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#5 友だちと家で※
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これは一体どういう展開なんだ?
何かの罰ゲームなのか?
告白じみた発言をしてキスをしてきた挙句、肩にもたれて眠り始めた川原は、今俺の部屋の俺のベッドに寝ている、、。
幸せそうに眠る顔、、俺にキスをしてきた唇、、細い首筋や手足、、
俺はちゃんと理由を付けて家には招待できない事を話した筈なのに、これは俺が手を出しても川原が悪いんじゃないか??
思わずゴクリと喉がなって、そんな自分に我に帰った俺は鋼の精神力で川原に勢いよく布団をかけた。
まだ夜の9時半。
とりあえずベッドに川原を放り込んで、心を無にして隣のリビングのソファに座ってみた。テレビをつけて、修行僧のように難しい顔をして画面を見つめる。無防備に横たわる姿から視線を引き剥がすのにどれだけ苦労したか。
本当にここに泊まるつもりなんだろうか、、身の危険は感じないのか?
ー、、いやいや、川原はワインに酔ってまともな判断は出来ていないはず。
たぶん朝になって酔いがさめれば、自分の発言もキスの事も覚えちゃないだろう。
だから、、
絶対に手を出しちゃダメだ。
手を出したら友だちとして終わる。
それから暫くして、ふと俺は覚醒した。
テレビも部屋の電気も付いていない。
「、、あれ、?、、川原、起きたんだ?」
いつの間にか眠っていたソファの横に川原が立っていた。今テレビを消してくれたようだ。
「ごめん、和倉。俺酔って寝ちゃったんだな。一瞬和倉んちだってわかんなかった。」
「あー、、うん。酔いさめた?っつーか何時?」
「夜中の3時半。酔いはさめたけど頭痛くて起きた。なんか悪い、、」
「良いよ。そのままベッドで寝な。」
「和倉は?嫌じゃなかったらベッド一緒に使おう?」
「、、、嫌っつーかさ、、、」
頭を押さえながらベッドに戻って行く川原の後ろ姿を見ながら言い淀んだ。とりあえず棚から頭痛薬を取り出して、キッチンで水を汲むとベッドへ持って行った。
「ほら頭痛薬。飲みな。」
「サンキュー。和倉って、弟か妹いんの?」
「今高校生の妹いるけど?」
薬を口を放り込みながら川原がクスッと笑って「なるほどね」と納得している。
「和倉もベッド入って。」
俺に背を向けて横になる川原を見て少し迷った。俺も酔っていて眠たかったし、ソファで変な体勢で寝たせいか体も痛かった。
普通に成人してる男同士が同じベッドで寝るなんて有り得ないことだろ、、、
川原のバグった認識に呆れつつ、なかばヤケクソで俺はベッドに入り川原に背を向けた。
目を瞑って無心になるように努力する。
「あ、俺誰かと一緒に寝るの初めてだ、、」
「は?」
「何かちょっと緊張するわ」
「、、、緊張するわって、、もう少し危機感持て。俺に鋼の理性があることに感謝しろ」
「、、、ごめん、、」
「冗談。おやすみ。」
そのまま部屋は静かになった。
川原を責めるような言い方をしたことは少しだけ反省したけど、でもやっぱり川原はもう少し理解すべきだ。ーと、思う。
目を閉じてじっとしていると、意外といろいろな音が聞こえてくるもので、その最たるものが隣の部屋の音だ。
バタンと玄関ドアの音。
ボソボソと何か話して笑う声。
バーで働く歩が帰ってきたようだ。一緒にいるのは恋人のアキさんか?いや、もしかすると客かも知れない、、どちらにせよ何だか嫌な予感がしてきた、、
しばらくすると嫌な予感は的中した。
「ん、まだダメだって、、」
「良いだろ。我慢出来ない。」
「や、ちょっと、、ぁんっ」
、、やばい。気まずい。
歩のやつ。殴り込んでやろうか、、
男女のやってる声でも充分気まずいのに、よりによって男同士の声とか。
心の中で歩を呪っても、声は止むどころか当然ながらエスカレートしていって、俺はひたすら川原が眠ってることを祈った。
なのに物事は俺を無視してどんどん悪い方へ進んでいくのだ。
「和倉、起きてる?隣って、、」
「ごめん夕方屋上で会ったやつ。あいつバーテンでこれくらいに帰ってくるんだ」
「、、なんか、、恥ずかしくなってきた」
そう言って川原は寝返りをうつと壁に背を向けた。俺の方を向いた事になる。
身動き出来なかった。
歩のせいで、ただでさえ緊張感のあった時間が拷問のような空間に変わった。
「テレビとかラジオとかつけるか。」
そう言ってベッドから出ようとした時に、不意にティーシャツの背中を引っ張られた。
「和倉、、」
「な、なに、、引っ張んな、、テレビ、、」
「待って和倉」
背中に川原の体温を感じる。
名前を呼ぶ川原の声と、壁の向こうから聞こえる喘ぎ声。
「川原?何してんの、、?」
「いくな。ってダメ?」
、、何が!?何がダメ!?いや、全般ダメだろ。何で煽ってくんの?え、もしかして誘ってんの??
「ダメだろ。なに?影響された?まぁムラムラはするか、、」
頭の中がパニックだったけど、声は意外なほど冷静だった。
「影響、、かな?、、なぁ、和倉」
「なに?」
「あの友だちってゲイって事だろ、、もしかして、和倉とあの人って、、」
「アイツとはただの友だちな!!変な想像するなよ!?」
思わず川原の方を向いてしまった。意外と顔が近くて、もの凄く後悔した。
至近距離で向き合ってしまったことで川原が俯く。顔や耳が赤い気がした。
壁の向こうからは男同士の「もっと奥まで」とか「すげーしまってる」とか耳を塞ぎたくなる声が聞こえていた。
「和倉、、トイレ貸して、、それとも和倉使う?」
「あー、、川原、抜きたい?、、よな。」
「、、、うん、、人んちでごめん、、」
「いや、コレはさすがに、、俺もだいぶやばい。」
ごそごそと川原が体勢をかえて、トイレに駆け込むのかと思った。
なのに違った。
川原は手を延ばして、俺の中心を撫でたのだ。
「っっ!?!!?」
「ホントだ、、和倉、ガチガチ。」
「おっっまえ、俺の言った事ひとっつも理解してねーの!?触んなって!」
「理解してるって。」
「じゃあ何だよ!?頼むから俺の心中察しろよ!!」
何かいろいろ負けそうだった。
高校の時、快感に対する好奇心が俺と先輩の関係の始まりだった。
今の川原がそうだ。今頃おそい思春期を迎えたコイツは相手が男だろうと目の前の快楽しか見ていないのだ。
でも、、こっちはとっくに思春期を過ぎた大人だ。ここで川原と何かしでかすことのリスクは身に染みているのだ。
なのに、、固く勃った中心を扱かれたら、そんなリスクどうでも良くなってしまう、、。
「和倉、、俺も限界。一緒に抜こう?」
「っ!?おっまえ、、くっそっ、、あーもう!わかったよ!」
俺の言葉に川原は手を下着の中に進めてきた。直に触られる。
同じように俺も川原に手を延ばして、ズボンの中に手を入れた。
細っそりとした外見に似合わず、川原はしっかり男を主張していた。
俺が握ればビクッとして一瞬腰をひく。
「川原って童貞なの?」
「っ!な、に、、そうだけど、」
男に扱かれる刺激に川原は息を詰めた。
「気持ち良い?男に触られて」
「う、ん。でも何か、、もどかしい」
「あ、俺この体勢だと左手だからね。座って向かい合おう」
暗い部屋の狭いベッドの上で、俺と川原は互いの伸ばした足の間に陣取り、反り勃つモノを突き合わせた。
昔は俺よりずっと細かった腰に、同じようなモノが勃つ姿に頭がクラクラする。
向かい合って座った事で、自慰をする感覚にだいぶ近くなって慣れたふうに扱き合う。
「和倉も気持ち良い?」
「川原を、、押し倒さないように、必死」
「そっか、、ごめ、、」
「謝んな。隣のせい。不可抗力。」
、、って事にしないと、川原のいろんな行動に意味を探したくなる。
「っふ、ぁ」
「腰動いてるよ」
「和倉、、うますぎ、、先やばい」
「ここ?」
「っっんっ」
先の方を握り込んで親指の腹で先端を撫でれば川原は眉を寄せて切なげにうめいた。
妙な関係だった高校の同級生とこんな事をしていることに興奮を覚えたし、川原が俺の妄想じゃなくて現実で感じている姿に頭がどうかなりそうだ。はっきり言って、よく聞こえてくる隣の部屋の声なんてどうでも良い。
川原の姿を見ながら彼の手に扱かれて息が上がってくる。
「っ、、川原、、もっと強く、、」
「和倉、、俺もう、」
「イきそ?」
小さくこくこくと川原が頷いて、自分の快感を逃すように俺のものを強く握る。
「っぅあ、、気持ちい、、俺もイけそ」
「和倉、、出そ、う、」
、、俺の名前を呼ぶな。そんな顔で俺の目を見るな。俺が誤解したら困るだろ、、
「良いよ。イけよ。」
「んっ、あっ、和倉!出るっ、、」
「俺もっ!っく、、」
川原のモノが一瞬張り詰めて、白濁の液を吐き出した。そのエロティックな現実につられるようにして俺も吐き出した。
「川原シャワー入りな」
ものすごい気まずい空気の中、それぞれ後処理をして、俺は川原をシャワーへ送り出した。
暫くしてシャワーの音が聞こえてきて、俺はベッドに身を投げ出す。
、、今頃川原は“やっちまったー”って焦ってんだろうな。、、それでも男の手で扱かれるのも悪く無いって思ってっかな、、
あいつの細い腰から生えるチンコも、感じる顔も、すげぇエロかったな、、
そんな事を考えていると、下半身が疼くようなもの足りない感覚に襲われて、とんでも無く自己嫌悪に陥る。
、、そんな事を川原に望むな、、
俺は大きなため息をついて、懸命に自分の本性から目を逸らしていた。
何かの罰ゲームなのか?
告白じみた発言をしてキスをしてきた挙句、肩にもたれて眠り始めた川原は、今俺の部屋の俺のベッドに寝ている、、。
幸せそうに眠る顔、、俺にキスをしてきた唇、、細い首筋や手足、、
俺はちゃんと理由を付けて家には招待できない事を話した筈なのに、これは俺が手を出しても川原が悪いんじゃないか??
思わずゴクリと喉がなって、そんな自分に我に帰った俺は鋼の精神力で川原に勢いよく布団をかけた。
まだ夜の9時半。
とりあえずベッドに川原を放り込んで、心を無にして隣のリビングのソファに座ってみた。テレビをつけて、修行僧のように難しい顔をして画面を見つめる。無防備に横たわる姿から視線を引き剥がすのにどれだけ苦労したか。
本当にここに泊まるつもりなんだろうか、、身の危険は感じないのか?
ー、、いやいや、川原はワインに酔ってまともな判断は出来ていないはず。
たぶん朝になって酔いがさめれば、自分の発言もキスの事も覚えちゃないだろう。
だから、、
絶対に手を出しちゃダメだ。
手を出したら友だちとして終わる。
それから暫くして、ふと俺は覚醒した。
テレビも部屋の電気も付いていない。
「、、あれ、?、、川原、起きたんだ?」
いつの間にか眠っていたソファの横に川原が立っていた。今テレビを消してくれたようだ。
「ごめん、和倉。俺酔って寝ちゃったんだな。一瞬和倉んちだってわかんなかった。」
「あー、、うん。酔いさめた?っつーか何時?」
「夜中の3時半。酔いはさめたけど頭痛くて起きた。なんか悪い、、」
「良いよ。そのままベッドで寝な。」
「和倉は?嫌じゃなかったらベッド一緒に使おう?」
「、、、嫌っつーかさ、、、」
頭を押さえながらベッドに戻って行く川原の後ろ姿を見ながら言い淀んだ。とりあえず棚から頭痛薬を取り出して、キッチンで水を汲むとベッドへ持って行った。
「ほら頭痛薬。飲みな。」
「サンキュー。和倉って、弟か妹いんの?」
「今高校生の妹いるけど?」
薬を口を放り込みながら川原がクスッと笑って「なるほどね」と納得している。
「和倉もベッド入って。」
俺に背を向けて横になる川原を見て少し迷った。俺も酔っていて眠たかったし、ソファで変な体勢で寝たせいか体も痛かった。
普通に成人してる男同士が同じベッドで寝るなんて有り得ないことだろ、、、
川原のバグった認識に呆れつつ、なかばヤケクソで俺はベッドに入り川原に背を向けた。
目を瞑って無心になるように努力する。
「あ、俺誰かと一緒に寝るの初めてだ、、」
「は?」
「何かちょっと緊張するわ」
「、、、緊張するわって、、もう少し危機感持て。俺に鋼の理性があることに感謝しろ」
「、、、ごめん、、」
「冗談。おやすみ。」
そのまま部屋は静かになった。
川原を責めるような言い方をしたことは少しだけ反省したけど、でもやっぱり川原はもう少し理解すべきだ。ーと、思う。
目を閉じてじっとしていると、意外といろいろな音が聞こえてくるもので、その最たるものが隣の部屋の音だ。
バタンと玄関ドアの音。
ボソボソと何か話して笑う声。
バーで働く歩が帰ってきたようだ。一緒にいるのは恋人のアキさんか?いや、もしかすると客かも知れない、、どちらにせよ何だか嫌な予感がしてきた、、
しばらくすると嫌な予感は的中した。
「ん、まだダメだって、、」
「良いだろ。我慢出来ない。」
「や、ちょっと、、ぁんっ」
、、やばい。気まずい。
歩のやつ。殴り込んでやろうか、、
男女のやってる声でも充分気まずいのに、よりによって男同士の声とか。
心の中で歩を呪っても、声は止むどころか当然ながらエスカレートしていって、俺はひたすら川原が眠ってることを祈った。
なのに物事は俺を無視してどんどん悪い方へ進んでいくのだ。
「和倉、起きてる?隣って、、」
「ごめん夕方屋上で会ったやつ。あいつバーテンでこれくらいに帰ってくるんだ」
「、、なんか、、恥ずかしくなってきた」
そう言って川原は寝返りをうつと壁に背を向けた。俺の方を向いた事になる。
身動き出来なかった。
歩のせいで、ただでさえ緊張感のあった時間が拷問のような空間に変わった。
「テレビとかラジオとかつけるか。」
そう言ってベッドから出ようとした時に、不意にティーシャツの背中を引っ張られた。
「和倉、、」
「な、なに、、引っ張んな、、テレビ、、」
「待って和倉」
背中に川原の体温を感じる。
名前を呼ぶ川原の声と、壁の向こうから聞こえる喘ぎ声。
「川原?何してんの、、?」
「いくな。ってダメ?」
、、何が!?何がダメ!?いや、全般ダメだろ。何で煽ってくんの?え、もしかして誘ってんの??
「ダメだろ。なに?影響された?まぁムラムラはするか、、」
頭の中がパニックだったけど、声は意外なほど冷静だった。
「影響、、かな?、、なぁ、和倉」
「なに?」
「あの友だちってゲイって事だろ、、もしかして、和倉とあの人って、、」
「アイツとはただの友だちな!!変な想像するなよ!?」
思わず川原の方を向いてしまった。意外と顔が近くて、もの凄く後悔した。
至近距離で向き合ってしまったことで川原が俯く。顔や耳が赤い気がした。
壁の向こうからは男同士の「もっと奥まで」とか「すげーしまってる」とか耳を塞ぎたくなる声が聞こえていた。
「和倉、、トイレ貸して、、それとも和倉使う?」
「あー、、川原、抜きたい?、、よな。」
「、、、うん、、人んちでごめん、、」
「いや、コレはさすがに、、俺もだいぶやばい。」
ごそごそと川原が体勢をかえて、トイレに駆け込むのかと思った。
なのに違った。
川原は手を延ばして、俺の中心を撫でたのだ。
「っっ!?!!?」
「ホントだ、、和倉、ガチガチ。」
「おっっまえ、俺の言った事ひとっつも理解してねーの!?触んなって!」
「理解してるって。」
「じゃあ何だよ!?頼むから俺の心中察しろよ!!」
何かいろいろ負けそうだった。
高校の時、快感に対する好奇心が俺と先輩の関係の始まりだった。
今の川原がそうだ。今頃おそい思春期を迎えたコイツは相手が男だろうと目の前の快楽しか見ていないのだ。
でも、、こっちはとっくに思春期を過ぎた大人だ。ここで川原と何かしでかすことのリスクは身に染みているのだ。
なのに、、固く勃った中心を扱かれたら、そんなリスクどうでも良くなってしまう、、。
「和倉、、俺も限界。一緒に抜こう?」
「っ!?おっまえ、、くっそっ、、あーもう!わかったよ!」
俺の言葉に川原は手を下着の中に進めてきた。直に触られる。
同じように俺も川原に手を延ばして、ズボンの中に手を入れた。
細っそりとした外見に似合わず、川原はしっかり男を主張していた。
俺が握ればビクッとして一瞬腰をひく。
「川原って童貞なの?」
「っ!な、に、、そうだけど、」
男に扱かれる刺激に川原は息を詰めた。
「気持ち良い?男に触られて」
「う、ん。でも何か、、もどかしい」
「あ、俺この体勢だと左手だからね。座って向かい合おう」
暗い部屋の狭いベッドの上で、俺と川原は互いの伸ばした足の間に陣取り、反り勃つモノを突き合わせた。
昔は俺よりずっと細かった腰に、同じようなモノが勃つ姿に頭がクラクラする。
向かい合って座った事で、自慰をする感覚にだいぶ近くなって慣れたふうに扱き合う。
「和倉も気持ち良い?」
「川原を、、押し倒さないように、必死」
「そっか、、ごめ、、」
「謝んな。隣のせい。不可抗力。」
、、って事にしないと、川原のいろんな行動に意味を探したくなる。
「っふ、ぁ」
「腰動いてるよ」
「和倉、、うますぎ、、先やばい」
「ここ?」
「っっんっ」
先の方を握り込んで親指の腹で先端を撫でれば川原は眉を寄せて切なげにうめいた。
妙な関係だった高校の同級生とこんな事をしていることに興奮を覚えたし、川原が俺の妄想じゃなくて現実で感じている姿に頭がどうかなりそうだ。はっきり言って、よく聞こえてくる隣の部屋の声なんてどうでも良い。
川原の姿を見ながら彼の手に扱かれて息が上がってくる。
「っ、、川原、、もっと強く、、」
「和倉、、俺もう、」
「イきそ?」
小さくこくこくと川原が頷いて、自分の快感を逃すように俺のものを強く握る。
「っぅあ、、気持ちい、、俺もイけそ」
「和倉、、出そ、う、」
、、俺の名前を呼ぶな。そんな顔で俺の目を見るな。俺が誤解したら困るだろ、、
「良いよ。イけよ。」
「んっ、あっ、和倉!出るっ、、」
「俺もっ!っく、、」
川原のモノが一瞬張り詰めて、白濁の液を吐き出した。そのエロティックな現実につられるようにして俺も吐き出した。
「川原シャワー入りな」
ものすごい気まずい空気の中、それぞれ後処理をして、俺は川原をシャワーへ送り出した。
暫くしてシャワーの音が聞こえてきて、俺はベッドに身を投げ出す。
、、今頃川原は“やっちまったー”って焦ってんだろうな。、、それでも男の手で扱かれるのも悪く無いって思ってっかな、、
あいつの細い腰から生えるチンコも、感じる顔も、すげぇエロかったな、、
そんな事を考えていると、下半身が疼くようなもの足りない感覚に襲われて、とんでも無く自己嫌悪に陥る。
、、そんな事を川原に望むな、、
俺は大きなため息をついて、懸命に自分の本性から目を逸らしていた。
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