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39編
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俺はレベル40になった辺りから、
瀕死になっても精霊の加護により
無双モードに突入する事が
出来るようになった。
無双モードになると、
通常の2倍の能力値が向上し、
攻撃力や回復力が格段に
上がったのは有り難かった。
他にも使える魔法が増えたし、
状態異常に出来るようにもなっていた。
俺は無双モードを片手に
過去・現在・未来の中級ボスに挑み、
見事に勝利を収めた。
しかし、魔王幹部に挑むには
時期尚早だと感じていた
俺はひたすら異次元空間を行き来し、
レベル上げと能力値・
スキルアップに努めた。
気付いた時には中級ボス以上の
強さを持つモンスターも一撃で
倒せるようになっており、
使える技や魔法を組み合わせて連携技や
合体技も繰り出せるようになっていた。
しかし、それだけでは足りないと感じていた
俺は魔王幹部について徹底的に調べあげ、
弱点や攻撃パターンについて研究した。
その甲斐があって、魔王幹部達とも互角に
戦えるようになり
何度か瀕死になりかけたが、
過去・現在・未来の魔王幹部を倒すことに
成功したのであった。
最後の壁はラスボスだった。
こいつらを倒せば街は平和になると
喜んでいるのも束の間だった。
精霊にラスボスの強さは
圧倒的だと聞かされたからだ。
俺はレベル上げは勿論の事、能力値や
スキル振りの徹底的な見直し、技や
魔法の連携や合体技の組み合わせを
何パターンも試し、どの系統のモンスターに
どの戦略が有効かを研究に研究を重ねた。
俺には今の胡桃ちゃん達みたいに
過去・現在・未来のキーパソンが
分かれている事は無かったので、
全て俺がキーパソンで
攻撃の要となるしか無かったのだ。
ラスボスとの戦いは
想像を絶する物であった。
過去のラスボスは攻撃力が高く、
何度も瀕死になりかけて
回復が追いつかなくなる事もあったが、
魔法防御力の弱さを突いて
火魔法と風魔法の合体技である爆炎風で
倒すことが出来たのであった。
未来のラスボスは逆に
魔法攻撃を連発してきて
何度も吹っ飛ばされた。
火魔法は燃えるような暑さだったし、
風魔法はそのまま身体ごと
吹き飛ばされるかと
思うぐらい強い物だった。
このラスボスは物理防御力が弱かったので、
剣技の合体技である五連撃+回転技からの
上空にジャンプして首元を突いて倒した。
一番厄介だったのは現在のラスボスだった。
攻撃防御力も魔法防御力も高くて、
まるで歯が立たなかった。
その上、素早く攻撃と魔法攻撃を
連発してくるので避けるだけで必死だった。
そこで俺が咄嗟に考え付いたのは
状態異常だった。
幸い状態異常が効きやすく、
麻痺や呪いでラスボスを動けなくしたり、
眠りで攻撃を止めてからその僅かな隙に
剣技と魔法攻撃で地道にダメージを与えて
やっと倒すことが出来たのであった。
全てのモンスターを倒した俺は
込み上げてくる達成感に満たされていた。
同時に俺がこの街や大切な人を
救ったんだという嬉しさも込み上げてきた。
俺はこうして平和な街を
自分の手だけで取り戻したのである。
しかし、やっとの思いで取り戻した平和な
日常はそう簡単には続かなかったのである。
瀕死になっても精霊の加護により
無双モードに突入する事が
出来るようになった。
無双モードになると、
通常の2倍の能力値が向上し、
攻撃力や回復力が格段に
上がったのは有り難かった。
他にも使える魔法が増えたし、
状態異常に出来るようにもなっていた。
俺は無双モードを片手に
過去・現在・未来の中級ボスに挑み、
見事に勝利を収めた。
しかし、魔王幹部に挑むには
時期尚早だと感じていた
俺はひたすら異次元空間を行き来し、
レベル上げと能力値・
スキルアップに努めた。
気付いた時には中級ボス以上の
強さを持つモンスターも一撃で
倒せるようになっており、
使える技や魔法を組み合わせて連携技や
合体技も繰り出せるようになっていた。
しかし、それだけでは足りないと感じていた
俺は魔王幹部について徹底的に調べあげ、
弱点や攻撃パターンについて研究した。
その甲斐があって、魔王幹部達とも互角に
戦えるようになり
何度か瀕死になりかけたが、
過去・現在・未来の魔王幹部を倒すことに
成功したのであった。
最後の壁はラスボスだった。
こいつらを倒せば街は平和になると
喜んでいるのも束の間だった。
精霊にラスボスの強さは
圧倒的だと聞かされたからだ。
俺はレベル上げは勿論の事、能力値や
スキル振りの徹底的な見直し、技や
魔法の連携や合体技の組み合わせを
何パターンも試し、どの系統のモンスターに
どの戦略が有効かを研究に研究を重ねた。
俺には今の胡桃ちゃん達みたいに
過去・現在・未来のキーパソンが
分かれている事は無かったので、
全て俺がキーパソンで
攻撃の要となるしか無かったのだ。
ラスボスとの戦いは
想像を絶する物であった。
過去のラスボスは攻撃力が高く、
何度も瀕死になりかけて
回復が追いつかなくなる事もあったが、
魔法防御力の弱さを突いて
火魔法と風魔法の合体技である爆炎風で
倒すことが出来たのであった。
未来のラスボスは逆に
魔法攻撃を連発してきて
何度も吹っ飛ばされた。
火魔法は燃えるような暑さだったし、
風魔法はそのまま身体ごと
吹き飛ばされるかと
思うぐらい強い物だった。
このラスボスは物理防御力が弱かったので、
剣技の合体技である五連撃+回転技からの
上空にジャンプして首元を突いて倒した。
一番厄介だったのは現在のラスボスだった。
攻撃防御力も魔法防御力も高くて、
まるで歯が立たなかった。
その上、素早く攻撃と魔法攻撃を
連発してくるので避けるだけで必死だった。
そこで俺が咄嗟に考え付いたのは
状態異常だった。
幸い状態異常が効きやすく、
麻痺や呪いでラスボスを動けなくしたり、
眠りで攻撃を止めてからその僅かな隙に
剣技と魔法攻撃で地道にダメージを与えて
やっと倒すことが出来たのであった。
全てのモンスターを倒した俺は
込み上げてくる達成感に満たされていた。
同時に俺がこの街や大切な人を
救ったんだという嬉しさも込み上げてきた。
俺はこうして平和な街を
自分の手だけで取り戻したのである。
しかし、やっとの思いで取り戻した平和な
日常はそう簡単には続かなかったのである。
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