30 / 67
第三章 3
しおりを挟む
「何で俺って、いっつもこんな目に遭うんだぁぁぁ……!」
街の外の広大な大地で、レッドは縛られていた。何故か、視界が目まぐるしく通り過ぎていく。
「五月蝿いわね。一緒に来るの!」
ユズハだ。新しく支給された単車に乗っている。
その後ろには、木造の荷車が取り付けられており、テレーゼとエルザが乗っていた。
しかしレッドは――、
「だからって、引き摺らなくて良いだろ!」
荷台にスペースがないという理由で、荷車の後ろからユズハの糸に繋がれていたのだ。
おかげで、レッドの体が乾いた砂塵に包まれながら、涙目になるハメに……。
そんな彼に対し、ユズハは唇を尖らせた。
「だってぇ。こうしないと逃げるでしょ」
「当たり前だ! 何で俺が“引き回しの刑”を受けな――ゴホッ。ゴホッ!」
「あんまり喋ると、口に砂が入るわよ」
ユズハの言葉に、エルザが同意する。
「そうよ。アナタは、地べたを引き摺られている方がお似合いよ」
「何を!? 目薬で騙したクセに!」
「アナタが勝手に勘違いしたんでしょ。私、目が乾きやすいの」
「その前に、乾き切った心を何とかしろよ!」
レッドのツッコみ虚しく、エルザは「乾いたわね。――喉が。お腹も空いた」と、何処吹く風。
一応レッドが、再度ツッコもうとした瞬間、頭部に強い鈍痛を覚え、言葉を呑み込んでしまった。
実は、ユズハがブレーキを掛け、バイクと荷車が急停止――そこへ勢い余ったレッドの頭がぶつかってしまったのだ。
「!」
思わず舌を噛んでしまったレッドを尻目に、ユズハは営業スマイルで振り返った。
「では、少し早いですが食事にしましょうか」
彼女の言葉に、エルザの顔は一瞬綻んだが、荷車を見回し怪訝な面持ちへと変化させた。
「食糧なんて、何もないじゃない」
「これから調達するんですよぉ」
「調達……?」
エルザは眉を顰めた。調達とは、つまり食糧をその場で探すこと。――といっても、視界に入るのは、砂と青空と白い雲のみ。果たして、こんなところに食べ物なんてあるのだろうか。
しかしユズハは、何故か自信たっぷりだ。
バイクを降りたかと思うと、指先から何本かの糸を垂らし始めた。――まるで“何か”が来るのを待っているようだ。
最初は風のいたずらかと思ったが、空気の流れがおかしかった。
足元に穴がないのに、風が下から上へ吹き上がってきたからだ。
「グオォォォ……ン!」
ついでに言えば、“吠え”て“震える”地面もない。
得体の知れない咆哮を耳にするなり、ユズハは白い歯を覗かせた。
すると、指先から伸びた糸が撚り合わさり、太いロープへと変貌させた。――刹那、その先に何かが食いついた。
「掛かった!」
彼女の声は、地面から飛び出してきた巨大な影によって打ち消されてしまった。
それは、まるで空と地を繋ぐ梯子のような、大きさと形をしていた。
赤銅色の長い胴体に、その両側からは不規則に蠢く無数の足。
そして頭部からは、何物をもの食いちぎらんばかりの鋭い顎肢が生えていた。
巨大なムカデだ。
豪快に全身を震わせながら、地上へと躍り出たのだ。
砂や土塊を巻き上げ、時間差でそれらが激しい雨となって降り注ぐ。
「……」
砂の幕で覆われ、視界がほぼ効かないなか、ユズハがムカデの咆哮を頼りに糸を網に変化させて投入する。
彼女の風の流れの読みは見事のようで、ムカデの頭部にしっかり引っ掛かった。
「グオォォ……ン!」
本能で危険を察知したのか、ムカデは慌てて潜ろうとする。
同時に、顎肢が網を断ち切ろうと開閉を繰り返す。
最初はユズハも「簡単には切れないわよ」と余裕だったが、ムカデの顎がたった二回開閉しただけであっさり切れたのには、さすがに閉口するしかなかった。
その間、ムカデの頭部が既に潜っていた。――その背に刀が勢い良く突き刺さる。
テレーゼだ。
刺傷から噴き出る緑の血を浴びても、その顔に感情が宿ることはなかった。
「グッ、オーー!」
鋭い痛みを覚えたムカデが、巨体をのた打ち回らせる。その勢いを使って、テレーゼを振り解こうとするも、刀を握った手はなかなか離れなかった。
痺れを切らしたムカデは、テレーゼに構わず周囲のものを呑み込みながら、潜ってしまった。バイクも荷車も一緒だ。
それどころか、「何で俺だけぇ!」レッドも巻き込まれていた。
地震のような地響きと轟音が、嘘のように鳴りを潜めてしまった。
突然、耳が痛くなるほどの静寂が出現した。
『…………』
しばらく、地響きが体から抜けなかった二人。
何の変哲のない砂を、呆然と砂まみれの顔で見つめていた。
最初に口を開いたのは、ユズハだった。
「……あれ? もしかして失敗?」
彼女は、悪びれるどころか、清々しいほどの笑顔をエルザに向けた。
「失敗って、まさか……」一方エルザは血相を変えた。
「つまり。私達の方が餌になっちゃうってことかなぁ。ハハハ……」
「嘘ぉー!」と頭を抱えるエルザ。
悲鳴に近い彼女の声が、微風に撫でられる大地の表皮を滑っていく。
同時に、その表面が僅かに震えた。
いや、少し様子が違うようだ。
微動だと思っていた大地の揺れは、明らかに足から頭へと体全体へと伝わるほど大きくなっていた。
もちろん、原因は一つしかない――。
地面が生物のように、うねり、次々に捲り上がっていく。
その波形がエルザの足元に到達すると、地表が音を立てながら大きく裂け出した。
亀裂がジグザグに走り抜ける。
「――!」
急に足元がなくなったエルザが、悲鳴と共に落下していく。――その下には、ムカデが今や遅しと口を開けて待っていた。
「グオォォォ……ン!」
化物が咆哮を、直下してくるエルザの体に浴びせる。
一方エルザは、体全体が恐怖で粟立つ中、彼女の視界には、ムカデのグロテスクな顔が急接近。
もう、食べられてしまうと確信した瞬間――意識が途切れてしまった。
力を失った小さな体は、それでも落下を続けていた。
他方、何故かムカデの咆哮が急に止んでしまった。
といっても、口は開いたままだ。
間もなく、気を失ったエルザが――たった今、吸い込まれてしまった。
そんな衝撃的な光景を覗くハメになったというのに、ユズハは別の心配をしていた。
「お宝どうするの!」
ユズハの言霊が穴に反響する。
しかし、その反響すらムカデの大きな口が呑み込んだ――かに見えた。
その口から、突然多量の緑の血が噴き出るまでは……。
覗き込んだ顔に血を浴びてしまったユズハが、慌てて拭った。その視界に飛び込んできたのは、エルザを小脇に抱えた血塗れのテレーゼだった。
「……」
テレーゼが勢い良く跳び上がり、何事もなかったかのように、地面に降り立った。
直後、彼女の背後で大ムカデが縦に真っ二つに割れ、再び轟音を響かせながら穴へ沈んでしまった。
まるで豪華客船の沈没だ。
穴から天に向かって土が舞い上がる。
火山の噴火のようだった。
粉塵が突風となって襲い掛かる寸前、ユズハが大きな瓦礫に糸を絡ませ――その陰に隠れた。
暴風が、ユズハの頭上を通り過ぎていく。
粉塵が入るのを防ぐために、瞼や鼻、口を掌で押さえて、全てが収まるのをただひたすら待った。
息がどこまで続くか心配だったが、それどころではなかった。今は、吹き飛ばされるかもしれない、という心配にも意識を向けなければならないからだ。
「…………」
どれほど続いただろうか。
数分も経っていないのかもしれない。だが、早くも脳が酸素を欲しがっていた。それでも我慢我慢。
まだ瞼を開けるのは、まだ早い……いや、静かになってきた。
そろそろ、収まったか?
「……」
恐る恐る、瓦礫の上から覗き込むユズハ。
その視界には、さっきの場所から一歩も動かず立つテレーゼと、その小脇に抱えられ気を失ったままのエルザが映っていた。
いや、もう一人いた。
「何て俺は不幸な男なんだ! ゴホッ。ゴホッ」
レッドだ。
いつの間にかテレーゼの足元に横たわりながら、何かを喚いている。
良く見ると、テレーゼの右手に糸が絡まっている。どうやら彼女が、その糸を使ってレッドを引き上げたらしい。
街の外の広大な大地で、レッドは縛られていた。何故か、視界が目まぐるしく通り過ぎていく。
「五月蝿いわね。一緒に来るの!」
ユズハだ。新しく支給された単車に乗っている。
その後ろには、木造の荷車が取り付けられており、テレーゼとエルザが乗っていた。
しかしレッドは――、
「だからって、引き摺らなくて良いだろ!」
荷台にスペースがないという理由で、荷車の後ろからユズハの糸に繋がれていたのだ。
おかげで、レッドの体が乾いた砂塵に包まれながら、涙目になるハメに……。
そんな彼に対し、ユズハは唇を尖らせた。
「だってぇ。こうしないと逃げるでしょ」
「当たり前だ! 何で俺が“引き回しの刑”を受けな――ゴホッ。ゴホッ!」
「あんまり喋ると、口に砂が入るわよ」
ユズハの言葉に、エルザが同意する。
「そうよ。アナタは、地べたを引き摺られている方がお似合いよ」
「何を!? 目薬で騙したクセに!」
「アナタが勝手に勘違いしたんでしょ。私、目が乾きやすいの」
「その前に、乾き切った心を何とかしろよ!」
レッドのツッコみ虚しく、エルザは「乾いたわね。――喉が。お腹も空いた」と、何処吹く風。
一応レッドが、再度ツッコもうとした瞬間、頭部に強い鈍痛を覚え、言葉を呑み込んでしまった。
実は、ユズハがブレーキを掛け、バイクと荷車が急停止――そこへ勢い余ったレッドの頭がぶつかってしまったのだ。
「!」
思わず舌を噛んでしまったレッドを尻目に、ユズハは営業スマイルで振り返った。
「では、少し早いですが食事にしましょうか」
彼女の言葉に、エルザの顔は一瞬綻んだが、荷車を見回し怪訝な面持ちへと変化させた。
「食糧なんて、何もないじゃない」
「これから調達するんですよぉ」
「調達……?」
エルザは眉を顰めた。調達とは、つまり食糧をその場で探すこと。――といっても、視界に入るのは、砂と青空と白い雲のみ。果たして、こんなところに食べ物なんてあるのだろうか。
しかしユズハは、何故か自信たっぷりだ。
バイクを降りたかと思うと、指先から何本かの糸を垂らし始めた。――まるで“何か”が来るのを待っているようだ。
最初は風のいたずらかと思ったが、空気の流れがおかしかった。
足元に穴がないのに、風が下から上へ吹き上がってきたからだ。
「グオォォォ……ン!」
ついでに言えば、“吠え”て“震える”地面もない。
得体の知れない咆哮を耳にするなり、ユズハは白い歯を覗かせた。
すると、指先から伸びた糸が撚り合わさり、太いロープへと変貌させた。――刹那、その先に何かが食いついた。
「掛かった!」
彼女の声は、地面から飛び出してきた巨大な影によって打ち消されてしまった。
それは、まるで空と地を繋ぐ梯子のような、大きさと形をしていた。
赤銅色の長い胴体に、その両側からは不規則に蠢く無数の足。
そして頭部からは、何物をもの食いちぎらんばかりの鋭い顎肢が生えていた。
巨大なムカデだ。
豪快に全身を震わせながら、地上へと躍り出たのだ。
砂や土塊を巻き上げ、時間差でそれらが激しい雨となって降り注ぐ。
「……」
砂の幕で覆われ、視界がほぼ効かないなか、ユズハがムカデの咆哮を頼りに糸を網に変化させて投入する。
彼女の風の流れの読みは見事のようで、ムカデの頭部にしっかり引っ掛かった。
「グオォォ……ン!」
本能で危険を察知したのか、ムカデは慌てて潜ろうとする。
同時に、顎肢が網を断ち切ろうと開閉を繰り返す。
最初はユズハも「簡単には切れないわよ」と余裕だったが、ムカデの顎がたった二回開閉しただけであっさり切れたのには、さすがに閉口するしかなかった。
その間、ムカデの頭部が既に潜っていた。――その背に刀が勢い良く突き刺さる。
テレーゼだ。
刺傷から噴き出る緑の血を浴びても、その顔に感情が宿ることはなかった。
「グッ、オーー!」
鋭い痛みを覚えたムカデが、巨体をのた打ち回らせる。その勢いを使って、テレーゼを振り解こうとするも、刀を握った手はなかなか離れなかった。
痺れを切らしたムカデは、テレーゼに構わず周囲のものを呑み込みながら、潜ってしまった。バイクも荷車も一緒だ。
それどころか、「何で俺だけぇ!」レッドも巻き込まれていた。
地震のような地響きと轟音が、嘘のように鳴りを潜めてしまった。
突然、耳が痛くなるほどの静寂が出現した。
『…………』
しばらく、地響きが体から抜けなかった二人。
何の変哲のない砂を、呆然と砂まみれの顔で見つめていた。
最初に口を開いたのは、ユズハだった。
「……あれ? もしかして失敗?」
彼女は、悪びれるどころか、清々しいほどの笑顔をエルザに向けた。
「失敗って、まさか……」一方エルザは血相を変えた。
「つまり。私達の方が餌になっちゃうってことかなぁ。ハハハ……」
「嘘ぉー!」と頭を抱えるエルザ。
悲鳴に近い彼女の声が、微風に撫でられる大地の表皮を滑っていく。
同時に、その表面が僅かに震えた。
いや、少し様子が違うようだ。
微動だと思っていた大地の揺れは、明らかに足から頭へと体全体へと伝わるほど大きくなっていた。
もちろん、原因は一つしかない――。
地面が生物のように、うねり、次々に捲り上がっていく。
その波形がエルザの足元に到達すると、地表が音を立てながら大きく裂け出した。
亀裂がジグザグに走り抜ける。
「――!」
急に足元がなくなったエルザが、悲鳴と共に落下していく。――その下には、ムカデが今や遅しと口を開けて待っていた。
「グオォォォ……ン!」
化物が咆哮を、直下してくるエルザの体に浴びせる。
一方エルザは、体全体が恐怖で粟立つ中、彼女の視界には、ムカデのグロテスクな顔が急接近。
もう、食べられてしまうと確信した瞬間――意識が途切れてしまった。
力を失った小さな体は、それでも落下を続けていた。
他方、何故かムカデの咆哮が急に止んでしまった。
といっても、口は開いたままだ。
間もなく、気を失ったエルザが――たった今、吸い込まれてしまった。
そんな衝撃的な光景を覗くハメになったというのに、ユズハは別の心配をしていた。
「お宝どうするの!」
ユズハの言霊が穴に反響する。
しかし、その反響すらムカデの大きな口が呑み込んだ――かに見えた。
その口から、突然多量の緑の血が噴き出るまでは……。
覗き込んだ顔に血を浴びてしまったユズハが、慌てて拭った。その視界に飛び込んできたのは、エルザを小脇に抱えた血塗れのテレーゼだった。
「……」
テレーゼが勢い良く跳び上がり、何事もなかったかのように、地面に降り立った。
直後、彼女の背後で大ムカデが縦に真っ二つに割れ、再び轟音を響かせながら穴へ沈んでしまった。
まるで豪華客船の沈没だ。
穴から天に向かって土が舞い上がる。
火山の噴火のようだった。
粉塵が突風となって襲い掛かる寸前、ユズハが大きな瓦礫に糸を絡ませ――その陰に隠れた。
暴風が、ユズハの頭上を通り過ぎていく。
粉塵が入るのを防ぐために、瞼や鼻、口を掌で押さえて、全てが収まるのをただひたすら待った。
息がどこまで続くか心配だったが、それどころではなかった。今は、吹き飛ばされるかもしれない、という心配にも意識を向けなければならないからだ。
「…………」
どれほど続いただろうか。
数分も経っていないのかもしれない。だが、早くも脳が酸素を欲しがっていた。それでも我慢我慢。
まだ瞼を開けるのは、まだ早い……いや、静かになってきた。
そろそろ、収まったか?
「……」
恐る恐る、瓦礫の上から覗き込むユズハ。
その視界には、さっきの場所から一歩も動かず立つテレーゼと、その小脇に抱えられ気を失ったままのエルザが映っていた。
いや、もう一人いた。
「何て俺は不幸な男なんだ! ゴホッ。ゴホッ」
レッドだ。
いつの間にかテレーゼの足元に横たわりながら、何かを喚いている。
良く見ると、テレーゼの右手に糸が絡まっている。どうやら彼女が、その糸を使ってレッドを引き上げたらしい。
0
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説
オネエが聖女として召喚されても問題ありません!
カトリーヌ・ドゥ・ウェルウッド
ファンタジー
「こんな聖女もうやだあ!!」
「殿下、呼んだのはあんたでしょ我慢なさい!」
三十路のイケイケオネエの円山和也は
ある日魔法の光に包まれて異世界へ!!
でもそれは聖女としてだった!!
オネエ聖女が巻き起こすタイフーンで
異世界はどうなるのか?
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる