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7章:堕天使な若旦那様
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しおりを挟む「それはいったいどういう事でしょうか?」
「えーっと…
ちょっとイロイロありまして
婚約はしたんですが
結婚の話はまだと言うか…
ハッキリとしたプロポーズもまだと言うか…」
穏やかな表情で聞いていた西園寺だが
イトカの発言で内心では驚きと同時に
興味から”欲しい”衝動が強くなった。
「それでは…
まだ何も決まっていないと言う事ですね?」
ニコやかにそう聞くと
イトカは複雑な表情で『実はそうなんです…』と答えた。
彼女の曖昧さが引き金となり
西園寺は…
「では成婚が決まるまでに
花嫁修業が必要ですね」
”ある考え”を実行に移そうとしていた。
「花嫁修業…ですか?」
「はい。
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その御方の”妻”になるのであれば
何かと”作法”は身に着けるべきです」
「え、本当ですかッ」
「はい。
特にココは日本の良き文化を大切にしています。
茶道・舞踊等は出来て当たり前…
それなので…」
庶民であるイトカが
”知らない事実”を前提として
ほぼバカにしたような提案ではあるが
もっともらしい意見に素直に受け入れるしかなく。
「私、覚えたいです!」
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