7 / 362
2つ
しおりを挟む
「口は自分だけ1人だと怒っていた。目も耳もみんな2つ、鼻は1つだけど穴は2つあるのに、なんで自分だけみんな1つしかないんだ」
僕は自分の顔を鏡に映して、こんな言葉を吐いていた。
すると隣に別の顔が映って言った。
「それは逆だわ」
「え?」
「口が1つだからみんな2つあるのよ」
「2つの目でちゃんと見て、2つの耳でしっかり聞いて、2つの鼻の穴でゆっくり深呼吸して」
「それで?」
「キスするのは私にだけ」
1つの口が塞がり合った。
僕は自分の顔を鏡に映して、こんな言葉を吐いていた。
すると隣に別の顔が映って言った。
「それは逆だわ」
「え?」
「口が1つだからみんな2つあるのよ」
「2つの目でちゃんと見て、2つの耳でしっかり聞いて、2つの鼻の穴でゆっくり深呼吸して」
「それで?」
「キスするのは私にだけ」
1つの口が塞がり合った。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる