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20.欲求
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「……んっ……」
ねっとりと誠の舌が、京子の首すじから顎へ向かって舐め上げた。
誠の掌で京子の乳房は優しく包まれ、柔らかさを堪能するかのように揉まれる。プクリと乳立ったピンク色の乳首は誠の舌で弄ぶように転がされていた。
「……は……ぁっ……」
息が上がる。
誠の手が京子の体の線ラインを確かめるように脇から下へと落ちて行く。
「……んっ……」
内股を触られ声が漏れる。
「……こんなに濡れて……もう立つのも辛いかい?」
放課後。密室の生徒会長室……。外から部活に励む生徒の声のみが遠くに聞こえた。
今は側面の壁に寄りかかり、誠に支えてもらっている状態だ。
誠によって下着を先に脱がされていた為、下半身は何も身に着けていない裸の状態。その為、京子が感じれば感じる程、中心部は熱くなり甘い蜜を潤しては垂らし、雫を零す。
壁に背中を押し付け、少しでもこの体の熱を沈めようと、感じまいと気持ちを逃がす。
だが誠はそれを許してはくれずに震える京子の内股に顔を沈めると、ペロリペロリと容赦なく舐め上げた。
「んんっ!」
ビクンビクンと身体が仰け反る。
ますます京子の身体は熱くなり蜜を潤した。
「……誠……様!」
「ん……どうしたの?……もう、欲しいのかい?」
京子の愛液で濡れた口元をスッと手の甲で拭き取る。
胸元のシャツを緩めた誠のその仕草が、美しい顔立ちのせいか、なんともエロティックさを感じさせ、京子の背筋をゾクリと振るわせた。
――――その瞬間。
「あんっ!!」
熱く、猛った雄が、後ろから膣内なかに侵入する。
白くて艶のある二つの柔らかい山を通り抜け、谷に向かって一気にスパークした。
「あ……あ……ああっ!」
パンパンパンと激しく腰を打ち付けられる。
「フ……京子、の膣内なかは……とても気持ちがいいっ……」
そう耳元で、艶めいた声が囁かれる。
「ほら、京子はこうされるのが……好きだ……よね?」
誠の熱い雄を膣内なかで受け、さらには蜜で濡れそぼった花陰部を手で執拗に擦られるのだ。
「ああっ! 誠……さま!!」
誠を包み込んでいた京子の身体はビクンビクンと大きく震え、熱く。熱く。京子の全神経をそこへ集中させた。
「……っ……ぁ……ああっ!」
そしてガクガクと足を鳴らすのだった。
(せ……い……さま……。誠……さま……)
一滴の涙が床に零れ落ちた……。
身体はこんなにも側に近く繋がっているけれど、誠の心はどこにあるのだろう……?
(ほ……しい。……もっと、欲しい)
ずっと繋がっていられればいいのに……。
(私に……溺れてよ……。誠様……)
欲しい。欲しい。欲しい。心も欲しい……。全てが欲しい……。
自分がこれほど我儘で強欲だと知らなかった。
恋がこれほど強い感情だなんて知らなかった……。
身体を繋げれば繋げるだけ増していくのも知らなかった……のだ……。
ねっとりと誠の舌が、京子の首すじから顎へ向かって舐め上げた。
誠の掌で京子の乳房は優しく包まれ、柔らかさを堪能するかのように揉まれる。プクリと乳立ったピンク色の乳首は誠の舌で弄ぶように転がされていた。
「……は……ぁっ……」
息が上がる。
誠の手が京子の体の線ラインを確かめるように脇から下へと落ちて行く。
「……んっ……」
内股を触られ声が漏れる。
「……こんなに濡れて……もう立つのも辛いかい?」
放課後。密室の生徒会長室……。外から部活に励む生徒の声のみが遠くに聞こえた。
今は側面の壁に寄りかかり、誠に支えてもらっている状態だ。
誠によって下着を先に脱がされていた為、下半身は何も身に着けていない裸の状態。その為、京子が感じれば感じる程、中心部は熱くなり甘い蜜を潤しては垂らし、雫を零す。
壁に背中を押し付け、少しでもこの体の熱を沈めようと、感じまいと気持ちを逃がす。
だが誠はそれを許してはくれずに震える京子の内股に顔を沈めると、ペロリペロリと容赦なく舐め上げた。
「んんっ!」
ビクンビクンと身体が仰け反る。
ますます京子の身体は熱くなり蜜を潤した。
「……誠……様!」
「ん……どうしたの?……もう、欲しいのかい?」
京子の愛液で濡れた口元をスッと手の甲で拭き取る。
胸元のシャツを緩めた誠のその仕草が、美しい顔立ちのせいか、なんともエロティックさを感じさせ、京子の背筋をゾクリと振るわせた。
――――その瞬間。
「あんっ!!」
熱く、猛った雄が、後ろから膣内なかに侵入する。
白くて艶のある二つの柔らかい山を通り抜け、谷に向かって一気にスパークした。
「あ……あ……ああっ!」
パンパンパンと激しく腰を打ち付けられる。
「フ……京子、の膣内なかは……とても気持ちがいいっ……」
そう耳元で、艶めいた声が囁かれる。
「ほら、京子はこうされるのが……好きだ……よね?」
誠の熱い雄を膣内なかで受け、さらには蜜で濡れそぼった花陰部を手で執拗に擦られるのだ。
「ああっ! 誠……さま!!」
誠を包み込んでいた京子の身体はビクンビクンと大きく震え、熱く。熱く。京子の全神経をそこへ集中させた。
「……っ……ぁ……ああっ!」
そしてガクガクと足を鳴らすのだった。
(せ……い……さま……。誠……さま……)
一滴の涙が床に零れ落ちた……。
身体はこんなにも側に近く繋がっているけれど、誠の心はどこにあるのだろう……?
(ほ……しい。……もっと、欲しい)
ずっと繋がっていられればいいのに……。
(私に……溺れてよ……。誠様……)
欲しい。欲しい。欲しい。心も欲しい……。全てが欲しい……。
自分がこれほど我儘で強欲だと知らなかった。
恋がこれほど強い感情だなんて知らなかった……。
身体を繋げれば繋げるだけ増していくのも知らなかった……のだ……。
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