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57編
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「アイアンシールド!」
「大文字焼き!ゴォォォォォォォォォ!」
「くっ!俺の鉄壁の盾で防ぎきれるか…⁉︎」
「時生さん!私達には何も出来ないの?」
「時生さんが身を呈して戦ってくれて
いるんだ。最悪の場合は美春のリバイブを
使って蘇生してくれ。それぐらいの覚悟で
望まないと勝機はない!」
「そうね。蘇生できる美春と時生さんさえ
死ななければ、最悪私達が死んでも
何とかなるわよね。
私も死を覚悟で行くわ!」
「そうか…。その方法があったよね。
私達3人が死んでも蘇生すれば、また
戦えるもんね。美春!頼んだよ!」
「皆…。分かった。私も覚悟を決めるよ!
3人が死んだらいち早く蘇生して回復して
みせるね!行こう!」
「ファイブアトリビュート五連撃からの
ジャンプ斬り!突き!」
「一刀両断!」
「ホーリーライト!」
「百花繚乱!」
「君達!何を戦場に出てきてるんだ!
俺が持ち堪えられるまで下がっていろ!」
「それは出来ません!
時生さんばかりに助けられてばかりでは、
私達の力でこの街を守れません。
いや、守らせてください!」
「胡桃ちゃん…。皆…。分かったよ。
最悪蘇生は美春ちゃんと俺でするから。
美春ちゃんだけは死なせるな。」
「分かっています!
俺は妹を守り抜きます!」
「お兄ちゃん…。」
「あらあら。カッコいい事言っちゃって。
雷太らしくないわね。」
「うるせーぞ!」
「そんな事より敵の攻撃が来るぞ!
全員回避だ!」
「ちょこちょこと目障りだな。
まとめて殺してくれるわ!
これで終わりだ!斬撃の雨!」
「ブシァァァァァァァァァ!」
「何だこの鋭い針のような雨は!
こんな攻撃、俺の時には無かったぞ!
避けるんだ!」
「キャァァァァ!全身が痛い!まずいわ…。
このままじゃHPが尽きる…。バタッ!」
「麗華ちゃん!蘇生しなきゃ!
リバイブ…。キャァァァァ!
ダメージを受けて
それどころじゃ無いよ…。」
「美春!俺が庇ってる間に蘇生しろ!
仁王立ちからのアイアンボディ!」
「お兄ちゃん!ありがとう!リバイブ!」
「パァァァァァァァ!生き返ったのね…。
でも半分のHPしかないわ。」
「ウグッ!俺もそろそろ限界だ…。
後は頼んだぞ…。バタッ!」
「雷太くん!クソっ!俺も自分の身を
守るだけで精一杯だ…。美春ちゃん!
早く蘇生を!」
「お兄ちゃん…。私を守ってくれたんだね。
本当にありがとう。リバイブ!
そして、私ももう力が残ってないみたい…。
バイバイ。」
「パァァァァァァァ!生き返ったか…。
美春!何でお前が死んでるんだ⁉︎
まさか自分の回復もせずに
俺を蘇生させたんじゃ…。
時生さん!早く美春に蘇生を!」
「分かってる!
もう少しで隙を突けそうなんだ!
すぐに行く!」
「あぁ…。やっぱり私も蘇生出来たけど、
半分のHPじゃ持たないみたい。
ごめんなさいね。
後は任せたわよ…。バタッ!」
「麗華ちゃん!麗華ちゃんまで死ぬとは
マズイな…。一旦、全員蘇生だ!」
「フハハハハハハハ!そうはさせるか!
要のお前が死ぬば全ては終わりだ!
渾身の一撃!」
「グァァァァァァァァ!
まさか俺を標的に絞ってくるとは…。
読みが甘かったな。2人共すまない。
俺ももう終わりだ…。バタッ!」
「時生さん!雷太、どうしよう⁉︎
蘇生出来る2人が死んじゃった…。
私達だけで戦うしかないの?」
「胡桃!お前には俺が居る!
命を張ってでも守ってみせるからな!」
「雷太…。逆境になっても
挫けちゃいけないよね。私も戦うよ!」
こうして、美春も麗華も時生さんも失った
私達は2人だけで戦う事になったのである。
「大文字焼き!ゴォォォォォォォォォ!」
「くっ!俺の鉄壁の盾で防ぎきれるか…⁉︎」
「時生さん!私達には何も出来ないの?」
「時生さんが身を呈して戦ってくれて
いるんだ。最悪の場合は美春のリバイブを
使って蘇生してくれ。それぐらいの覚悟で
望まないと勝機はない!」
「そうね。蘇生できる美春と時生さんさえ
死ななければ、最悪私達が死んでも
何とかなるわよね。
私も死を覚悟で行くわ!」
「そうか…。その方法があったよね。
私達3人が死んでも蘇生すれば、また
戦えるもんね。美春!頼んだよ!」
「皆…。分かった。私も覚悟を決めるよ!
3人が死んだらいち早く蘇生して回復して
みせるね!行こう!」
「ファイブアトリビュート五連撃からの
ジャンプ斬り!突き!」
「一刀両断!」
「ホーリーライト!」
「百花繚乱!」
「君達!何を戦場に出てきてるんだ!
俺が持ち堪えられるまで下がっていろ!」
「それは出来ません!
時生さんばかりに助けられてばかりでは、
私達の力でこの街を守れません。
いや、守らせてください!」
「胡桃ちゃん…。皆…。分かったよ。
最悪蘇生は美春ちゃんと俺でするから。
美春ちゃんだけは死なせるな。」
「分かっています!
俺は妹を守り抜きます!」
「お兄ちゃん…。」
「あらあら。カッコいい事言っちゃって。
雷太らしくないわね。」
「うるせーぞ!」
「そんな事より敵の攻撃が来るぞ!
全員回避だ!」
「ちょこちょこと目障りだな。
まとめて殺してくれるわ!
これで終わりだ!斬撃の雨!」
「ブシァァァァァァァァァ!」
「何だこの鋭い針のような雨は!
こんな攻撃、俺の時には無かったぞ!
避けるんだ!」
「キャァァァァ!全身が痛い!まずいわ…。
このままじゃHPが尽きる…。バタッ!」
「麗華ちゃん!蘇生しなきゃ!
リバイブ…。キャァァァァ!
ダメージを受けて
それどころじゃ無いよ…。」
「美春!俺が庇ってる間に蘇生しろ!
仁王立ちからのアイアンボディ!」
「お兄ちゃん!ありがとう!リバイブ!」
「パァァァァァァァ!生き返ったのね…。
でも半分のHPしかないわ。」
「ウグッ!俺もそろそろ限界だ…。
後は頼んだぞ…。バタッ!」
「雷太くん!クソっ!俺も自分の身を
守るだけで精一杯だ…。美春ちゃん!
早く蘇生を!」
「お兄ちゃん…。私を守ってくれたんだね。
本当にありがとう。リバイブ!
そして、私ももう力が残ってないみたい…。
バイバイ。」
「パァァァァァァァ!生き返ったか…。
美春!何でお前が死んでるんだ⁉︎
まさか自分の回復もせずに
俺を蘇生させたんじゃ…。
時生さん!早く美春に蘇生を!」
「分かってる!
もう少しで隙を突けそうなんだ!
すぐに行く!」
「あぁ…。やっぱり私も蘇生出来たけど、
半分のHPじゃ持たないみたい。
ごめんなさいね。
後は任せたわよ…。バタッ!」
「麗華ちゃん!麗華ちゃんまで死ぬとは
マズイな…。一旦、全員蘇生だ!」
「フハハハハハハハ!そうはさせるか!
要のお前が死ぬば全ては終わりだ!
渾身の一撃!」
「グァァァァァァァァ!
まさか俺を標的に絞ってくるとは…。
読みが甘かったな。2人共すまない。
俺ももう終わりだ…。バタッ!」
「時生さん!雷太、どうしよう⁉︎
蘇生出来る2人が死んじゃった…。
私達だけで戦うしかないの?」
「胡桃!お前には俺が居る!
命を張ってでも守ってみせるからな!」
「雷太…。逆境になっても
挫けちゃいけないよね。私も戦うよ!」
こうして、美春も麗華も時生さんも失った
私達は2人だけで戦う事になったのである。
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