アマルコ共和国は東京で原爆を使おうとするがエイトマンと衝突する。

 超人類大江博士の重力制御装置によって、宇宙空間に吹き飛ばされるエイトマンと軍隊。

 エイトマンはミサイルを掴んで、地上に戻って来る。

 そしてエイトマンは超高速度振動装置で魔王を破壊する。


 怒った超人類アルフ博士はエイトマンと谷博士を重力制御装置で押しつぶそうとする。

 だが、谷博士の新兵器、光線銃レーザーがバリアーを突き破る。

 自分を守っていたバリアーの中の酸素が無くなり、苦しむアルフ博士。

 しかし、バリアーが消えないためエイトマンも助けることができない。

 アルフ博士は窒息死に、大江博士とソーニャ博士はいずこかに去ってゆく。

 彼らは人類に対して警告するために来ていたのだった。


 谷博士、エイトマン、デーモン博士の三人が、並んでEND。


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 原作の漫画タイトルが「8マン」なのにTVアニメが「エイトマン」なのは、TBS(6チャンネル)で放映するためだそうです。

 桑田次郎先生のシャープな絵は、今観てもcoolですね。 

 この時代のアニメは1社提供なので、アニメとスポンサーが直結しています。

 エイトマンといえば丸美屋のふりかけでした。


 エイトマンはン呪われた作品と言われていました。

 エイトマンは内蔵されている超小型原子炉が過熱した際、冷却するために煙草の形をした冷却材を喫煙をするのですが、放映時に子供に悪影響を与えると批判され続けました。

 人気絶頂中に原作の桑田次郎先生が拳銃不法所持で捕まったため漫画もアニメも打ち切りになりました。

 主題歌を歌っていた歌手の克美しげるさんが殺人罪で実刑判決を受け、レコードは廃盤、在庫もすべてレコード店から回収されました。

 後に未完の最終回を完成させて収録した「完全復刻版8マン」全7巻がベストセラーとなったのですが、調子に乗って実写版映画を作りましたが大コケして出版社は倒産しました。

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声の出演

エイトマン/東八郎:高山栄

関サチ子:上田みゆき

谷方位:原孝之

警視庁捜査一課長・田中善右衛門:天草四郎

デーモン博士:高塔正康→千葉順二
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