空白

過去に大きな汚点を抱えている俺。

それは、
他人からしてみたら
たいしたこともない事なのかもしれない。
バカらしいこと。

しかし、
あの頃の人俺は逃げた。

遠く遠くへ逃げて行って
辿り着いた先には、
今という普通の人生につながっていた。

ある日、ポストに届いた結婚式の招待状。

それから俺は、あの日消してしまった
二度と会うことは無いと決めていた過去を想う。




24h.ポイント 0pt
0
小説 194,094 位 / 194,094件 青春 7,017 位 / 7,017件

あなたにおすすめの小説

季節の巡る彼女と少年の物語

山神賢太郎
青春
 ある日突然出会った。日本人とドイツ人のハーフの女性エーデル・フランクと小学四年生の男の子穂高護との季節を巡る物語。  2人は出会ってから一緒に過ごしていくうちに仲良くなっていく。  そんな二人の日常を描いた小説

広くて狭いQの上で

白川ちさと
青春
ーーあなたに私の学園の全てを遺贈します。   私立慈従学園 坂東和泉  若狭透は大家族の長男で、毎日のように家事に追われている。  そんな中、向井巧という強面の青年が訪れて来た。彼は坂東理事長の遺言を透に届けに来たのだ。手紙には学園長と縁もゆかりもない透に学園を相続させると書かれていた――。  四人の学生が理事長の遺した謎を解いていく、謎解き青春ミステリー。

桃は食ふとも食らはるるな

虎島沙風
青春
[桃は食っても歳桃という名の桃には食われるな] 〈あらすじ〉  高校一年生の露梨紗夜(つゆなしさや)は、クラスメイトの歳桃宮龍(さいとうくろう)と犬猿の仲だ。お互いのことを殺したいぐらい嫌い合っている。  だが、紗夜が、学年イチの美少女である蒲谷瑞姫(ほたにたまき)に命を狙われていることをきっかけに、二人は瑞姫を倒すまでバディを組むことになる。  二人は傷つけ合いながらも何だかんだで協力し合い、お互いに不本意極まりないことだが心の距離を縮めていく。  ところが、歳桃が瑞姫のことを本気で好きになったと打ち明けて紗夜を裏切る。  紗夜にとって、歳桃の裏切りは予想以上に痛手だった。紗夜は、新生バディの歳桃と瑞姫の手によって、絶体絶命の窮地に陥る。  瀕死の重傷を負った自分を前にしても、眉一つ動かさない歳桃に動揺を隠しきれない紗夜。  今にも自分に止めを刺してこようとする歳桃に対して、紗夜は命乞いをせずに──。 「諦めなよ。僕たちコンビにかなう敵なんてこの世に存在しない。二人が揃った時点で君の負けは確定しているのだから」

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

4本になったバトン、代わりに僕が約束へ繋げる。

太陽
青春
「あの夏、僕はスポーツを見て初めて感動した。」 それは、友達の涼介(りょうすけ)、颯(はやて)、豪(ごう)、健太(けんた)4人の中学生最後の大会で全国優勝を果たしたリレー。陸上競技だった。 高校で離れてしまう4人は僕の目の前でそれぞれの高校で陸上競技部に入り、高校陸上競技大会の4×100mリレーの全国大会の舞台で相手校としてまた会う約束をした。 しかし、あることがきっかけでその約束を果たすのは難しい状況に陥ってしまい、色々な困難が4人や周りを襲う… 僕に感動をくれた4人と大切な約束。 それを果たすため、高校生活を陸上競技に捧げた青年達に、心動かされる。美しく、儚い。感動青春小説!

きらめく水面に、思い出は棲む

卯月ゆう
青春
主人公の湊は泳げない。 放課後にひとり練習しているところを、結城すい に見つかってしまった。 彼女の誘いにのって、湊は泳ぐ練習をすることになる。 人懐っこく笑う表情、未だに幼さを感じさせる声。その愛らしさは昔と変わらない。 すいは人魚姫の姿に変身できるという。 不思議なことが起こりつつも、楽しい授業は進んでいく。 交わる過去の思い出。リフレインする恋心……。 きらめく水面に映る、恋のものがたり。

DUNKER

R
青春
バスケットボールの物語です。

夏に飲み込まれた君は

湯川
青春
四年前の夏。ひとりの少女は、突如として姿を消した。 それはまるで炭酸の泡のように。 消える運命だったかのように。 なんの知らせもなく消えた。 過疎化の進む小さな港町、 全校生徒60人の高校、 たいして人の来ない夜の夏祭り、 苔の生い茂った神社、 全部全部欠けることなくあるのに 彼女だけがそこには存在しないのだ。 彼女は本当に消えたのか、 それとも殺されたのか。 これは、 変えることのできない運命の中で 彼女の結末を探す 4人の少年少女たちの物語。 《不定期更新》 一気に話を更新する時もあれば 全く更新しなくなる時もあります。 御理解よろしくお願いします。

処理中です...