怨霊詩集~暗闇~

如月 幽吏

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怨霊詩集 六

第十一節 絶望の連差

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(☆この詩はわたしの小説、浦町ニュータウン~血塗られた怪異~にて、使用された詩です。)

儚く散りゆくものが好き
全てが粉々に散りゆく世界
私が築いたもの、これから築くもの。
全てが散り散りになるの願ってる
儚く碎けゆくものが好き
全てが砕け散り荒野の世界
貴方が築いたもの、これから築くもの。
全てが儚く溶けること。願うの。
ああ全てが砕け散り、壊れればいいの!絶望から生まれる絶望。この負の連鎖断ち切るためには全てが壊れ、散りゆけばいい!
儚く熔けゆくものが好き
全てが壊れたら絶望は断ち切れるのか
この絶望的な状況も、儚く散りゆき消えて無くなればいいのに。
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