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告白
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週末の土曜、日曜は全国的に猛暑日となった。空木はテントを担いで、北アルプスにでも避難したい心境だったが、月曜には国分寺署に出向く予定を止める訳にもいかなかった。
月曜になっても猛暑は一向に収まらず、街路樹の葉もうな垂れている様に見えた。
伊村の行方は全く分らず、大垣のビジネスホテルのチェックインカードの筆跡と、東亜製薬から提出された伊村の退職届けの筆跡が一致したことから、今日、全国に重要参考人として手配された。
空木は、国分寺署に届けられた、江島照夫の山日誌のコピーを借り受け自宅に持ち帰った。
石山田は管内で発生した窃盗事件の現場に出向いていた。
大林は荻窪の伊村の部屋の張り込みを続け、一週間近く米原の自宅には戻っていなかった。
七月二十六日火曜日。昨夜のスコールのような雨のせいか、幾分暑さは和らいだが、湿度が高くじめじめしていた。
空木は、コンビニで朝昼を兼ねたサンドウィッチとカップ麺、サラダを買いに出た。マンションに戻り、メールポストを開けた。広告チラシと一緒に白い封筒が入っていた。封筒の差出人は書かれていなかった。空木は、またか、と思った。過去二度の手紙との違いは、差出人が書かれていないことと、宛名が手書きであることだった。
空木は部屋に戻り、コーヒーを入れ、食事をしながら封筒を開けた。手紙を読んだ空木の驚きは、霊仙山の廃屋で死体を発見した時以上だった。
それは伊村政人本人からの手紙だった。
空木健介様
前略 突然の手紙に驚かれておられることと思います。
私の名前は伊村政人と申します。空木さんは、もう分かっていると思います。仲内和美、仲内好美の名前で手紙を出したのは私です。何故、そのようなことをしたのかと思っておられると思います。
それは一つには、私には成さなければならない事がありました。それはまだ成すことは出来ていません。もう一つは、空木さんに私の悔しい、苦しい胸の内を二人の名前を使うことで、いずれ分かって貰えると思ったからです。
私は浅見豊を殺害しました。それは、浅見はこの世に存在してはいけない、許されない人間と思い至ったからです。奴はある女性を、結婚を餌に弄び、妊娠までさせました。そして逃げ回り、産まれてきた子の認知もする気も無く、挙句の果てに金で誤魔化そうとしました。ある女性というのは、もう空木さんはご承知と思います。私の義妹である仲内好美です。
私が好美の妊娠を知り、相手が浅見豊だと知ったのは、出産の数ヶ月前でした。その時、浅見に義妹を紹介したのが江島だということも知りました。私は国友支店長に相談しましたが、既に仙台に居ない人間が起こしたことを大事にするな、の一点張りでした。江島にも何故あんな奴に、紹介したのか問い詰めましたが、反省する言葉は聞けませんでした。
好美は、十月に出産しました。名前は育美と名付けました。私ども夫婦の養女にと説得しましたが、好美は、浅見さんは結婚してくれる筈だから、の一点張りでした。浅見は結婚どころか、認知もする気はありませんでした。
そしてあの三月十一日でした。妻の和美も、妹母子も両親も皆、津波にさらわれてしまいました。私は、私を異動させた国友と江島を恨みました。東京にさえ行っていなければ、妻の和美は生きていた筈です。逆恨みであることは十分分かっています。しかし、異動の理由が解っている私には、悔しくてなりません。
三人は、好美母子がこの世から居なくなったことにほっとしたに違いありません。そして私が東亜製薬から去ったことも。この悔しさを解っていただけるでしょうか。
空木さんは、何故私が、空木さんを巻き込むようなことをしたのか、疑問に思っておられるでしょう。空木さんは記憶に無いと思いますが、私は名古屋、仙台で空木さんを存じておりました。特に仙台でお見かけした時、空木さんは杉谷君と同行しておられました。そして、病院の外来で待っている時、杉谷君にこう言いました。
「人間は、自分を本当に理解してくれる人が一人居てくれれば幸せだ。全ての人に理解して貰おうとすると傷つき不幸になる。そして誰かを理解する人になることが出来れば一人前だ」その言葉は私には忘れられない言葉になりました。
私の理解者は妻の和美でした。その和美が居なくなりました。空木さんに解って貰えればそれでいい、解って欲しいと思い、和美の名前であのような仕事の依頼をしてしまいました。
空木さんに依頼をした時は、浅見豊を殺すつもりはありませんでした。浅見の家庭を壊そうと思っての依頼でしたが、浅見は名古屋でも女性癖は変わっていないことを見て、殺すしかないと決めたのです。
江島は不幸な事故でした。国友と二人で来ていれば、あんな事にはならなかったでしょう。空木さんに月山へ来てくれようお誘いしたのは、空木さんの前で、あの二人に辱めを味合わそうと思ってのことでした。それで終わりにしようと思っていました。
私は、殺人という重大な罪を犯しました。決して許されることではありません。和美もきっと私を叱るでしょう。しかし、私にはっもう一つしなくてはいけないことが出来ました。和美のためにやらなくてはなりません。
空木さんと会ってゆっくり話がしたかった。こんな男がいたことを忘れないでください。
伊村政人
草々
便箋四枚に書かれた伊村からの手紙を読んだ空木は、窓の外を見ながら、一つ大きな息を吐いた。伊村の悔しさ、辛さが空木の心の芯に沁みた。
空木は思った。伊村は死ぬつもりだ。空木は、このままでは自分が後悔することになると思った。伊村はどこに居るのか、早く探し出さなければならない。封筒の消印は昨日の月曜日、仙台だ。伊村の狙いは国友と会うことだ、それも山でだ。国友に動きがあったのだろうか。伊村はそれを知って最後の手紙を送ってきたのか。兎に角、石山田と大林にこの事を知らせなければならない。
空木は、石山田の携帯電話に電話をした。石山田は国分寺署に居た。空木は、伊村から手紙が来た事を伝え、その文面から、伊村は国友とともに死ぬつもりだと感じたことも伝えた。石山田は、すぐに大林に連絡を取るので、空木にその手紙を持って、国分寺署に来るように言った。
空木が国分寺署に着いたのは、午前十一時少し前だった。大林はまだ来ていなかった。空木は、石山田に伊村からの手紙を見せた。手紙を読んだ石山田は、空木の想像した通りだと言った。
横を通りかかった刑事課長が「こっちの仕事もちゃんとやってくれよ、石山田君。なあ、柳田係長」と言って石山田の肩を叩いた。石山田は柳田係長の顔を見て、親指を立てて意味不明のOKサインを出した。
大林が国分寺署に到着したのは、それから三十分程してからだった。空木は、大林にも伊村からの手紙を見せた。手紙を読んだ大林は、湖東署の刑事課長に連絡し、手紙をファックスで送った。
「大林さん、伊村は国友を殺して、自分も死ぬつもりのように思えますが、どう思いますか」
空木は、文面から読み取った自分の想像を大林に伝えた。
「私もそう思います。相当な思いを持った手紙だと思います」
「伊村にこれ以上、罪を重ねさせる訳には行きませんよね。国友に連絡した方が良いのではありませんか」
大林は「そうですね」と、携帯電話を手にして東亜製薬の仙台支店に電話をした。国友は出張中で会社にはいなかった。大林は、自分の携帯電話に連絡をするよう伝言した。そして、念の為、国友の休暇の予定を聞いた。それは、明後日、木曜から金曜にかけてだった。
「木、金ですか…」空木は考えていた。国友は何処に行くつもりか。
大林は国友の自宅住所の所轄である仙台青葉北署に連絡し、自宅周辺の巡回を強化して、一層注意して欲しい旨を伝えた。
「大林さん、伊村の手紙の消印が仙台で日付は昨日の月曜日になっています。過去の伊村の手紙の差出地は、和美の時が東京千代田区、好美の時が仙台でした。和美の時は自分の居場所を知られたくなかったから、千代田区から出した可能性があると思います。好美の時は、もう最後だと思って仙台というヒントを出しても良かった。そうして考えると、今の伊村にはもう一つ成す事があるといっている以上、もう仙台には居ない可能性があります。伊村は国友の登る山を知っていて、もう既にそこに向かっているか、到着して待っているんじゃないでしょうか」
空木はそう話しながら、国友は土曜、日曜を含めた四日間の休みにどこに登るつもりなのかとずっと考えていた。
「健ちゃんはどこの山だと思っているんだ」石山田が腕を組んだ。
「それは俺には分らない。国友に聞くしかないよ」
「国友に山に登りに行くつもりなら、必ず行き先を言うように言いましょう」
大林は、仙台の東亜製薬で面会した時の、国友の非協力的な態度を思い浮かべたのか、強い口調になっていた。
月曜になっても猛暑は一向に収まらず、街路樹の葉もうな垂れている様に見えた。
伊村の行方は全く分らず、大垣のビジネスホテルのチェックインカードの筆跡と、東亜製薬から提出された伊村の退職届けの筆跡が一致したことから、今日、全国に重要参考人として手配された。
空木は、国分寺署に届けられた、江島照夫の山日誌のコピーを借り受け自宅に持ち帰った。
石山田は管内で発生した窃盗事件の現場に出向いていた。
大林は荻窪の伊村の部屋の張り込みを続け、一週間近く米原の自宅には戻っていなかった。
七月二十六日火曜日。昨夜のスコールのような雨のせいか、幾分暑さは和らいだが、湿度が高くじめじめしていた。
空木は、コンビニで朝昼を兼ねたサンドウィッチとカップ麺、サラダを買いに出た。マンションに戻り、メールポストを開けた。広告チラシと一緒に白い封筒が入っていた。封筒の差出人は書かれていなかった。空木は、またか、と思った。過去二度の手紙との違いは、差出人が書かれていないことと、宛名が手書きであることだった。
空木は部屋に戻り、コーヒーを入れ、食事をしながら封筒を開けた。手紙を読んだ空木の驚きは、霊仙山の廃屋で死体を発見した時以上だった。
それは伊村政人本人からの手紙だった。
空木健介様
前略 突然の手紙に驚かれておられることと思います。
私の名前は伊村政人と申します。空木さんは、もう分かっていると思います。仲内和美、仲内好美の名前で手紙を出したのは私です。何故、そのようなことをしたのかと思っておられると思います。
それは一つには、私には成さなければならない事がありました。それはまだ成すことは出来ていません。もう一つは、空木さんに私の悔しい、苦しい胸の内を二人の名前を使うことで、いずれ分かって貰えると思ったからです。
私は浅見豊を殺害しました。それは、浅見はこの世に存在してはいけない、許されない人間と思い至ったからです。奴はある女性を、結婚を餌に弄び、妊娠までさせました。そして逃げ回り、産まれてきた子の認知もする気も無く、挙句の果てに金で誤魔化そうとしました。ある女性というのは、もう空木さんはご承知と思います。私の義妹である仲内好美です。
私が好美の妊娠を知り、相手が浅見豊だと知ったのは、出産の数ヶ月前でした。その時、浅見に義妹を紹介したのが江島だということも知りました。私は国友支店長に相談しましたが、既に仙台に居ない人間が起こしたことを大事にするな、の一点張りでした。江島にも何故あんな奴に、紹介したのか問い詰めましたが、反省する言葉は聞けませんでした。
好美は、十月に出産しました。名前は育美と名付けました。私ども夫婦の養女にと説得しましたが、好美は、浅見さんは結婚してくれる筈だから、の一点張りでした。浅見は結婚どころか、認知もする気はありませんでした。
そしてあの三月十一日でした。妻の和美も、妹母子も両親も皆、津波にさらわれてしまいました。私は、私を異動させた国友と江島を恨みました。東京にさえ行っていなければ、妻の和美は生きていた筈です。逆恨みであることは十分分かっています。しかし、異動の理由が解っている私には、悔しくてなりません。
三人は、好美母子がこの世から居なくなったことにほっとしたに違いありません。そして私が東亜製薬から去ったことも。この悔しさを解っていただけるでしょうか。
空木さんは、何故私が、空木さんを巻き込むようなことをしたのか、疑問に思っておられるでしょう。空木さんは記憶に無いと思いますが、私は名古屋、仙台で空木さんを存じておりました。特に仙台でお見かけした時、空木さんは杉谷君と同行しておられました。そして、病院の外来で待っている時、杉谷君にこう言いました。
「人間は、自分を本当に理解してくれる人が一人居てくれれば幸せだ。全ての人に理解して貰おうとすると傷つき不幸になる。そして誰かを理解する人になることが出来れば一人前だ」その言葉は私には忘れられない言葉になりました。
私の理解者は妻の和美でした。その和美が居なくなりました。空木さんに解って貰えればそれでいい、解って欲しいと思い、和美の名前であのような仕事の依頼をしてしまいました。
空木さんに依頼をした時は、浅見豊を殺すつもりはありませんでした。浅見の家庭を壊そうと思っての依頼でしたが、浅見は名古屋でも女性癖は変わっていないことを見て、殺すしかないと決めたのです。
江島は不幸な事故でした。国友と二人で来ていれば、あんな事にはならなかったでしょう。空木さんに月山へ来てくれようお誘いしたのは、空木さんの前で、あの二人に辱めを味合わそうと思ってのことでした。それで終わりにしようと思っていました。
私は、殺人という重大な罪を犯しました。決して許されることではありません。和美もきっと私を叱るでしょう。しかし、私にはっもう一つしなくてはいけないことが出来ました。和美のためにやらなくてはなりません。
空木さんと会ってゆっくり話がしたかった。こんな男がいたことを忘れないでください。
伊村政人
草々
便箋四枚に書かれた伊村からの手紙を読んだ空木は、窓の外を見ながら、一つ大きな息を吐いた。伊村の悔しさ、辛さが空木の心の芯に沁みた。
空木は思った。伊村は死ぬつもりだ。空木は、このままでは自分が後悔することになると思った。伊村はどこに居るのか、早く探し出さなければならない。封筒の消印は昨日の月曜日、仙台だ。伊村の狙いは国友と会うことだ、それも山でだ。国友に動きがあったのだろうか。伊村はそれを知って最後の手紙を送ってきたのか。兎に角、石山田と大林にこの事を知らせなければならない。
空木は、石山田の携帯電話に電話をした。石山田は国分寺署に居た。空木は、伊村から手紙が来た事を伝え、その文面から、伊村は国友とともに死ぬつもりだと感じたことも伝えた。石山田は、すぐに大林に連絡を取るので、空木にその手紙を持って、国分寺署に来るように言った。
空木が国分寺署に着いたのは、午前十一時少し前だった。大林はまだ来ていなかった。空木は、石山田に伊村からの手紙を見せた。手紙を読んだ石山田は、空木の想像した通りだと言った。
横を通りかかった刑事課長が「こっちの仕事もちゃんとやってくれよ、石山田君。なあ、柳田係長」と言って石山田の肩を叩いた。石山田は柳田係長の顔を見て、親指を立てて意味不明のOKサインを出した。
大林が国分寺署に到着したのは、それから三十分程してからだった。空木は、大林にも伊村からの手紙を見せた。手紙を読んだ大林は、湖東署の刑事課長に連絡し、手紙をファックスで送った。
「大林さん、伊村は国友を殺して、自分も死ぬつもりのように思えますが、どう思いますか」
空木は、文面から読み取った自分の想像を大林に伝えた。
「私もそう思います。相当な思いを持った手紙だと思います」
「伊村にこれ以上、罪を重ねさせる訳には行きませんよね。国友に連絡した方が良いのではありませんか」
大林は「そうですね」と、携帯電話を手にして東亜製薬の仙台支店に電話をした。国友は出張中で会社にはいなかった。大林は、自分の携帯電話に連絡をするよう伝言した。そして、念の為、国友の休暇の予定を聞いた。それは、明後日、木曜から金曜にかけてだった。
「木、金ですか…」空木は考えていた。国友は何処に行くつもりか。
大林は国友の自宅住所の所轄である仙台青葉北署に連絡し、自宅周辺の巡回を強化して、一層注意して欲しい旨を伝えた。
「大林さん、伊村の手紙の消印が仙台で日付は昨日の月曜日になっています。過去の伊村の手紙の差出地は、和美の時が東京千代田区、好美の時が仙台でした。和美の時は自分の居場所を知られたくなかったから、千代田区から出した可能性があると思います。好美の時は、もう最後だと思って仙台というヒントを出しても良かった。そうして考えると、今の伊村にはもう一つ成す事があるといっている以上、もう仙台には居ない可能性があります。伊村は国友の登る山を知っていて、もう既にそこに向かっているか、到着して待っているんじゃないでしょうか」
空木はそう話しながら、国友は土曜、日曜を含めた四日間の休みにどこに登るつもりなのかとずっと考えていた。
「健ちゃんはどこの山だと思っているんだ」石山田が腕を組んだ。
「それは俺には分らない。国友に聞くしかないよ」
「国友に山に登りに行くつもりなら、必ず行き先を言うように言いましょう」
大林は、仙台の東亜製薬で面会した時の、国友の非協力的な態度を思い浮かべたのか、強い口調になっていた。
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