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BB弾
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〇女岩島小中学校、教室。昼。
机に座った育人、女生徒達が取り囲む。
机の上にハンドガンが数丁、並べておいてある。
育人「デザートイーグル、ワルサーP99、コルトパイソン 357マグナム、イングラムM10…」
まりな「エアガン?」
圭織「男の子ってこんなの好きね」
小学1年生の佐々木 紗雪が手を伸ばす。
育人「紗雪はダメだ!」
紗雪「なんでぇ!」
育人「これは10禁エアガンだ。10歳以下は使用禁止だ!」
果乃「えへへへ!あんたは家でお留守番よ」
紗雪「ちえっ!つまんないの!」
大きな袋詰めのBB弾を取り出す育人。
育人「精密バイオBB弾だ。生物分解性だから環境に優しい弾だぜ」
育人、袋に手を突っ込み、一掴みBB弾を取る。
じっとBB弾を握りしめる育人。
女生徒達、じっとそんな育人の姿を見守っている。
〇住居、玄関。
玄関の扉を開けるまりな。
まりな「こんにちは」
エプロン姿の主婦が現れる。
主婦「あら、まりなちゃん。どないしたん?」
まりな、いきなり、ハンドガンを構えて撃つ。
BB弾が主婦の顔に当たる。
主婦「痛ッ!?」
主婦の全身に衝撃が走る。
まりな「失礼しましたー!」
まりな、そそくさと逃げてゆく。
〇食料品店。
数名の主婦が買い物をしている。
そこへ、ハンドガンを持った圭織と碧が現れる。
二人、ハンドガンで主婦たちを撃つ。
育人が念を込めたBB弾が主婦たちに当たる。
主婦A「痛い!」
主婦B「何するのよ!悪ガキが!」
怒りだす主婦。
碧「あれ?効かないよ?」
圭織「バカねぇ!服に当ててもダメでしょ」
碧「あっ、そうか!」
碧が再びBB弾を撃つ。
BB弾が主婦たちの頬や額に当たる。
主婦たちの全身に衝撃が走る。
ボーと佇む主婦たち。
碧「効いた!効いた!これでおばちゃん達も育人の保護者ね」
〇村役場。
果乃がいきなり現れて、女性職員を狙ってイングラムM10をフルオートで撃って回る。
男性職員が立ち上がって怒鳴る。
男性職員A「こらあ!お前、学校はどうした?」
男性職員B「ここは子供の遊び場ちゃうぞ!」
BB弾で撃たれた女性職員たちは魂が抜けたようにボーとしている。
〇村の大通り。
女生徒達が集合。
互いに名簿を見ながら確認している。
圭織「あと、何人?」
まりな「大体、終わったよ」
〇とある家。
居間で布団で寝ている寝たきりの老婆。
女生徒達がドタバタと居間に乱入。
碧「あっ!いた!いた!」
まりな「このおばあちゃんで最後よ」
老婆「(驚いて)な、何や、あんたら!?」
女生徒達、銃口を老婆に向ける。
女生徒達「バーン!」
圭織「これでこの島の女はすべて育人君の保護者になったわ!」
机に座った育人、女生徒達が取り囲む。
机の上にハンドガンが数丁、並べておいてある。
育人「デザートイーグル、ワルサーP99、コルトパイソン 357マグナム、イングラムM10…」
まりな「エアガン?」
圭織「男の子ってこんなの好きね」
小学1年生の佐々木 紗雪が手を伸ばす。
育人「紗雪はダメだ!」
紗雪「なんでぇ!」
育人「これは10禁エアガンだ。10歳以下は使用禁止だ!」
果乃「えへへへ!あんたは家でお留守番よ」
紗雪「ちえっ!つまんないの!」
大きな袋詰めのBB弾を取り出す育人。
育人「精密バイオBB弾だ。生物分解性だから環境に優しい弾だぜ」
育人、袋に手を突っ込み、一掴みBB弾を取る。
じっとBB弾を握りしめる育人。
女生徒達、じっとそんな育人の姿を見守っている。
〇住居、玄関。
玄関の扉を開けるまりな。
まりな「こんにちは」
エプロン姿の主婦が現れる。
主婦「あら、まりなちゃん。どないしたん?」
まりな、いきなり、ハンドガンを構えて撃つ。
BB弾が主婦の顔に当たる。
主婦「痛ッ!?」
主婦の全身に衝撃が走る。
まりな「失礼しましたー!」
まりな、そそくさと逃げてゆく。
〇食料品店。
数名の主婦が買い物をしている。
そこへ、ハンドガンを持った圭織と碧が現れる。
二人、ハンドガンで主婦たちを撃つ。
育人が念を込めたBB弾が主婦たちに当たる。
主婦A「痛い!」
主婦B「何するのよ!悪ガキが!」
怒りだす主婦。
碧「あれ?効かないよ?」
圭織「バカねぇ!服に当ててもダメでしょ」
碧「あっ、そうか!」
碧が再びBB弾を撃つ。
BB弾が主婦たちの頬や額に当たる。
主婦たちの全身に衝撃が走る。
ボーと佇む主婦たち。
碧「効いた!効いた!これでおばちゃん達も育人の保護者ね」
〇村役場。
果乃がいきなり現れて、女性職員を狙ってイングラムM10をフルオートで撃って回る。
男性職員が立ち上がって怒鳴る。
男性職員A「こらあ!お前、学校はどうした?」
男性職員B「ここは子供の遊び場ちゃうぞ!」
BB弾で撃たれた女性職員たちは魂が抜けたようにボーとしている。
〇村の大通り。
女生徒達が集合。
互いに名簿を見ながら確認している。
圭織「あと、何人?」
まりな「大体、終わったよ」
〇とある家。
居間で布団で寝ている寝たきりの老婆。
女生徒達がドタバタと居間に乱入。
碧「あっ!いた!いた!」
まりな「このおばあちゃんで最後よ」
老婆「(驚いて)な、何や、あんたら!?」
女生徒達、銃口を老婆に向ける。
女生徒達「バーン!」
圭織「これでこの島の女はすべて育人君の保護者になったわ!」
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