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お兄様と一緒にいるだけで、なんだかとても注目されているようです。
相変わらずザワザワしてます。
多分今までの蔑まれていた様な冷たい視線では無い様子。
頑張ってダイエットしたからかな?
「ティナ、ファーストダンスを踊っていただけますか?」
お兄様が王子様の様に手を差し伸べてくれます。
私の意識は朱里だから、本当に兄だなんて残念だなって一瞬思ってしまいましたわ。
「喜んで!」
お兄様の手をとり、音楽に合わせてステップを踏みながらフロアを進みます。
不安に思っていたダンスですが、お兄様の上手なアシストとクリスティーナの淑女教育のおかげか綺麗に踊れています!
ターンの場面では、黄色いドレスが素敵に広がって気持ちがいいです!
1曲踊りきったところで、とてもいい運動だと気付きましたわ!
「お兄様、ダンスは楽しいものですね!」
「ティナが楽しいならよかったよ。」
お兄様も嬉しそうです。
「俺と踊っていただけますか?」
「先に待ってたのは俺だ!」
「君達とは釣り合わないよ。僕と踊ろう。」
後ろから声が掛かり、3人の若者達がいいあいしてます。
「えっと…私は...」
「君達とは踊らないよ?」
お兄様がサッと間に入り笑顔で追い返してしまいました。
「今のは素行が良くないからダメだよ?」
笑顔が怖いです。
相変わらずザワザワしてます。
多分今までの蔑まれていた様な冷たい視線では無い様子。
頑張ってダイエットしたからかな?
「ティナ、ファーストダンスを踊っていただけますか?」
お兄様が王子様の様に手を差し伸べてくれます。
私の意識は朱里だから、本当に兄だなんて残念だなって一瞬思ってしまいましたわ。
「喜んで!」
お兄様の手をとり、音楽に合わせてステップを踏みながらフロアを進みます。
不安に思っていたダンスですが、お兄様の上手なアシストとクリスティーナの淑女教育のおかげか綺麗に踊れています!
ターンの場面では、黄色いドレスが素敵に広がって気持ちがいいです!
1曲踊りきったところで、とてもいい運動だと気付きましたわ!
「お兄様、ダンスは楽しいものですね!」
「ティナが楽しいならよかったよ。」
お兄様も嬉しそうです。
「俺と踊っていただけますか?」
「先に待ってたのは俺だ!」
「君達とは釣り合わないよ。僕と踊ろう。」
後ろから声が掛かり、3人の若者達がいいあいしてます。
「えっと…私は...」
「君達とは踊らないよ?」
お兄様がサッと間に入り笑顔で追い返してしまいました。
「今のは素行が良くないからダメだよ?」
笑顔が怖いです。
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