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禁じられた想いに蓋をし逃げる娘と、それを決して許さない義父のお話
6.恐れて望んでいたこと *
しおりを挟む「だ、駄目っ! そこは駄目、父さ……っ」
制止の声も虚しく、クチュ、と音がする。案の定そこは濡れていて……。
「……っ」
「く……ははっ、そうかそうか。オレの手と口がそんなに気持ち良かったのか。なぁユティ? 答えろよ。すげー良かったんだろ?」
指二本で膣を浅く出入りして、そこを掻き回してわざと水音を出して私の羞恥を煽ってきて……。
言わなければずっと同じことをされると思った私は、恥ずかしいのを我慢して口を開いた。
「う、うん……っ。と、父さんの手とキス、温かくて、とっても気持ち良かった……っ。だ、だからそこにある手を……っ」
手を離して、と言おうとした時、父さんの親指と人差し指が、膣の上にある小さな突起をキュッと摘んできた。
同時に激しい衝撃が私の身体を貫く。
「あぁっ!?」
「くくっ……。ん、よーく出来ました。可愛い可愛い、オレのユティ。良い子にはちゃーんとご褒美あげなきゃな?」
そう言うと父さんは嬉しそうに笑い、私の唇を塞ぎ濃厚なキスをしてきた。二本の指は相変わらず小さな突起を刺激していて、もう二本は膣を緩く出入りしていて……。
「……やっ……あぁっ!」
「……あー……。たっまんねぇな、お前のその顔。ゾクゾクするぜ。ホントオレ、一つ屋根の下で今までよく我慢出来てたなぁ……。自分で自分を褒めてあげてぇな」
父さんはくつくつと笑うと、私の秘所にある指の動きを早くしていって……。
「……ああぁっっ!!」
頭が真っ白になり、私は二回目の絶頂を迎えてしまい、身体が激しく痙攣してしまっていた。
父さんは私の秘所から指を引き抜くと、愛液がタップリとついているそれを躊躇なく舐めていく。
「……っ。やだ……だめ、とうさ……拭いて……っ」
「別にいいだろ? お前のだし汚くねぇよ。むしろ美味いし。――あぁそうだ、こっちも勿体ねぇな」
指を舐め終わった父さんは、私の秘所に顔を近付け、何とそこも舐め始めた。
「あっ!? そんなとこ、駄目……っ!」
「あぁ……美味いな」
掠れた呟きと共にジュルジュルと愛液を啜る音が、私に耳を塞ぎたくなるほどの大きな羞恥をもたらしていく。
膣の中まで舌を差し込んで愛液を隅々まで舐め取ると、父さんは上半身を起こし、自分のズボンのベルトを外し始めた。
私はそれを見て、サーッと血の気が引いて……。
「……だ、駄目……。それだけは絶対駄目、父さん……っ。私達、親子で……。父と娘で……。だ、だから……っ」
「“だから”? だから何だよ。関係ねぇだろ、そんなの。オレはお前を愛してる。“女”として、さ。お前もオレのことが大好きだ。“男”として……な。血は勿論繋がってねぇ。オレ達カンペキ相思相愛じゃねぇか。他に何か問題でもあんのか?」
「……あ、ある……。あるよ……っ。と、父さん、王女様と婚約したんでしょ……っ? 父さんには王女様が――」
「あぁ? ――はっ、そんなんマジで関係ねぇ」
そうキッパリ言うと、父さんは乱暴に唇を重ねてくる。私の脚の間に再び身体を入り込ませると、硬く巨大に膨れ上がった父さんのソレを濡れて光る私のそこに充てがい、グッと勢い良くめり込ませた。
「…………っ!!」
私の悲鳴が、父さんの口の中に吸い込まれていく。
「くっ、やっぱりキツイな……。お前が初めてなのも知ってんだ。首の痕がちゃんと役目を果たしてくれて良かったぜ」
「え……」
父さんは唇を離すと大きく息を吐いて笑い、少しずつ自分のモノを私の中に挿入れていく。私はその大きな圧迫感と痛みに耐えながら、ミナの言った言葉を思い出し、問い返していた。
「や、役目、って……。やっぱり、挨拶じゃ、なかったんだ……。あの、ほっぺやおでこのキスも――」
「あ? 誰かに訊いたのか? ……あぁ、ホントお前は昔っから素直で可愛いよ。オレの言葉をまんまと信用してさ。頬や額のキスはオレがお前に毎日触れたくて、我慢出来るギリギリの範囲だった。何百回、その可愛い唇にしようと思ったことか……。首の痕は男共の虫除けだ。お前は全てが可愛いからな、オレが仕事でいない最中、男共にそれを見せつけて諦めさせてたんだよ」
「……っ!!」
……今にして思えば、買い物の時、何度か男の人に声を掛けられたけど、首を見た途端そそくさと去っていって……。
そう思い出している間も、下半身の圧迫と痛みがすごくて。一瞬鋭い痛みが走り、私は思わず腰に力を入れてしまった。
「あぁ、処女膜を破ったか……。オレが、お前の……くっ、ははっ。――おいユティ、そんなに力を入れるな……っ。全部挿入った途端、すぐにイッちまいそうだ」
父さんは深く息をつきそう言うと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あ、あぁっ……」
「……あー……。ヤッベ、お前ん中マジ気持ちいいわ……。ホント、気を抜きゃすぐにイっちまうな……」
腰を前後に振り、時折グチュグチュと中を掻き混ぜながら、父さんが独りごちる。
両胸を揉みしだかれ、不意に乳首をキュッと抓られて、私の嬌声が止まってくれなくて……。
「……ちっ、限界だな……。ユティ、一回出すぞ」
「……っ!? だめっ、父さん……っ。だめぇ……っ!!」
私の必死な制止も届かず、パンッと強く腰が打たれ、間も置かず子宮内に温かな液体がみるみる満ちていくのが感じられた……。
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