9 / 36
二年の想い
しおりを挟む
「今日、彼に告白する」
彼女は笑顔で言った
「頑張ってね」
私も笑顔でそう言った
今日、彼女の二年の恋が終わる
同時に
私の相談相手の立場も終わる
今日、彼女は私の事が嫌いになる
サヨナラ親友
彼女が言うより先に
彼は私の彼氏だと言えばよかった
ゴメンネ親友
私に向けての最後の笑顔を見送った
【narusegoto】
青春は不条理の連続
友情は儚いものです
彼女たちがその後
どうなったのかは分かりません
やはり未熟ですから
告白へ向かった彼女は
何も知らず友人の彼氏に思いを寄せていたことを
恥ずかしく思い
何も言わずに話を聞いていた友人を
恨んでしまうのかもしれません
しかしいつか
何にも言わずに聞いていた彼女も
打ち明けられなくなってしまった辛さを抱えていた事に気が付いて
また
親友に戻ることができればいいですね
ま、時間はかかります
彼女は笑顔で言った
「頑張ってね」
私も笑顔でそう言った
今日、彼女の二年の恋が終わる
同時に
私の相談相手の立場も終わる
今日、彼女は私の事が嫌いになる
サヨナラ親友
彼女が言うより先に
彼は私の彼氏だと言えばよかった
ゴメンネ親友
私に向けての最後の笑顔を見送った
【narusegoto】
青春は不条理の連続
友情は儚いものです
彼女たちがその後
どうなったのかは分かりません
やはり未熟ですから
告白へ向かった彼女は
何も知らず友人の彼氏に思いを寄せていたことを
恥ずかしく思い
何も言わずに話を聞いていた友人を
恨んでしまうのかもしれません
しかしいつか
何にも言わずに聞いていた彼女も
打ち明けられなくなってしまった辛さを抱えていた事に気が付いて
また
親友に戻ることができればいいですね
ま、時間はかかります
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
放課後の生徒会室
志月さら
恋愛
春日知佳はある日の放課後、生徒会室で必死におしっこを我慢していた。幼馴染の三好司が書類の存在を忘れていて、生徒会長の楠木旭は殺気立っている。そんな状況でトイレに行きたいと言い出すことができない知佳は、ついに彼らの前でおもらしをしてしまい――。
※この作品はpixiv、カクヨムにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる