209 / 367
的外れ
しおりを挟む
僕のためにいつも早起きして弁当を作ってくれる君に、今日も的外れな気遣いをする。
「弁当はいいから今日はもう少し寝ときな」って。
「それは悲しい言葉なの」と君は言うし、僕のために料理することが君の楽しみなのも知っているけどやっぱり
「弁当はいいから今日はもう少し寝ときな」
させてください。君の楽しみを奪う的外れな気遣いを。
気を遣わないと気が済まないんですよ、すみません。
「弁当はいいから今日はもう少し寝ときな」って。
「それは悲しい言葉なの」と君は言うし、僕のために料理することが君の楽しみなのも知っているけどやっぱり
「弁当はいいから今日はもう少し寝ときな」
させてください。君の楽しみを奪う的外れな気遣いを。
気を遣わないと気が済まないんですよ、すみません。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
追っかけ
山吹
ホラー
小説を書いてみよう!という流れになって友達にどんなジャンルにしたらいいか聞いたらホラーがいいと言われたので生まれた作品です。ご愛読ありがとうございました。先生の次回作にご期待ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる