奇跡の猫

ふら(鳥羽風来)

文字の大きさ
上 下
2 / 6

第2章 出会い

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

国境の島でよみがえる

ふら(鳥羽風来)
ライト文芸
九州の片田舎で生まれ育った牛山大斗(うしやまだいと)は、大都会にあこがれ、東京の大学に進学した。 就職活動の際には、特に進みたい道は定まらず、様々な業種に応募した。苦戦したのち、一社のみ、採用内定を貰うことが出来たのは、キリンソフトという会社の、システムエンジニアの仕事だった。 就職後、次第に他の会社と比較して、給料や労働条件が劣悪なことに気づいてくる。休日出勤や徹夜残業を繰り返す中、牛山は無意識に職場を抜け出していた。そのまま、しばらく逃げて身を隠すことにしたが、キリンソフトの追っ手が逃亡先にやってくる。逃亡先の異なる価値観に触れる中での牛山の気持ちの変化や、追っ手とどのように決着をつけていくのか? という物語。

もっさいおっさんと眼鏡女子

なななん
ライト文芸
もっさいおっさん(実は売れっ子芸人)と眼鏡女子(実は鳴かず飛ばすのアイドル)の恋愛話。 おっさんの理不尽アタックに眼鏡女子は……もっさいおっさんは、常にずるいのです。 *今作は「小説家になろう」にも掲載されています。

記憶屋

卯月青澄
ライト文芸
僕は風間。 人の記憶(思い出)を消す事の出来る記憶屋。 正しく言うと記憶、思い出を一時的に取り出し、『記憶箱』と呼ばれる小さな木箱に閉まっておく事が出来るというもの。 でも、それはいつかは本人が開けなければならない箱。 僕は依頼のあった人物に会いに行き、記憶を一時的に封印するのが仕事。 そして今日もこれから依頼人に会いに行く。

脳だけのともだち

耽創
ライト文芸
少女黒田咲音(さきね)が、とあるイベントのCMに映った少女に一目惚れし、会いに行くひと夏の話です。 流血描写はありませんが、遺体の描写があります。 去年県大会用に部活で書いた作品を改めました。

咲かない桜

御伽 白
ライト文芸
とある山の大きな桜の木の下で一人の男子大学生、峰 日向(ミネ ヒナタ)は桜の妖精を名乗る女性に声をかけられとあるお願いをされる。 「私を咲かせてくれませんか?」  咲くことの出来ない呪いをかけられた精霊は、日向に呪いをかけた魔女に会うのを手伝って欲しいとお願いされる。  日向は、何かの縁とそのお願いを受けることにする。  そして、精霊に呪いをかけた魔女に呪いを解く代償として3つの依頼を要求される。  依頼を通して日向は、色々な妖怪と出会いそして変わっていく。  出会いと別れ、戦い、愛情、友情、それらに触れて日向はどう変わっていくのか・・・  これは、生きる物語 ※ 毎日投稿でしたが二巻製本作業(自費出版)のために更新不定期です。申し訳ありません。

有涯おわすれもの市

竹原 穂
ライト文芸
 突然未亡人になり、家や仕事を追われた30歳の日置志穂(ひおき・しほ)は、10年ぶりに帰ってきた故郷の商店街で『有涯おわすれもの市』と看板の掲げられた店に引き寄せられる。  そこは、『有涯(うがい)……生まれてから死ぬまで』の中で、人々が忘れてしまったものが詰まる市場だった。  訪れる資格があるのは死人のみ。  生きながらにして市にたどり着いてしまった志穂は、店主代理の高校生、有涯ハツカに気に入られてしばらく『有涯おわすれもの市』の手伝いをすることになる。 「もしかしたら、志穂さん自身が誰かの御忘物なのかもしれないね。ここで待ってたら、誰かが取りに来てくれるかもしれないよ。たとえば、亡くなった旦那さんとかさ」    あなたの人生、なにか、おわすれもの、していませんか?  限りある生涯、果てのある人生、この世の中で忘れてしまったものを、御忘物市まで取りにきてください。  不登校の金髪女子高生と30歳の薄幸未亡人。  二人が見つめる、有涯の御忘物。 登場人物 ■日置志穂(ひおき・しほ) 30歳の未亡人。職なし家なし家族なし。 ■有涯ハツカ(うがい・はつか) 不登校の女子高生。金髪は生まれつき。 有涯御忘物市店主代理 ■有涯ナユタ(うがい・なゆた) ハツカの祖母。店主代理補佐。 かつての店主だった。現在は現役を退いている。 ■日置一志(ひおき・かずし) 故人。志穂の夫だった。 表紙はあままつさん(@ama_mt_)のフリーアイコンをお借りしました。ありがとうございます。 「第4回ほっこり・じんわり大賞」にて奨励賞をいただきました! ありがとうございます!

わたしのせんたく

七狗
ライト文芸
「私、あなたの事が気になるんです」 新しいアパートに引っ越したばかりの社会人、幸喜は、突然見知らぬ女子高生からそう告げられた。 アパートの前にあるバス停から、ベランダにいた幸喜をずっと見ていた、という彼女が気になるというものは、なんと幸喜が干していた洗濯物だという。 干し方や洗剤、洗濯機や洗濯グッズにい至るまで、洗濯にまつわるものが大好きだという謎の女子高生・茅乃。 何故か幸喜と洗濯の話をしたいと言って付きまとう彼女の必死な様子から、何か問題を抱えていると考えた幸喜は、仕方なく彼女の話に付き合うようになっていく。 そんな奇妙な関係性の二人は、互いに誰にも話す事が出来ずにいた深い心の傷を負っていた。 洗濯を通じて距離を縮めていく二人が、自分達の問題を見つめ直し、新しい選択をしていく物語。

ことりの台所

如月つばさ
ライト文芸
※第7回ライト文芸大賞・奨励賞 オフィスビル街に佇む昔ながらの弁当屋に勤める森野ことりは、母の住む津久茂島に引っ越すことになる。 そして、ある出来事から古民家を改修し、店を始めるのだが――。 店の名は「ことりの台所」 目印は、大きなケヤキの木と、青い鳥が羽ばたく看板。 悩みや様々な思いを抱きながらも、ことりはこの島でやっていけるのだろうか。 ※実在の島をモデルにしたフィクションです。 人物・建物・名称・詳細等は事実と異なります

処理中です...