22 / 59
第一章 雑魚狩り、商人、襲撃者
第21話
しおりを挟む
「なぁ、黙って引き返しちゃあくれねぇか?」
青年一行がジェムシュランゲの生捕りへと向かう中、田舎町・カルファン外縁の草原で対峙する二つの影があった。
「む、何者だ? 私に気付くとは。 上手く隠していたつもりだったが」
「お前程の精霊が動いたらそりゃあ、誰だって気付くだろ」
かたや、細身で長身の男。整えられた髪は美しい金色であり、手入れの行き届いた髭は不清潔どころか上品さすら感じさせる。歳は三十代後半だろうか。落ち着いた雰囲気からそう推測するが、見た目はもう少し若い。身に纏う衣服の装飾がやたらと派手である所からも、上流階級に位置する人間である事が窺える。
そしてもう一方は、貧相な中年の男。伸ばしきった黒髪はボサボサな上、髭も相まって清潔感は微塵も感じない。歳は恐らく四十代か、もしかすると五十代かも知れない。身なりに関して言えば、衣服にも気を払わない性格なのだろう。華美な装いの男と対面すると、その格差が浮き彫りとなってしまう。
「何を言っている? そんなはず無いだろう。 ルーベルトにいる時から薄めていたんだぞ? 俺がこの国に訪れてからずっと警戒していた、なんて事が無い限り、見破れるはずが無い。 三年もの間ずっとだ。 そんな事、出来る訳が無いだろう? ……しかし、うーむ。 ”潜霊”には自信があったんだがな」
「お前こそ、何言ってんだ?」
貧相な男は溜息と共に言う。
「警戒するだろ。 三年だろうが十年だろうが」
そうして、まるで呆れ返っているかのように肩をすくめる。
「ふん、まぁ良い。 悪いが、道を開けてもらおう。 私は急いでいるのでな」
「そう、生き急ぐなよ若輩者が。 上を目指すなら相応の準備ってもんが必要だろ」
男達は睨み合う。
「……私を、誰かと理解しての言動か?」
「”修羅”のアランだろ? 馬鹿にするなよお前有名じゃねぇか」
「そうか」
アランと呼ばれた男は溜息を吐き、中年の男に告げる。
「御老体を労れないのは誠に心苦しいものだが───”タイラン”」
アランは自身の前に守護霊を召喚する。
「───道を遮るものは破壊して通る主義なのだ。 悪く思わないでくれ」
「そうかい。 って、誰が老体だ。 見ろ、ピチピチだろ」
中年の男はアランから目を逸らさない。
「邪魔をすると言うなら、容赦はしない」
「言ってねぇだろ。 俺はただ」
───バリバリッ
「黙って帰れ。 そう言ったんだ」
「……ほう、黒い守護霊か。 これは珍しい」
中年の男は守護霊を傍に召喚する。
青年と同じ、迸る閃光と共に破裂音を響かせる、漆黒の守護霊を。
「若いもんは、ものを知らねぇ。 一つ、良い事を教えてやるよ、感謝しな」
「ほう、何を教えてくれると言うのだ?」
中年の男は、右頬の十字傷を笑みによって歪め、不敵に笑う。
「力の差、ってやつさ。 おう、名乗ってなかったな。 フジマルって言うんだ、よろしくな。 あぁ、今名前教えたがこれはノーカンで頼む」
「覚えるつもりも、必要も無い」
「……そうかい」
「そうだ」
次の瞬間。
───バリッバリバリ
破裂音と共に漆黒の守護霊が動く。
すると次の瞬間にはアランが放ったであろう金属の矢が地面に突き立っていた。
「……少しはやるようだな」
「ビビってんのか? 動揺が守護霊に出てるぜ」
フジマルと名乗る男の指摘の通り、アランは動揺していた。
───今、何をした?
この男、アランは”修羅”の異名を持つ実力者。その等級は”スターン”。現在、世界に七人しか居ない最上位の称号を持つ男である。
その男が放った攻撃、実に四十六本もの矢を一瞬にして全て撃ち落としたのだ。
───何が起きた?
「ぶん殴って撃ち落とした。 それだけだぜ?」
「なっ!」
アランは更に動揺を強める。
───この男、私の心を読んだと言うのか?
「あぁ、そうだぜ?」
「っ!!」
───生意気な!
「楽に死ねると思わない事だ……!」
アランはフジマルに向け、火球、岩石、金属の矢と立て続けに撃ち込むが、いずれの攻撃も有効打とはならない。
互いに様子見をするように、撃っては砕き、放っては撃ち落として時間と精霊を消費していく。
「お前、何で本気を出さねぇ? ……ああ、そういう事か」
攻撃の手を止め、フジマルは問い掛ける。
アランはそもそも、姿を隠してカルファンを訪れていたのだ。痕跡の残る大技を使用すれば、悪目立ちする。それを避けたいと考えているのだろう。
そういったアランの内心を察し、フジマルは提案する。片手を掲げて小声で言った。
「……場所を変えるか」
「何?」
フジマルの意図に応えるように、漆黒の守護霊が閃光を迸らせる。
───バリバリッ
アランの返答の次の瞬間、彼は果てしなく続く砂漠の大地に横たわっていた。
「な、何が起きた……?」
「見ての通りだ。 場所を移した。 ここなら存分にやれるだろう?」
アランは困惑しつつ、一方で分かっていた。
この男は一瞬で自分を掴み、遠く離れたこの地まで走って移動したのだと。
───分かっていても、理解出来ん……!
「何も考える必要はねぇ。 本気を出せ。 その鼻っ柱ごとへし折ってやるからよ」
「……後悔するぞ」
アランは守護霊を操る。彼の守護霊、タイランが手をフジマルに向けかざすと、凄まじい烈風が巻き起こる。
天に届く程肥大化したそれは、まるで意思を持った生き物のようにうねりながらフジマルへ襲い掛かる。
舞い上がった砂が刃となってフジマルの衣服、肌を切り刻んでいく。
生み出された竜巻は、やがてフジマルを飲み込んで素通りしていく。
しかし。
「良いの持ってんな」
「……ふん。 本気が見たいのだろう? 望み通り見せてやる。 すぐに死ぬなよ」
フジマルに目立った外傷は見られない。
それを見たアランは不敵に笑い、更に守護霊に指示を出す。
「行くぞ」
アランの言葉と共に、彼の守護霊、タイランの周囲に三十本の刃が形成される。
同時にフジマルへ向けて降り注いだ刃は、全て漆黒の守護霊に撃ち落とされる。
「この程度で、本気か?」
「まさか!」
アランは直径二メートルの火球を七つ生みだし、放つ。
「そればっかりじゃねぇか」
「……なっ!!」
フジマルも遅れて七つの火球を生み出す。
数、形は互いに同じ。しかし、僅かにフジマルの炎の方が大きさで勝っていた。
「何驚いてる? こんなもん、見たら真似できるだろ」
両者の放った炎は、二人を結ぶ線を直進し、その中心で真っ向からぶつかる。
轟音と共に凄まじい爆発が起こり、激しい砂嵐が生じる。
周囲一帯の砂が吹き飛び、或いは溶け、砂漠に大きなクレーターができる。
ここまでの撃ち合いでは、互いに無傷である。
そんな状況に、アランは痺れを切らす。
「庶民を驚かせるまいと思っていたが、こうなっては仕方ない」
「俺も庶民だが、是非驚かせてくれ。 そろそろデカいの頼むぜ」
何かを決意するアランに対し、フジマルは飄々と答える。
「お前は、”雷”を知っているか?」
アランの言葉の後、空に分厚い雲がかかる。
「ほう、これはデカい。 くらうのは不味そうだ」
「骨も残らないぞ」
突如発達し始めた巨大な雲は、その内側に莫大なエネルギーを溜め込み、ところどころで轟音と閃光を放つ。
「光に焼かれて───死ね」
「面倒くせぇが、これは消しとくか」
フジマルは呟くと、彼の守護霊は空へと手をかざす。
「《霊承転移》」
そして何かの術を唱える。すると次の瞬間、空を覆う雲が跡形もなく消えていた。
「なっなんだと……!!」
「ふぃー、ストック一個使っちまったな。 また歩かねぇと」
驚愕するアランに対し、フジマルは何事もないかのように呟く。
「何をした??」
「分からねぇのか? なら、話しても無駄だろ」
フジマルは語気を強める。
「もう一度言う。 これが最後だ。 帰れ、黙ってな」
「くっ!!」
どこにでもいそうな風貌の、中年の男に自分が止められた。それが信じられないのだろう。アランはしばらく歯噛みしてフジマルを睨みつけていたが、やがて口を開く。
「今回は退いてやる。 フジマルか、覚えておく」
「そうかい」
アランはそう言い残し、フジマルの返答も聞かずに姿を消した。
それを見届けて、フジマルは溜息と共に呟く。
「……なぁ、おい。 いよいよ面倒くさい所じゃあ無くなって来てんぞ」
何も無い空にフジマルの声は吸い込まれていく。
「これからどうすんだよ、ったく」
青年一行がジェムシュランゲの生捕りへと向かう中、田舎町・カルファン外縁の草原で対峙する二つの影があった。
「む、何者だ? 私に気付くとは。 上手く隠していたつもりだったが」
「お前程の精霊が動いたらそりゃあ、誰だって気付くだろ」
かたや、細身で長身の男。整えられた髪は美しい金色であり、手入れの行き届いた髭は不清潔どころか上品さすら感じさせる。歳は三十代後半だろうか。落ち着いた雰囲気からそう推測するが、見た目はもう少し若い。身に纏う衣服の装飾がやたらと派手である所からも、上流階級に位置する人間である事が窺える。
そしてもう一方は、貧相な中年の男。伸ばしきった黒髪はボサボサな上、髭も相まって清潔感は微塵も感じない。歳は恐らく四十代か、もしかすると五十代かも知れない。身なりに関して言えば、衣服にも気を払わない性格なのだろう。華美な装いの男と対面すると、その格差が浮き彫りとなってしまう。
「何を言っている? そんなはず無いだろう。 ルーベルトにいる時から薄めていたんだぞ? 俺がこの国に訪れてからずっと警戒していた、なんて事が無い限り、見破れるはずが無い。 三年もの間ずっとだ。 そんな事、出来る訳が無いだろう? ……しかし、うーむ。 ”潜霊”には自信があったんだがな」
「お前こそ、何言ってんだ?」
貧相な男は溜息と共に言う。
「警戒するだろ。 三年だろうが十年だろうが」
そうして、まるで呆れ返っているかのように肩をすくめる。
「ふん、まぁ良い。 悪いが、道を開けてもらおう。 私は急いでいるのでな」
「そう、生き急ぐなよ若輩者が。 上を目指すなら相応の準備ってもんが必要だろ」
男達は睨み合う。
「……私を、誰かと理解しての言動か?」
「”修羅”のアランだろ? 馬鹿にするなよお前有名じゃねぇか」
「そうか」
アランと呼ばれた男は溜息を吐き、中年の男に告げる。
「御老体を労れないのは誠に心苦しいものだが───”タイラン”」
アランは自身の前に守護霊を召喚する。
「───道を遮るものは破壊して通る主義なのだ。 悪く思わないでくれ」
「そうかい。 って、誰が老体だ。 見ろ、ピチピチだろ」
中年の男はアランから目を逸らさない。
「邪魔をすると言うなら、容赦はしない」
「言ってねぇだろ。 俺はただ」
───バリバリッ
「黙って帰れ。 そう言ったんだ」
「……ほう、黒い守護霊か。 これは珍しい」
中年の男は守護霊を傍に召喚する。
青年と同じ、迸る閃光と共に破裂音を響かせる、漆黒の守護霊を。
「若いもんは、ものを知らねぇ。 一つ、良い事を教えてやるよ、感謝しな」
「ほう、何を教えてくれると言うのだ?」
中年の男は、右頬の十字傷を笑みによって歪め、不敵に笑う。
「力の差、ってやつさ。 おう、名乗ってなかったな。 フジマルって言うんだ、よろしくな。 あぁ、今名前教えたがこれはノーカンで頼む」
「覚えるつもりも、必要も無い」
「……そうかい」
「そうだ」
次の瞬間。
───バリッバリバリ
破裂音と共に漆黒の守護霊が動く。
すると次の瞬間にはアランが放ったであろう金属の矢が地面に突き立っていた。
「……少しはやるようだな」
「ビビってんのか? 動揺が守護霊に出てるぜ」
フジマルと名乗る男の指摘の通り、アランは動揺していた。
───今、何をした?
この男、アランは”修羅”の異名を持つ実力者。その等級は”スターン”。現在、世界に七人しか居ない最上位の称号を持つ男である。
その男が放った攻撃、実に四十六本もの矢を一瞬にして全て撃ち落としたのだ。
───何が起きた?
「ぶん殴って撃ち落とした。 それだけだぜ?」
「なっ!」
アランは更に動揺を強める。
───この男、私の心を読んだと言うのか?
「あぁ、そうだぜ?」
「っ!!」
───生意気な!
「楽に死ねると思わない事だ……!」
アランはフジマルに向け、火球、岩石、金属の矢と立て続けに撃ち込むが、いずれの攻撃も有効打とはならない。
互いに様子見をするように、撃っては砕き、放っては撃ち落として時間と精霊を消費していく。
「お前、何で本気を出さねぇ? ……ああ、そういう事か」
攻撃の手を止め、フジマルは問い掛ける。
アランはそもそも、姿を隠してカルファンを訪れていたのだ。痕跡の残る大技を使用すれば、悪目立ちする。それを避けたいと考えているのだろう。
そういったアランの内心を察し、フジマルは提案する。片手を掲げて小声で言った。
「……場所を変えるか」
「何?」
フジマルの意図に応えるように、漆黒の守護霊が閃光を迸らせる。
───バリバリッ
アランの返答の次の瞬間、彼は果てしなく続く砂漠の大地に横たわっていた。
「な、何が起きた……?」
「見ての通りだ。 場所を移した。 ここなら存分にやれるだろう?」
アランは困惑しつつ、一方で分かっていた。
この男は一瞬で自分を掴み、遠く離れたこの地まで走って移動したのだと。
───分かっていても、理解出来ん……!
「何も考える必要はねぇ。 本気を出せ。 その鼻っ柱ごとへし折ってやるからよ」
「……後悔するぞ」
アランは守護霊を操る。彼の守護霊、タイランが手をフジマルに向けかざすと、凄まじい烈風が巻き起こる。
天に届く程肥大化したそれは、まるで意思を持った生き物のようにうねりながらフジマルへ襲い掛かる。
舞い上がった砂が刃となってフジマルの衣服、肌を切り刻んでいく。
生み出された竜巻は、やがてフジマルを飲み込んで素通りしていく。
しかし。
「良いの持ってんな」
「……ふん。 本気が見たいのだろう? 望み通り見せてやる。 すぐに死ぬなよ」
フジマルに目立った外傷は見られない。
それを見たアランは不敵に笑い、更に守護霊に指示を出す。
「行くぞ」
アランの言葉と共に、彼の守護霊、タイランの周囲に三十本の刃が形成される。
同時にフジマルへ向けて降り注いだ刃は、全て漆黒の守護霊に撃ち落とされる。
「この程度で、本気か?」
「まさか!」
アランは直径二メートルの火球を七つ生みだし、放つ。
「そればっかりじゃねぇか」
「……なっ!!」
フジマルも遅れて七つの火球を生み出す。
数、形は互いに同じ。しかし、僅かにフジマルの炎の方が大きさで勝っていた。
「何驚いてる? こんなもん、見たら真似できるだろ」
両者の放った炎は、二人を結ぶ線を直進し、その中心で真っ向からぶつかる。
轟音と共に凄まじい爆発が起こり、激しい砂嵐が生じる。
周囲一帯の砂が吹き飛び、或いは溶け、砂漠に大きなクレーターができる。
ここまでの撃ち合いでは、互いに無傷である。
そんな状況に、アランは痺れを切らす。
「庶民を驚かせるまいと思っていたが、こうなっては仕方ない」
「俺も庶民だが、是非驚かせてくれ。 そろそろデカいの頼むぜ」
何かを決意するアランに対し、フジマルは飄々と答える。
「お前は、”雷”を知っているか?」
アランの言葉の後、空に分厚い雲がかかる。
「ほう、これはデカい。 くらうのは不味そうだ」
「骨も残らないぞ」
突如発達し始めた巨大な雲は、その内側に莫大なエネルギーを溜め込み、ところどころで轟音と閃光を放つ。
「光に焼かれて───死ね」
「面倒くせぇが、これは消しとくか」
フジマルは呟くと、彼の守護霊は空へと手をかざす。
「《霊承転移》」
そして何かの術を唱える。すると次の瞬間、空を覆う雲が跡形もなく消えていた。
「なっなんだと……!!」
「ふぃー、ストック一個使っちまったな。 また歩かねぇと」
驚愕するアランに対し、フジマルは何事もないかのように呟く。
「何をした??」
「分からねぇのか? なら、話しても無駄だろ」
フジマルは語気を強める。
「もう一度言う。 これが最後だ。 帰れ、黙ってな」
「くっ!!」
どこにでもいそうな風貌の、中年の男に自分が止められた。それが信じられないのだろう。アランはしばらく歯噛みしてフジマルを睨みつけていたが、やがて口を開く。
「今回は退いてやる。 フジマルか、覚えておく」
「そうかい」
アランはそう言い残し、フジマルの返答も聞かずに姿を消した。
それを見届けて、フジマルは溜息と共に呟く。
「……なぁ、おい。 いよいよ面倒くさい所じゃあ無くなって来てんぞ」
何も無い空にフジマルの声は吸い込まれていく。
「これからどうすんだよ、ったく」
0
お気に入りに追加
46
あなたにおすすめの小説
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる