6 / 21
ここだけの話し
しおりを挟む
俺を救うと言ったこの人
自称、神様
俺をニコニコした表情で見る
「何ですか?」祐貴
神様は
俺と目線を合わせて
「祐貴
止めようよ
敬語
何ですか?なんて距離が怖いよ~」神様
いやいや
敬語だろ?この状況は・・・
「だって
神様なんでしょ?
しかも
年齢だって・・・」祐貴
神様はウンウンと頷いて
「祐貴
嬉しいよ
やっとこっち側に歩み寄ってくれた気がする
そうだよ
神様だよ
だけど
そんなにたいそうなもんじゃない
その名前が気になるのなら
他の呼び方でもいいよ
う~ん
例えば
そうそう
以前、出会ったあの子は
僕の事
”鏡くん”って呼んでくれてたよ」神様
俺は神様の方を見て
「・・・鏡くん・・・」祐貴
そう呼んでみた
神様は
こちらに全力の笑顔を向け
「は~い!
祐貴、僕は嬉しいよ
こんなに早く
君がこうして僕を受け入れてくれて!!」神様
※以下、神様→鏡くん
鏡くんは俺の前に胡坐をかいて座り
「じゃ、君の今の悩みを解いていこう」鏡くん
そう言った
俺もある意味
腹をくくって
この状況を受け入れて
鏡くんと話をすることにした
鏡くんはシャツの中から
大学ノートを出した
今、チラリと見えたけど
腹筋われてたな・・・
「あっ
今、見えちゃった?
最近、筋トレ始めたんだ~
なんてウソウソ
これはイメージだから
祐貴の中の
イメージ
だからそんなに見るなよ~
照れる照れる~」鏡くん
俺、そんなに見てたか?
気にはなったけど・・・
そう言われると恥ずかしい
目を逸らす
「祐貴はさ
最近、悩みが多いんだよね・・・
お父さんの再婚
お母さんの交際
そして・・・あっ
これは・・・まだ悩みではないな・・・
今のところ」鏡くん
気になる
「あれ~?気になっちゃった?
だけど
まだ悩んでないもんね・・・
このことは
もう少し後なんだよ
祐貴が悩むのは・・・
でも聞きたい?」鏡くん
焦らされるのは・・・得意ではない
ムッとする
「分かったよ~
そんな顔すんなよ~
特別だぞ
特別
教えてあげる」鏡くん
鏡くんは内緒話をするようなテンションで
話し始めた
自称、神様
俺をニコニコした表情で見る
「何ですか?」祐貴
神様は
俺と目線を合わせて
「祐貴
止めようよ
敬語
何ですか?なんて距離が怖いよ~」神様
いやいや
敬語だろ?この状況は・・・
「だって
神様なんでしょ?
しかも
年齢だって・・・」祐貴
神様はウンウンと頷いて
「祐貴
嬉しいよ
やっとこっち側に歩み寄ってくれた気がする
そうだよ
神様だよ
だけど
そんなにたいそうなもんじゃない
その名前が気になるのなら
他の呼び方でもいいよ
う~ん
例えば
そうそう
以前、出会ったあの子は
僕の事
”鏡くん”って呼んでくれてたよ」神様
俺は神様の方を見て
「・・・鏡くん・・・」祐貴
そう呼んでみた
神様は
こちらに全力の笑顔を向け
「は~い!
祐貴、僕は嬉しいよ
こんなに早く
君がこうして僕を受け入れてくれて!!」神様
※以下、神様→鏡くん
鏡くんは俺の前に胡坐をかいて座り
「じゃ、君の今の悩みを解いていこう」鏡くん
そう言った
俺もある意味
腹をくくって
この状況を受け入れて
鏡くんと話をすることにした
鏡くんはシャツの中から
大学ノートを出した
今、チラリと見えたけど
腹筋われてたな・・・
「あっ
今、見えちゃった?
最近、筋トレ始めたんだ~
なんてウソウソ
これはイメージだから
祐貴の中の
イメージ
だからそんなに見るなよ~
照れる照れる~」鏡くん
俺、そんなに見てたか?
気にはなったけど・・・
そう言われると恥ずかしい
目を逸らす
「祐貴はさ
最近、悩みが多いんだよね・・・
お父さんの再婚
お母さんの交際
そして・・・あっ
これは・・・まだ悩みではないな・・・
今のところ」鏡くん
気になる
「あれ~?気になっちゃった?
だけど
まだ悩んでないもんね・・・
このことは
もう少し後なんだよ
祐貴が悩むのは・・・
でも聞きたい?」鏡くん
焦らされるのは・・・得意ではない
ムッとする
「分かったよ~
そんな顔すんなよ~
特別だぞ
特別
教えてあげる」鏡くん
鏡くんは内緒話をするようなテンションで
話し始めた
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
いけないですか
雪乃都鳥
恋愛
男目線で描かれた恋しさと愛しさを描かれる恋愛小説。主人公は可愛い顔してモテていたが、その心の中は悪態をついてばかり。そんな彼にも、好きな人ができました。けどその好きな人には忘れられない人がいて……。
(基本、毎週土曜日に更新)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
人生負け組のスローライフ
雪那 由多
青春
バアちゃんが体調を悪くした!
俺は長男だからバアちゃんの面倒みなくては!!
ある日オヤジの叫びと共に突如引越しが決まって隣の家まで車で十分以上、ライフラインはあれどメインは湧水、ぼっとん便所に鍵のない家。
じゃあバアちゃんを頼むなと言って一人単身赴任で東京に帰るオヤジと新しいパート見つけたから実家から通うけど高校受験をすててまで来た俺に高校生なら一人でも大丈夫よね?と言って育児拒否をするオフクロ。
ほぼ病院生活となったバアちゃんが他界してから築百年以上の古民家で一人引きこもる俺の日常。
――――――――――――――――――――――
第12回ドリーム小説大賞 読者賞を頂きました!
皆様の応援ありがとうございます!
――――――――――――――――――――――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる